昨日から青森市で開催されている東北地区社会教育研究大会。その開会を盛り上げるアトラクションで弘前市豊田児童センター一輪車クラブのステージを見ることができました。初めて見る一輪車の華麗な演技にすっかり酔いしれてしまいました。中・高校生、みんな一生懸命でした。こんなふうに、きれいな衣装を身にまとい、一体となって舞台の上で舞い踊ることができるようになるまでにはものすごい努力があったんだろうなと思うと涙が . . . 本文を読む
三位一体改革の目玉、地方交付税の大幅削減で、地方の市町村は対応策に大わらわです。北海道夕張市は、財政再建団体の指定を申請しました。地方公共団体の「破産」です。
青森県内でも、地方交付税を受けていない六ヶ所村を除き、自主財源の乏しい多くの市町村で行政サービスの見直しが急務となっています。まず大きいのが人件費の削減。朝日新聞の調査によると、全国で75%の市町村が人件費削減に取り組んでいるとか。もちろん . . . 本文を読む
昨日今日と、終業チャイムとともに打ち合わせが始まり、えんえん9時過ぎまで。閉め切った部屋の空気がどんより濁っているのが目に見えるよう。
そんな環境ではいいアイディアも浮かぶはずもなく、ただ惰性で「最後」まで終わらせるしかない話し合い。要するにある長期計画の骨子を練っているわけですが、前に進んだかと思うとまた後ろに戻り、という繰り返しを重ねながら、それでも少しずつは前進しているのでしょう。
この1ヶ . . . 本文を読む
米マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長。先日、2年後に引退して慈善活動に専念すると発表しました。
彼は、奥さんと共同で慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金」を運営しています。2年後に彼が活動の舞台とするこの基金の規模は、なんと290億ドル(3兆円!)にのぼるそうです。これまでも既にエイズ対策や貧困解消に1兆円を超える寄付をしているそうですが、このあたりのスケールの大きさは、日本人はとてもじ . . . 本文を読む
昨日の、インドにおける大学の最下層民への特別枠の話で思い出すのは、最近目にした日本の「特別枠」に関する報道です。
リストラされた人などの再挑戦を支援する政府の「再チャレンジ推進会議」が、国家公務員Ⅲ種(高卒程度)の採用の1割程度を「フリーター枠」とする方針を検討することになったようです。100人規模の中途採用枠。5年程度はこれを維持して30代前半のフリーターの再雇用の受け皿にしようという狙いとか . . . 本文を読む
「教育」の場には、なんだってこう「子どものため」という「お題目」が多いんだろう!
学校は、第一義的には「子ども」の教育の場ですから、それでいいかもしれませんが、たとえばPTA(保護者と教師の会)。ここでも「子どものため」のオンパレードです。
大人たちが「自分自身のために」PTA活動をする、という「お題目」がもっと強調されることがあってもいいんじゃないでしょうか? なんでもかでも子どものためでは . . . 本文を読む
サンケイ新聞に「生涯学習社会の理念欠く基本法改正」という記事が載っていて、思わず目を引きつけられました(2006年5月1日付け)。共立女子大学名誉教授の木村治美さんの「正論」です。
4月28日に、教育基本法改正案が閣議決定されました。その内容が「従来の教育基本法と大して変わっていないことに愕然とした」ということです。どこに「愕然とした」かというと、「この報告書にはまったく生涯学習の理念が取り込ま . . . 本文を読む
子どもたちに基本的な生活習慣を身につけさせ、学習意欲や体力の向上につなげる運動を展開しようと、民間団体や企業などでつくる「早寝早起き朝ごはん」全国協議会(会長・有馬朗人元文相)の設立総会が24日、東京都内で開かれた。有馬元文相は「子どもたちは基本的生活習慣が乱れ、学習意欲や体力、気力の低下の要因の一つと指摘されている。家庭の食事や睡眠の乱れは個々の家庭や子どもでなく、社会全体の問題」と述べた。(2 . . . 本文を読む
パリーグに続いて、セリーグも開幕。甲子園ではセンバツ。WBCで盛り上がった野球熱も一段とヒートアップといったところでしょうか。
しかし、今更ですが、「近鉄バッファローズ」がいないパリーグはいまだに淋しい。慣れろ、という方が無理です。図らずも「バファローズ」の名称を継承することになったオリックスには、中村ノリも北川も水口もいるのだけれど、彼らが近鉄のユニフォームを着ていないことに、まだまだ違和感を . . . 本文を読む
今日で聞き取りも最後です。県南にある「タシロピア」の試み。
田代地区は、人口二百数十人の小さな地区です。八戸市街までクルマで約30分の場所に位置し、少子高齢化が急速に進む典型的な過疎地域。この地区は、しかしここ数年で大きく変わろうとしています。
その立役者がDさん。バラ園を経営する傍ら、町会議員も務める方ですが、平成13(2002) 年、「田代地域振興計画」を作成しました。以来、計画にうたった . . . 本文を読む
今日は、地域づくり・まちづくりにかけては、青森県内でもっとも有名な実践者である、黒石市の山形地区住みよい環境推進協議会で会長を務める佐藤覚治さんにお話をうかがいに行きました。
佐藤さんのお名前はもちろんずっと前から知っていましたが、じっくりお話をうかがうのは今日が初めて。穏やかな笑みを絶やすことなく、地域づくりや社会教育については熱く熱く語ってくださいました。
佐藤さんはもともと市の職員で、山 . . . 本文を読む
雪の中、今日も聞き取り調査に出かけました。
30年前から地域づくりに取り組んでいるある山あいの団体。3つの集落合わせて人口約600人、戸数200戸余りの小さな地域です。最近では、子どもたちに夢を与えたいとの思いから始めた「熱気球」でちょっと知られています。2年前から会長を務める方にお話をうかがいました。
木訥とした語り口は決して「リーダー」っぽくないのですが、予めお知らせしていた質問項目にびっ . . . 本文を読む
午前中、地域コミュニティ関連の聞き取りで、八戸市内のある公民館へ行ってきました。館長さんや子育てひろばの代表の方、連合町内会長さん、地区の児童委員・民生委員協議会長さんから、たっぷりお話を聞くことができました。その方も、地域の子どもたちの育成、安心して子育てができる環境づくり、そしてみんなが住みよい地域づくりといったことをいつも心に留めながら協力し合って活動されています。そして、表面的にはうまくい . . . 本文を読む
NPO法人「あそび環境Museum アフタフ・バーバン」の北島尚志さんと山内たいらさんのワークショップに参加してきました。むつ市人権学習講座の最終回です。
「アフタフ・バーバン」とは、アラビア語で「とびらよ、ひらけ」という意味だそうです。何やらネーミングからしてあそび心にあふれています。代表の北島さんが、「子どもに“あそびを与える”のではなく、“あそび心を伝える”ことを大事にしている」とおっしゃ . . . 本文を読む
視覚障害のシンガーソングライター、板橋和幸さんの歌と語りを見てきました。むつ市で行われた人権学習講座第2回です。
板橋さんは、むつ市出身で、3歳の時に緑内障で目がほとんど見えないことがわかったのだそうです。中学生の頃は荒れたこともあったものの、高校でバンドを組んで音楽の楽しさに目覚め、それ以来、20年近くにわたって多くの歌を作ってきました。
今日はギターとハーモニカを携えて、「Dear my . . . 本文を読む