中野みどりの紬きもの塾

染織家中野みどりの「紬きもの塾」。その記録を中心に紬織り、着物、工芸、自然を綴ります。

「紬きもの塾’15」開講しました!

2015年04月19日 | 紬塾 '13~'16
第7期「紬きもの塾’15」が今日からスタートしました。

今期は定員オーバーとなり混み合ってちょっと大変そう・・です。
愛知県、岐阜県からも参加していただきました。ご苦労様です。

今日はお一人お一人から紬塾参加の動機など伺ったのですが、少しご紹介します。

ご本人も着物好きではあるのですが、家に帰ると和服に着替えるという着物好きの夫から糸のことなど話を聞いてきてほしいということで、一家代表で来てくださった方、「樹の滴」を書店で一気に立ち読みして「これは買うしかない!」と。そしてぜひ話を聞きたいと遠くから来てくださった方、糸のことや着物全般のことを、自分が着たり織ったりする前にポイントを知っておきたいと思ってる方、私の紬の風合いなどがどこから生まれているのか知りたい方、祖母の着物などをどのように活用していけばいいかを知りたいなど、また、着付けを何年もされている方から全く着物は着たことのない方まで、様々でした。

年代も20代後半?から60代まで幅広くお集まりいただきました。

知識としてだけではなく、糸に触れ、布に触れ、先入観などをあまり持たずに素直に観察し、自分が体感して“知る”ことが大切だと思います。
私はまずはあまり先にあれこれ言わないで、みなさんの受け止めを導き出すような方向に向けていきたいと思っています。

受身ではなく積極的に発言もしていただき、この塾を盛り立てていただきたいと思います。

織物を知ることは、着物を着る着ないにかかわらず、人にとって大切なことを教えてくれるように思います。

紬とは何か、布とは何かを一年を通して一緒に探っていきましょう。


知り合いの山口県の陶芸家の方から届いたばかりの甘夏(ちょっと酸っぱい!(>_<))を帰りに1個ずつお土産で持ち帰ってもらいました。マーマレードを作ったばかりだったのですが、、、また作ります・・(^_^;)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする