お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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●BRM828 あおば200km道志みち エントリー100人
◆コース  稲城〜宮ケ瀬〜道志みち〜山伏峠〜山中湖〜花の都公園〜河口湖〜忍野八海〜花の都公園〜山中湖〜道志みち〜稲城
※以下はruntasticでのデータ
◆距離 206.09キロ
◆時間 10時間52分
◆グロス平均速度 18.94キロ 
◆獲得標高 4765メートル(ルートラボでは3127メートル)
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 Uターン台風が東日本を直撃する直前の8月28日に、青葉ブルベ道志みち200に参加。これまで何度も走っている定番コースで、エントリーした時には灼熱地獄との戦いを覚悟していたが、雨模様の天気と思わぬメカトラで危機一髪のゴールとなった。



 7月22日の青葉ブルベ麦草400を走った後、諸事情で自転車にまったく乗れず、1日20分程度のローラーだけのトレーニングで臨む羽目になってしまった。走り慣れている峠とはいえ、1カ月以上ヒルクライムもせずブルベを走るのは初めて。走る前から不安材料を抱えてしまった。

 天気予報も雨マークが消えないまま前日を迎えた。予報によると、雨は夜中に降り始め午前5時ごろにいったんやむ。それからは曇りが続き、午後5時からまた降り出すことになっていた。目的地の富士吉田には雨マークはなく、1日曇り。うまくすれば雨が上がったころにスタートし、雨雲が来る前にゴールできるかもしれない。多少は降られるかもしれないが、夏で気温も高くたいしたことはないだろう。そう思い、当日の午前4時に自転車を車にのせ小雨の降る中、自宅を出発した。

 コンビニでおにぎりをパクついていると、雨はやんだ。時間は午前5時すぎ。素晴らしい。予報通りだ(^o^)

 ウエアは半袖ジャージーにレーパン。少し寒さを感じたのでアームウオーマーを付けた。レッグウオーマーも付けていたのだが、暑くなりそうな気がしたのでスタート直前に脱いだ。しかし、これが後になって後悔することになった。降らないと信じてレインウエアは持ってこず、寒さ対策としてはウインドブレーカーのみ。

 天気予報が悪いため、参加者もエントリー時点では満員御礼の100人だったが、稲城の大丸公園に現れたのは半分もいなかった。言い換えれば、「雨って何?」という変態、いや精鋭ぞろいということだ。


スタート前のブリーフィング


 午前6時前に車検を済ませて出発。雨はこの時点で落ちていなかったが、いつの間にか霧雨が降りだし、宮ケ瀬付近では普通の雨となってきた。路面にも水がたまり、シューズ、靴下は早くもびしょ濡れ。レッグウオーマーを付けていれば靴下が濡れるのは多少は防げた。スタート直前に脱いだことを後悔。雨の中、止まって付けるわけにもいかず、足先が冷たい思いをしながら、青葉定番の馬渡大坂をえいやっと上り、国道を越えた先の10%超えの激坂を上った。


霧雨の尾根幹を走る


馬渡大坂の先の11%の激坂


雨に煙る宮ケ瀬付近


 この前の麦草400と同じ状況だが、あの時は靴下が濡れるのは寸前で防げた。しかし、この日はダメ。このままあと160キロ以上も足が冷たいまま走ると思うと、うんざりだ。PC1を出た後、鳥屋郵便局手前を左折せずに直進して帰りのキューシート通りに走れば、稲城に帰れる。決断するなら今だ(^_^;

【PC1 41・2キロ サンクス津久井宮が瀬店】午前7時57分(貯金1時間6分)

 そんな思いでPC1に到着すると、ブルベライダーで大盛況。みなさん、雨が降ろうがお構いなしで、この先へ備えてしっかり補給している。そんな姿を見て、もう少し走るかと思い直した。出発前にしっかり補給したので、このPCではトマトジュースだけですぐに出発した。

 鳥屋郵便局手前を左折し、小さな峠を越えて道志みちに入る。ん? 雨あがった? 路面は濡れているが、先ほどよりは小雨になったようだ。やや気持ちが前向きになる。


道志みちに入ると雨は小降りに


 そして山梨県道志村へ入り、久保の吊り橋を過ぎたあたりで道も乾き、雨は完全に上がった(^o^)


両国橋を過ぎ、山梨県道志村に入る。ここが道志七里の起点


久保の吊り橋


このあたりから路面が乾いてきた


 道志村では9月1日の防災の日を前に、避難訓練が行われていた。東海大地震を想定し、地震が発生したので避難所へ行くようにというアナウンスが、繰り返し行われていた。最初はいきなりサイレンが鳴り、パトカーも行き来しているので本当に何か起こったのかと不安になった。放送がよく聞き取れなかったせいもあったが、「訓練、訓練」とようやく聞き取れたのでひと安心。

 道志みちの山伏峠は長又付近から上りがきつくなる。長い直線の上りを2本こなし、一之橋を過ぎて3度ほどワインディングすると山伏トンネルに到着する。途中で足がつりそうになったが、何とかしのいで上り切った。


長又付近。このあたりからきつくなる


標高920メートルのキャンプ山伏付近。小雨が降っている


直線のきつい上り


一之橋付近。あと少し


標高1100メートルの山伏トンネル


トンネルを抜け山中湖村へ


 上っている途中から霧雨が降りだし路面も濡れてきたが、トンネルを抜けて山中湖村へ入ると雨の様子はなく、路面も乾いていた。下り切った山中湖手前では土のコートでテニスに興じている姿も見られた。降らなかったのかな? ひと山越えると天気も変わるものだ。


曇り空の山中湖。富士山は見えなかった


 山中湖からは富士山は見えなかったが、とりあえずストップして記念写真。するとオレンジの反射ベストを着たブルベライダーが反対方向へと駆け抜けた。目が点になった。折り返しまではあと20キロ。つまり40キロの差があることになる。速すぎるよ。ちなみに次に折り返したライダーとすれ違ったのは折り返しまであと5キロぐらいの場所。1人だけ宇宙人がいたようだ。

 この「青葉ブルベ道志みち」は過去に何度か走っているが、これまでは山中湖畔を走り、明神前交差点を右折して国道138号をひたすら走り、鳴沢付近のコンビニで折り返すというコースでずっと行われていた。1本道で分かりやすくていいのだが、富士みちと交差するあたりまでは路肩も狭く、休日はいつも渋滞しているので走って楽しいものではない。道志みちはのんびり気持ち良く走れるのだが、この国道部分だけはいつもかったるいなぁと思っていた。

 スタッフもそう思ったのか昨年から山中湖から先のコースが変わった。明神前の手前のT字交差点を右折して山中湖花の都公園、忍野八海を通って、河口湖手前で折り返すというもの。今回のブルベで初めて走ったのだが、とても気持ちのいいコースだった。突然現れた激坂を除けばの話だけどね(^_^;

 右折するのは信号もないT字交差点。湖畔の道は交通量も多く、曲がるのに時間がかかりそうだったが、意外と右折車が多く、その流れに乗って曲がることができた。すぐ先の花の都公園入口交差点を右折するのを忘れたが、ミスコースは数百メートルで済んだ。

 花の都周辺は、山並みを背景に花畑が大きく広がっている、とても気持ちのいいサイクリング気分満喫の場所。時間があれば弁当でも広げたいところだ。だだっ広いところを過ぎると木立に囲まれた道となり、忍野村役場の先を右折すると少し上った後、最初の600メートルほどあるトンネルも含め、3キロが気持ちのいい下りとなる。帰路はここを通らないが、下りながら「ここを上り返すのはいやだな」と思うような坂だった。


山中湖花の都公園(往路)


山中湖花の都公園(復路)


【PC2 105・4キロ ローソン 富士河口湖河口店】午前11時42分(貯金1時間18分)

 2キロ以上はあろうかという、上り基調の長い長いトンネルを、すれ違うブルベライダーに手を振りながら抜け、右折して歩道を折り返しのコンビニに向かっている時だった。歩道と車道の段差で「バキン!!!!」とすさまじい音がした。振動で泥よけとサドルバックが接触して音がすることはあるが、心臓がどきっとするようなこんな大きな音は初めて。コンビニ到着後にあわてて自転車を確認したが、異常はない。何だろう?

 補給は済ませたが、トイレが混んでいたので近くのコンビニで再度ストップして用を足すことにした。帰路は下り基調となる長いトンネルを気持ち良く走り、セブンイレブンを見つけたのでストップ。用を済ませ、さあ出発という時にふとサドルバック(リクセンカウルのコントアーマグナム)を見ると、斜めになっていた。触ると、グラグラしてまっすぐ決まらない。あれ? ネジが緩んだかな? 六角レンチで締め直すが、何度回しても空回り。おかしい。もしかして、ネジが折れた? そういえばさっきの音は…。

 真っ青になった。サドルバックが外れた? どうやって帰る? DNF?

 しかし、サドルバックはぐらぐらしたままだが、幸いなことにブラケット部分は外れてはおらず、奇跡的に泥よけの上に乗る形おさまっている。多少ぐらつくが、ダンシング厳禁でそお〜っと走りながらこのままの状態を維持すれば何とかなりそうだ。

 ここからは股の間から何度もサドルバックの位置を確認し、ずれていたら真っ直ぐ直しながらのライドとなった。ダウンヒルの途中で谷底へとんでいってしまうかもしれないので、貴重品はすべてジップロックにいれてバックポケットへ避難させた。

 気がついて良かった。知らないまま走っていたらと思うとぞっとした。

 帰路は忍野八海方面へ向かう。その前に待ち受けていたのが短いが12%の激坂。鐘山スポーツセンター前を左折すると突然、目の前に現れた。まあ、あれだけ下ったのだから上り返しはあるだろうが、何もこんなきつい所にしなくてもねぇ。スタッフを恨みながら、また降りだした小雨の中を、つりそうな足をだましだまし上った。


12%の激坂のピーク


 ピークから下った先が忍野八海となるのだが、見に行くとなるとコースから少し外れることになる。雨も降っているし、サドルバックも心配なので案内図のところで「来たぞ」という証拠写真だけ撮ることにした。


忍野八梅への入口。歩いて数分らしい


 山中湖周辺まで戻ると雨はあがった。というか降ってなかったようだった。山伏峠を上り返し、トンネル手前でウインドブレーカーを着込む。レッグウオーマーは折り返す時点でもうつけていた。半袖レーパンのまま下っているライダーもいたが、寒くないのかねぇ。若者は元気だ(^_^;


山伏峠の上り返し。山中湖側からはあっという間だ


 乾いた路面を快調に、そしてサドルバックを気にしながら慎重に下る。天気がもってくれればいいと思ったが、神奈川県へ入る手前から再び雨が降りだした。たいした雨ではないのだが、ダウンヒルでスピードが出ているので、自転車に乗っている限りは土砂降りだ。

【PC3 166・5キロ サークルKサンクス津久井青野原店】午後2時52分(貯金2時間16分)

 最終PC到着時点で貯金は2時間強。この先を頑張れば10時間台のゴールも見えてきた。雨もここで上がり、結局、ゴールまで降られることはなかった。

【ゴール 203・6キロ 稲城・大丸公園】午後4時38分(貯金2時間52分)

 何とか10時間台でゴール。ところが、「サドルバックがこんなになっちゃって」とスタッフに説明し、「ほらこんなにグラグラなんですよ」と言いながら、実際にグラグラさせていたら、サドルバックがついに外れた。もし、途中で「大丈夫かな」と触っていたらその時に外れていたかもしれない。スタッフのMさんも「ブルベ中に折れてDNFした人がいたので、スペアを持って走ってます」と言っていた。確かに、ネジ1本で支えているだけなので不安は不安だ。まさに危機一髪。河口湖から稲城までよく持ってくれたよ。


ゴール後、サドルバックは外れた(T_T)


中央が外れた留め金。左が正常なもの


 サドルバックを手に持って近くの駐車場まで走り、自転車を乗せて撤収作業も終わり「さあ、帰るか」という午後5時に雨が降りだした。予報はとりあえず当たったか。

 雨が降ったりやんだりの200キロ。加えてメカトラ。シフトワイヤーや、そろそろヤグラ部分が折れそうなシートポストも交換し、ブレーキもしっかり調整して臨んだブルベだったが、思わぬところからハードルが高くなった。さて、次はど平たんのBRM918青葉ブルベ渡良瀬300。何も起きず、佐野ラーメンを食べて無事に帰れますように(^_^;。

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●BRM723 青葉スーパー400km麦草 エントリー102人。完走63人、DNS24人、DNF15人。完走率81%
◆コース  稲城〜名栗〜山伏峠〜秩父〜志賀坂峠〜十石峠〜佐久穂〜麦草峠〜茅野〜富士見峠〜甲府〜塩山〜柳沢峠
※以下はruntasticでのデータ
◆距離 407.4キロ
◆時間 24時間21分
◆グロス平均速度 16.7キロ 
◆獲得標高 9483メートル(ルートラボでは6088メートル)
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 6年ぶりに400キロに挑戦した。コースは東京・稲城を出発し、名栗から山伏峠(608メートル)を越えた後はアタック299(国道299号)。志賀坂峠(786メートル)、十石峠(1351メートル)を越えて佐久穂に下り、さらに国道では2番目に標高の高い麦草峠(21276メートル)を越えて茅野へ。帰りは長い下り基調で国道20号から甲府、石和を経由し、最後は真っ暗な柳沢峠(1472メートル)を越えて丹波山、奥多摩と走って稲城に帰るという、獲得標高は約6000メートルの超スーパーなもの。過去参加した400キロでも最難関で、完走できるかどうか自信はまったくなかった。だが、9年前に初めて600キロを完走した「長野600」(完走率50%)で上った麦草峠、7年前の過酷な「座間600」(完走率69%)で上った志賀坂峠、十石峠という、懐かしき峠を一気に走れる魅力的なコース。おまけに当時は真っ暗だった麦草峠、志賀坂峠、十石峠を明るいうちに通過できるとあって心が動かされ、無謀と思いながらもエントリーした。


前半のコースプロフィル。山伏峠、志賀坂峠、十石峠、麦草峠と段々と高くなっている。前半の220キロで獲得標高は約4000メートル



後半のコースプロフィル。序盤にあるのは富士見峠。で〜んと構えているのが柳沢峠


 東京・稲城の大丸公園のスタートは午前3時。よって起床は0時半で、自宅を1時出発予定(もちろん車)。そのため休日だった前夜は午後6時ごろにベッドに入ったが、ほとんど眠れなかった。400キロは睡魔との戦いもあるので、いきなりの不安材料だ。

 天気予報はコース上の各地ともおおむね曇りだったが、夕方あたりに雨マークが一部にあったので、レインウエアを一応持って行くことにした。ほかにはアームウオーマー、レッグウオーマー、ウインドブレーカー。これにチューブ3本、工具類、非常食を入れるとサドルバッグは2・5キロほどの重さになった。ボトルはダブルで臨んだ。

 車検を済ませ、午前3時前にスタート。PC1の飯能までの36キロは平たんで、ここで少しでも貯金を稼ぎたいところだ。7月6日に試走をした時は混んでいた道も、休日の夜明け前とあってガラガラ。それほどストレスもなく国分寺、立川、瑞穂、飯能と進んでいく。実は試走の時に3個所ほどミスコースをしたのだが、本番でもトレインの先頭が同じ所でミスコースしたのには苦笑い。確かに「西恋ヶ窪一丁目」の看板は信号正面にないし、「西久保酒店の先」の左折は、暗いと分からない。両方とも後方から大声で救ったこともあって何となく先頭に押し出され、PC1まではトレインを引いた。速くないけど、信頼感はあったかな(^_^;

【PC1 36キロ セブンイレブン 飯能永田店】午前4時36分(貯金1時間12分)

 ここまではまずまずのペース。距離も短いこともあってポカリスエットを補給しただけで、スタート。


午前5時10分、夜明けの名栗付近を走る。路面は濡れてきた


 このコースだと「丘」に過ぎない最初の峠、標高608メートルの山伏峠へ向かう。峠へ向かって右へ曲がったところから約4キロのきつい登坂。何度が上ったこともありコースは分かっているし、まだまだ元気なので快調に上っていく。といってもたいして速くはないのだが、まあ自分なりのペースでということで…。

 上るにつれて霧雨となり路面も濡れてきたが、ヒルクライムをするにはいいコンディションだ。


午前5時57分、山伏峠のピークを過ぎたところ


 午前5時57分に山伏峠到着。雨が降っていたのでストップせず、そのまま濡れた路面を慎重にダウンヒル。それにしても名栗付近は雨にたたられている。試走の時も雨で山伏峠を前にUターンし、4年前の定峰200も雨だった(というか、200キロすべて雨)。


午前6時6分、国道299号に入る


 濡れた道をゆっくりとしたペースで慎重に下り、正丸トンネル前の信号を左折して国道299号へ入ると路面は乾いていた。「よしよし、このまま!」と祈りながらトラックの多い豪快な下りを踏み込んで秩父へ。しかし、喜びもつかの間。志賀坂峠へのアプローチが始まると再び霧雨が降りだした。あ〜あ…。

 志賀坂峠への上りに入ってしまうと164キロ地点の佐久穂までコンビニがないため、手前の90キロ地点のセブンイレブン小鹿野バイパス店でおにぎりなど補給。その後いったんは走り出したが、寒さを感じてきたのでレッグウオーマーを付けた。


午前7時23分、霧雨の中、志賀坂峠へ向かう


 標高788メートルの志賀坂峠は真福禅寺の付近からややきつくなり、そこからピークまでは約6キロ。しかし、こう配は5%前後で何とか時速10キロを保てる、自分にとっては優しい坂。どこもこんな坂なら楽しいだんけど、ねぇ…。


午前8時26分、志賀坂峠トンネル


 相変わらず霧雨が降り続いているので志賀坂トンネルでもストップせず、そのまま通過。下りでスピードが上がると、水しぶきがシューズにかかる。ほんの少しだが湿り気を感じようになる。このまま降り続けば、シューズは水びたしになるだろう。びしょ濡れの靴下で残り300キロ近くを走ると思うと、うんざりしてきた。過去、400キロのうち300キロが雨というブルベもあり何とか完走したが、もうそんな元気はない。これまでの3度のDNFのうち2度は雨が原因(1度は落車し鎖骨骨折)。とにかく雨にはからきし弱いのだ。「やめようか」なんて思い始めてきた。引き返すなら早い方がいい。峠だらけのこのコースはリタイアポイントがなく、十石峠を越えてしまうと走り続けるしかないのだ。


午前8時43分、神流町(かんなまち)の恐竜センター


 雨が強くなったらリタイアだな、と思いながら下っていると、道は乾いてきた。もう少し頑張るか(^_^; ブルベじゃないと、めったに走れるコースじゃないしね。

 座間600の時にこのコースを逆から走った時は、夜だった。何があるかも全く見えず、暗闇の中を上り、下った。まさか、こんな恐竜がいるとも知らずに…。ライトアップしてたら、仰天して転倒していたかもね。そういえば、恐竜の足跡なんてものあったな。看板に気がついた時は通り過ぎた後だったけど。


午前8時48分、上野村へ入る



午前9時、道の駅上野村


 スタートから123キロ付近の道の駅上野村には6時間ほどで到着。グロス時速20キロをキープし、いいペースだ。だが、ここからが上り本番。開店したばかりの道の駅でトイレを借り、十石峠へと向かう。


午前9時23分、途中で道が細くなる


 緩やかだった坂がきつくなるのは、南牧・下仁田へ向かう県道45号との分岐がある地点。ここから道が狭くなり、ピークまでは約15キロのきつい上りが始まる。ただ、車の通行はこの先はほとんどなかった。ピークまでにすれ違った車は3台ぐらい。抜かれたのも2台ぐらいだっただろうか?

 終盤のこう配は10%ほど。「きついですねぇ」と言いながら上ってきた後続のブルベライダー2〜3人にあっさりパスされた。そのパスしたライダーの1人が途中で休んでおり、僕がひーはー言いながら休まず上っていると「頑張りますねぇ」と声をかけられた。「いや、遅いんで休んでいるヒマはないんですよ」と答えると、「貯金は2時間ありますよ」と教えてくれた。う〜ん、あなたの足では2時間で十分でしょうが、僕の足でこの後の麦草峠を考えると足りないかもしれないんだよねぇ。コンビニストップは最短時間にしているし、SOYJOYも乗りながら補給している。

 遅いながらも頑張って上っていたのだが、ピークが近づくとまたしても霧雨が降りだした。路面も濡れてきた。涼しくて上りやすいし、ボトルの水の消費量も減ってありがたいのだが、先へ行く気持ちが萎えてくる。ウエアもせっかく乾き始めていたのに…。「リタイアかなぁ」。またしてもそう思い始めた。雨の下りは楽しくない。

 とにかく十石峠までは行こう。気を取り直して回し続けた。


午前9時57分、きつい登坂が続く



午前10時13分、また路面が濡れてきた


 距離的にピークまであと少しというところで道が下り始めた。あれ、通り過ぎちゃった? 不安な思いで走っていると、再び急坂が目の前に現れ、それを上り切ると十石峠にたどり着いた。ひと山越えたせいか、道は乾いていた。


午前10時54分、十石峠到着


 長い登坂なので1度ぐらいは足付きするかと思っていたが、奇跡的に足付きなしで制覇した。

 6年前は真っ暗で不気味な雰囲気がして、ストップもせずに通り過ぎた。そうか、こんな風景だったのか。


午前10時58分、十石峠の碑


 先着していたライダーに「あそこに碑がありますよ」と教えられ、その存在に気がついた。上っていった方向から見て左手にある。

 3人ほどがピークにいたのだが、「普通だったらこれで終わりですよね」というひと言に全員納得。峠は3つで十分。ここでUターンして帰りたい。しかし、そんな楽をさせてくれないのが青葉ブルベ。まだ麦草峠があるし、それさえもラスボスじゃない。今回のラスボスはツインタワーなのだ。先は長いねぇ。


午前11時、十石峠の展望台


 周辺にはガスがかかっていたが、路面も乾いて雨が降った様子もない。ダウンヒルも時間を挽回できるスピードで行けるだろう。上りが終わって元気が出てきたことだし、完走目指して下りましょうね。


午前11時13分、十石峠からのダウンヒル。道は乾いていた


 国道141号とぶつかる千曲病院前交差点まで18キロ。下ってみると長い長い。7年前はよく上ったもんだ。その時に大休憩した古谷ダムで記念写真と思ったが、直線の下りがあまりに気持ち良くて止まれなかった。


午前11時32分、千曲病院入り口交差点手前


 下りきると、青空も見え始めていた。

【PC2 162・4キロ セブンイレブン佐久穂町店】午前11時44分(貯金2時間8分)


午前11時52分、セブンイレブン佐久穂町店到着


 7年前にも来た懐かしのセブンがPC2。あの時は寝てなくて目は真っ赤で、疲労困憊だったが、この日はまだまだ元気だ。


午後0時、いよいよ麦草峠へ


 さて、いよいよ最初のラスボス、麦草峠へのアタック。26キロと長いので刻んでいくつもりだ。アームウオーマー、レッグウオーマーを脱ぎ、とりあえず10キロぐらいで休憩かなと思いながら上り始める。


午後0時2分、麦草峠まで26キロ


 清水町の交差点を曲がると、いきなり急坂。これがほぼ直線的に続いていく。10キロもたないな。5キロで休憩か。


午後0時16分、標高900メートル


 ピークまで100メートルごとに標識が現れる。900メートルが最初と思ったが、後で調べると800メートルが最初のようだ。いずれにせよ、あと1000メートル以上上らなければならない。

 メルヘン街道という名称は、ドイツにあるメルヘン街道に似ていることから名づけられたようだ。山岳ドライブを楽しむドライバーにとっては楽しい道だろうが、サイクリストにとっては「どこがメルヘンやねん?」という、憎たらしい道以外の何者でもない。

 きつい坂を時速6〜8キロで黙々と上っていく。何人かに抜かれるが、焦らずゆっくり自分のペースで進む。

 天気は良くなり多少暑くなったが、適度に日陰があったり標高が高く空気もひんやりしており、汗だくでの登坂にはならずにすんだ。これが梅雨明け後の灼熱地獄だったら、つらかっただろう。


午後0時26分、標高1000メートル



午後0時37分、標高1100メートル



午後0時50分、標高1200メートル



午後0時59分、こう配8%



午後1時1分、標高1300メートル



午後1時16分、標高1400メートル



午後1時27分、標高1500メートル



午後1時40分、八千穂高原


 5キロでダウンかと思ったが、なんとか100メートルの登坂を10分強でクリアし、気持ちも切れないで上り続けていると、傾斜が緩やかになった。事前にプロフィルを見て予想はしていたが、足が本当に楽になった。スキー場周辺に自販機ぐらいはあるだろうと、この当たりでコーラ休憩をしようと思っていたが、このまま足付きなしで行けそうな気がした。

 逆から上った7年前は2度ほど休憩したが、今日は一気に26キロ行っちゃおうか。


午後1時41分、標高1600メートル



午後1時45分、八千穂スキー場



午後1時56分、標高1700メートル


 登坂開始から20キロ。あと少しとなったところでまた傾斜がきつくなってきた。う〜ん、やっぱりダメか。一度足付きを考えると、次はどこかいい場所はないかと探し始めることになる。もともと刻むつもりでいたので悔しさはないが、半端な所で止まるのはちょっと恥ずかしい。案の定、カーブで少しスペースがあったので止まっていると、何人かにパスされた。やだな、こんな姿を見られちゃたよ。こんなことなら八千穂高原の自販機で止まれば良かった。


午後2時15分、標高1800メートル


 気を取り直して登坂再開。ピークへ向かってまだまだきつい坂が続く。


午後2時29分、こう配8%



午後2時32分、標高1900メートル



午後2時38分、標高2000メートル



午後2時38分、こう配9%


 2000メートルを超えた後に8%や9%の攻撃はやめてほしい。


午後2時56分、標高2100メートル


 あと27メートル(^o^)


午後3時、標高2127メートル麦草峠到着



午後3時5分、麦草峠


 ついにピーク到着! 26キロはやはり長い。登坂にかかった時間は3時間で、7年前の逆方向とほぼ同じタイムだった。

 1週間前にスタッフの方が試走した時はウエットだったようだが、この日の路面は乾いていた。ダウンヒルも楽しめそうだ。

 やっと4つ目の峠をクリア。残るは2つ目のラスボスの柳沢峠だけだ。ふぅ……〜。


午後3時41分、ダウンヒルもほぼ終了


 26キロのダウンヒルも長い。終盤は気持ちの良い草原地帯を走るのだが、向かい風だった(T_T)

【PC3 218・3キロ セブンイレブンちの運動公園店】午後4時4分(貯金1時間32分)

 折り返しのPC3に到着。貯金は前半はよくて1時間と予想していたが、1時間半ほどとほんの少しだが余裕ができた。後半は柳沢峠を除けば下りと平たん。目標としていた24時間以内の完走が何とか見えてきた。

 アームウオーマーだけ付け、PCを出発すると上りが始まった。そういえば帰路は下りだけじゃなく峠があるとブリーフィングで言っていた。短いが少しきつい上りがあったのでここのことかなと思ったが、その後も甲州街道へ入っても道はなんとなく上り基調。おまけに強烈な向かい風。進まないよ〜。

 何となく見慣れた風景。そして出てきた「富士見」という標識。もしかして富士見峠に向かっている? ブリーフィングで峠と言ったのは富士見峠のこと? 標高プロフィルで何となく上っているところがあるなと思ったが、それが富士見峠とは思わなかった。ここは過去のブルベでさんざん走った道だが、ほかの峠が強烈過ぎるのでまったくノーマークだった。特にきつい上りというわけではないが、予想していないだけに疲れが増してくる。


午後5時4分、富士見峠


 懐かしき標高952メートルの富士見峠に到着。さあ、ここからは本当に甲府へ向かって50キロ下るだけだ(^o^)


午後5時56分、ブルベではお馴染みの円野郵便局前交差点


 道の駅の蔦木宿、はくしゅうといったこれもブルベでいつも休憩していた懐かしい場所を通り過ぎ、これまたブルベではお馴染みの円野郵便局前交差点に出る。神奈川の沼津シリーズではここを右折して県道12号から南アルプスへ向かい、国道52号を南下して富士へ向かっていた。今回のブルベでこの交差点を初めて直進するのだ。


午後6時3分、国道20号線はまだ明るい


 日曜の夕方からだろうか。韮崎付近の国道20号の通行量は少なかった。

 塩崎付近で国道20号を離れ、県道6号へ入る。甲府から善光寺、石和温泉と進む道は車も信号も多く、渋滞していてストレスがたまった。しかし、石和付近から見えた花火に癒された。ナイトランはこうでなくちゃ。午後7時過ぎにここを通過するという幸運にも恵まれた。遅くて良かった(^o^) 速い人は振り返って見なくちゃいけなかったらしい。石和温泉の花火と思っていたが、あとで調べるとこれは「笛吹川県下納涼花火大会」で、ルートのすぐ右手にある万力公園から約3000発が打ち上げられたようだ。この公園の横を通った瞬間にちょうど打ち上げられ、迫力ある音とともに火の粉まで飛んできた。ストップして写真と撮ろうとしたが、道が狭く人通りも半端なかったのであきらめた。右折して渡った、笛吹川にかかる八幡橋でも多くの人が花火見物をしていた。

【PC4 295・4キロ セブンイレブン甲州塩山千野店】午後8時22分(貯金2時間18分)

 塩山のPCで貯金は3時間欲しいところだったが、向かい風や渋滞、そしてコーラ休憩を1度取ったことで2時間18分までしか伸ばせなかった。このまま行くと24時間台のゴールだ。

 ラスボス柳沢峠は16キロの登坂。一度、ブルベで下ったことがあるが、それはそれは気持ちのいいダウンヒルだった。ということは、上るのはきついということだ。

 出だしから直線のきつい坂。これが延々と続く。真っ暗な中、黙々と上る。人家は途切れない。

 やがて道はカーブしてくるが、通常の峠道と違い、橋で谷を横断しながら標高を上げていく。傾斜はかなりきつい。休みたいが、ストップできそうな緩い傾斜は現れないし、スペースもなさそうだ。上り続けるしかないか。

 気がつくと、雨が降りだしていた。いや、雨ではない。クネクネした峠道になったところで、回りの生い茂った木々から風で水滴が飛ばされているようだ。路面もしっかり濡れてきた。再び雨のヒルライムだ。しかし、これが逆に良かった。予想ではこの上りが一番眠くなると思っていた。一定のリズムで振動し、体も暖まるせいか、これまでのブルベでは夜のヒルクライムで必ず眠気を催してきた。たまらず、止まって自転車をまたいだまま目を閉じたこともある。もしかして、柳沢峠のピークで仮眠する羽目になるかと心配もしていた。それが、この雨もどきで眠気も覚めた。体も暖かくもなく寒くもなく、いい感じだ。

 でも、きついなぁ…。休む場所があれば休みたい。

 そう思いながら上り続けること2時間20分。奇跡的に足付きなしでピークに到着した。遅くてもね。漕ぎ続ければいつかは必ずたどり着く。切れない気持ちが大切だ。


午後10時42分、柳沢峠到着



午後10時44分、柳沢峠


 これで上りは終わり(^o^) あとは下るだけだ。レッグウオーマーを付け、ウインドブレーカーを着て、古里のコンビニまでの45キロのダウンヒル開始。しかし、霧が行く手を阻んだ。視界は10メートルもない。道がどっちに曲がっているかも分からない。カーブで方向を示す矢印がこれほどありがたいと思ったことはない。ブレーキを引きながら、カーブではほとんど止まるようなスピードでおそるおそる下って行く。

 そして、寒さも感じてきた。我慢できなくなったので、下っている途中のトンネルでストップしレインウエアを着込んだ。サドルバッグがパンパンになったけど、持ってきて良かったよ。暖かい。

 奥多摩側からは2度上ったことがあるので、暗くてもどのあたりを走っているかはなんとなく分かる。それでも霧のカーテンがおりた峠道は不気味だ。一ノ瀬を過ぎ、丹波山あたりで人家が見えてきて何となく安心した。路面もこのあたりから乾き始めていただろうか。

【PC5 357・5キロ セブンイレブン奥多摩古里店】午前1時9分(貯金1時間41分)

 長い長い道のりだった。特に奥多摩湖の周辺を走っている時がことさら長く感じた。

 最終PCでの貯金は1時間41分。霧のためにスピードが上がらず、貯金も思ったより増えていない。残り43キロは緩やかな下り。24時間台のゴールだろうか。

【ゴール 400・3キロ 稲城大丸公園】午前3時15分(貯金2時間45分)

 ゴールは午前3時15分。タイムは24時間15分。ぎりぎりでのゴールを予想していたので、自分としては頑張ったと思う。遅いけどねぇ。

 runtasticのデータによると、走行距離407・4キロ(こんなにロスしていないはずだが)、走行時間24時間21分53秒(午前3時前にスタートしたのでこれは正しい)、獲得標高9483メートル(そんなバカな)、グロス平均速度16・7キロ、アップ87・8キロ、ダウン88・0キロ、フラット231・9キロだった。

 十石峠、麦草峠、柳沢峠と長い上りがあり、過去参加した400キロブルベの中では今回が最高難度だったが、終わってみると意外だが楽しかった。最大の要因は睡魔との戦いがまったくなかったことだ。まず午前3時スタートのためゴールがその分早くなり、一番眠くなる丑三つ時(午前2時から2時半ごろ)にうまくすればゴールの可能性があった。また、最後の柳沢峠でも雨もどきで気温が低く、下りは寒気を覚えるほど。さらに濃霧の中の下りとあって気が抜けず、眠気どころではなかった。天候も恵まれた。雨はいやでやめようかと思ったが、逆にこのおかげで涼しい登坂となり、麦草峠の登坂も晴れ間はあったがほぼ曇り。ボトルの水がなくなることもなく、余計なストップをする必要がなかった。そのため、峠での足付きは麦草峠の1度だけ。予想外の展開だった。一番辛かったのは古里からゴールまでの平たん部分。50キロ近く、何の刺激もないので飽きてきた。「こんなにつらいコースを走ってきたんだから、残りは省いてさ。走ったことにしようよ」なんて思った。

 あと1週間遅ければ、梅雨明け後の灼熱地獄となってもっと時間がかかったか、甲府でリタイアだったかもしれない。

 ともあれ、伊豆300に続き麦草400とスーパーなブルベを完走したことは自信になった。距離感もしっかり破壊されてきた。次は天城600かな。いや、その前にど平たんな渡良瀬300だ♪


午前3時24分、ゴール受付後


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 久々に休日が晴れた(^。^)

 午前6時に自宅を出発。まずは足柄峠を目指す。地蔵堂を過ぎたあたりからの最後の3キロがきつい。14%やら15%やらが続き、最後は14%。インはひっくり返りそうで上れないので、アウトに逃げる。車がほとんど通らなくて助かった。

 ピークはひんやりして気持ちいいね。



足柄峠。標高759メートル


 いつもならUターンだが、この日はそのまま直進。途中の分岐を左折して足柄方面へダウンヒル。


JR御殿場線足柄駅


足柄駅前の金太郎像


 駅から先をちょっとミスコースし、上らなくてもいい激坂と出会う羽目に(T_T)

 御殿場は久々。ブルベで散々走った懐かしい道だ。

 R138を乙女峠方面へ向かい、途中の深沢東交差点を右折し長尾峠を目指す。乙女峠に比べ、7キロと距離は長いが、その分、緩い(^o^) 時速10キロを切らないペースで上っていける。ということは5%以下かな? 初めて御殿場側から上ったが、こういう坂は大好きだ。


長尾峠。標高911メートル。右手奥は芦ノ湖。左手は大涌谷


 長尾峠からは下るだけ。ここまでのグロス時速が14キロ台と落ち込んでいたが、残りの75キロで17キロ台まで持ち直し、なんとかブルベ合格のタイム。

 金太郎のふるさとを走ったが、幸いクマにも遭遇せずに帰還。暑い1日だったけど、その分ビアがうまいッス(^o^)

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 麦草400の試走でもと、カミさんの墓参りで町田へ行った後、稲城の大丸公園を5日午前7時半ごろに出発。

 霧雨が降り出して気になったせいもあったが、いきなりミスコース。西恋ヶ窪一丁目交差点にまったく気がつかず2キロほど突っ走った。この日は平日の通勤時と重なったこともあり、瑞穂のあたりまで信号地獄と狭い路肩で苦しんだが、本番は午前3時スタートなので大丈夫だろうね。

 霧雨はいったん上がったのだが、名栗付近でまた降り出し、本降りに近くなった。信号の先の公衆トイレでしばらく雨宿りしたが、やむ様子もない。雨の中、山伏峠へ向かっている人もいたけど、今日はあきらめましょ。上りはいいが、下りが怖いもんね。





名栗川橋


 トイレの先の名栗川橋で証拠写真を撮ってUターン。ブルベでお馴染みの小沢峠、松ノ木トンネル、軍畑、梅ヶ谷峠、網代トンネルから戸沢峠経由で帰宅。雨はずっと本降り。ブルベ以外での雨中ランなんでいつ以来だろう? 降ってもたいしたことはないだろうと走り出したのだが、ここまでしつこく降るとは予想外。もしもの時のためにウインドブレーカーを持ってきて良かった。これがなかったら凍えていたよ。

 ところが、田名付近に入ると、突然、路面が乾いた。降った様子もあまりない。そんな〜と思いながら走っていると、再び南林間付近で雨。でも、自宅付近では降っていない。びしょ濡れで帰宅し、自宅にいた娘に聞くと「1ミリも降ってないよ」だってさ。北より南へ行くべきだったかなぁ…。

 走行距離は予定より20キロほど短い140キロ。山伏峠を上ってないので足が余った。でも、麦草400でいうと、山伏峠は「丘」だからねぇ…。

2016年7月5日 - 10:29

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●BRM521 青葉スーパー伊豆300 参加41人 完走37人 DNF4人
◆コース  湘南平~川奈いるか浜公園~あいあい岬~出逢い崎~箱根峠~箱根旧街道~湘南平
◆距離 311.84キロ
◆時間 17時間33分
◆グロス平均速度 17.54キロ 
◆獲得標高 6136メートル
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 5月21日、初の西伊豆に挑戦してきた。神奈川・平塚の湘南平をスタートし、伊豆半島を時計回りに1周した後、三島から真っ暗な箱根を上って旧街道をダウンヒルし、湘南平へ戻ってくるというスーパーコース「BRM521青葉ブルベ伊豆300」に参加した。6年ぶりの300キロだったが、過酷なアップダウンが続き、鉄道がなくてリタイアもできず走り続けるしかない西伊豆を、果たして無事に走り切れたのか。

 「厳しいコースです。自信の無い方はエントリーを控えて下さい。また下田以降はエスケープポイントがありません。リタイアとなった場合も交通機関がありませんので、自力で帰って頂く必要があります。それらをご理解の上でエントリーなさって下さい」と、VCR青葉公式サイトのコースガイドには脅し文句があった。う~ん、自信はないけど一度は走ってみたいんだなぁ、西伊豆。

 過去に西伊豆は一度走ったことはあるのだが、その時は下賀茂から蛇石峠を抜けるコース。さらに土肥から内陸へ入り、土肥峠を越えて三島へ向かったので西伊豆はほとんど走っていない。機会があれば、ちゃんと1周したかったこともあり、脅し文句に負けず、ドキドキしながらもエントリー。スタッフのKさんによると、蛇石峠経由に比べ獲得標高が1000メートルほど高くなるようだ。

 このブルベには通過チェックのPC(コントロール・ポイント)に趣向が凝らしてあった。通常であればコンビニのレシートが通過チェックに使われるのだが、今回のPC1から3までは風景とブルベカードを一緒に撮った写真をメールで送ることが通過チェックとなる。ブリーフィングでは電波状態により送れないケースもあるので、ゴール後のチェックでもいいとされたが、電源が切れ確認できなかったらアウトとなるらしい。この趣向は面白そうだが、補給のためにPC以外でストップする必要が出てくる。西伊豆に入ると数十キロにわたってコンビニがない区間もあり、事前にどこで補給ストップするかを決めておかなくてはならず、生きて帰るためには慎重な事前準備が必要だ。

 エントリーした時はスタート地点は平塚市内としか記述されておらず、駅の近くかなと予想していたら、なんと湘南平になった。箱根を上った後に「頂上ゴール」なんてネタはいらないんだけどなぁ…。おまけに車を下に置き、集合場所まで上らなくちゃいけないのかと思うとうんざりしたが、直前になって上の大駐車場を使用しても構わないことがアナウンスされ、とりあえずひと安心した。


午前5時23分、スタート地点の湘南平



午前5時28分、いつもに比べると参加者は少ない


 当日は午前3時過ぎに起床。車で向かったが、やはり自走で上っているブルベライダーを見かけた。えらい!

 募集は65人だったが珍しく満員とはならず、エントリーは54人(実際にスタートしたのは41人)。しかし、コースがコースだけに全員がブルベの精鋭に違いない。

 天候は晴れで、雨予報はない。昼間には気温が上がりそうだが、早朝はひんやりとする。半袖ジャージーにレーパン、そしてアームウオーマーを付けてスタートした。サドルバッグやバックポケットには夜の箱根からの下りなどを考え、長袖ジャージー、長袖インナー、レッグウオーマー、モンベルの超軽量ウインドブレーカーを入れた。また緊急時に備え、スニッカーズ2本、クリームパンも滑り込ませた。

 10年5月の青葉400キロ以来、6年ぶりの300キロ。不安と緊張があったが、走り出すとそんな事は忘れた。

 まずは68・4キロ地点のPC1、川奈・いるか浜公園を目指す。

 ほぼ先頭でスタートしトレインに付いていたのだが、湯河原の先の伊豆山の上りや、写真ストップしている間にごぼう抜きされ、熱海から先はほぼ一人旅となった。


午前7時26分、お宮の松



午前7時43分、熱海の先。なぜかここでいつも止まりたくなっちゃう



午前8時22分、道の駅伊東マリンタウン



午前8時23分、伊東付近


 網代の先にある57キロ付近のコンビニで予定通り軽く補給。

 熱海から先はあまり信号もなく、ほぼ平たん。海岸線を伊豆多賀、網代、宇佐美と過ぎ、伊東の先からは国道135号に別れを告げて海沿いの道を気持ち良く走り、あっという間に川奈・いるか浜公園。ここまでのグロス平均時速は20キロを超え、冗談ではなくあっさりとここまできた。

【PC1 68・4キロ 川奈・いるか浜公園】午前8時40分(貯金1時間52分)


午前8時40分、川奈・いるか浜公園


 公園はブルベライダーで大盛況。「どうやるんだっけ」「時間かかるなぁ」「あ、送れない」。みんなスマホや携帯を見つめぶつぶつ言いながらながら、必死の作業。普段のブルベでは見られない光景だ。

 いるか浜公園からは急坂を一気に上った後、里山を走る感じの道が続き、伊豆高原付近で再び国道135号に出る。このコースはいつも渋滞し上りも延々と続く国道が回避でき、ぐらんぱる公園の少し先の下りに入った城ヶ崎入口の信号にでるので獲得標高も車も少なく、好きな道だ。


午前10時19分、河津


 伊豆高原を豪快に大川まで下り、あとは北川、熱川、白田温泉、稲取、河津と町が来るたびにアップダウンを繰り返す。だが、この坂は距離も短くたいしたことはない。そして白浜海岸の坂を上って下った先は下田。

 この東伊豆の高速区間でできるだけ貯金を稼ぐ必要があるのだが、滅多に来れない所へ来るとストップしたくなるのが人情。道の駅開国下田みなとでトイレと写真ストップ。しばしの間の~んびり。天気も良くて気持ちいい。


午前11時8分、道の駅開国下田みなと



午前11時8分、坂本龍馬像


 下田ではちょうど「黒船まつり」(5月20~22日)の真っ最中。駅前はすごい人で、パレードにでも巻きこまれたらやばいなと思ったが、すんなり通ることができた。後で調べると、パレードは午前11時半スタートで、駅前も通る予定になっていた。実はここを通過したのが11時12分。危なかった。


午前11時12分、下田駅前



午前11時26分、南伊豆町へ入る


 緩やかな上りの国道をそのまま進むが、下賀茂方面への分岐で国道を離れ、直進して県道16号へ。すぐ右手に約30キロ先の松崎までの最終コンビニがあるが、101キロ地点の稲取のコンビニで補給は済ませており、ボトルもダブルだったこともありスルーした。


午前11時31分、この分岐を初めて直進する


 ここから先は未知の世界。過去2度のブルベで下賀茂方面へ行ったことがあり、一度はそこから蛇石峠を越えて松崎から西伊豆を走り、土肥から内陸へ行って土肥峠を越えて三島へ向かった。7年前のこの時は青葉ブルベ「座間600」でこの後、裾野~本栖湖~野辺山~十石峠~志賀坂峠~秩父~山伏峠と走る600キロのコースを完走したのだが、伊豆半島は南伊豆と土肥から先を走れず、正確には1周できていない。この事がずっと心残りだったのだが、個人のツーリングで簡単に西伊豆は走れない。今回のブルベはいいチャンスだった。


午前11時34分、弓ヶ浜大橋


 弓ヶ浜大橋を渡り、いよいよ南伊豆へ入る。スタッフによると蛇石峠を走るコースと比べると、松崎までは獲得標高が1000メートルほど違うらしい。やっぱりきついのか…。


午前11時50分、石廊崎付近


 最初は海岸沿いを走るほぼ平たんな道で、小さな港をいくつか通り過ぎていく。やがて石廊崎灯台への分岐を過ぎるとアップダウンが始まり、少しきつい坂を上っていると左手の広場に反射ベストの自転車乗りが数人いるのが目に飛び込んできた。ということはここがあいあい岬か。誰もいなかったら通り過ぎていたかも。

【PC2 138・1キロ あいあい岬】午後0時8分(貯金2時間56分)


午後0時8分、あいあい岬


 ここまで来てもグロス時速20キロを大きく超えており、快調そのもの。南伊豆に入ってからは車の通行量も少なく、信号もほとんどなくて快適なライドが続いている。ただ後のことを考えると3時間以上は貯金が欲しかったところだ。そして、ここからがこのブルベの本番。「あいあい岬折り返しの300キロだったら楽に15時間が切れるなぁ」なんて思っても仕方ないのだ。

 お昼どきなのでさすがに空腹感を覚え、サドルバックからクリームパンを出して2つ食べたのだが、口の中が乾いていたせいかノドに詰まりそうになった。年も年なんで気をつけないと…。

 売店にいた女性に「頑張って」と声援を受け、スタート。この女性はドライブできていたカップルに名所の説明などをしていた。時間があれば聞きたかったな。ソフトクリームも美味しそうだった。


午後0時15分、あいあい岬売店


 アップダウンを繰り返して差田交差点から国道136号に入る。いよいよマーガレットラインだ。軽く上って妻良港まで下りきったところから本格的な上りが始まる。峠道ではないので直線的に上る、精神的にはきつい坂。「峠でもないのになんでこんなに上るのかなぁ」なんてため息をつきながら上っていると、それを察したかのように道はやがてクネクネとした峠道になってきたので思わず笑いが出た。最初のピークまでは3キロほどの登坂だったろうか。その後は「下って上って上って、下って上って上って上って」という感じ。結局は海べりの海抜数メートルの石部交差点に向かって一度ズド~ンと下りきるのだが、上った距離の方が長いような気がして何となく損した気分だった。


午後1時11分、マーガレットライン


 この上りで最後のピークへ向かう途中で気になる「目」の看板があった。

 最初は草むらに隠れており「自転車で上ってないと見えないな」と思っていたのだが、その後は「あと○キロ」と○の数字を更新しながら目立つ位置に何本か立てられていた。また、「アジア雑貨」とあるところはずっと「ネパールカレー」と書かれており、看板の「にらみつける目」とともにどんな店なんだろうと気になっていた。


午後1時15分、「目」の看板


 その店はなんとピークにあった。看板は結果的に我々自転車乗りにピークまでの距離を丁寧に教えてくれていたのだ。山側にあり、立派な店構えで海側には展望台もあったが、ここで時間をロスしたくなかったのでそのまま下り降りた。お客さんも結構入っている様子だったので、次回(があれば、だが)はここでカレーを補給しようかな。


午後1時21分、ピークにあったカレーの店


 下りきった石部交差点は二十数キロぶりの信号。これに幸か不幸か引っかかる。平たん区間は一瞬で、信号の先はすぐ上り。一気に行かせてほしかった。


午後1時36分、雲見大橋



午後1時37分、夫婦岩?



午後2時14分、道はまた上って行く


 このあたりからひと山越えて、平たんな松崎までは「富士見彫刻ライン」、というのを後で知った。道路沿いに彫刻が次々と現れるのでびっくりした。なんでここにこんなものがあるんだろう? と不思議に思いながらも、シャッターを押せるタイミングがなかった。調べて見ると、地元の学生や彫刻家のグループが作成したもので、全部で21体あるそうだ。写真に収められなくて、残念。

 松崎で少し足を休めた後は、再び堂ヶ島温泉へ向かって上りが始まる。新安良里トンネルでいったんピークになり宇久須まで下った、約185キロとなるセブンイレブンで補給した。天気は良く日差しもあるが、風はやや冷たい。そのため、ボトルの水の消費量もそれほど多くなく、予定通りのコンビニ補給で足りている。

 宇久須からは恋人岬までが上りで、そこから土肥までが下り。7年前の「座間600」ではここから内陸へ入ったため、この先も未知の世界だ。


午後3時9分、恋人岬



午後3時21分、土肥に入る


 土肥を過ぎるとすぐに「土肥金山」。娘たちが小さいころ、家族で西伊豆の民宿に泊まって海水浴を楽しみ、金山にも行った記憶がある。長女は覚えていなかったが、次女は「金箔のところ? 金のなんか買ってもらったから覚えてる」。現金な記憶だ。


午後3時26分、土肥金山


 しかし、そんな所へ自転車で来る日がこようとは。人生、何が起きるか分からんね。

 実は、その時は伊豆をもちろん車で横断し、川奈のいるか浜でも泳いだ。なんという巡り合わせだ。

 土肥からも長い長い上りをインナーローで辛抱強く上り続た後、戸田へ転がり落ち、すぐにまた上りが始まる。西伊豆の容赦ないアップダウン。下ったと思ったら、すぐに上り。足を休めるヒマもない。


午後3時30分、旅人岬



午後4時30分、夕映えの丘


 出逢い岬へ向かう上りの途中で200キロ。経過時間はほぼ10時間と、何とかグロス時速20キロを維持しているが、この先で落ち込んでくることは間違いない。貯金を4時間台にして箱根へ向かうことができれば、15~16時間台で完走できそうなのだが…。

【PC3 211・8キロ 出逢い岬】午後4時37分(貯金3時間27分)


午後4時37分、出逢い岬



午後4時46分、出逢い岬


 出逢い岬には2~3人のブルベライダーがいた。眺めも良かったので少しまったり。貯金は残念ながら4時間台までもっていけず、3時間半程度。だが、これを維持すれば16時間台のゴールだ。

 出逢い岬で上りは終わりかと思ったが、目の前には急坂が待っていた。

 そして下った後はまたきつい上り。この先もこの繰り返しなのだろうか。峠は予習して何キロの上りか分かるが、アップダウンは予習してもよく分からない。次のPCまで40キロ。貯金は3時間を切るかもしれない。

 西伊豆と言えば、夕日。しかし、太陽はまだ上の方にいる。遠方は雲がかかり富士山もまったく見えない。残念…。


午後5時2分、夕日にはまだ早い


 ようやくピークにたどり着き、大瀬崎へ向かって下るが、寒さを感じたので途中の富士見展望台でストップ。アームウオーマーとレッグウオーマーを付ける。


午後5時24分、富士見展望台。富士山は見えず(T_T)


 北伊豆の海岸線の道は期待をうれしい意味で裏切ってくれた。アップダウンを覚悟していたが、海沿いの平たんな道がどこまでも続いてくれた。だが、時速25~7キロぐらいしか出ないので、地元らしき自転車乗りのトレインや、ブルベライダーにぶち抜かれた。


午後5時38分、北伊豆は平たん


 ハンガーノック気味になってきたので、乗りながらスニッカーズをパクつく。非常食を持ってきて良かった。コンビニ不毛地帯で、水分補給は自販機でできるが、食べ物は手に入らないからね。

 237キロ付近の三津のセブンイレブンで最後の補給。14キロ先に最後のPCがあるが、ローソンなのでnanaco派としてはセブンがありがたい。


午後6時4分、三津のセブンで休憩


 そこで先ほど抜かれたトレインにいた女性に声をかけられた。

 反射ベストを着ていたのでブルベと分かったのだろう。

 「今日は何キロですか?」
 「300キロですね」
 「あと何キロ?」
 「65キロぐらいです」
 「じゃあ、もう完走ですね」
 「いや、これから箱根上りますから」
 「わあぁ、上りたくない」
 
 うん、僕も上りたくないんです。

 口野放水路で伊豆1周の旅は終わり。三島を目指す。そしてラスボスの箱根だ。


午後6時24分、口野放水路


 夕闇が漂い始めた国道136号をぶっ飛ばし、南二日町ICから国道1号へ。あとは1本道だ。

 ところが2キロぐらい走っても、セブンはあったがローソンがない。おかしい。見逃したか。いや、ローソンを見逃すはずがない。ストップしてスマホで現在位置を確認すると、沼津方面に向かっていた。逆だ。「国道1号は間違えようがない」と暗くなってもヘルメットライトは付けず、キューシートも見なかった。国道1号手前で一番左の車線が左折専用車線となり、信号が青だったので勢いよくそのまま何も考えず左折してしまった。右折なのにねぇ。

 前回の笹子200に続くミスコース。あ~あ、約5キロ弱、20分程度のロスだ。

 引き返して南二日町ICまで戻ってくると、左手に見覚えのある「ノジマ」があった。1度だけだがこちら側から数年前に上ったときに休憩した所。ああ、この方向で間違いない。それにしてもPCがなかったら沼津まで行ってたな、きっと。

【PC4 251・0キロ ローソンニュー箱根店】午後7時30分(貯金3時間14分)

 最終PCで3時間半ほどある貯金が、3時間14分。ぎりぎり16時間台か。

 トマトジュースを飲み、トイレを済ませ、真っ暗な国道1号を上り始める。

 最初は傾斜も緩く、余裕を持って上ることができた。箱根峠まで14キロ。一気に上るつもりは全くなく、刻む作戦だ。さて、何キロごとに休もうか。3キロじゃ短いな。せめて5キロか、ということで5キロほど上ったところで最初の休憩。振り向くと三島の町の夜景が綺麗に見える。ここで歩道に座り込み、しばらく休憩。




午後8時1分、箱根へ上る途中で夜景を見ながら休憩


 しかし、緩いと思っていた序盤で登坂車線が出てきた時は驚いた。上ったのが何年も前のことで、苦しかったことしか覚えておらず、コースについての記憶はまったくなかったのだ。

 その後も10キロ付近で休憩し、写真ストップは2度ほど。しかし、これだけ休んでいても、誰にも抜かれない。もしかして最後尾なのかと心配になった。だが、「乾杯」を大声で気持ち良く歌っているときに2人に抜かれ(ちょっと恥ずかしい…)、その後も何人かに抜かれたので最後尾ではないことが分かったが、最後尾に近づいていることは確かになった。

 上りの途中にバイパスができているという話をブリーフィングで聞いていた。信号があって、直進すればいいと言っていたのでここかな? 標識には「自転車は車の少ない旧道へ」とあったが、夜で車も少ないしバイパスへ直進した。


午後8時28分、バイパスとの分岐


 ピーク前の数キロは再び登坂車線が現れ、きつい上りとなった。歯を食いしばって上っているのだが、あっさり抜かれちゃうとショックだなぁ。みんな速いね。


午後8時33分、また夜景を見ながら休憩(^_^;


 ピーク手前の駐車場でトイレを済ませ、長袖インナーに着替えたりした後、箱根峠に午後9時23分に到着。14キロの登坂に2時間近くかかっている。前回の登坂では足付きなしで上り切ったので足がつったが、今回は休憩をたっぷりとったので足は大丈夫だ。しかし、貯金を1時間ほど食いつぶし、ゴールは17時間台まで落ち込んだ。


午後9時23分、箱根峠


 やっとラスボスをやっつけた。しかし、上りはこれで終わりではない。まだ湘南平が残っている。

 いや、その前に真っ暗な箱根旧街道の下りが待っている。ホントにスーパーなコースだよ。

 最初は1人で下っていたが、やがて前のライダーに追いつき、後ろからも3人に追いつかれ、結局5人でのダウンヒルとなった。スピードはそれほど出ていないのだが、誰も飛び出さない。先頭のライダーのゆっくりペースに合わせ、みんな慎重に下っている。ライトもこれだけいると明るいし、安心なこともあったのだろう。後方から車が来ないこともあって、5人がひとかたまりになって無事に三枚橋まで下った。「お疲れさまでした」「いやぁ、緊張しましたね」。信号待ちでほっとして思わず語り合った。何度も下っていてルートが分かるからまだいいが、初めてだったらこの急坂は下れないだろうね。

 ここからの平たん区間は、旧街道で一緒になったスタッフのMさんの鬼引きが始まった。すぐに1人がちぎれた。必死に付いていくが、ちぎれ気味になり信号ストップで追いつくことを何度か繰り返した後、つくことをあきらめた。巡航時速35キロじゃ無理無理。

 さて、いよいよ最後の湘南平。普段なら当然一気に上るところだが、さすがにその足は残っていなかった。ただ、直上りの途中で足付きすると漕ぎ出せなくなるので、直上りが終わってやや平たんになるところまで命懸けで頑張り、駐車場でひと休み。息を整え、再び漕ぎ出す。残りはそんなにきつくないのだが、頂上ゴールまでの1・6キロを17分ほどかかったようだ。いや、疲れた。

【ゴール 305・6キロ 湘南平】午後11時33分(貯金2時間27分)


午後11時33分、真っ暗な湘南平へゴール


 6年ぶりの300キロ完走。タイムは17時間33分。グロス平均時速は17・54キロ。走った距離はミスコース含め311・84キロ。ケツはすり切れる寸前だった。

 天気に恵まれたこともあり、過酷といわれる西伊豆も気持ちよく走ることができた。もう少しスピードが速ければ「金目鯛」という看板に引かれて食事でもという気になるのだが、上りは亀の歩みなのそうもいかない。終わって見れば2時間以上の貯金があり、時間いっぱいを使えばいいのだが、トラブルがあった時のことを思うと少しでもゴールに近づいておきたい。それに、競争じゃないけど、やはり負けず嫌いなところがちょっぴりあるので、ね。

 それにしても伊豆1周の後の箱根はさすがにきつい。持病の腰痛が出なくて良かった。

 トップは何と12時間30分。15時間以内も3人いる。どうやったらそんな時間で帰れるのだろう。宇宙人に違いない。

 さて300キロを完走。次は400キロか。ん?

 このライド刺激されてまたスーパーなコースにエントリーしちゃった(^_^;


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