昨日の「はっち」の中で、一番興味を引かれたのは、「はっち」オープンを記念して開催されている「八戸のうわさ」by 山本耕一郎 というイベント。
「はっち」に行く前に、「はっち」周辺の三日町を歩いていておやっと思いました。各店舗の入り口に、黄色いふきだしがペタペタ貼ってあります。最初に気がついたのは、ある地元銀行の前でした。黄色いふきだしに「1階にはかつてJリーガーを目指していたおじさんがいるら . . . 本文を読む
数年前、YOUTUBEで話題になったマット・ハーディングのダンス。なぜか今頃になって、今朝の朝日新聞の「ひと」欄で紹介されていました。現在、4本目のビデオを撮影中とのことで、また世界中を旅しているらしい。で、私が一番好きな3本目の”Where the Hell is Matt? (2008)”を久しぶりに見る。
わー、やっぱり久々に見ても、この動画はいい。自然に笑顔がこぼれてしまう。あのシン . . . 本文を読む
鹿児島県阿久根市の出直し市長選で、前市長の竹原信一氏が敗れました。いろいろと物議を醸した竹原市政に、市民の大半がNOを突きつけた形です。
確かに、彼の政治手法は、民主主義の原則に外れているところが多々ありました。公約実現のためとはいえ、議会や法を無視するやり方はやはりおかしかったと思う。議会を開かずに専決処分を乱発するといった手法が反発を招かないわけがない。
ただ、疲弊する一方の地方の小都市に . . . 本文を読む
全国多くの自治体で、「カネがないカネがない」という声が聞かれます。過去のいろいろなツケが積もり積もって今の財政難を招いているわけですが、赤字を少しでも減らすべく、「経費削減」が合い言葉のように唱えられています。そして、その負担は住民にまで及んでいます。
ここまで来たか!と思ったのは、経費削減の手段の一つとして、投票所を減らす自治体が増えてきているという事実(2010年12月6日付け朝日新聞)。来 . . . 本文を読む
世の中、どんどん便利になっていて、分からないことがあっても分からないままにしておくことが滅多になくなりましたね。「ど忘れ」についてもそうです。年を取ると、本当に「ど忘れ」していることが多くて、困ったものなのですが、そんな時でも、たいていは携帯電話やパソコンが手許にあれば、解決しちゃいます。(現に今も、「ど忘れ」の「ど」って何だろう?と思ってささっとググってみたら、たちどころに答が出て来ました。「ど . . . 本文を読む
石原慎太郎、小沢一郎の両氏に共通しているのは、国民(都民)を小馬鹿にしたようなものの言い方です。要するに、「威張ることで権力をひけらかす」政治家。百歩譲って威張るのはよしとしても、彼らの話は、すべて「上から目線」であることがどうも気に入らない。
小沢氏の先日の会見が波紋を呼んでいます。こちらで記者との一問一答のすべてを読むことができますが、発言の中に「わかった?」というのが2回も出てきます。まる . . . 本文を読む
行政刷新会議による事業仕分けも週明けの今日から再開。昼休みにウェブサイトをのぞいてみたら、ちょうどキャリア教育に関する事業についての議論をしているところでした。画面は鮮明とはいえないけれど、音声だけははっきり聞こえます。
キャリア教育に関連する初等中等局、生涯学習政策局、それぞれの事業について一通り説明があったあと、いつものように仕分け人たちの一斉攻撃開始!
この第3グループの民間仕分け人には . . . 本文を読む
鳩山政権が来年度予算削減の切り札とする「事業仕分け」が今日から始まりました。
都道府県や市町村ならいざ知らず、あの複雑怪奇な国の予算にどうやって切り込むのかと思っていたら、予算規模にかかわらず、各事業1時間という制限付きで行われたと聞いて、それじゃ十分な議論もできないんじゃないかと思いました。
事業仕分けの会場には傍聴席も設けられ、報道陣にも全面的に公開。インターネットでのライブ中継も行われて . . . 本文を読む
先日の鳩山首相の施政方針演説の「演出」をしたのは、劇作家・演出家の平田オリザさんだったのだそうですね。平田さん、実は、鳩山新政権のもとで、官邸の情報発信などについて助言する「内閣官房参与」(非常勤職)に就任したのだそうで、その初仕事が施政方針演説の作成でした。首相には、前日に、言葉の選び方とか間の取り方とか、演劇の手法もみっちり伝授したのだとか。「青森のおばあさん」のエピソードを盛り込んだのも、平 . . . 本文を読む
覚せい剤取締法違反の罪で起訴された酒井法子被告が、介護福祉士の資格取得に向けて年内にも通信制の専門学校に入学する準備をしている、という報道を目にしました。聞けば、法廷でも「介護を学びたい」と話していたようですが、これを、情状酌量を得るための作戦、と取る向きもあるらしいですね。更生して社会復帰する手段として具体的に介護という仕事を挙げたのは法廷対策に過ぎないというわけです。
口さがない人たちが言っ . . . 本文を読む
前回も書いたように、香山リカ『しがみつかない生き方─「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール』の白眉は、最終章の「を目指さない」に尽きます。
流の「成功」への方程式の根底には、「がんばれば、努力さえすれば、必ず成功する」という考え方があります。
それに対し、精神科医の香山リカは、数多くの臨床経験から、「努力をしたくても、そもそもそうできない状況の人がいる。あるいは努力をしても、すべての人が思っ . . . 本文を読む
吉本隆明(吉本ばななのお父さんですね)が、『幸福論』(2001年)という本の中で、「こきざみの幸福に気づく」ことを提唱しています。彼自身、既に老齢期を迎えていることもあり、この本は定年後の高齢者向けに書かれた「幸福論」なのですが、「人間の幸・不幸とか、人生の目的は何かというのは、若いときに考えることです」なんてずばっと断言して、年を取ったら「大きな目標など、たててはいけない」とまで言う。何年先にく . . . 本文を読む
「引き際の美学」っていかにも日本人が好みそうなフレーズです。才能や力を惜しまれつつ第一線から退く姿こそ美しいと。昨日辞任した総務大臣も、あれが自分なりの「美学」だったのかもしれません。
逆に、最後に恨み言を言ったり、逆ギレしてやめていった首相などは、引き際が醜いと言われる。たとえどんなにいい仕事をしたとしても、引き際が美しくなければ決して評価されないのが日本社会。逆に引き際が見事であればあるほど . . . 本文を読む
新型インフルエンザの国内感染者の数が依然として増え続けています。
国内で初めて感染が確認されたのは、海外に短期留学していた大阪府の高校生たちでした。「隔離」されていた4人を含め、彼らの周囲にいたことから「停留」措置を取られていた高校生48人も、ようやく元の生活に戻りつつあるようです。ところが、府や市、学校に、多くの批判の電話やメールが来ているのだとか。
「成田から帰ってくるな」「どうしてあんな . . . 本文を読む
那須隆さんの再審開始は、奇跡的に「真犯人」が名乗り出たことによるところが大きい。
しかも、その真犯人とは、那須さんの家のすぐ近くに住む男だったのです。彼の名前については、鎌田氏は、著書『弘前大学教授殺人事件』では、ほかのすべての関係者と同様、本名を出していますが、那須さん死去に際する新聞連載「那須隆さん 無念の一生」では、「T」と匿名にしています。「Tはもし存命なら78歳になっているはずである。 . . . 本文を読む