散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2011.06.23 浅草 花やしき隣の「旧家」

2011-07-11 06:33:23 | 散歩
花やしき東側出入り口から道一つ隔てた角にある店屋である。浅草寺本堂も目と鼻の先。看板には「お食事 吉野屋」とあるが、現役であるようには見えなかった。
ところで、浅草は東京を代表する観光地。そのテーマは、浅草寺を中心にした「江戸情緒の街づくり」ではなかろうか。しかし、我々が江戸情緒を知る手がかりはせいぜい浮世絵ぐらいで多くは無い。それらを元に、あくまでも現代的な感覚で作り上げているのが、今の浅草の「江戸情緒」。要は、「虚構」であって、江戸時代のままの「本物」では無い。
その点、この吉野家はかつての浅草の歴史を伝える「本物」である。もっとも「歴史」と言っても、せいぜい昭和なのではあろうが・・・


Camera: Fujica ST705W/ Yashinon DS-M 50mm f1.2
Film: Kodak GA 100
Scanner: Nikon Super Coolscan ED

2011.06.23 浅草 伝法院隣り飲み屋街: 真昼のホッピー

2011-07-10 09:19:06 | 散歩
伝法院西側敷地沿いの道路である。両側に屋台風居酒屋がぎっしり。全店、真昼間から営業中。こんな時間にどんな奴が腰を据えるのだ?と好奇心をかきたてられつつこの道を抜けた。
ここは、他所でよくある「○○横丁」と違って、道幅もそこそこ広く、店も狭いと言う感じでもない。何しろ「空がある」! そのせいか、何かあっけらかんとしていてオープンな雰囲気。
もっとも、名にし負う浅草にあって、観光地化志向の部分もあるのかもしれない。



Camera: Fujica ST705W/ Yashinon DS-M 50mm f1.2
Film: Kodak GA 100
Scanner: Nikon Super Coolscan ED

2000.05 南仏旅行: リヨン⑪/ 美術館前、テロー広場のカフェ

2011-07-06 08:34:56 | 海外旅行
この種のカフェは、はっきり言って、日本には無い。そんなにお金を使わなくても、スローな時間を楽しめる。カフェが、彼らにとっては日常生活の場の一部となっているようにも思える。
日本にもオープンカフェは無いことはない。しかし、その数は圧倒的に少ない。たいてい、とってもお金がかかる。全体に、「くつろぐ場」と言うよりは「オシャレ・ファッションの場」となっていて、決して「日常生活の場」などではない。
日本・日本人も、彼らの「カフェ生活」をもっと見習っても良いのではないかとも思う。しかし我々、「国民性」から言っても、こうして「スローな時間の楽しみ方」は元々苦手で出来ないんじゃないかと言う気もする。


2000.05 南仏旅行: リヨン⑨/ 壁前面「だまし画」のアパート

2011-07-04 08:05:42 | 海外旅行
下の写真は壁前面にだまし画が描かれたリヨンらしい色調のアパートメント二つ。
最初は、サン・ヴァンサン河岸(Quai Saint Vincent)49番地にあった。壁面一杯に「リヨンの有名人」と題されたフレスコ画! アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリからポール・ボキューズなどなど、多士済々が描かれているい。
下は、パシェリー河岸(Quai de la Pacherie)から東に、プレトル通り(Rue du Plaitre)を入ってすぐの右側で見た。いかにも「図書館」である。
両方とも、ちょっと見ではいかにも本物!! ユーモア一杯の感じも良かった。




2000.05 南仏旅行: リヨン⑦/ 旧市街丘の上からの眺望

2011-07-02 10:59:09 | 海外旅行
最初の写真は、ノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂がある丘からの「見晴らし」。
真下にソーヌ川。写真右端近くの橋はポナパルド橋。その橋の向こう、右にベルクール広場が見える。
さらに向こう、並木となっているのはローヌ河畔。遠く、一際高く目立つのはRadison Blue Hotel。

なお、ソーヌ川手前の丘の下、写真中央からやや右に見えるのは、旧市街にあるサン・ジャン・バプティスト教会。いかにも古い歴史を感じさせる立派な教会である。(下の写真は、丘の下、近くで見たもの。)