◆32884 星と神社
日本各地の山上や、ときに平地には巨大な磐坐や、またきわめて小さな石組みがたくさん遺存する。神社境内にあるものは、玉石や、清浄な砂が撒かれ。具体例は本稿【日本の山車・都道府県】に紹介しているが、まだまだ洩れているもの、公表されていないものがたくさんある。またそれらの多くは、自然の山容そのままのものもあれば、明らかに人工による人手の加わったものがあり、その山のかたちは秀麗な二等辺三角形をなすことから、【日本のピラミッド】として注目をあつめ、研究の対象にされる方々もある。しかし、それら山上には奥院などとよばれる小祀があることが多く、山麓には里宮が祭られていることも多い。いずれも古代祭祀につながる古代日本の神々の【依代・神籬】と考えられる。いわゆる【神南備山】である。
アメノミナカヌシノカミ(天御中主神)、セオリツヒメノカミ(瀬織津媛神)、アマテルカミ(天□留神・□は文字なし、祗の右の旁のみ)などは、神社に祀られる例もあるが、長い歴史のなかに埋没したり、後祀の神々に置き換わっている例もしばしば見られる。【妙見】もそのひとつで、祭祀の場所は神社のみでなく寺院の例もある。
古代祭祀の原始思想に、生きものの生死を、【往生・誕生】から、往生とは星になること、誕生とは星がこの世にかえること考え、これは繰り返されると信じ、【霊の還来】、【霊の輪廻】の思想があったと考えられる。
【空から星が降る】、隕石はこの世に神が降ることで、死とは星に戻ることとしてとらえ、地上(山上)に絵を描いたり、山上に磐坐を組むことはこの世に星とのつながりを表現した【星座の象】と考えられる。祖神とするものを本坐におき、眷属神が多いときには星座の位置に磐を組む。それは自然石の場合もあれば、人口のもの、あるいはその総合的なものも考えられよう。これは日本のみにとどまらず、たとえばエジプトのギザのピラミッドはオリオンの三星と配置が似ている。
お別れとは悲しいものだが、古代人も死を悲しみつつも、これをごく自然な事象として捉え、【神迎え・神送り】を繰り返しつつ、【神賑わい】をとおして、【人生を見つめる哲学】が定着していたと考えられる。
□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/
◇早池峰信仰圏の措定──奥州藤原氏と新山祭祀【Ⅱ】
2011/12/9(金) 午後 7:33
... ことを告げていた(詳細は「 室根山祭祀と円仁──業除神社・瀬織津姫神社・御袋神社が語ること」参照)。 気仙川流域の横田村には、多藝 [ たき ] 神社・瀧神社・清瀧神社・四十八瀧神社・大瀧神社があり ... 氷上山上にあり。又日神山とも書けり。 ...
http://blogs.yahoo.co.jp/tohnofurindo/30834653.html
◇幸坂 山上大神宮(やまのうえだいじんぐう
2011/3/5(土) 午後 2:13
幸坂の突き当りが山上大神宮です。 山上大神宮(やまのうえだいじんぐう)は北海道函館市船見町15-1(函館山の北麓)にある神社である。旧社格は郷社。 社伝によると、応安年間(1368 - 75年)に藤坊 ... 祭祀の時には祝詞を漢語訳聖書の聖句に置き換え ...
http://blogs.yahoo.co.jp/harukan50/23778569.html
◇男山山上・石清水八幡宮
2010/5/23(日) 午前 1:34
京都府八幡市に古くから崇敬厚い神社である石清水八幡宮があります。 源氏の氏神として有名ですが、祭祀には勅使として公卿が立てられたり平家も造営や祀りに携わったりと朝野や公武を挙げ ... 男山の山上の社殿に至るすぐ前には塀がありますが本来はこの横 ...
http://blogs.yahoo.co.jp/jjmtkymt/61595082.html
◇尾道ぶらり撮り歩き④-尾道総鎮守 艮神社
2006/2/19(日) 午後 8:01
... それが艮神社。「うしとらじんじゃ」と読む。 尾道で最も古い神社で、創建は806年。平安時代の最初頃となる。山上の千光寺も同じ年の開基だという。今はロープウエイで結ばれているが ... そこで祭祀をしていた。その岩を磐座(いわくら)という ...
http://blogs.yahoo.co.jp/cckrc612/27152305.html
日本各地の山上や、ときに平地には巨大な磐坐や、またきわめて小さな石組みがたくさん遺存する。神社境内にあるものは、玉石や、清浄な砂が撒かれ。具体例は本稿【日本の山車・都道府県】に紹介しているが、まだまだ洩れているもの、公表されていないものがたくさんある。またそれらの多くは、自然の山容そのままのものもあれば、明らかに人工による人手の加わったものがあり、その山のかたちは秀麗な二等辺三角形をなすことから、【日本のピラミッド】として注目をあつめ、研究の対象にされる方々もある。しかし、それら山上には奥院などとよばれる小祀があることが多く、山麓には里宮が祭られていることも多い。いずれも古代祭祀につながる古代日本の神々の【依代・神籬】と考えられる。いわゆる【神南備山】である。
アメノミナカヌシノカミ(天御中主神)、セオリツヒメノカミ(瀬織津媛神)、アマテルカミ(天□留神・□は文字なし、祗の右の旁のみ)などは、神社に祀られる例もあるが、長い歴史のなかに埋没したり、後祀の神々に置き換わっている例もしばしば見られる。【妙見】もそのひとつで、祭祀の場所は神社のみでなく寺院の例もある。
古代祭祀の原始思想に、生きものの生死を、【往生・誕生】から、往生とは星になること、誕生とは星がこの世にかえること考え、これは繰り返されると信じ、【霊の還来】、【霊の輪廻】の思想があったと考えられる。
【空から星が降る】、隕石はこの世に神が降ることで、死とは星に戻ることとしてとらえ、地上(山上)に絵を描いたり、山上に磐坐を組むことはこの世に星とのつながりを表現した【星座の象】と考えられる。祖神とするものを本坐におき、眷属神が多いときには星座の位置に磐を組む。それは自然石の場合もあれば、人口のもの、あるいはその総合的なものも考えられよう。これは日本のみにとどまらず、たとえばエジプトのギザのピラミッドはオリオンの三星と配置が似ている。
お別れとは悲しいものだが、古代人も死を悲しみつつも、これをごく自然な事象として捉え、【神迎え・神送り】を繰り返しつつ、【神賑わい】をとおして、【人生を見つめる哲学】が定着していたと考えられる。
□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
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◇早池峰信仰圏の措定──奥州藤原氏と新山祭祀【Ⅱ】
2011/12/9(金) 午後 7:33
... ことを告げていた(詳細は「 室根山祭祀と円仁──業除神社・瀬織津姫神社・御袋神社が語ること」参照)。 気仙川流域の横田村には、多藝 [ たき ] 神社・瀧神社・清瀧神社・四十八瀧神社・大瀧神社があり ... 氷上山上にあり。又日神山とも書けり。 ...
http://blogs.yahoo.co.jp/tohnofurindo/30834653.html
◇幸坂 山上大神宮(やまのうえだいじんぐう
2011/3/5(土) 午後 2:13
幸坂の突き当りが山上大神宮です。 山上大神宮(やまのうえだいじんぐう)は北海道函館市船見町15-1(函館山の北麓)にある神社である。旧社格は郷社。 社伝によると、応安年間(1368 - 75年)に藤坊 ... 祭祀の時には祝詞を漢語訳聖書の聖句に置き換え ...
http://blogs.yahoo.co.jp/harukan50/23778569.html
◇男山山上・石清水八幡宮
2010/5/23(日) 午前 1:34
京都府八幡市に古くから崇敬厚い神社である石清水八幡宮があります。 源氏の氏神として有名ですが、祭祀には勅使として公卿が立てられたり平家も造営や祀りに携わったりと朝野や公武を挙げ ... 男山の山上の社殿に至るすぐ前には塀がありますが本来はこの横 ...
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◇尾道ぶらり撮り歩き④-尾道総鎮守 艮神社
2006/2/19(日) 午後 8:01
... それが艮神社。「うしとらじんじゃ」と読む。 尾道で最も古い神社で、創建は806年。平安時代の最初頃となる。山上の千光寺も同じ年の開基だという。今はロープウエイで結ばれているが ... そこで祭祀をしていた。その岩を磐座(いわくら)という ...
http://blogs.yahoo.co.jp/cckrc612/27152305.html