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手塚治虫『MW(ムウ)』。こんな映画化ならいらない。

2009-06-10 | └手塚治虫 『火の鳥』・『ブッダ』・『MW』
『MW(ムウ)』(1976~78年「ビッグコミック」連載)は、私が読んだ手塚作品の中ではものすごく異質な印象があります。通常の手塚作品に共通する「人間愛」とは正反対の、憎しみ、復讐、嫉妬、愚かさ、人間の醜悪な部分だけが全面に出た作品。描写も、人間がバラバラになったり、同性愛のシーンなどが次々と出てくる。「子どもには見せられない漫画」というなら、それはそうかもしれません。でも、この作品は、「悪」に対 . . . 本文を読む