湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

今はこんな感じの自転車が楽しい

2007年06月16日 | 自転車生活


 今日はひと仕事終えてからまたしても“いつもの山道”へ。午後というか、夕方というか、とにかくそんな時間からの出動だったのだけれども、梅雨どきとは思えない空気の澄みかたがとても嬉しく感じた。



 トレイルに入る前、今日は入口にある公園で自転車から降りてしばらくベンチに横たわった。携帯で音楽を聴き、文庫本を読み、見上げるとそこにある小さく風に揺れる木々をときどき眺めた。



 トレイルを走るときにいつも面白いと思うこと。それは自分が感じている調子があまりあてにならないということ。調子が良くないなと思っていても普段は乗れないところが乗れることも少なくないし、その逆の場合もある。今日の場合は“その逆の場合”で、結構調子良く感じていたのに普段はそんなに苦労することなく乗れる場所で足を着いたり、立ちごけみたいになってしまうことが何回かあった。



 それから今日は普段は脇道などには入り込まずに走るところを、少しだけれどもそういうところにも入っていってみた。するとそこにはまた違った景色と道があったりして、それがとても嬉しく感じた。



 この場所もそのひとつ。ここははじめての場所ではなかったのだけれども、いつもは通らない場所。だからこの時期紫陽花が咲くなんてことは今まではまったく知らなかった。少し気が早いけれども、今度の冬はここらの山道の完全探索をするのも悪くないと思った。



 なんだかここ最近少し気持ちが自転車から離れてしまっているのだけれども、あまり焦ることなく、少しずつ復帰できればと思っている。自転車は僕にとって多分一番の趣味。だからこそ長く付き合っていきたいから、気持ちが乗らないときは少し距離を置いたっていい。とにかく、そのときどきの気持ちに応じた自由な走り、楽しみ方ができればいいと思う。 



 山道を抜けてからは一度鎌倉の海に出てから、1時間ほど実家に寄った。姉が来るので一緒に夕飯を食べようと誘われていたので。



 本当は1時間なんて言わずにもう少し長居しても良かったのかもしれないけれども、ライトを準備するのを忘れてしまったこともあって、完全に暗くなる前に帰宅できるよう実家を出た。日が落ちる少し前の海岸線がやけにきれいだった。天気がいいってやっぱり良いです!

 今はこんな感じの自転車が楽しいかな。なんてことを今日は少し思ったりした。