NHKの「ラジオ深夜便」を最近楽しんでおります、といっても
深夜に起きてラジオを聞いているのではなく、本を買って読んでいま
す、その10月号には”穏やかな、静かな最晩年を目指して”という題
名で青梅慶友病院の設立者で医師の大塚宣夫さんの寄稿があり、興
味深く読ましてもらいました
特にcという考え方が印象的でした、
会社が定年になって65才から75才ぐらいまでが第一ステージ、
それから第二ステージが続き、亡くなるまでの二~三年が第三ステー
ジというそうです
第一ステージではまだ気力体力共に充実していて働けるとき、
第二ステージに入ると病気や障害が目立ってきますし、体力も気力
も衰えてきます、体が耐用年数を過ぎておりだましながら使うことが
大事だといいます、第三ステージに進むと日常生活を送れなくなって
きます、たとえば外出買い物、食事、排泄、入浴、室内歩行などが
他人の助けがないとできなくなってくるという状態です
わたしはこの第三ステージに非常に興味を持ちました、
認知症がひどくなるのがこのステージだと思うからです、最後のステー
ジを在宅で過ごせるのか、施設入所を選択するのか、結局は昨日も
考えたところへ行きつきます