湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

welcome 夏!

2006年07月31日 | 日常生活
昨夜のコンサートの余韻が残る7月最後の日。
音楽の力というのはすごいと思う。
自分のなかの何かが、ぐっと鷲掴みにされて引き出されたような感じ。
矢野顕子、すごし。

ところで、昨日突如として近畿、東海、北陸、関東甲信の梅雨が明けたらしい。

いらっしゃい、夏!
君を心待ちにしていたよ。
たくさんの青い空、たくさんの明るい日差しで皆を幸せにしておくれ!

すばらしい日々

2006年07月30日 | 日常生活
はっと気づいては、藤沢を通り過ぎていないかと何度も冷や冷やしながら、
東海道線で先ほど帰宅。

NHKホールで矢野顕子と森山良子のコンサートを観てきた。
このコンサート、二人がフィフティ・フィフティのものだと僕は思っていたのだけれども、
実は森山良子のコンサートに矢野顕子がゲスト出演する形だったと知って、
少しショックを受けてしまった。僕は矢野顕子のファンなので。

ただそう思ったのも最初だけで、そのあとはしっかりと楽しむことができた。

今夜の一番の出来事は、これまで20回近く矢野顕子のコンサートに足を運んでいながら、
一度も聴くことができなかった、僕が一番聴きたいと思っていた曲が演奏されたこと。
奥田民生がかいた『すばらしい日々』というその一曲だけで、
僕は今夜ここに来てほんとうに良かったと心から思うことができた。
それはほんとうに素晴らしいピアノの弾き語りだった。



コンサートのあとは友人と食事。僕は生ビールを少し大きめのグラスで2杯飲んだ。
もう少し飲みたいなと思ったのだけれども、一応自制した。
けれども帰りの東海道線の車中ではしっかりと睡魔に襲われてしまった。
乗り越さずに帰ってこれて良かった。

なんとかならないのか、ドーピング

2006年07月29日 | 自転車生活
遅まきながら、ランディスにドーピングの陽性反応が出たということを昨夜知った。
ツール開催前日にあれだけのドーピング・スキャンダルがあったのだから、
逆にツール開催中は検査で陽性になる選手は出ないのではないかと思っていた。
でも、どうやらそれは甘かったようだ。

陽性が出たのは、ランディスが大逃げを決めたアルプスの17ステージでの検査らしい。
あのステージでのランディスの走りはほんとうに感動的だっただけに、
今回のことはとても残念で寂しく感じてしまった。

ハミルトン、エラス、そしてランディスと心を動かされるような走りを見せられた後の
ドーピング陽性という報道はたまらないな。

自分が別人に感じられるとき

2006年07月28日 | 自転車生活
昔、クラブの合宿の打ち上げで、
日本酒の一升瓶を手にした先輩が、
「この酒は呑み口がいいから全然酔わねぇよ」
と言いながら暴れていたことがあった。

酒呑むと自分が酔っていることもわからなくなっちゃうんだな、
とあまり酒が好きではなかった僕はそのとき思ったのだけれども、
昨夜の僕は結構それに似た状態だったような気がする。

たまたま昨日は冷蔵庫のなかにこんなもの↓があった。



それから500mlの炭酸ジュースと100%の桃のジュースがあったりもした。
となると、当然ジュースで焼酎を割って呑んじゃいますよね?
50km走って結構気持ち良く帰ってきたあとだけに尚更。

最初はとりあえず、炭酸ジュースで割って呑んでいた。
なんだかんだ呑んでるうちに、500mlの炭酸ジュースは空になっていた。
「いやぁ、やっぱ呑み口がいいとあまり酔わないんだなぁ」などと思いながら、
今度は桃のジュースで焼酎を割って呑みはじめてしまった。
まぁ焼酎の量はそんなにたいした量ではなかったとは思うだけれども、
もともとあまり酒に強くないこともあって、やはりしっかり酔っ払っていたのだと思う。

今朝起きたらしっかりと頭と体にキていましたから。
今日は8月6日からの短い夏休み前の最後の休日というのにもかかわらず、
そんなわけで午前中は部屋でぐったりとしていた。あ~ぁ。。。

それから昨夜のタイトルもどう考えてもちょと悪ノリだ。
『恋人が濡れた街角』って何なんだ?まるでこれじゃ屋外プレイじゃないか?
多分そのときは軽率にも酔った頭で面白いと思ったりしたのかもしれないが、
これではあらぬ誤解を受けてしまいそうだし、素面になってみればさして面白くない。

というわけで今朝は、
酒の呑み方と酒を呑みながらのエントリーには注意しないといけないなと、
鈍い頭で思ったりしたのだった。
でもまぁ、どっちがお前の本質なんだ?って訊ねられたら、
それはそれで悩みそうな気もするのですが。。。

今日は午後3時に部屋を出てヤビツへ。
走り出してみれば、あまり暑くないことがわかったので、
名古木からはタイムを計って上った。

菜の花台あたりからは濃霧になりあまり視界が効かない状態で走る。
ときどき擦れ違う車が恐ろしい。

でもって、ようやく霧のヤビツ峠着!



タイムは41分59秒だった。ベストではないけれど、僕的には全然満足できるタイム。
峠に着いたときは、死にそうなほど疲れていたわけでもないし、
かといって、余裕を残していたわけでもなく、
今日はなんだかすごく感じ良く走れた気がした。



ところで僕はヤビツでは結構頑張って走っているのだけれども、
普段の走りは、われながらぱっとしないことが多い。

たとえば昨日のナイトランのアベレージは21.1km。
別にずっとポタポタペースで走っていたわけじゃないのに。
それから先日のなりゆきまかせの三浦一週だって、
自分では良いペースで走っているように感じていたのに、
アベレージは23.5km。

アベレージはあまり気にしないと決めたからいいのだけれども、
まれに30km近いアベレージで走ったりすることもあるので、
どちらが本当の自分なのだ?と思ったりしないでもない。
というか、速く走ったときの自分が別人のように思えてならない。

でも、これに関してはこたえははっきりしている。
速くないときの自分のほうが本当の自分なのだと。
これは謙遜でも何でもなく、ほんとにそう思う。

多分僕はあまり無理のないペースで走るほうが好きなのだと思う。
でもって、無理のないペースは結構遅い
でもそんな僕でも速く走れるようになりたいという気持ちは結構強いのだと思う。
そんな矛盾した気持ちのバランスをとっているのがヤビツなんだと思ったりした。



そんなことを考えながら走っていたら、相模川にもすっかり霧がかかり、
細かい雨が肌を濡らしはじめていたのだった。

恋人が濡れた街角

2006年07月27日 | 日常生活


今夜は久し振りに街へナイトラン。

夜の街の空気は、海の近くより明らかに密度が濃く、いっそう蒸し暑く感じた。
ペダルを漕いでいると、風洞実験をしているかのように(推測)、
もわっとした空気の塊が背中を流れていくのがわかった。

そんな蒸し暑い夜だからこそ、僕はガツンとしたものが食べたくなった。
夏は代謝が良くなり、食欲が落ちる。そしてその結果痩せやすくなる。
だから、夏場を利用してついダイエットに励んだりしたりする人がいる。
でも、僕はそれは間違いだと思う。食欲の落ちる夏だからこそ、
バテやすい夏だからこそ、
食べられるときはガツンと高カロリー・高塩分のものを食べるべきだと思う。
逆に言えば夏以外にそういうものはあまり食べないほうがいいのだ。

そんなわけで食べたのが、これ↓


小豚汁なし、大蒜野菜@関内二郎

えっと、すみません。まぁ要は高カロリー・高塩分な二郎のラーメンを食べることを正当化してみたというわけです。
そんな必要はないのかもしれないけれど、
二郎のラーメンを食べるのって、なんか後ろめたいんですよね。。。

二郎でラーメンを食べたあと、本当に久し振りに自転車で夜のみなとみらいへ。



一時期は夜このあたりを走ることが結構あったのだけれども、
最近はすっかりこっち方面を走ることがなくなった。
でも、みなとみらいの夜景というのはやはりなかなか良いものですね。



夏らしく運河のような川?には屋形船なんかが浮かんでいたりして。

川向こうのロイヤルパークやパンパシなどのホテル群を眺めながらゆっくりとペダルを漕いでいたら、
いつの間にか『恋人も濡れる街角』を口ずさんでいた。う~む。
でも桑田圭祐がかいたこの曲は、もわっとした夜にはとても合っているような気がした。

横浜じゃ、いま 乱れた恋が揺れる♪ う~ん、そんなこともあったろうか?
Hum 通り過ぎりゃ いいものを あの頃の Romance 忘れず~♪

なんてね。いま僕は桑田の歌うバージョンを聴いているのだけれども、
いやぁ~、しびれますね。やはり桑田は天才だー!(と結構酔っていたりもします)



せっかくだから赤レンガ倉庫にもちょこっと酔って、
帰りは鎌倉街道を桑田の名曲の数々を口ずさみながら湘南へ帰ってきたのだった。

なんだか、ちょいと支離滅裂なエントリーになったような気がする

自転車少年記

2006年07月26日 | 日常生活
昨夜、部屋でゆっくりと『自転車少年記』を読んだ。
自分にも覚えがある懐かしい風景が描かれたとても素直で優しい物語。
そこにある風や匂いは確かに僕も感じてきたものだった。
けれども、当たり前のことだけれども、
いまではそうしたものがとても遠いものに感じられる。
そのことを悲しんだり、寂しく思ったりはまったくしないのだが、
そんなことをこの小説を読みながら思ったりしたのだった。

なりゆきまかせで130km

2006年07月25日 | 自転車生活
今日は休み。雨の心配はなさそうだし、せっかくだからしっかり走ろうと、
昨日のうちにアクエリアスのペットボトルと薄皮あんぱんを買っておいた。
けれども朝起きると、あまり走ろうという気がおきない。
やることもあったので、そんなわけで昼近くまで部屋にいた。

で、結局自転車のほうは佐島にある海辺のテラスで本でも読みながら定食を食べるグルメランに計画を縮小して、
読みかけの「自転車少年記」をディパックに入れて11時半頃に部屋を出た。

朝起きてから僕はトースト1枚しか食べていなかった。
けれども海辺でしっかりと昼食を食べるつもりでいたので、
薄皮あんぱんは持っていかないことにした。
そんなにしっかりと走るつもりもなかったので、アミノバイタルなども持っていかなかった。
とにかく僕は海辺での定食それだけを楽しみに、食料は何も持たずに、
追い風の助けを借りてノンストップで佐島まで走った。

で、佐島の海辺に到着してみると、店の前にはひとりのお客さんもいない。



天気の悪い平日はこんなものかなと思って、門の前まで行ってみるとなんと



ガーン!
死語だとは重々わかっているけれども、心境はまさに「ガーン!」という感じだったのだ。

まじ?一応定休日もネットで調べてきたんですけど。
たまたま調べたサイトの定休日(水曜日)が間違っていたか、定休日が変わったか?
とにかく、ナンテコッタ、パンナコッタだ。青天の霹靂だ。

ここまで結構快調に走ってきたこともあるけれど、
これでスイッチが入った気がした。
「このままじゃ帰れないぞ」と。

で、とりあえず



城ヶ島大橋を渡った。



お決まりのウミウの展望台に立ち寄り、そこから



ピストンはせずに反時計周り三浦半島一周コースへ。



剣崎の灯台にもしっかり足を伸ばし、



灯台の裏からでっかい太平洋を眺めた!



途中ラージ缶を売っていた自販機(最近少なくなってきてる)でアクエリアスを補給して、



三浦海岸駅近くの“海鮮”という結構有名な回転寿司屋で、
“1.5人前”という900円くらいのランチを食べた。
味はそれなり。海辺が良かったなぁ。
そろそろお腹も減りだしてきていたので。

昼飯を食べたら、気持ちがゆったりとしてしまって、
「走るんだ!」という気が少し削がれたのだけれども、
少し走っているうちに、まだ走れるぞ!という気分になってきた。

朝起きたときはあまり走る気が起きなかったけれども、
結局のところ、体のほうは走ることを求めていたのだと思う。
だから海辺が休みだったのは、ある意味良かったのかもしれない。
ここらあたりでそんなことを思った。



房総に行くわけでもないのに、フェリー乗り場にも立ち寄り、



観音崎にもしっかりやってきた。写真は観音崎の展望台。こんなところがあったなんてはじめて知った。
目指すは三浦半島反時計周り完全一周である。

なので馬堀海岸からも葉山方面には曲がらずにそのまま横須賀を通り、
16号を横浜方面へ北上する。

そして追浜では鷹取山ミニヒルクライム。



そして公園内を少し歩いてクライミングを少しだけ見物。


マジックマッシュルームをのぼるクライマー。鷹取では有名なお方です。

鷹取山へはより充実度をアップさせるために寄ったのだけれども、
今日はこれだけではちょっと物足りなかった。
クライミングはできないけれども、もう少しヒルクライムをしよう!
そう思って六浦から池子を抜けて逗子へ戻り、江ノ島方面ではなく葉山方面へ逆走。



そして湘南国際村を上った。

湘南国際村を上る前に、すでにメーターは100kmを超えていたけれど、
今日のようなやる気のある日にこちらも走ってしまえと、やる気のない日も多かったりするので



葉山国際カントリークラブの激坂にも挑戦したのだけど、
なんなんだ、これ!

標識のある交差点からの上り坂もきつかったけど、そこは何とかやり過ごした。
で、「確かにきついけど、距離短いからそれほどでもないな、今日の俺は強いのかな?」
と不遜なことを思ったりした。でも当たり前ですよね。
そこはまだ距離にして半分以下のところだったのだから。

最初の激坂を上り切ったあと、少し平坦基調の部分があったのだけれど、
その先が信じられないほどきつかった。
ギアはずっと30×23のインナーロー。
僕はその激しい勾配の坂をなるべく見ないように走った。
視線はできる限り路面に落とした。目の前に立ちはだかる坂はとても威圧感があったからだ。

ブラケットでは力が入れにくいし、汗で手が滑ったりもしたので、
最後のほうはほとんど下ハンというかRの一番深い部分を握り続けた。
そして前輪が浮かないように注意しながら、ずっとシッティングで上り続けた。
立ち漕ぎは呼吸が修復不可能に乱れそうでできなかったのだ。
そして激しく顔を歪め(自分でわかった)、時速5km台のスピードで
なんとか足を付かずに頂上まで上り切った。

いや、噂には聞いていたけれどもこんなに厳しい坂だとは思わなかった。
こんなに坂でいっぱいいっぱいになったのはいつ以来だろうか?
もちろんタイムを狙うヤビツもいつもきついのだけれども
ここはそれとは別の種類の厳しさがあった。

そして、だからこそ最近あまり味わった記憶のない充実感があった。

こんなに集中して、そしてこんなに頭が真っ白になりながら、
体を動かしたのはほんとに久し振りだと思った。
鷹取山と湘南国際村だけで帰っては絶対こんな気持ちにならなかったろうから、
せっかくだからとここも上ってホントに良かった。
これで、今日の走りの満足度がかなりアップしたと思う。

というわけで、葉山国際カントリーからそのまままっすぐ江ノ島を目指しても良かったのだけれども、
せっかくこんなに無駄に非効率的に走っているのだからと、



披露山にも上った。葉山国際カントリーときつさを比較するために、
こちらは42×23のシッティングで上ったのだけど、
それでも軽く5km以上のスピードで上れた。こちらの勾配も結構なものだと思うけど、
葉山国際カントリーと比較してはいけない程度なのだろう。

披露山でミニヒルクライムは終了して、そこからは



逗子マリーナと



材木座を通って素直に江ノ島を目指した。
ただここらでかなり腹が減ってきたので材木座にある薊という中華屋さんで



タンメン大盛り600円也を食べた。シンプルだけど旨かった。

海岸線を走りながら、湘南平のことがふと頭に浮かんだのだけど、
湘南平を往復するとさらに40km距離が増えてしまうので、
すぐにそのことは忘れることにした。

そしてちょうど130kmくらいの距離を走って、アパートに帰ってきた。

出かけるときは海辺のテラスで昼飯食って、本を読んで、そのまま帰ってくるつもりだったんだけど、
本なんて1ページも読まなかった。でもそのかわりに予定外だったけれども、
成り行きまかせで、楽しくたくさん走れたので良かった。
冷静に考えれば、ヤビツ・唐沢林道・半原のほうがきついとは思うのだけど、
今日の走りは妙に充実感があった。
やはり、葉山国際カントリーの激坂のおかげだろうか。。。

認知症とサイクリング

2006年07月24日 | 自転車生活
7月22日土曜日の日経の夕刊にこんな記事が載っていた。

ニューヨークでの最近の研究結果では、趣味の内容によって認知症発症のリスクが変わることが報告されていて、ある地域における認知症発症患者の趣味を調べたところもっとも多かったのがサイクリングであった。(要約)

でもって、この記事ではサイクリング以外で発症が多かった趣味は水泳で、発症が少なかった趣味はダンスとオセロだったと報告している。そしてこの調査の結果から考えると、サイクリングなどのようにひとりで黙々と行なう趣味は認知症発症のリスクが高く、複数の人とコミュニケーションを図りながら楽しむ趣味のほうが認知症の予防になるのでは、と提言している。

これってちょっとショックではありませんか?普段はサイクリングって様々な健康問題に有効だって紹介されることが多いし、僕なんかも自転車という趣味を通して健康を維持できることを喜ばしく思ったりしていただけに。

そしてこの記事の嫌らしいところは、「ひとりで黙々と」というサイクリングの暗い側面を無遠慮に指摘していたりするところだ。クラブランやペアランなどもあるけれども、確かにサイクリングって「ひとりで黙々と」という場合が多いものな。それに「ひとりで黙々と行なう」サイクリングって、もちろん楽しくないわけではないけれども、ときには苦痛だったり退屈だったりすることが確かにあるものな。ときにはそんな苦痛や退屈さを伴うサイクリングを僕がひとりで黙々とやってられるのは、もしかしたら脳細胞が破壊されたり脳の機能が衰えたりしているからなのかもしれない、と少々暗い気持ちになってしまった。

ただですね、だからといってサイクリングは認知症発症のリスクが高い趣味だと決めつけるのはどうなんだろうなって思いますよね。それも購読者数が決して少なくない日経の紙面で。この記事を読んで、だから俺は地味な運動は嫌いなんだよねぇ~と後ろ盾を得た気になった生活習慣病(予備軍)の方もいるのではなかろうか?

まぁ、確かにひとりで黙々と行なうことが多いサイクリングですけどね、そこにはきちんと楽しみも喜びもあるんですよ。充実した達成だって感じたりするし、黙々とペダルを漕ぎながら深く内省したりもするんですよ。そういうのは脳にとっても悪くないと思うんだけどなぁ。実際、有酸素運動は認知症予防に高い効果があるという報告もたくさんあるわけですしね。だから、そんなにサイクリングを悪者にしないでくださいな、とこの記事を読んで僕は思ったりしたのだった。ただそう思いながらも、これからはあまりボケッと自転車に乗るのはやめようと思ったりもしたわけですが。認知症って、大変な病気ですものね。

持ち越し

2006年07月23日 | 日常生活
今日もどんよりとした空模様。
いったいいつになったら梅雨が明けるのだろうか?
7月後半に予定していた短い夏休みを、
梅雨が明けていない可能性もあると
8月前半に変更しておいたのがせめてもの救い。
さすがに8月に入った頃には梅雨明けしてますよね?

エントリーしたいことがあったのだけれども、
今日はこのあとパソコンに向かう時間はまったくとれなさそう。
というわけで、これについては明日へ持ち越し。
といっても、全然たいしたことではないんですけどね。

たいしたことある梅雨明けはいったいいつへ持ち越されるのだろうか?
あぁ、晴れた空が恋しいなぁ。

僕はそれを予期していたのだろうか?

2006年07月22日 | 自転車生活


本日は15時半頃部屋を出て、ランドナーでヤビツを目指した・・・
のだけれども、

蓑毛のバス停の少し先で引き返して帰ってきてしまった。。。



この電光掲示(帰りに写す)と



この天気。
な~んか嫌な感じになってしまったんですよね。

ランドナーだったけれども名古木からタイムを計って上ってた。
おいおい、ここで引き返していいの?と思わないでもなかった。

でも、濡れねずみにはなりたくないよな。
それにこの先が雨ってことは、このあと江ノ島あたりも雨になっちゃうんだろうな。

そんなことを考えると、どんどんペダルを踏む足の力が弱まってくる。

そういや、俺、洗濯物を干しっ放しで来ちゃったんだよな。
せっかく洗濯したのにあれも全部ずぶ濡れになるのか。。。

そこでペダルを踏む足がとまった。

「やめた」

挫折ということばが頭に浮かばないでもなかったけれど、
いや、これは合理的判断に基づく撤退なのだと思うことにした。

だって、実際いつ雨が降り出してもおかしくない天気だったから。



いま上ってきた道を下り、
名古木から江ノ島に向けて、悪くないペースで走る。
走りながら、気持ちは結構複雑だったのだけれども、
平塚でラーメンを食べたら妙に元気になってしまった。



だってあの天気だぜ、引き返すのは当然だよ。
また来りゃ、いいんだよ。
と、かなり本気で思えてしまったのはなぜなのだろうか?
ま、実際その通りではあると思うんだけれど、
ちょっと、調子良すぎだな。

そしてアパートまであと1kmくらいのところで、
さらに撤退が間違いではなかったことを決定づけるような出来事が。

突然前輪がぐわんぐわんと触れだしたのだ。

何のショックも感じなかったけどスポークが折れたのかな?
そう思ってホイールを確認してみたら、



タイヤのサイドがバースト寸前になっていた。
これでタイヤが変形して、まるでスポークが折れたように前輪が触れだしたのだ。

いやぁ、これは嬉しかった!

きっとヤビツの途中で引き返したのも尋常ならざる第六感が働いたんだろうなぁ。
もし峠まで行っていたら、
濡れねずみになっていたうえに、
きっとアパートまで残り10kmくらいのところで完全にバーストして、
あとは冷え冷えの体でアパートまで自転車を押して、
ひどい夏風邪をひいたに違いないんだよ。

と自分を正当化すること、しきり。
もうバースト最高!(冗談だけど)
おかげでさらに後ろめたさがなくなった。

でも、ほんとにサイドが破けたのがアパートのすぐ近くで良かった。
僕はこういう点では結構ついているんですよね。
もしかしたら、僕はホントにバーストを予期していたのかもしれない。。。
なんて、それはないか。