湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

リベンジ必須! ~示唆に富んだ上半期最後の日~

2007年06月30日 | 自転車生活


 本日開催されたmasaさん主催の神奈川グランフォンド

 朝は富士山を望める晴天だったものの、われわれが走る山間部は徐々に雲に覆われ、秦野峠林道の日影山鞍部あたりで最初の雨が。その後も降ったりやんだりを繰り返しながら(というか降ってたまにやむという感じ)千石原で遂に本降りに。朝の呆然とするような信じがたい蒸し暑さはとうに消え去り、体を震わせるような雨に打たれながら残念ながらここでDNFが決まったのでした。

 今回のオフ会のリベンジは秋に開催予定とのこと。そのときはぜひ青空の下、最後まで走りきりたいですね。

 ところで今日はDNF以外にも僕にとってはちょっと痛いというか臭いというかつらい日でありました。上半期最後の自転車なのだからすっきりといきたかったんですが、何かの示唆のように結構ひどい目に・・・。とりあえず今日はそのひどい方面のことを書いて、楽しかったこと、すばらしかったことは明日以降に書きたいと思います。

 痛かったことは浅間山林道の下りでの転倒ですね。そんなにスピードを出していたわけではないのですが、日影の湿った砂利にタイヤを滑らせて結構派手に転倒してしまいました。ケガは右の太腿と右腕の擦過傷と打ち身程度とたいしたことないのですが、見た目は少し痛々しいです。幸いなことに僕はいままで自転車で大きなケガをしたことはないのですが、そんな僕からすると今日のケガは自転車で負った今までで一番ひどいケガです。正直なところ今日はちょっと嫌な予感がしていないでもなかったのでこの程度のケガで良かった気もしたのですが、当然気持ちは少し凹みました。でもこの転倒のせいで、あとの行程を注意深く走れたわけだから、これはこれで勉強代と考えることにしたほうが良さそうです。このとき傷口の洗浄と消毒の手助けをしてくれたtetsuさんikedaくん、本当に助かりました。ありがとうございました。

 でもって、つらかったのはこの転倒でリアの変速機の調子が悪くなってローギアが使えなくなったこと。今日は結局コンパクトではないフロントダブルのLEMONDで参加したので痛手は小さくなかった。ただ今日はもっとも軽いギアが39×21という方も参加されていたので、その方に勇気をもらってそんなに意気消沈することなく僕も頑張ろう!という気になれました。僕の場合はそれでも23Tが使えましたから。だましだましといった感じではあったけれども、このギアで千石原まで走れたのは少し自信になったかも。

 それから臭かったのは、表丹沢林道と荻山林道の分岐地点のゲートを越えたときに獣の糞を踏んでしまったこと。後続の到着をそこで待っているあいだ、なんか臭いなぁと思ってはいたのですが、まさか自分のクリートが糞まみれになっているとは・・・。昔から僕はウンコを踏みやすい傾向があったのだけれども、その才能が久々にこんなところで発揮されるなんて。転倒のあとのウンコ。はっきり言ってがっくしでした。今日はそういう日なのかよ!って思ってしまいました。
 そのときその分岐にいたのはSSTさんのご同僚のtakkunさんとancoさん。お二方ともブログはやられていません。というわけで、ブロガーが到着する前に!ということでシューズを脱ぎ、必死になってティッシュや木の枝を使ってクリートからウンコをこそげ落とす作業に没頭しました。でも結局、間に合わずブロガーの餌食に。あぁ・・・。

 なんかこう書くとみじめですね。悲しくなってきました。ウンコは後輪でも踏んでたし。でもケガをしたといっても、それは放っておけば治る程度のものだし、それでそのあと僕は注意深く走れたわけだからきっとあれはあれで必要な転倒だったのでしょう。それから変速の不具合だってエンドが曲がったわけではなさそうだったし、それによって重めのギアで勾配のきつい坂をやりすごす走り方について考えることができたわけだし。ウンコは消耗以外のなにものでもありませんが、これだって転んで顔から直撃とかもっとひどいことだって起こりえたわけです。それを考えればクリートと後輪くらい何だ!って思えないこともありません。とにかく、何か事が起こり、それが決して大事ではないときは、もっとひどいことだって起こり得たのだと考えることが何よりですね。そしてそこから何らかの教訓を得ること。

 とまぁ今日はかなりどうでもいいひどいことがいくつかあったりしたのですが、一番残念だったのはやはり天候によるDNFですね。でも、これはまだまだチャンスがあります。それが秋になるのか、それともまた別の機会になるのかはわかりませんが、いずれにせよきっちり完走したいと思います。転倒もメカトラもウンコもなしで。晴れ渡った空の下、すっきりと。 

 なんだかすっきりしない方面のことばかり書いた今日のエントリー。でもこれはこんなことではへこたれないぜ!という僕の気持ちのあらわれでもあります。それに実際は苦しくともとっても楽しい1日であったわけだし。その苦しくとも楽しい1日についてはまた明日以降に書きますね。