“あぶく銭は残らない”と良く言う。競馬などで勝った時のお金などは、勝利の美酒に代わってしまうことも良くある話である。そもそも、汗を流して、得たお金というものは大事に扱うものだが、逆に、泥棒などが一夜で得た金はあっという間に、使われて、なくなってしまう。警察も、そのへんのところはわきまえていた、近頃、金周りの良くなった容疑者を洗いだしたりするのである。ところで、 大阪茨木市などで盗みを繰り返していた男が窃盗容疑で捕まったのだが、その男の自宅から、現金4300万円が発見された。これまでの盗みで得た金を貯めていたものと思われ、「働けなくなったときのためだ。」と答えたという。泥棒までも、老後を心配する時代になったのかと思う反面、何とも評価のしようない出来事である。心から笑い飛ばす事の出来ない事件でもある。
Y-FP Office Japan
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