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カクレマショウ

やっぴBLOG

大学の授業、高校の授業

2008-05-08 | ■教育
4年ほど前から、及ばずながら担当させてもらっている地元の短期大学での講義。今年度の授業も今日から始まりました。

今年はこれまでと違う科目を受け持つことになり、しかも履修者が90名近くいるので、結構なプレッシャーを感じています。でも、私は研究者でもないし、自分の仕事上の経験を生かした授業しかできないと割り切ってやるしかありません。何よりも、こういう機会を与えてもらって、自分の勉強にもなるし、たまに大学生を相手にするのもいい気分転換になるし、自分なりに楽しんでやっていきたいと思っています。

私は、授業の最初に、いわゆる「アイスブレーク」のたぐいを必ず取り入れるようにしています。ゲームだったり、クイズだったり、心理テストだったり。なるべく授業の内容につながるようなものを選んでいるつもりですが、まあ、堅苦しく授業が始まるよりは、少しは雰囲気もアタマも和んだ方がいいかなという程度のものです。今日は、「コミュニケーション・ゲーム」をいくつか紹介しましたが、何せ今年は人数が多いので、いつもなら全員に体験してもらうところを、今日はやむなく10名くらいの学生に代表してやってもらいました。結局「見ているだけ」になってしまったその他大勢の学生にはつまらなかったかもしれません。それでも、手順を一生懸命メモしてくれている学生もいました。それにしても、毎年のことですが、学生たちの「ノリの良さ」にはいつも助けられますね。若いということは、それだけで吸収力が抜群。

毎回提出することにしている授業プリントに、「今日気づいたこと、感じたこと」を書いてもらっているのですが、これがなかなかおもしろい。今日の分を見ると、「アイスブレークがおもしろかった」、「将来、仕事についてから使ってみたい」、「笑顔になってすんなり授業に入れた」といううれしい感想がある一方で、授業に対する手厳しい意見も見られます。そういう意見は、さっそく次回から生かしていかなければなりません。

たとえば、授業プリントの書き込み方について。考えた挙げ句、今年からこれまでとちょっとスタイルを変えてみたのですが、なんだか裏目に出たかも。授業プリントは、その日の授業内容の主な項目に加え、ぜひここだけは知っておいてほしいというポイントを質問形式で予め示しています。その質問の答えは、授業プリントと連動させたパワーポイントを使った説明の中に隠されている…というつもりだったのですが、それが少しわかりにくかったようです。大学生なんだから、話を聞きながら自分で考えて書き込んでほしいとは思いつつも、やっぱり、一つ一つ丁寧に指示する必要もありそうです。プリントの形式も、もっとスペースに余裕があった、前の形の方に戻した方がいいかもしれない…などと、初回から早くも反省だらけです。

考えてみれば、大学での授業も、世界史の授業の進め方と基本的にあまり変わってないなと思う。授業の内容は全然違うけど、基本的な手法そのものはほとんど進歩していない。要するに、世界史の授業では、

1 授業の進行管理にはOHPを使う。
2 生徒は、OHPのスクリーンを見ながら授業プリント(のちに「サブノート」にしましたが)に書き込んでいく。
3 合間に、補助プリントの「バクシーシ!」や、ビデオ、映画といった視聴覚教材、実物教材を活用する。

というやり方でしたが、今は、

1 授業の進行管理にはパワーポイントを使う。
2 学生は、パワーポイントのスライドを見ながら授業プリントに書き込んでいく。
3 合間に、「アイスブレーク」や様々なワークを取り入れる。

という感じ。OHPがパワーポイントに変わっているのと、今は「副教材」をあまり使っていないことぐらいの違い。ただ、高校生には使えなかった(というより私自身が当時は知らなかった)「ゲーム的なワザ」が新たに加わったことは、大きな違いかもしれない。

授業内容については、ポイントをきちんと押さえてくれている学生がいる一方で、けっこうむずかしかったと書いている人もちらほらいました。でも、この程度のことなら大学生は理解できる、というレベルで組み立てているつもりなので、何とかついてきてほしいものです。

この短大は、大多数の学生がまじめで素直で、熱心に授業を聞いてくれます。目を輝かせて話を聞いてくれる学生が何人かでもいるだけで、本当に励みになるものです。がんばって伝えたいという気持ちにさせられます。今年はたった7回の授業ですが、たとえ数人でも、何かしらあとあとに1つ2つでも残るものがあるような授業ができればそれに超したことはないと思っています。

 

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