湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

偏りの象徴

2017年02月28日 | MTB
 両脛がかなりの筋肉痛。山ランのせい?MTBのせい?

 2月は確かにどちらも今までより頻度が高いけれど、こんな部位が今さら筋肉痛になるわけないように思えた。そして少ししてはたと思い至った。履きなれない革靴で昨日たくさん歩いたからだと。

 ランやMTBではなく、ちょっとしたウォーキングでこんなダメージがきてしまうのか。普段履かないので違和感はあるけれど、サイズが合っていなかったり履きにくかったりするわけじゃない。移動は圧倒的にランか自転車かカブ。それ以外でも革靴とかほんと履かず、日常的にも裸足感覚のミニマスなどのウォーキングシューズを履いていることがほとんど。両脛の痛みは、そんな生活の偏りの象徴に違いない。



 それでも今日も移動はMTB。今のところ花粉の症状があまり出ていないこと、そして珍しく良い天気続きの冬ということで、ここ最近の冬よりもランもMTBも頻度が高い。どちらも低めの負荷なのできっと続けられているのだろう。

 今月の自転車、290km。となんとなく書いたけれど、毎月報告するつもりはなし。ただ今年の冬はありがたいことに走ったり、乗ったりする気になる天気の日が多いなと。

MTB周回のち食い過ぎ

2017年02月27日 | MTB
 5時前起床。昨夜のうちに出動の準備はしていたのだけれども、早く起き過ぎた。軽い食事をゆっくりととってから、6時3分に走り出した。



 今日は周回。下りで久々舞った。いい年齢になってきてるので、若い頃のように咄嗟に受け身がとれないんじゃないかと最近心配したりしていたのだが、受け身がとれたかどうかは別として、あちこち汚したけれど今日に関してはノーダメージ。転倒はしたものの、そのことに少し安堵。

 難しい上りは2回目でクリア。決してきれいにクリアできたわけではなく、2回よろめいた。ただ2回とも、ずり落ちそうになる重力に加え、自分の体重をサドル越しに後輪に押し付けてトラクションを確保。なんとか上まで上り切れた。ラッキー。他は良いところもあり、悪いところもありという感じ。普段はどうということもない場所でミスったりもあったかわりに、とくに意識せずに乗れる場所ではあるけれどものすごくスムーズに通過できたりとか。ただ、なかなか通して気持ち良くとはいかないなぁ。



 気温は低くなかったけれど、陽射しがなかったので山の中は寒々とした雰囲気。乗りながら、気づくと自分のなかに入り込んでいる時間も結構あったような気がする。早い時間、そして天気も今ひとつだったからか、出会ったのはハイカーの方おひとりだけだった。



 最後ようやく少し景色が青みを帯びてきた。今朝の行動時間2時間45分。

 バッテリー持続時間検証中のedge705は、先日の山道あちこちと合わせて8時間15分で半分くらいの残量。18時間はやはり厳しい印象だ。



 帰宅後、ひと休みしてから歩いて北鎌倉へ。小町通りを抜け、亀ヶ谷の切通しを越えて、少し時間余ったのではじめて東慶寺を訪ねてみた。『駆込み女と駆出し男』も映画館で観たし、原作になった井上ひさしの『東慶寺花だより』も楽しく読んでいたので、ちょうどいい機会だと思った。



 そして実はうちの父と母は東慶寺で結婚式を挙げているのだ。駆け込み寺、縁切り寺であった東慶寺で結婚式をするなんて相当変わっていると思うのだけれど、なんというかそれはそれで、らしい気もずっとしていた。決して仲睦まじい夫婦ではなかったけれど、添い遂げたのだから東慶寺での結婚式も悪くなかったのだろう。趣のある境内を歩きながら、そんなことを思ったりしていた。

 もっとも、その分愚息のほうに・・・

 ということはとりあえず考えないでおこう。





 MTB周回、北鎌倉までの散策のあとの食事。がっつり。


ここで食事したわけではありません。一応。こんなお店があったんだぁと。

 食後再び往路とほとんど同じ道で鎌倉まで。



 そして最後は確実に余計だったのだけれども駄目押し。あぁこれで完全に今日も収支オーバーだ、と思ったけれど我慢できなかった。憎々しいことに、走っても乗っても着実に増量してしまっているというのに。まぁたまにはといいたいところだけれども、内容は違えど食い過ぎはたまじゃないから結構体動かしているのに増量するわけで。。。

 ただ楽しく美味しい充実の1日ではあった。帰宅後、夕飯は食べないつもりだったのだけれども、少しすると小腹が減り、控えめながらも夕飯を食べて轟沈。

嬉しい1枚

2017年02月26日 | MTB


 akiraさんが撮ってくれていた1枚。自分が乗ってる写真では一番好きかも。後ろ姿で表情が見えないこと、実際より勾配がきつく見えるのも素晴らしい。
 ものすごく難しいという場所ではないけれど、勢いには頼っていないのでトラクションは慎重にかけている。だからもっと小さな乗り方になっているのだと思っていたが、思いのほか大きく乗れていた。
 嬉しい写真をありがとうございました。

みぞみぞ

2017年02月26日 | 山ラン
 昨日の山ラン終盤、305にバッテリーLOWの表示があらわれた。走りはじめはバッテリーマークはまだひと目盛り減っていただけだったので、嫌な感じだなと思った。確かに使用時間からすると、半分以下に減っていてもおかしくはない。でも走りはじめはまだ充分余裕がありそうだった。そのちぐはぐさがバッテリーの異常さを表しているような気がした。

 その305、試しに今日も充電せずに走ってみた。約12km、1時間15分くらい。今日は走りはじめて2kmくらいでやはりバッテリーLOWの表示。でも結局そのまま最後まで持ってしまった。なんだかなぁ。心拍数は計測していないけれど、これで9時間半は稼働していることになる。そんなに使い込んでいるわけではないけど、使用年数を考えると充分な稼働時間なのだと思う。ただやはり信頼感には欠けるんだよなぁ。



 昨日今日の山ランもやはり音楽に頼って。聴きながらというより、本当に頼ってという感じ。体はそうでもないけど、心には確実に疲労感がある。だからこそ、体動かすんだろうけど。

 2月のランは本日にて終了。走行距離153km。思っていたよりだいぶ走れた。

 坂元裕二脚本の『カルテット』というドラマがまたしても面白い。わかりやすくない分、ものすごーく面白いという感じではない。でもなんか面白い。小さく響くところがある。坂元裕二のドラマは、もしハズレに感じても、見逃してるだけじゃないかと自分の方を疑ってしまう。『問題の多いレストラン』はしばらく、これはちょっと・・・と思いながら観ていた。途中からやはりわかっていなかったのは自分だと気づいた。そこにあるなにかに気づくことができたらいいなと思う。片付け、書類上のことなどやることいろいろたくさんあって、ときどき坂元裕二のドラマをBGM的に流しながらやってることもあるのだけど、気づくと引き込まれたりしてる。そんなことだから、全然あれこれ進まないのだが。

難しいことばはまったくないけれど、

2017年02月25日 | 日常生活
 図書館で借りた『ジニのパズル』を数日前に読了。先日借りた『羊と鋼の森』も面白く読めたけれど、こちらのほうが僕には合っていたようだ。というか、久し振りに読み応えのある小説を読んだ気がした。

 難しいことばはまったくない。けれども、その難しくないことばの紡ぎが、重なりが、余韻を含めて複雑かつ多くの大切なことを表現する。存在は脆く危ういのに、文章は流されず、踏みとどまっている。すごい文章だと思った。

 読みはじめて少しのあいだ、村上春樹の初期三部作にスタイルが似ている気がした。実際そうなのかもしれないけれど、でもやはりこの小説も文章も著者のもの。題材が特殊だからこそ、という言い方は良くないのかもしれないが、そういう気は少しする。だから次作がどうかはわからない。でも出会えたことが嬉しい小説だったのは間違いない。いわゆる純文学の一気読みはかなり久し振り。

かなり、何やってんだか的1日

2017年02月24日 | 日常生活
 いろいろあってぐったり。他愛もないおしゃべりに付き合ってもらいだいぶ気も紛れたけれど、普段はあまり足を運ばない方面にカブを走らせ、教えてもらったばかりのレアなパン屋でなかなかいいお値段のパンを3個買い、その足で近くの惣菜屋兼肉屋みたいなところに寄り、ウズラ串4本、ハムカツ1、イカフライ2、竹輪1をその場で揚げてもらい、スーパーでビールを追加して帰宅。即行でビールを開けて、必殺ウスターソースとともに揚げ物一気食い。さらに食い足りずフォカッチャを半分。そして、深く、堕ちた。。。

 かなり、何やってんだか的1日。

 ランもまた音楽の力を借りてだったり。余程電車にしようかと思ったくらいなので、走っただけマシマシなのだけど、弱っているのは間違いなさそうだ。

もう増やしたくない

2017年02月23日 | 自転車生活
 すぐにバッテリーLOWが表示されるようになった705。去年久々LeMondに乗って気づいたのだけれど、その後すっかり忘れていた。先日の縦走で使って、少し不安な肝心の場所に到着する前にバッテリーLOWが表示されてしまい、再び思い出した次第。

 縦走の翌日、多分5年くらい前にいつかのときのためにと購入しておいたバッテリーをさっそく探し出した。こんなに時間がたってからの交換になるのなら、もう少し購入を待てば良かったがまぁ仕方ないと思いつつ、やはり購入してあった特別なドライバーを使いバッテリー交換。とても不器用な人間なのでヒヤヒヤしながらだったけど、心配に及ばず無事交換することができた。交換後電源を入れようとしてもうんともすんともいわないので少し焦ったけれど、充電したらちゃんと使えるようになった。良かった。

 問題はどれくらい稼働するか。公称は15時間らしいけれど、へたっていないときは多分20時間弱は使えていたはず。そんなにロングを走ることって僕の場合ほとんどないけれど、18時間くらいは持ってくれると嬉しい。昨日の、二郎を除くと5時間半くらいの行動時間でのバッテリーの減り具合からする18時間は少し厳しい印象だがどうだろう?

 705のバッテリーを交換したついでに、接着剤が劣化して本体からパネル部分が外れてしまったforerunnner305も接着剤を塗りなおして復活させた。6月後半に充電がうまくいかなくなり、バッテリーの問題を疑っていたら、少したってぱかっとパネル部分が外れた。はんだ付けが必要なので705ほど簡単ではないけれど、こちらもバッテリー交換が可能らしかったので海外通販で適合するバッテリーを購入。落ち着いたら外れたついでに入れ替えようと思っていたのだが、そのまま時間がたち、バッテリーが見つからなくなってしまった。

 そんなわけでバッテリー交換は見送って接着剤でくっつけてしまったのだが、その翌日冷蔵庫でバッテリーを発見。少しでも劣化が抑えられればと仕舞ったのをすっかり忘れていた。はやまった。しかし約7時間強使っても、減りはかなり少ないので結果的には良かったかも。交換はもうしばらくたってからにしよう。

 ちなみにforerunnner305が使えないあいだは、forerunnner910XTを使っていた。以前ヤフオクで新品がかなりお得に出品されていて、即決した。用途的に305とかぶるけれど、稼働時間が倍近い20時間ということで棲み分け可能と判断した。値段も相場よりホントかなりお安かったし、距離はともかくとして、ランは自転車以上にちゃんと継続しているので購入したことに後悔はない(とあらためて言い聞かせる)。

 ガーミンはもうひとつetrex30がある。山や沢で持っていると安心と考え、円安が進行しはじめた頃、今のうちにと買っておいたのだけれど、これも買って正解だったと思っている。そんなに使いこなしているわけではないけれど、特にスキーや沢で、ルートに不安があるときはこれが一番安心。edge705とは比較したことないけれど、305や910ではログがまともにとれなかった丹沢の谷の深いところでも、etrex30はしっかり機能していた。単三電池で使えるのも安心。スタートストップのような機能がないので、ペースを気にすることなく、気持ち的にのんびりできるのもいい。そしてetrexはときどきカブで使用したりもしているのだ。

 と、どれも買ったことに後悔はないのだけれども、同じような電子機器を4つも持っているという事実にあらためて直面するとかなり複雑な気持ちになる。大げさではなく、道迷い遭難防止に必須とは思うし、用途も違うけれど、気づけば4個とは・・・。こういうモノの力を借りて楽しんでいるという事実にやはりまだ抵抗感があるのだろうな。実際ときにものすごく気にしたり、活用したり、楽しみにしたり、励みにしたりしているのだけど・・・

 なんにせよ、もうこれ以上は増やしたくないし、必要もないと思うので、皆さん末永くよろしくお願いしますね。910のバッテリーも交換できるといいのだけれど。。。



 古めかしいデザインの305だけれど、だからこそ愛着があったりする。最近のものはきっといろいろすごい機能があったりするのだろうが、僕には今あるもので必要十分。う~ん、でもやっぱり910が余計だったかも。10時間以上走ることなんて僕にはありそうにないから。山でそれくらいの行動時間になりそうなときは、etrexで事足りるものなぁ。910を購入した頃は、一度くらいはウルトラとかハセツネとかUTMFなんて考えていた気がするけれど。。。

心残りのないよう、あちこち

2017年02月22日 | MTB
 休み。午後は他のことに使いたかったので、6時ちょい過ぎに走り出した。



 先日の縦走のときはなかった倒木。ここ数日の強風のせいなんだろうな。



 結構冷え込んだけれど、やはり朝の空気は気持ち良い。ただ体の動きは今ひとつ。頭はものすごくスッキリとしているのに、動きが固いというのがどうもしっくりこなかった。



 再び。先日久し振りに訪れてやたら楽しかったので。今日は江の島だけでなく、富士山も見えた。



 爽快な下り。でもこの前のほうがスムーズだったなぁ。



 2本目。だいぶ久し振りな道。入り口を忘れていて少しウロウロ。







 訪れる人はおそらくそう多くない場所。



 海が見たくて少しだけ寄り道してから、



 再び元の道に戻り、次の場所へ移動。



 ここはおそらくもっと久々の道。以前訪れたときと同様落ち葉がたまり過ぎてうまく走れない。



 でもいい雰囲気だ。



 途中、探索で脇道に入ったけれど行き止まり。そういえば前も同じことをした気が・・・



 後半は少し走りやすくなった。この道、昔は通学路だったらしいのだが本当なのだろうか?
 こんなだったけ?という九十九折の下りをなんとかこなして舗装路に出て、次の場所へ向かった。



 その途中の上りであらわれた菜の花畑。黄色が眩しいくらいに輝いていた。



 そして先日かっとんだ下り。



 今日はこの前よりきれいに下れた。ただスピードも気持ち良さもこの前のほうが上だったかな。



 さてあとはのんびり帰宅と思ったのだけれど、



 少し時間に余裕があったので、もう1本。入りの勾配のきつい滑りやすいところを足つきなしで上れたことに気を良くして、そのまま上り続けた。ここは一度足つきなしで上り切ったことがあるのだけれど、結局今日は終盤で2回足つき。だったらもっといろんなところで止まって景色見るんだったと思ったけれどあとの祭り。入りの部分をクリアして色気を出した僕が悪い。



 ここからの下りはかなり好きな道。予定には入っていなかったけれど、走れて満足。



 そして満足ついでに・・・。家を素通りして、そのまま向かってしまった。本日も小豚。がっつり食って、12時ちょい過ぎに帰宅。あちこち山道走って、二郎でがっつり食って、満足過ぎる午前中でございました。

やすめない

2017年02月20日 | 山ラン


 天気の良い日が続いてなかなか休めないって、やっぱり贅沢な悩みなんだと思う。無理のないペースではあるのだけれど、さすがに少し疲れを感じ、気を紛らすために久し振りに音楽を聴きながら走った。ヘッドフォンをして走ることって滅多ないのだけれど、今日は正解だったかも。聴いていたのは椎名林檎。せっかく山のなかを走っているのに五感の一部を失うってもったいないのだけど、まぁたまには。

空気圧

2017年02月16日 | MTB


 うぉっ、全然ピントがあっていない。轟音。すぐ近くで釣り上げられていた担架。訓練だったのか、それともほんとうの緊急出動だったのか?こんなに近くでヘリを見たのははじめてだったかもしれない。



 もともと高圧で乗ることが多かったのだけれども、後輪がスローパンク気味になってからさらにカチカチに空気を入れて乗っていた。でも縦走で3つめのエリアに入るときに少し空気圧を下げた。久し振りの道を下るので、ちょっと不安を感じたのだ。そうしたら当たり前なのだろうけれど、カチカチよりずいぶん乗り心地が良くなった。そして舗装路に出ても、そんなに走りが重たく感じない。だったらということで、本日も空気圧を下げて、というより多分一般的には普通の空気圧で乗ってみた。

 そのせいか、あるいは少し残る疲労で適度に力が抜けていたことも良かったのか、珍しく少し難しめの場所をすべてクリア。なんでもないところでの足つきが1度あったけれど、それ以外はあららと意外なくらいにスムーズに走れてしまった。もちろんそれはそれで良いことなのだけど、空気圧下げたマイルドな乗り心地が予想外に嬉しい。それまでの2.1がつるつるになり、手元にあった1.95の今のタイヤに交換してから快適さを感じることがなかったのだ。でも基本使い切る人間なので、そのまま乗り続けていたのだけれど、これならこのタイヤも悪くないかと思えるようになった。かなり今さらという感じではあるのだけれど、また楽しくなりそうだ。