湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

水芭蕉の尾瀬

2022年06月02日 | 山・山スキーなど
 若い頃、時々あったように、その日の夕方に決めて出かけた。一度も見たことがないので、いつか見ていたいと言っていた水芭蕉。そういえば僕も見たことないはずだった。少し前まであいにくな予報だったはずのここら湘南の天気。ふと予報を見ると午前中は晴れになっている。そしてなんとなく尾瀬の天気を調べてみると、やはり午前中は晴れ。どうする?と訊くと、「行く」と奥様。急いで支度をはじめた。

 赤城高原のサービスエリアで仮眠をして、空が明るくなり出してから鳩待峠へのバスが出る尾瀬戸倉へ向かった。

 6月に入り、登山道の雪はほとんど溶けたようだ。そこかしこに雪は残ってはいたけれど、雪で危険な場所はまったくなかった。



 鳩待峠から尾瀬ヶ原へ下り、はじめての水芭蕉。





 以前一度だけ来たときはGW、山スキーでだったので、雪のない湿原を見るのははじめて。



 さすが、尾瀬。規模の大きい湿原って途中で飽きがくるのでは、と思っていたのだけど、これなら飽きそうになんてまったくないぞ。




湿原の沼を泳ぐサンショウウオ

 と思っていたのだけれども、終盤は強行軍の疲労も相まって飽きた。いや、とっても素晴らしかったんですけどね。学生の頃にケニアのマサイマラ国立公園のサバンナツアーに参加したときも、2日目には飽きがきたものな。ライオンは寝てばかりだったし。いや、あちらももちろん素晴らしかったのですが。

 でも気持ち良い空の下、この時期の尾瀬ヶ原を歩けて良かった!



 帰路は懐かしの坤六峠経由で。1年のときの強化合宿男子班で、雨のなか上らされた峠。自転車の乗り方も下手だし、長丁場の峠の走り方にも全然無知で、とにかく疲れ果てた。そういえば、その日体調がいまひとつだった3年生の先輩は、吐きながら上っていたような。。。

 6月初旬の晴れた峠道は、明るい薄緑の新緑が素晴らしく、道の隣を流れる川もきれいで、いつか自転車で再訪したいと思わせる道だった。いつか、あるかな?二の舞にならないように体力つけなくては、だな。

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