9月まとめ

 自転車 625.70km
 ラン     31.71km

 王滝が終わり、今年のレースはすべて終了!といっても、出たレースは6月のあざみとこの王滝なのだけど。

 来年もこの2つのレースには出るつもり。あと5月の王滝ももしかしたら。それからランの大会にも3月と7月にそれぞれひとつずつ出ようと思っている。

 そればかりにならないように、でもやるときは集中して、実際の内容も気持ちのほうもめりはりつけて日々の練習に取り組んでいこう。

 それからこれからの季節はツーリングも楽しみたい!鮮やかな紅葉とか寒い季節ならではの澄んだ景色をたくさん見たい。
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ヒット!

 9.09km。1:04:20。7'05 min/km。

 久々のロード&山ラン。アキレス腱が少し痛いけれど、これはやはり先日ペースを速めて走ってしまった砂浜走のせいだろうな。

 山を走るのはやはり面白い。涼しくなったからか、きつくはあったけれども蒸し風呂のなかを走っているように思えた通勤ランのときより楽に尾根まであがれた。ただ、通勤ランのときに痛めた右膝にやはり違和感。きちんと走れるようになるにはまだ時間かかりそうだ。



 晴れてきて青く色が変わった海がきれいだ~



 帰り道、気になっていたお店でピザを食べたのだけれども、これが僕的にはかなりのヒット!近所なだけにすごく嬉しい!!

 ありがとう!
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『熱海峠で目の前に富士山をどん!』オフのお見送りポタ



 昨日今日と休みなのだけれども、日中はやらなくてはならないことが結構あったりしたので自転車は朝と夕方に。で、朝のほうは、masaさん主催の『熱海峠で目の前に富士山をどん!』オフのお見送りにランドナーで向かうことにした。

 サイクリングロードを走るのはすっごい久し振り。砂だまりはほとんどなく、かなり走りやすかった。たくさんのランの人たちとすれ違い、走り方やウェアや体型などいろいろだなと思ったりする。初心者なのでついついいろいろ気になるのだと思う。



 Cマークへは集合時間15分くらい前の7時45分くらいに到着。皆さん、お久し振りです!



 そして林檎さんから特製直江津集合バッヂと、お見送りだけなのに特製サンドウィッチを頂く。さっそく頬張るとすごくおいしい。ご馳走様でした~



 皆揃ったあとは、いつものブリーフィング。お見送りだけの予定だった林檎さんも、やはり皆と走るという。そしてはじめての箱根制覇を目指すという。それも、あの熱海梅ライン経由で。 



 では、皆さん行ってらっしゃ~い!

 このあとのことは皆さんのブログで。林檎さんはあの激坂で名高い熱海梅ライン経由での初箱根に成功したらしい。いやぁ、たいしたものです。おめでとうございます!

 お見送り後はakiraさんBABUさんとサイクリングロードを走り、帰り藤沢の図書館と七里ガ浜のフリーマーケットに出店している友だちのところに寄って帰宅。

 こんな感じの自転車って久々だったんですが、なんかとっても楽しかった。こいうのもいいもんだと思った!
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リアル裸足ランニング

 王滝も終わったことだし、控えていたランをようやく再開。しかし今回はロードや山ではなく砂浜走。

 足の故障はシューズの影響も大きかったのだと思う。最初に買ったシューズでは、今では普段履きでも踵やふくらはぎが痛くなってしまう。それにほとんど良くなりはしたけれども、いまだ少し違和感の残る膝やアキレス腱のことを考えるとロードや山を走ることに怖さを感じる。だったらちょうど興味を持ちはじめた裸足ランニングを試してみようと思った。砂浜であれば裸足感覚のシューズではなく、実際裸足で走れるので当面の出費はゼロだし。いろいろ遊べる環境にホント感謝!


 9月20日
 由比ガ浜3往復 3.55km。24:15。06'50 /km。平均心拍156。
 王滝が終わり、なんとなくひと段落。ずっと走りたいと思っていた裸足ランを海岸で試してみた。
 裸足、なかなか気持ち良い。骨盤を前傾させてゆるく走る。でも心拍数をみたら160くらい。なんで~?そんなきつく感じなかったけれど。
 2往復目あたりから右のふくらはぎあたりに張り。でもたいしたことはない。2往復でやめるかと思いながら、これだけじゃ物足りないよなぁと結局3往復。でも距離も時間も長くないんだけど。
 これからしばらくランはこんな感じでいって、強度の高い練習は自転車でやろう。ひと月後とかしっかり体が適応してくれていたら嬉しいけど。
 夜でも案外走れるもんだと思った。


 9月21日
 由比ガ浜3往復 3.59km。22:20。06'14 /km。平均心拍146。
 坂練2本終了後、ランドナーに乗り換えて滑川交差点まで行き、そこからサンダル脱いで2回目の裸足でのビーチラン。
 2往復目からやはり右足のふくらはぎ?ヒラメ筋?に違和感を覚えるが、昨日と同様に3往復目に突入。3往復目は少し違和感軽減されたかも。
 今日は昨日よりペース少し速くなった。距離短いとはいえ、砂浜をこれくらいのペースってなかなかなのでは?などと思ったりした。  


 9月22日
 由比ガ浜3往復。3.57km。21:15。05'57 /km。平均心拍151。
 坂練3本終了後、今日もランドナーに乗り換えて。
 土曜日ということもあり昨日一昨日より人が多い。でも走れないほどではない。
 だいぶ良くなったとはいえ、まったく違和感がないわけではないけれども、裸足というのはナチュラルなことをしているという意味で変な不安を感じなくて良い。まして下は砂浜。決して走りやすくはないけれども、体には優しいはずだ。
 無理せずいこう。
 目指せ、昔の人間!



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坂練5本分

 21、22日と休み。

 21日は午前中雨、そして午後は歯医者の予約があったりしたので、歯医者が終わってから2本。8:40/165、8:26/176。涼しくなったおかげでだいぶ走りやすくなった気がする!

 帰りは棚田に寄り、逗子のOKストアで買い物を済ませて帰宅。

 また、はじまるのだ。







 22日は朝、熱海梅ライン経由で箱根を目指すmasaさんご一行をお見送り。日中は家の用事をあれこれ。そしてかなり疲れて1時間ほど昼寝してやはり夕方、今日は3本。9:01/158、8:25/170、8:31/176。

 これからは坂練ももちろんだけれども、もう少し違った練習方法も検討していきたい。王滝で会った広島の人みたいなペダリングスキルなど取り組むべき課題はたくさんあるはず!

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2年振り3回目の秋の王滝100km走って来ました!

 報告遅くなりましたが、タイトル通り2年振りに秋の王滝100kmを走って来ました!レースのあった日付にしれっとエントリーしてますが、報告が遅くなった一番の理由は今更ながらに思い知らされたのですが、レースレポって僕にとってかなり苦手な分野だからのような気がします。走っているときは、集中しつつ、そして苦しみつつもいろいろ思うわけですよ。「今のこのことを書こう!」とか。でも走り終えたときにはほとんど忘れてしまっていたり、あいまいになってしまっているのです。1時間程度のヒルクライムレースですらそうなのだから、王滝のような長いレースの場合なんてホント困ります。でも、自分のためにも少し頑張って思い出していくことにしましょう。長く、苦し楽しかった王滝のことを。

 過去2回は出だしが遅くてかなり後方からの出走となったのですが、今年は目覚ましより早くしっかり目覚めて準備したおかげで、プロ選手の後ろ姿が見えるようなかなりの好位置からの出走できました。これだけで過去2回の大会より2~3分のタイムの短縮になったと思います。今年の100kmは過去最高?の1000名を越えるエントリーがあったそうなので、今までのようにのんびりとしていたらかなり後ろからの出走になったのではないかと思います。前日の受付なんかも、今まではなかったような長い行列だったし。

 ダートの入口までの約5kmはパレードランということになっています。でも、そこまでのペースが僕レベルにはとても速い。密集した集団のなかを前へ前へと位置取りしてくる選手も当然いるので、きつさを感じながら接触しないようにちょっと注意と緊張が必要でした。パレードランの序盤は一応先導の車、そして有力な選手たちについていくようにしたのですが、すでに心拍数は190とか。そんなにきつさは感じてはいないものの、これは多分レースの昂揚感ゆえでしょう。こんなペースではこの先もつわけないので、後半は足をゆるめてペースを落としました。ただそのあと先導車のスピードも遅くなったので結局ダートの入口までパックで行くことはできたのですが、すでにきつきつです。



 きつきつのパレードランが終わると、プロ選手を含む有力選手が一気に飛び出します。いやぁ速い速い。僕は逆に足をゆるめて自分のペースをさがします。何人かの人を抜き、それ以上の人に抜かれます。そうこうしているうちに足の合うメンバー6~7人のパックができました。ただ勾配がきつくなると明らかに僕はそのなかでは遅れます。そして緩斜面でとくにペースをあげるわけではないのだけれどもなぜか追いつく。自転車のせいにしてはいけないのだけれども、やはり昔ながらのクロモリMTBだと重量的に不利だからなのだろうかと思ったりしました。

 そんなふうにスタートから標高差640mあまりの最初のピークへのがれた道を上って行ったのですが、そうしたなかで後ろから追いついてきた人が「VOGUEのMTBって珍しいですねぇ」と話しかけてきてくれました。話してみると、広島の方でロードはVOGUEに乗っているとのこと。で、その方の乗っていたMTBがこれが年代物(おそらく1996年前後?)のパナソニックのクロモリ?アルミ?のとにかく古いMTB。普段はロードが圧倒的にメインなんだろうなと思ったのですが、この人が速い上に、とにかくペダリングがめちゃくちゃきれいでびっくり。3本ローラーでペダルを回すかのように、がれた上りをスムーズに上っていく。空気圧が高すぎたこともあるのだけれども、僕なんかタイヤのハネが影響しまくっているのに。もっともっとペダリングスキルを磨く余地があると実感させられた瞬間でした。そして自転車の違いも当然あるだろうけれども、自転車だけじゃないという当然のことを思い知らされた瞬間でした。

 この広島からの方は途中パンクしていたりもしたのですが、「追いついた~」と爽やかにまた僕を抜き去っていき、結局5時間45分くらいのタイムでゴールしてました。すごいなぁと思うと同時にちょっと励みになりました。

 急斜面で遅れ、緩斜面で追いつくというのを繰り返してようやく最初のピークに到着。そこからはいよいよ下りなのですが、どうやらこのパックのなかでは下りは僕に一番アドバンテージがあるようです。楽しみながら、そして少し先を走っていた人を何人か吸収しながら良い感じで下ることができました。上りは弱いのに下りで前に出れるってなんだかとってもお得感ありますよね。最初に出場したときは下りが駄目駄目だったのでちょっと自分の成長を感じました。ま、ホントはもっと上りも強くならなきゃいけないわけですが。

 さて、小さな上り返しを終えてまた下ると今度はまた長い上り。ここらからそろそろ暗雲が・・・

 まずペダリングにだんだん力が入らなくなりはじめました。ついでに腰も痛くなりはじめました。それでも今いるパックから遅れたくなくて黙々とペダルを漕ぎます。そして2つ目の大きなピークはなんとかそのパックで越えたわけですが、そこからの下りで今度は前の人たちにまったく着いていけません。最初の下りでは自分のほうが下りが得意だと思ったのに。いったい、あれはなんだったのだ?

 タイヤの空気圧が高すぎるのと、サドルの位置が低いかもしれないということをここまで感じていたのですが、多分その影響が出はじめていたのだと思います。空気圧は高いのは元々わかっていたのだけれども、パンクが怖くて・・・、といよりもなんとかなるだろうという気楽な気持ちで走りはじめてしまっていました。最初の年、それでやはり失敗しているにもかかわらず。ポジションもロードの場合はかなり丁寧に決めるのに、MTBは直江津を走ったそのときのまま。さらにここまでで若干サドルが下がってきている感じです。でも今いるパックから遅れたくなくて、そのまま走り続けてしまった。そのせいで早々と体にダメージが出てきているのだと思いました。

 35km過ぎのCP1まではなんとか頑張ったものの、そこからは腰の痛みが耐え難く、苦痛に喘ぎながらの走りになりました。ただオールスポーツのカメラを向けられたときだけは笑顔で。いつもさも頑張っているみたいな写真ばかりなので、今回は笑顔でいこうと親指をたてて余裕のポーズをとったりもしたのですが、坂練の効果はともかく、堺雅人練の効果はかなりあったようで苦しかったにもかかわらずなんかすごく余裕そうに写っていて、これはこれで複雑な気持ちになりました。いやぁ、ホント楽しそうに、楽そうに上ってましたよ。そのときだけは。

 ただ実際はホント腰が痛いわけです。CP1は素通りだったのですが、CP2までは痛くて苦しくて遂に自転車から降りてしまいました。補給のためではなく、腰の痛みのために。幸い膝やアキレス腱はここまで問題ないのです。神様ありがとうっていうくらいに影響ないのです。でも腰の痛みは直江津の一番痛かったときより痛い。DNFが頭をよぎるほどつらい。とりあえず最初に自転車から降りたときに、体へのダメージが少なくなるようにタイヤの空気を少し抜きました。でも、それだけでここまで痛くなった腰が回復するはずがない。その後しばらくして結局また自転車から降りて、少しのあいだとぼとぼ自転車押して歩いてしまいました。ストレッチしてもすぐに回復するはずないのだから、だったら押してでも少しでも前へ進んだほうがいいという気持ちもあって。

 CP1を素通りしてしまったために、ボトルの水がそろそろ尽きかけていたので天然エイドステーションでまたしても自転車から降りたのですが、よ~く見ると沢まではちょっと距離があります。気持ち的な余裕が少なかったので、結局ここでは補給なしで、さらに走った場所にあったやはり天然エイドステーションでようやくボトルの水を満たしました。さらにここでようやくサドルバッグから携帯工具を取り出してポジションを調整しました。今思うともっと早い段階でやっておくべきだったのだけれども、余裕なかったんだよなぁ。次回はタイヤの空気圧とポジションは出走前からしっかり絶対調整しておく!CP1まではともかく、CP1~CP2ではかなりタイムロス出てしまったはずなので。それにもしかしたら最初感じた急斜面でのちょっとした遅れもポジションが悪くてトルクが出なかったということもあるかもしれないから。

 ポジション調整が良かったのか、ここからは少し復調した感じ。というか、実際ペダリングは楽になり、腰の痛みはひどいけれども、全然力が入らないという感じではなくなった。

 それからほどなくしてCP2へ到着。CP1は素通りだったけれども、ここでは停まって一呼吸おいた。ボトルの水は余裕あったのだけれども、ゴミを捨てて、ザックのなかに入っていた補給食をジャージの背中のポケットに移した。

 CP1~CP2でのタイムロスは実際よりもかなり長く自分には感じられた。だからタイム的な期待はほとんど期待できなかったのだけれども、悔いの残らないようにとCP2を走り出した。

 ポジション調整した効果は確実にあったようで、CP2からは自分としてはかなり頑張れたし、苦しいながらも楽しみながら走れた気がする。景色が素晴らしかったのも大きいけれども、でもツーリングのときと比較したら1割も楽しめてないだろうなぁ。あんなすごい場所走っているのに、それは毎年もったいなく感じるのだけれども、まぁレースなんだから仕方ない。最高地点の1610mまでいくつかの小刻みなピークを越えていかなくてはならないので足には当然来るのだけれども、これも以前はうまくできなかったスリップしやすいダートの上り坂を休むための立ち漕ぎを織り交ぜながら、少しは順位をあげることができた。

 ただ自分なりには良い走りができていたこの区間なのだけれども、前を走る人たちとはだいぶ距離が離れていたよで、抜くことができたのは思ったよりも少ない人数だった。そして抜かれたのはそんなに多くなかったのだけれども、そのなかのひとりのギアを見て感動!小刻みなピークのちょうど少し手前だったのだけれども、見間違えがなければシングルギアだ!声は掛け損なってしまったのだけれども、ほんとすごいと感嘆してしまった。ピークではすでに姿が見えず、下りで追ったのだけれども、これまで空気圧を3回くらい抜いたおかげでここらでは再び良い感じで下れるようになっていたのだけれども、結局下りでも追いつかなかった。

 小刻みなピークを越えながらようやく最高地点の1610mピークへ到着。いくつかの小ピークに騙された感が何度かあったけれど、ようやくここまで来た!という感じだった。ここからCP3まではほとんど下りだ。王滝の場合、というかMTBの場合は常にそうなのかもしれないけれども下りも休めない。それでも少しでも体を休めるつもりで楽しい、楽しいと自分に言い聞かせて、そして落ちたら谷底というガードレールのないカーブに何度かヒヤッとしながら下っていった。

 CP3はちょうど下りきった地点にある。そのCP3のすぐ手前になんでこんなところに?というちょっと大きめのギャップがあったのだけれども、高まっていた昂揚感そのままに大きくジャンプして、そのままCP3を素通り。あとは2つの小さなピークを越えるだけ。でも毎年この“小さな”が小さいはずなのに大きくつらい。勾配のきつさもあるのだけれども、少しここまで頑張り過ぎたか思ったよりも上りのペースが遅い。でもきつさは皆同じ。遅い歩みながらも何人かの前走者をパスしていく。CP2以降はそれなりに頑張れているようだ。ひとつ目のピークを越え、2つ目のピークも越えたところで、残りの下りをさらに楽に下ろうと多分4回目の空気圧調整。でもこれはあとから考えると余計だったかもしれない。抜いたときもちょっと抜きすぎたかもしれないと思った。ただうまく下りきれば、秘かな目標だった6時間切りはもう全然無理だけれども、6時間15分はなんとか切れそうだ。お願いします!と誰に頼んでいるのかわからないけれど、そんな気持ちで下りはじめた。

 下りに入っても何人かをパス。そしてもうひとり、ラインの関係でなかなか前に出れなかった人をちょっと無理して抜いてすぐのカーブのところで後輪で大きな石を踏んづけた。ガツンという衝撃に「やったかも!」と思ったけれど、王滝を走っていればこんなことは何回もあること。今回も、過去の大会でも何度もやったか!という瞬間はあったけれども、運良くパンクはなかった。でも、今回は駄目でしたね。やったかもと思った次の瞬間にはしっかり空気抜けました。ぎりぎり15分切りを狙えそうだっただけにこちらも消滅。王滝ではパンク、そしてもっと大きなメカトラだって普通に起こり得るので不運は感じなかったし、遂に来たかという気持ちのほうが強かったけれども、思わず腰に手をあてて天を見上げてしまった。あ~ぁ!と。

 今回パンクのリスクを避けるためにエアボリュームの大きいタイヤを新調した時点で、でもそういうときに限って・・・となんとなくそんな気持ちがあった。だからというわけではないとは思うのだけれども、不思議なくらいに焦る気持ちなくたんたんとチューブ交換が出来た。ついでにそのあたりに落ちていたゴミを拾ってから再び走り出した。パンクが怖くてスピードを落としたのは最初だけ。すぐに元のスピードに戻った。最後滑りやすいけれども、走りやすい砂利道になってからは後悔したくないので頭を前へ突き出すようにとにかく頑張ってペダルを踏んだ。

 そして遂にゴール!

 一応両手をあげてここも笑顔で通過する予定だったのだけれども、いやぁここは全然余裕なかったですね。少し遅れてとめたガーミンで確認したタイムは6時間23分ちょい。う~ん、コース変更があった2009年が6時間40分(138位)、今回と同じコースの2010年が6時間50分(115位)くらいだから、短縮はできているけれども思ったようなタイムでは走ることができなかった。15分切れていればまた少し違った感覚だったのだろうけれども、それもできなかったので本当に複雑な気持ちだった。

 チップを返して、ゴミを捨て、水を一杯もらって駐車場に戻るために走りはじめたのだけれども、ここでちょっとだけうっときた。腰の痛みから復活してまた走り出した自分は素直に誉めたい。それにパンクは仕方なかったのだと思う。膝やアキレス腱の故障、それから夏の暑さで思うような練習ができいたわけではない。ポジションや空気圧なんかにしても準備不足だったよなぁと思う。だからうっとくるなんておかしいし、おこがましいとも思うのだけれども、ちょっとだけそんな感じなった自分がいた。本や映画だと簡単にそうなるのだけれども、自分の自転車のことでそんなふうになったことなんて今まで一度もなかっただけにいまだに不思議なのだけれども。

 ただ今回は今までで一番楽しく走れたし、可能性が感じられた王滝だった。過去2回は走行時間のほとんどが苦痛やつらさに耐える時間だった気がするけれど、今回は楽しく感じられる時間も長かったし、良い感じで走れているみたいに感じられた時間も結構あった気がする。それに過去2回は、「これ以上タイムを削る余地なんてないよ・・・」というのが走り終えた直後の正直な気持ちだったのだけれども、今回はまだもう少しいけるのではないか、と甘いかもしれないけれども思った。このようにして、人は毎年王滝を走ることになるのかなぁ~

 でも王滝ってそれだけの魅力がある大会だと思うわけですよ。ただきついだけではなくて、実際走っている場所もすごいし、走っている道もすごいし、とにかく面白い走りがいのある大会だと思うわけです。というわけで、今年のレースはこれで終了ですけど、来年また王滝走りますよ!来年こそ6時間切り目指して。あるいは120km完走を目指して・・・(汗)



 それにはちゃんと練習しなくちゃ、ですね。また頑張ろう!

 結果(速報版による)
 6時間23分00秒 59/1021(エントリー人数)
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ふける

 1本でもいいので短いダートを走ろうと家を出たのだけれども、気づいたら分岐を通り過ぎて、ロード練で使っている坂道に向かっていた。頭のなかではいろんなことがぐるぐるしていたと思うのだけれども、何を考えていたかは全然覚えていない。とりあえず、目的の道へ方向転換したのだけれども、そういうぼんやりとした時間って嫌いではない。あまりぼんやりとし過ぎると危ないのかもしれないけれど・・・



 夜の雨で湿ったダート道を1本。少しずつあげていって、最大心拍数195。



 1本終えて、帰り、駅前のマクドナルドで注文を待つ間またしてもぼんやり。短い時間だけれども別の世界に行っていたような感覚。でもなにを考えていたかこちらも全然覚えていない。体だけでなく頭のほうもちょっと故障気味なのか~?こちらはもともとという気もするけれど。

 さて!
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忘れていた、



 きつかった12本目の坂。ではなく、算間違い。3+3+5の計算すら僕はできないのか・・・

 午後は発作が起きて藤沢の二郎へ。がっつりいきたくてかなり久々に小“豚”を注文。コールは野菜と脂と大蒜少し。麺は弱気に少なめ。でもやはり後半はかなりきつかった。

 二郎のあとは映画館に向かい『アベンジャーズ』を観る。そんなに期待していなかったのだけれども、すごく楽しめた。

 でもって映画のあとは、同じビルのなかのスポーツ用品店でファイブフィンガーズ・シューズの試し履きなどをしてみたのだけれども、5本の指をしっかりその場所に押し込むのが結構難しくて焦る。慣れれば簡単に履けるようになるのかな?さて、どうしよっかなぁ。
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坂練12本分

 8月19日

 12日の通勤山ランで膝を痛めてから1週間。直江津もあることだし、ちょっと様子を見ておこうと久々LeMondで3本。8:35、8:48、8:54。違和感はあるものの、走り出してみれば久々に力が入る。この坂練じたいが久々な気もするけれども、8分台というのは本当にかなり久々な感じ。練習後の筋肉の張り、太腿辺りの血管の浮き出具合もしっかり負荷かけられたんだなぁと思える感じだった。自転車の練習での久し振りの充実感だった。そして同時に、こんな感じの練習を毎回心掛けねばと思った。ただ膝の違和感は若干強まってしまった。




 9月3日

 王滝もあることだし、一応1週間は完全休養したので再び近くの坂練。9:22、9:21、9:22というタイムはともかくとして、平均心拍数が5拍ずつ上がったことが気になった。気になる部位をかばいながらなので、どうしても負荷がかけずらく、前回の練習後のような充実感もなかった。でもこうやって少しでも筋肉と心臓に負荷をかけておくことも、わからせるために必要なことだと思う。膝とアキレス腱をかばうことによって、ふくらはぎ全体に痛みと張りがでるのが嫌な感じだった。




 9月6日

 心配の種はさておき、とにかくレース前なので少し量も増やそうと休みである今日は5本。タイムは超低調。やけに粘りつくような走行感だったけれども、向かい風だった?それとも空気圧が低かった?←多分これはない。保管場所の物置からランドナーを出す際に、うっかり縦置きにしてあるLeMondを引っ掛けて横倒しにさせてしまい、扉の角にフロントフォークを強打させてしまったのだけれども、その影響じゃなきゃいいのだけど。確かに体は疲れ気味だけれども・・・

 9:33、9:56、10:11、10:05、10:19。

 ランで坂練をしている人も何人かいたのだけれども、ひとり、シューズを手に持って裸足で下り坂を走っている人がいた。読みはじめた『BORN TO RUN』と『裸足ランニング』、そしてちょうど膝とアキレス腱を痛めているということもあって、今の僕の頭のなかは裸足かそれに近い感覚を得られるシューズで走ることにたいする興味でいっぱい。LeMondで繰り返し上っている最中も隣の歩道を見ながら「ここは裸足で走っても問題なさそうだ」なんて思っていたこともあり、5本終えたあとシューズを脱いで僕もちょこっとだけ裸足になって走ってみた。

 走り出してすぐに小さな石を踏んづけてイテテテ!でもなんだか気持ち良い。それに裸足だと確かに踵での着地はできなくなる。もしそれが本当に故障を防ぐ上に速く走ることのできるフォームにつながるのであれば、合理的だし、楽しく新鮮な気持ちも味わえるわけだから試してみる価値は充分あると思った。どうせ一から出直しと思っていたわけで、僕の場合失うものなんてまったくないのだから、その出直しをベアフットではじめてみてもいいかなと思った。いや、いいかなというより、試してみたいぞ!

 ま、まずは王滝ですけどね。なんであれ、出るなら楽しんで走るつもりだ!



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