「幽霊桜」とは失礼な言い方かもしれない。枝垂桜としては、かなり名の知れた存在であるようだ。
場所は、高遠から茅野に向う途中。杖突峠が近くなり、上り坂がそろそろきつくなるかというあたり。
春の霞んだ夕暮れ時、空はまだ明るかったが、陽はもう向こうに沈んで薄暗くなった山の端を背に、この桜が浮き上がって見えた。
既に花の盛りは過ぎたのは歴然。それでも、その姿を際立てようとしているかのような桜の姿は、むしろ白々しくて痛ましい。健気ではあるが、幽霊を見ているようでもあった。
場所は、高遠から茅野に向う途中。杖突峠が近くなり、上り坂がそろそろきつくなるかというあたり。
春の霞んだ夕暮れ時、空はまだ明るかったが、陽はもう向こうに沈んで薄暗くなった山の端を背に、この桜が浮き上がって見えた。
既に花の盛りは過ぎたのは歴然。それでも、その姿を際立てようとしているかのような桜の姿は、むしろ白々しくて痛ましい。健気ではあるが、幽霊を見ているようでもあった。
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