奥三段峡遡行図/2.5万図
心ゆくまで 水と戯れる
沢足袋がないのでいつも通り地下足袋での沢歩き。
また シラヒゲソウに会えた
近頃,地下足袋登山がどうのこうのと言われているようだが、1日中,岩だらけの山道を歩いたり、尖った石の多い沢では圧倒的に不利であるし、長時間の山行で地下足袋の方が疲れない等と言うことはない。
特に横からの打撃に弱く、足の内側や外側,とりわけくるぶしに石が当たった時の痛さは強烈で、しばらく動けなくなることもしばしば。
また荷が重いときは足元が不安定で特に左右の踏ん張りが効かず、バランスを保とうとして返って疲れる。
ただ、荷が軽い場合で悪路でなければ足元の軽さ,身軽さは捨てがたく、近隣の藪山を激しく動く時や低山のハイキング等には重宝しているのも事実だ。
またまたシラヒゲソウのお出迎えでしたか?
良かった事!
水際がよっぽど好きなのですね。
活き活きして見えます。
でも凄い水量の所を登られるのですね。
ビックリしました。
記憶の中ではもっと平板で明るくて軽い渓だった筈なのですが、実際には陰鬱な淵と巨岩が累々とする豪快な渓でした。
過去に歩いた沢と今回歩いた沢を結ぶものは唯一シラヒゲソウだけだったのですが、その花の場所もまったく違っていました。
記憶の曖昧さもあるとは思いますが、一方で自然と言うものは激しくその様相を変えるものかも知れないとも思いました。瀞場や淵を形成するゴルジュ帯は短期間で変化することはあり得ませんが、集中豪雨が度重なれば、巨岩が累積したり滝や淵が埋まってしまうと言うようなことはあり得るでしょうから・・。
色んな意味で感慨深い沢歩きでした。