Yan先生に頼まれて長野から平郡島までアイガモを運ぶことになり、生かしたまま運ぶか、締めて血抜きして運ぶかを散々考えた末、7羽中3羽だけ生かして運ぶことにした。
で、専用のカゴがあるにはあるのだが大きすぎるので段ボール箱に詰め、暗くしておくとおとなしくなるので目張りをして車に乗せる。
30分ほどして出発したがやけにおとなしい。しばらく走ってあまりに静かなので車を止めて様子を見ると3羽とも熱くなって死んでおり、ガックリ・・。困ったことになった。
すぐに河原に走って頸動脈を切り血抜きを試みたが、切ってした場合と違って死んでから数分以上経っているのできれいには抜けない。
問題はそれからどうするかだ・・。家に戻り、湯を沸かして毛抜きしてから運ぶのがベストだが、それには3~4時間はかかるので出発が夜になってしまう。
やむなく河原で大きい羽だけむしり取って冷たい水で体を冷やし、排泄口の周辺をきれいに洗って大きめの保冷パックと一緒に発泡スチロールに詰め、クール便で送ったのが25日の17時。
先方のJunさんにその旨を知らせて翌日メールすると,26日の夕刻、異臭もなくいい状態で届いたと言うことだったので、なるべく早く毛抜きしてもらうように依頼。27日10時過ぎに島に着くと1羽はすでに丸ごとカレーになっていた。
その日の午後に残り2羽を解体し、一件落着。
解体はうまくいって肉はきれいに取れたが、熱中症で苦しませて死なせたことは痛恨の極みでかわいそうなことをしたといたく反省しているところ。 .
フォト蔵に八幡湿原の花をアップしました。上のURLからご覧頂けると思います。
いきなり丸裸の鳥の写真でギャーと驚きましたが、文章を読んで二度吃驚でした。
生きたまま運んで途中で死んだから、河原で血抜き、そして羽根も毟り取ってとは大変でしたね。
それをクール便で送り届けられた先方の方も、毛を毟って調理なさるのだから、凄いですね。
私にはとても出来ない事です。
死んだ鳥が中に入っていると聞いただけで、その箱すら持つことが出来ません。
魚も魚屋さんやスーパーの魚はおろせますが、自分が釣った魚はどうも苦手で触れないのですもの。