記憶

　先夜，何気なくＴＶのチャンネルをまわしていたらダムの堰堤の上で２人の男が争っているドラマの場面が映った。瞬間，『アッ！　佐久間ダム・・・？』と声が出た。気になって分かるまでドラマの進行を追っていたらやはり当たっていた。
　とは言っても佐久間ダムに行ったことは一度もなく、見たのは４０年前の一枚の写真でだけ。ちょうど同じアングルからだったのでダムの堰堤の斜面が見えており、それがその写真の場面をまざまざと甦らせたのだが、記憶の確かさに我ながら驚いた。
　写真がその後どうなったのかは分からない。ダムをバックに写っていた人の行方を知る術も、もちろんない。

レタス＆キャベツ

　雨に代わる潅水はない。これで一安心！

恵みの雨

　待望の雨がきた。植物達が狂喜しているのが分かる。雨に乗じてトマト，レタス，キャベツの苗を一気に植える。

ホップ

　木漏れ日がほどほどに当たる薮の中でホップ＝カラハナソウの芽が伸び始めた。天ぷらにいい太さと柔らかさだ。
　別に日陰を好むと言うわけではなくむしろ日向でよく育ち、潅木や時には電柱のてっぺんにまで登りつめてマントになる場合があり、場所によってはやっかいな存在になる。こう言うところのものは細くて締まっているので、野草として食するには薮の中のものの方がいい。
　

２色のミツマタ

　アカバナミツマタは丸いボンボンになるまでには至らなかったが、全部の花が控えめに咲いた。中に１つだけ黄色い花がある。
　これは珍しい～と思ってよく見ると接木した台木から芽が伸びてそれに花がついていることが分かった。アカバナが接木したものであることもこの時初めて知った。
　昨年，引越しをする知人宅の梅の木の植え替えを頼まれて掘ろうとしたら大きくなっていたのは台木だけで、接ぎ穂は痕跡しかなかった。知人が後生大事に育てていたのは実のならない台木だったことが分かって大笑いになった～，と言うことがあった。
　接木の台木が伸びてくることはよくあることで、放置すると接ぎ穂の方がダメになるが、大きくなりすぎないように管理すれば２色のミツマタの花を楽しむことが出来るかもしれない。切らずにもう少し様子を見ようと思っている。