WHOが新型コロナウイルス感染をパンデミック宣言を未だに躊躇しているのはおかしい、世界地図で感染者の分布が見られるが、アフリカと南米の一部を残して真っ赤である、毎日各国の動きを見ていると、実に興味深い、各国の指導者の思惑が透いて見える、政権の支持率低下をどうやって食い止めるかに躍起だ、安倍首相にとっては中国(習近平)との外交とオリンピックである、
習近平の来日は延期となった、このことがもっと早く決まっていたら日本での感染者数は今より抑えられただろう、またオリンピックはまだどうするか決めかねている、カギはIOCが握っている、感染者数がこの1,2週間で減少に転ずれば、その兆候が表れればオリンピックを断行する方向であろう、しかし、変わらないか逆であれば、速く中止決定すべきである、そこで感染者数という指数が問題となる、日本の感染者数はまだ中国や韓国に比べれば低い、
それはPCRというウィルス判定検査が時間がかかりかつその試験キットが少なく、帰国者・接触者相談センターで条件付きで被験者を決めているという事情が馬鹿にならない、風邪の症状で37.5度という体温が4日続いていること、だるいこと、息苦しいことがあれば帰国者・接触者相談センターなるところへ相談する、そうするとしかるべき医療機関に紹介される、その数も少なかったが今では600ケ所ぐらいに増えたそうだ、この条件でない人は家で養生してほしいとのこと、よくわからないのは 韓国や台湾などではこの検査がもっとスムーズらしいということだ、なぜ優秀な日本の医療がこの点では遅く見えるのかである、感染者数とはこの検査の結果であり、検査数が制限されているとすればとんでもないことと言わざるを得ない、実態の感染者数は何倍も高いことになる、
もし37.2度の体温が出ても軽いと思える人が動き回れば、もしかしてウイルス保有者であれば感染源となりうる、すこしでも明らかにして注意を与えないといけない、医療機関は必死で当たっていると信じて疑わないが、この検査能力に関する疑問は当分は解けないと思われる、つまり真の能力なのか政策的に操作された能力なのかという素朴な疑問である、オリンピックの開催には実態を表す感染者数が必要なのである