年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

黒米

2008-10-29 21:25:06 | Weblog
 先日大学の部活の先輩にあたるSさん宅を訪問した折に頂いた黒米と赤米、初めて見るそのお米の炊き方(白米の約1割くらいの黒米をいっしょに炊く)をSさんに教わったにもかかわらず、私が妻に方法を伝えていなかったせいか、今夜は、ものはためしとばかり妻が思い切って黒米のみを圧力鍋で炊いておった。鍋を開けてみてびっくりした。真っ黒けである。一瞬広島の原爆記念館に展示されている飯盒に入ったまっ黒けのごはんを思い出した。しかし見た目は悪いけれど玄米のご飯を食べる食感で美味しいお米であった。
 本日25歳の求職者が私のもとにやって来た。卒業後1年はフリーター、その後正社員として就職したものの1年で事業所が閉鎖となって転職、次にOA機器販売店に事務職として就職した。試用期間の3ヶ月が先日終了した時点で上司から、正社員としてやれる自信があるかと聞かれたそうだ。彼女は自信がなく断ったとか。それで気持ちが落ち込んでしまいどうすればよいだろうか、と相談に来られた。相槌を打ちながら共感につとめ要約して返す作業。途中で彼女は涙を浮かべながら、こう言った。私には相談できる友人は1人も居りません、家族に話したところで、特に兄に辞めたことが伝わると厳しい言葉で私を攻撃してくるので家の中でも誰にも話をしておりません、と答えた・・・可愛い清潔感のある女性であった。自信のないジブンに直接向き合ってもらう、弱い私はいったいなんなのか、そのようなことを考えてもらう時間を持つ昼下がりである。
 札幌より:手稲山は白い雪が被っていると知らせあり。