◆30601 山車の起源 一五
アマテラスオオミカミ(天照大神)と、スサノオノミコト(素盞嗚命)を夫婦、あるいは姉弟とするのは中国の后□(□はげい。文字なし)、あるいは東王府と西王母が夫婦、ときにきょうだいとして扱われる
関係に相似していて、記紀の編纂に携わった史官らが、中国の古典を参考に創作したのではないか? とする説がある。筆者はアマテラスオオミカミ(天照大神)と、スサノオノミコト(素盞嗚命)は夫婦でも、姉弟でもないと思う。両者の存在したと思われる時期が時間的に相当乖離するためである。
アマテラスオオミカミ(天照大神)と、スサノオノミコト(素盞嗚命)の間に生まれた三女とは、タゴリヒメ、タギツヒメ、イチキシマヒメであ、宗像三女神と呼び福岡県の宗像大社に祀られる。古代の宗像氏はワダツミ氏と近縁だったろうと考えられる。朝鮮半島の何処にあったか不明である。【ソシモリ(曽尸茂梨)】の「茂梨」は、日本の神籠る「モリ・守、盛、森、杜、社」に通じ、注意を要する。「曽尸」は、兵庫県宝塚市に、古社で同音を含む【伊孑志神社(いそしじんじゃ)】があるがこれも不明である。
アマテラスオオミカミ(天照大神)と、スサノオノミコト(素盞嗚命)を夫婦、あるいは姉弟とするのは中国の后□(□はげい。文字なし)、あるいは東王府と西王母が夫婦、ときにきょうだいとして扱われる
関係に相似していて、記紀の編纂に携わった史官らが、中国の古典を参考に創作したのではないか? とする説がある。筆者はアマテラスオオミカミ(天照大神)と、スサノオノミコト(素盞嗚命)は夫婦でも、姉弟でもないと思う。両者の存在したと思われる時期が時間的に相当乖離するためである。
アマテラスオオミカミ(天照大神)と、スサノオノミコト(素盞嗚命)の間に生まれた三女とは、タゴリヒメ、タギツヒメ、イチキシマヒメであ、宗像三女神と呼び福岡県の宗像大社に祀られる。古代の宗像氏はワダツミ氏と近縁だったろうと考えられる。朝鮮半島の何処にあったか不明である。【ソシモリ(曽尸茂梨)】の「茂梨」は、日本の神籠る「モリ・守、盛、森、杜、社」に通じ、注意を要する。「曽尸」は、兵庫県宝塚市に、古社で同音を含む【伊孑志神社(いそしじんじゃ)】があるがこれも不明である。