遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

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セリーグ・ワースト

2011-06-03 21:26:59 | 頑張っとるけ 応援してぇの カープ!
6月3日(金)マツダ 18時00分
オリックス 130200000  6
広   島 000000201  3
●バリントン(4勝2敗)
 0行進はヤクルトが持っていたセリーグ記録の49イニングを2イニング更新して51イニングでとぎれた。とぎれたついでに勝ちゲームならまだしも、どうせ負けるんならもう少し見てみたかった気もする。
 それはさておき、点がとれない→消極的な采配→裏目にでて失点の構図は当分変わりそうにない。初回、プレーボール直後にバリントンが2塁打を浴び、送りバントで1死3塁。序盤で3塁ランナーがいれば1点覚悟で内野陣は普通の守備位置をとるのが定石。しかし、ここでまさかの前進守備。負けがこんでいるチームはこんなものか、前進の守備陣を嘲笑うかのようなショート後方のポテンヒット。普通に守っておけば防げた失点。わずか10球の悲劇。
 バリントンの乱調と解説陣は言うが、そもそも球は走っていて調子は悪くなかったと思う。初回はともかく、2回、ランナーをだしてからサードトレーシーが前回西武戦に続く緩慢なプレーでサードゴロをレフトへの2塁打に変え(記録はヒット)その後タイムリーを食らって追加点を与えれば、4回には2死満塁でピンチを招くもセカンドゴロで打ち取ったかと思った打球を東出が後逸、2点を与えて、ここで力尽きる。ここまで足を引っ張られては波に乗れるはずがない。
 バリントンの調子はよかったはずなんで、初回のまずい守備体系での失点が防げていれば違う結果があったような気がする。「バリントン乱調」というより「首脳陣の乱調」に思えて仕方ない。
 打線は2回無死満塁で点が入らないという「今日もまたか」という感じ。その後も再三のチャンスをいかせずやっと7回東出・トレーシーのタイムリーで51イニングぶりの得点。チームの勝利でなく点が入ったことにお祭り騒ぎという事態はもはや末期症状に近い。そもそもこの2人の守備でのミスがなければ勝っていた試合。ここでのタイムリーなんてミスを取り返すものにはほど遠い。
 
 とはいえ、去年のこの時期はすでに借金10、現在まだ2つ。前向きに考えれば巨人・阪神・ヤクルトあたりもパリーグにこてんぱにやられている今、なんとか辛抱すればまだまだ見放す程でもない。
 久しぶりの得点で気楽になってくれれば良いが…。