カクレマショウ

やっぴBLOG

ウルトラミラクルシュール&ポップな100s

2009-06-09 | ■私の好きな歌
「ウルトラミラクルラブストーリー」のテーマ曲「そりゃそうだ」、映画の衝撃的なラストシーンに続くエンド・クレジット。そのバックにこの曲が流れてくるタイミングが感動モノで、それ以来、あのメロディが頭の中をぐるぐる回っています。

歌うのは「100s」(「ひゃくしき」と読むのだそうです)。作詞作曲は中村一義。「そりゃそうだ、はしる」という歌詞以外、ほとんど聴き取れないので、ネットで歌詞を探してみました。

 そりゃそうだ、はしる。
 そりゃそうだ、はしる。
 「よっこらしょ。」か?
 いらねぇな。
 そう…我を行くからね。

 ねぇね、はしゃいでたって、もう、しょうがないからね。
 出過ぎず、生き過ぎるのは興味ないからね。
 ねぇね、恥かいたって、これ、しょうがないからね。
 見過ぎず、見え過ぎるあなただけ。

 ねぇ、はしる?ねぇ、はしるぞここを。
 そうだ、わけねぇさ。ゴールで会える。


 そりゃそうだ 100s 歌詞情報 - goo 音楽

聴き取れないのも無理ないわ、こりゃ。こんなぶっとんだ歌詞でした。メロディを知らなければ、こんな歌詞をどうやって歌に乗せるんだと思うくらいの。「。」もやけに多いし。「「よっこらしょ。」か?」って、何だこれ?

でも、歌詞を見ると、ますます、あの映画の主人公「陽人」にぴったりの歌だなあと思います。わけがわからないけど、ひたすらストレートで勝負! 「そりゃそうだ」(津軽弁だと「そりゃんだべ」)って、陽人がなかなか言えなかった言葉ではないでしょうか。でも、彼女と出会って、彼はそう言えるようになろうと努力して…。

100sは、ほとんどの歌を作詞作曲し、歌も歌っている中村一義を中心とした6人のバンド。年齢は30代半ばと意外と歳いっているんです。これまでアルバムを3枚ほど出していて、「そりゃそうだ」は、7月発売予定の最新アルバム「世界のフラワーロード」に収められています。

2枚目のアルバム「ALL!!!!!!」に入っている「希望」という曲もいい。突き抜けるような音の広がりと、中村のハイトーンボイスがとてもよくマッチしていて、文字通り「希望」! 歌詞はやっぱりシュールですけど。

 同じ世界は今日もないように、同じ人は今日もいないんだぜ。
 どうだい? どうしたい? 同じ時を越え。
 賽(さい)を放り投げて、晴れのスコールをヘッドから受け。
 虹の道。同じ時を越えて。


 希望 100s 歌詞情報 - goo 音楽



また、シングルデビュー曲の「やさしいライオン」はミディアムテンポの佳作。

 逢いたいならば夜空またいで。
 逢う場所はもう、ここではない。
 みんな今、未来に解き放つぜ。
 何回も目にした絵本閉じて、持って。

 
 やさしいライオン 100s 歌詞情報 - goo 音楽

「何回も目にした絵本」というのが、おそらく、やなせたかしの『やさしいライオン』なんだろうなあ。

ちょっとジャンル?的には違うかもしれませんが、私にとっては、数年前に初めてサニーデイ・サービスを聴いた時と同じような感じで100sに接しています。

それから、「そりゃそうだ」。この歌聴いていると、なんとなく思い出す人がいるのですね。この曲を聴いた多くの人もそうなんじゃないかなと思ったりもします。

100s≫Amazon.co.jp


最新の画像もっと見る

コメントを投稿