湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

7月のまとめと一本橋連続走行練

2012年07月31日 | MTB


 小学生か!と自分で自分に突っ込みを入れてしまうことも多いのだけれども、結構真剣に取り組んでしまう。

 今朝はこの冬の最長記録を更新。惰性ではなく、もちろんちゃんとペダリングしながら。それなりにしっかり喜んでしまうところがわれながら・・・


 自転車 689.92km(30本)
 ラン   72.20km

 8月はもう少し変化をつけよう。7月もこだわっていたわけではないのだけど、近場の坂練の本数は気にしないことにしよう。せっかくだから山にも行こう!

REINCARNATION

2012年07月31日 | ラン
 ラン25回目。稲村ガ崎往復。7.80km。5'51 /km。平均心拍145。

 ちょっと疲れ気味だったけれども、走りたい気持ちと走らねばという気持ちが強く夜ラン。朝の平均心拍数115というのはなんだったんだというくらいに、普通な心拍数だった。ペースはいつもより若干遅めだけれど、ほんとうはもっとゆっくり走るつもりだった。まぁ心拍数やペースはともかくとして、今日も今までより力抜いて軽く走れている感じがして良かったと思う。

 タイトルにはとくに深い意味などはなく、走りながら聴いていたアルバムがユーミンのREINCARNATIONだったからというだけ。メジャーな曲はないと思うのだけれども、松任谷由実としてリリースされたアルバムでは間違いなく一番良く聴いたアルバム。中学2年のときだっけな、このアルバムを聴きながら読んでいたのが山崎豊子の「二つの祖国」で、いくつかの曲を聴くと、「二つの祖国」のなかのある情景がやたらと思い出されてしまう。全然関係ないはずなんだけど、頭のなかで変な風に重ね合わせてしまっているのだ。

 走っているときはなんかもっといろいろ書こうと思っていたけれど、ひどい睡魔がやってきていてこれ以上は無理。落ちる~

ダートの下りが最高に気持ちいい!

2012年07月31日 | MTB
 昨日は早い時間の夕食のあと、ランドナーに乗って上大岡まで映画を観に行った。観たのは「ダークナイト・ライジング」 。でも久々に映画鑑賞中の睡魔に襲われ、内容はあまり覚えていない。かなり激しく抵抗したつもりだったのだけれども、結局ほとんど記憶に残っていないのだから悲しい。こんなことなら無駄な抵抗はせずに、しっかり熟睡するんだった。帰宅後も柔道観ながら、絞め技なしでおちていたし・・・。嫌らしい小技で有効やら技ありをいくつもとられて、最後に結局しっかり絞め落とされて1本といった感じだろうか。よくわからないけれど。

 今朝、足にはぐったり疲れが残る。でも短い下り1本だけでいいので、久し振りにMTBでダートのダウンヒルを楽しみたいと早起きして出走。柔道女子の松本薫の凄まじい闘志と集中力に若干影響受けたということもある。どちらかといえば闘志を秘めて淡々と試合をするタイプのほうが好きだと思っていたのだけれども、ああいうのもいいなぁ。闘志も集中力も気迫もすごかったけれども、本当の強さを持っているからこそ過剰に感じたりうるさく感じたりしないのかな。



 さて僕はといえばあまりに足が力が入らないのと、あまりに心拍数があがらなくて、まったく気勢があがらない。普段はちょっとした坂道でも150以上なんて普通なのに、今日は120台とか自分的にはありえない数字。でも機器の故障とは思えない。いきなりパフォーマンスがアップして、低い心拍数で上りがこなせるようになったということも考えられない、自分で思っている以上に疲れ気味なのかもしれない。走りながら1週間くらい自転車での練習は控えたほうがいいかもと思ったりした。

 アプローチの激坂でも思ったより心拍数はあがらず。ダートに入ってようやくちょっと上がってきたけれども、それでも最大心拍数は156。ま、少し体やすめればもう少しなんとかなるでしょ。今日の目的は下りなのだから深く考えるのはやめておこう。別にそんなに深刻に気になったわけではないし。



 で、下りだけれども、これは本当に気持ち良くて楽しかった!空気圧が高めだったのでどうかとも思ったのだけれども、カーブで後輪がずりっと滑る感覚も、小石やギャップに跳ね返される感覚も、少しヒヤッとはしたけれども今朝は楽しめた。そして小石をガラガラ言わせながらの下りがめちゃくちゃ気持ち良くて爽快だった!誰も他の人がいなかったことや、坂練として走りに行ったわけではなかったからかもしれないけれど、ホントこんな気持ち良かったっけ?といった感じだった。山道の下りなんかより、こういったダートの下りのほうが苦手意識強いのだけど。



 MTBにももう少し乗ろう!あとできたらもっと長いダートも走りたい!

 大弛峠を信州側から上って、峠に自転車をデポしてランで金峰山を往復。そして、軽装で荒れたダートをがんがん下るみたいなのが理想的な練習なんだけれども、いかんせん遠いよなぁ。自転車での獲得標高が多くて、ランでは標高差の少ない尾根走りというのがほんとうに理想的だと思うのだけど。会津あたりの林道&山とかも興味あるし楽しそうだけれども、さらに遠い。近場の山地図をもう少しきちんと見てみよう。

朝が勝負

2012年07月30日 | LeMond
 休みだけれども、遠出はしないので練習は早朝が勝負。といっても、今朝はちょっと遅めの5時50分頃の出走になってしまったのだけれども・・・

 今日は6本。タイムは9:22、9:21、9:29、9:38、9:48、10:16。平均心拍数はだいたい162くらい。こんなんでいいのかという気もするし、以前より集中力も落ちている気もする。夏だから仕方ないのかなぁ。それともこれじゃいけないのかなぁ。まだエントリーを済ませていないのも良くないのかもしれないし、ロードで練習しているのも今ひとつ気持ちが盛り上がらない原因のひとつかもしれない。もう少しやりようがないか考えてみよう。というか、やはり同じような負荷で練習するとしても、もっとしっかり集中するべきだ。意識するべきだ。それだけでも絶対効果には差がでるはず。反省。



 6本終えて、ちょっとひと息。夏の青い空と海。元気な緑。なんかこういう風景、久し振りだなぁって感じた。



 がんばろう!

3本で引き返す

2012年07月24日 | LeMond
 5時過ぎに家を出ていつもの坂へ。5本は上るつもりだったのだけれども、3本目を終えたあとの下りで急にお腹が痛くなる。悩みつつ途中のコンビニでトイレを借りようと再び坂を上りはじめたのだけれども、坂を上る力が別のところに働いてしまって結構やばそうなので、10mくらいで引き返して帰路に着く。少し痛みは和らぎ、なんとか家に着くまではもった。そして用足し後はとりあえずすっきり。ただ喉が少し痛かったり、お腹に冷えを感じたりはする。夏風邪かな。

 ちなみに3本のタイムは、9:34、9:26、9:40。しばらくはこんなタイムが続いてしまうのかな・・・

 なんとなくこのまま終わってはもったいないし、物足りないので、少し休んでからクライミングシューズと何冊かの本をトートバッグに入れて車で出かける。いろいろうろついたり、いろいろ飲み食いしたり、ジムの壁を上ったり、本読んだり、映画観たりして結局22時近くに帰宅。読んでいた小説に、たいした内容ではなかったと思うけれども、すごく印象に残る文章があった。でもすっかり忘れてしまったのが残念。



 ジムでは先日できそうでできなかった課題が、できそうもない課題に格上げ。有酸素系、持久系の運動は努力がすぐには結果に結びつかない。だから先を見据えた努力が必要だけれども、そのかわりその日まで希望を持ち続けられなくもない。でもボルダリングではすぐに結果をつきつけられる。見込みが甘く、力が足りなかったことを思い知らされる。そういうのって結構こたえるし、悔しい。何度もしつこくチャレンジし続けただけに余計に敗北感が強くなってしまった。核心部分のムーヴを教えてもらえればクリアできるのだろうか?でもあの課題はしっかり自分で乗り越えたいぞ。回数券使い切ったので、少し時間おいて他の場所で力つけてからまたチャレンジしてみよう。

ヘッドフォンなしの夜ラン

2012年07月23日 | ラン
 ラン24回目。稲村ガ崎往復。7.73km。5'33 /km。平均心拍141。

 休みである翌日に疲れを残したくないので、もう少しゆっくり目を心がけるつもりだったのだけれども、またしてもいつもと同じようなペースになってしまった。ただ感覚的にはいつもより楽に走れてはいた。

 今夜はロードでははじめて音楽なしで走った。これはこれで音量やコードを気にしなくていいのが、自由な感じがしていい。復路、逗子葉山方面の夜景が結構きれいなことに気づく。

 秋頃までは力を抜いて気持ち良く走れるようになることを目標にする。それ以降はわくわくしながらいろいろ妄想中。ちょっとくらい追い込んでも故障しない体をつくりたい。

江ノ島大橋まで

2012年07月21日 | ラン
 ラン23回目。江ノ島大橋往復。15.27km。5'40 /km。平均心拍150。

 『ミレニアム・ドラゴンタトゥーの女』をベッドのなかで読みつつ、昨夜は早い時間に就寝。そして今朝は4時半頃すっきりと起床。やはり肌寒いが、体調は問題なさそう。そして外を見るととりあえず雨は降っていない。今日も天気はあやしいようだから、だったら今のうちに走っておこうと、簡単な朝食を食べて5時過ぎに走り出す。

 ボルダリング→自転車→ランとなんだかバランスの良い3日間である。

 走りはじめるとペースや心拍数はともかく、今までで一番と思えるくらい気持ち良く体が動く。さらに今後こんな涼しさのなかを走れるのはいつになるだろうとつい考えてしまうほど、夏とは思えないランには快適な気温だったこともあり、稲村ガ崎を越えた時点で今日は少し距離を伸ばそうと先に進んでみた。そのときは鎌倉高校前で引き返すつもりだったけれども、気持ち良さはまだ続いていたので、結局江ノ島大橋のたもとまで走った。江ノ島内に足を踏み入れたい気も少ししたのだけれども、往復で考えるとすでにいつもよりだいぶ走ることになるわけなので、無理するのはやめた。

 帰路もしばらくは快走。しかし走りはじめて9kmくらいの鎌倉高校前あたりで急に体が重くなる。少し喉が渇きはじめてもいたのでそのせい?と思いつつ、同じようなペースで走り続ける。そして稲村ガ崎を越え、坂ノ下の細長い小さな公園の水道でようやく水分補給。ちょっと楽になった気もしたけれど、それが水分補給のせいか、それとも立ち止まったからかは今ひとつわからず。そのあとはまたすぐに体が重くなり、それだからか走り方をいろいろ意識せざる得なくなった。そして、きつさゆえに、逆に走りはじめてすぐには意識してもなかなか感じられなかったいくつかのことが、こういうことかと感じられたりもした。

 しかしだからといって体が楽になったわけではない。滑川の交差点では信号待ちの歩行者がひとりもいなかったので、押しボタン式の歩行者用信号は青にならないはず、よし休めると内心ほっとする。でも誰もいないのに、ちょうどあと少しで交差点というところで信号が青にかわった。なんでだよ~と思いつつ、ちょっとペースアップ。こういうときに限って休ませてくれない。

 ゴールはいつも通り近くのお寺。そこで腿あげみたいな動的ストレッチをしてから、いつもより丁寧に下半身中心にストレッチ。走っているときは重かった体が、妙に軽く感じるのが不思議だった。そうそう、ここ数日本格的におかしくしてしまったと思っていた左の股関節に違和感がほとんど感じられなかったのも嬉しかった。腰割りなどの柔軟をやり過ぎておかしくしてしまったのだけれども、とりあえず今日は影響は感じられなかった。

 後半、体は重くなったけれども、涼しいなかの早朝ランはとても気持ち良かった。そして朝からしっかり体を動かしたという満足感も手伝ってか、走り終えたあとは心も体もすっきりだった。長い距離を走るのはなかなか大変そうだけれども、毎度だけれど、焦らずじっくり続けていこう。そうやって続けていって、たとえば秋頃どれくらい走れるようになっているかがちょっと楽しみだ。

 でもって、午後。映画と久し振りの山道具屋に向かう。雨は大丈夫そうなので、自転車で行こうと思って玄関を出たら霧雨が降っていた。すぐに部屋に戻り、着替えて電車で向かうことにしたのだけれども、全然懲りないというか学習しない自分に若干あきれた。まずは横浜のカモシカスポーツで、結局購入したのは小物だけなのだけれども、いろいろ物色。いやいや、最近の山道具はほんと格好いいや。それから実際、商品を手にとってみることがいかに大事かを思い知らされた。欲しかったトレラン用ザックが思いのほかちゃちなつくりで、候補から外したやつはとてもつくりがしっかりしていて、さらに背負いやすかったりしたから。

 その後は京急で上大岡へ移動して「おおかみこどもの雨と雪」を観たのだけれども、これすごく良かったです。映画館でしっかり観れて良かった。強い雨音にあんなに心細さや不安をかきたてられたのははじめてだったかもしれない。そしてアニメのなかの風景をあんなにきれいに思ったのもはじめてだったかもしれない。

あまり良くない天気にほっとしたり、打ちのめされたり

2012年07月20日 | LeMond
 金土と休み。梅雨は明けたものの心の準備ができていなかったこともあり、優れない天気予報にちょっとほっとしたというか安心したというか。昨夜、久々に少し遠めのボルダリングジムに行ったのも、どうせ翌日休みだし、どうせ天気もあまり良さそうじゃないしと思えたりしたからだった。

 ぐっすり眠って、肌寒い空気のなか、9時少し前の出走。LeMondでいつもの坂へ。

 1本目、驚くくらい心拍数があがらない。いつもは160くらいにはすぐに上がってしまうのに。まぁいい。今日もじっくり上るつもりだから。心拍数だけでなく、動作のほうもかなり緩慢かつぱっとしない感じだったけれども、それでも回数を重ねるうちに体が動くようになってきた。こういうこともあるんだなぁと妙に客観的に思う。



 結局今日は5本。9:18、9:05、8:57、8:51、8:46。まだ頑張れそうだったけれども、あまりやりすぎるよりも「まだいける」くらいでやめておいたほうが、頻度はあげられる気がするので。もっともそれにしても今日くらいの強度であれば、やはりもう1本くらいは頑張ったほうが良かったような気もするけれど・・・。まぁこういった気持ちが「次、また頑張ろう!」という気をおこさせるのだ。かなり苦しい言い分だけれども。

 帰宅後はシャワー浴びて昼食食べてひと休みしてから、映画を観るためにブリヂストン号で上大岡へ向かう。今にも雨が降りだしそうな空だったけれども、昨晩の遅い時間のラーメンが非常に効果的だったようで、練習後にもかかわらず久し振りに体重が60kgを越えていたので、自分にしては珍しく、ちょっとくらいの雨だったらまぁいいかと自転車で行くことにしたのだった。

 走りはじめてすぐに小雨がぽつぽつ。これくらいなら大丈夫とペダルを漕ぐも、鎌倉街道に入ったあたりからかなり雨粒が大きくなる。すでに体はびっしょり濡れはじめている。気温が低いのに短パンTシャツという格好なので、こんな状態で映画観たら絶対に風邪をひくなと心配になったが、そんな心配は無用だった。結局映画館までたどり着かなかったのだから。

 途中何度か雨宿りしながら、上大岡まであと2kmくらいの地点でこれ以上は走りたくないといったくらいの雨になった。何度か雨宿りしたせいで、観たい映画の開始まであとわずか。わずかな希望を持ちつつ震えながら雨がやむのをまったのだけれども、結局雨はやまず、その場所でしばらく持っていた本を読みながら雨宿りを続けた。そして映画の開始時間から40分くらいがたった頃ようやく雨が小降りになった。

 その場所から結局引き返したわけだけれども、すでに冷え切った体が、風を切ることでいっそう冷えて寒くてたまらない。夏山でも低体温症で命を落とすこともあるって最近読んだ山の本に書いてあったなぁとなんとなく思い出したりしながらペダルを漕ぎ、ある場所に避難。そこで熱いシャワーを浴び、冬から置きっぱなしだったらしいありがたすぎるヒートテックを着て、濡れたTシャツをその上からかぶった。そして、やっぱり雨が降りそうなときに自転車は失敗だったと後悔しつつ帰宅。

 帰宅後はたっぷり過ぎるくらいの野菜いっぱいの夕飯を食べ、風邪薬を飲んで早い時間にベッドに入った。

久々のジムで懐かしい友人に

2012年07月19日 | ボルダリング
 そんなに積極的に自転車乗ったり走っているつもりはないのだけれども、下半身はかなり疲労がたまっている感じ。なので、こういうときこそボルダリングだと、昔の回数券がまだ余っている横浜のジムに、今夜久々に行ってきた。

 だいぶ時間があいたこともあって、どの壁もすっかり様変わり。以前取り組んだ課題はまったくなくなっていた。ついでに続きを読むのが楽しみだった休憩所のマンガも、ちょうどそのマンガだけなくなっていてちょっとがっかり。まぁマンガ読むために来たわけじゃないんですけどね。

 いつもの外壁以外の場所はかなり久々なので、おそるおそる初級の課題から手をつけてみたのだが、すでに思った以上に動作がぎこちない。これは相当まずいなと思う。ぎこちない動きでいくつか課題をこなし、買ってきたオレンジジュースを休憩所で飲んでひと呼吸つく。そして再び壁に戻ろうと顔をあげたところ、ちょうど休憩所に入ってきた人とぶつかりそうになった。そしてお互い顔を見合わせて驚く。学生時代の自転車部の後輩だった。

 彼と会うのは多分8年振り。結局1年間で挫折してしまったけれども、以前ボルダリングに取り組んでいた頃、何度かいつもの岩場で顔を合わせた。自転車部のほうは途中で退部し、その後クライミングに熱心に取り組んだ彼は、その頃すでに5.13くらいのルートをこなすようになっていて、僕には全然参考にならないような課題を何度も連続して繰り返していた。話を聞くと、今ではこのジムの準スタッフ的な存在になっていて、年に1回の壁の模様替え(って言うのかな?)は彼が手がけているらしい。いやいや、たいしたものだ。

 実は彼をクライミングに引き合わせたのは僕で、「あのとき誘ってもらわなかったら絶対にクライミングをやってなかったです」と今日も言ってくれたりして、それからすこしあの頃の仲間たちのちょっぴり切ない話になったりした。学生の頃僕は、クライミングに熱心だった探検部の連中と親しい付き合いをさせてもらっていて、家が近かったこともあって時々岩場に出かけて行ってビレイを手伝ったり、登らせてもらったりしていたのだ。壁にへばりついている仲間をときに励まし、ときにヤジりながら、青い空を見上げながら笑いあっていたあの時間をときどき懐かしく思い出すことがある。というのはその後、短い期間のあいだに何人かの仲間がこの世を去ったからだ。僕が一番親しくしていた友だちも、もういない。あまり得意とはいえないボルダリングを大事に思う気持ちが僕にあるのは、その友だちが僕に残してくれた置き土産のような気がしていたりもするからだ。その今はもういない友だちは、口は悪いがとても面倒見が良く、クライミングをやってみたいという何人かの後輩たちのために体験クライミングの機会をつくってくれた。そのときに参加したのが、その後輩だったのだ。

 再び壁にとりつく。今度はグレードをあげる。少し体がほぐれたのかさっきよりスムーズな動作。良かった。でもまだ前に来たときより、取り組んでいるグレードは低い。ある課題でどうしても次のホールドに手が届かなくて固まっていたら、「途中にホールドありますよ」と彼から声がかかる。なるほどと思いつつ、結局落ちる。でも次にクリア。その後も前腕の力がなくなりはじめてはいたけれども、休憩を入れつつ、しつこく続ける。結局以前と課題はかわっているけれど、同じグレードくらいまではクリアできた。良かった。そして嬉しかったのが、4~5回チャレンジして落とせなかった課題を、腕の力がかなりなくなった終盤に落とせたこと。自分的にはこういうのがすごく嬉しい。

 帰り間際、ほとんど角度のない壁の同じグレードの課題を試すも、どうしても落とせない。できそうでできないのが悔しい。余程友人に核心のムーヴを訊こうかと思ったけれども、やめておいた。できそうでできないだけに、自分の力でなんとかしたかった。次回の課題だな。しかし何でもそうなのかもしれないけれども、できそうでできないというのが一番燃えるのかもしれない。MTBなんかもこの冬、そういう課題で結構むきになったものな。

 帰り間際、彼が僕のところに走ってきて「まだ内々なんですが・・・」と嬉しい話を聞かせてくれた。おぉそれはすごい!とちょっと興奮。そうしたら僕ももっと熱心に取り組めるかもしれないし、もっとうまくなれるかもしれない。そのときがきたら連絡よろしくと携帯のアドレスを交換してジムを出た。

 ジムに寄る前になか卯で牛丼とうどんを食べていたにもかかわらず、帰路、超久々の環2家で遅い時間のラーメン。卵を入れるかどうかでちょっと悩んだのだけれどもやめておいた。でも席に着いたらサービスで卵か海苔かきくらげをつけるという。「卵」と即答しつつ、悩み損だったなぁと思う。歯止めがきかなくなったのか、帰宅後さらに冷凍庫に入っていたアイスをぺろり。そして倒れこむようにベッドに向かった。

梅雨明け翌日の山ラン

2012年07月18日 | 山ラン
 ラン22回目。6.16km。7'29 /km。平均心拍152。

 梅雨明け当日、富士山が見えたといういくつかの報告を耳にしたので、疲労感あったけれども張り切って朝ラン。



 ま、走りはじめたときから富士山は無理だなと覚悟していたけれど、やっぱり無理だった。

 コースははじめての山ランのときと一緒。距離が短いのは、2度目ということでまったく迷わなかったから。前回は少し迷走があったのだ。このコース、多分もう少し舗装路の距離を短縮できるはず。それから通ったことのない枝道がどこに続くのかも興味ある。いつか探索してみよう。







 最後のハイキングコースは短いけれども、落差のあるアップダウンがちょっと楽しい。少しは晴れてきたようだけれども、展望台からもやはり富士山は見えず。 

 走っているときもすでに汗だくだったのだけれども、帰宅後シャワーを浴びる前に少しパソコンの前にいたらありえないくらいにさらに汗が湧き出てきてびっくりした。早朝走ってこの汗。夏の日中のランは相当大変なんだろうと思った。