じゅんちゃの『鍋倉山・黒倉山とブナ林』⑥

　ブナの美林の中にいると本当に心が洗われる。「根開け」から始まるブナの春は真っ盛りである。
　なかなか「森太郎・森姫」に逢えず下山口に出てしまい、振り返って分る始末でまた登り返そうかと思ったが、また来れば良いとの結論に達し関田峠に車を回収に行き、２台で木島平村の馬曲（まぐせ）温泉の野天風呂につかり帰着した。
　　写真：ブナ林とタムシバの花
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終わり

じゅんちゃの『鍋倉山・黒倉山とブナ林』⑤

　雪面は腐ってきており６本アイゼンが全くきかない。２人とも滑落し、木に咄嗟につかまったり、ストックをピッケル代わりにして何とか止める事ができた。
　写真：鍋倉兄弟
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く

じゅんちゃの『鍋倉山・黒倉山とブナ林』④

　予定どおり鍋倉山（１２８８．８ｍ）に到着。千曲川が眺望できるところで昼食をとってから、黒倉山と鍋倉山の鞍部から地図を頼りにブナの巨木「森太郎・森姫」に逢うべくトラバース気味に巨木の谷に向かう。
　　写真：ブナ林の雪どけ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く
　

じゅんちゃの『鍋倉山・黒倉山とブナ林』③

　１台を下山口に置き、もう１台で関田峠に向かう。関田峠には４台ほど駐車している程度で思ったより入山者が少ない。新緑のブナ林の中を黒倉山（１２４２ｍ）に向かう。時おり融雪のため倒れていた木が跳ね上がる。登山道にはユキツバキやショウジョウバカマも咲いている。
　　写真：雪の下から力強く立ち上がるブナ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く



　

じゅんちゃの『鍋倉山・黒倉山とブナ林』②

　上信越自動車道　豊田飯山ICを降りたところにある「道の駅ふるさと豊田」で朝８時に落ち合う事にした。既に弟は到着しており渋滞もなく順調にきたそうだ。
　２台で関田峠途中の巨木の谷入り口の駐車場に向かう。道路からはミネザクラ、タムシバが咲き遅い春を感じる。
　　写真：根まわり穴
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く
　　

じゅんちゃの『鍋倉山・黒倉山とブナ林』①

　久し振りに千葉県松戸市に住む弟と山に行くことにした。共に子供達も就職や大学と手もかからなくなり（金はかかるが）時間の余裕も少しではあるができるようになった。
　　写真：鍋倉山
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く

　記事は６月１日に受信したもの