池田記念美術館で企画展
池田記念美術館開館10周年記念「週刊ベースボール50years野球ファンの記憶に刻んだ半生記」が10月4日から11月17日まで南魚沼市浦佐の同館で開かれる。
同展は、同館を運営する財団法人池田記念財団の創設者・池田恒雄氏(魚沼市出身)が創刊した雑誌「週刊ベースボール」に焦点をあてた展覧会。
昭和33年、長嶋茂雄が巨人に入団し、プロ野球への注目が飛躍的に高まったこの年「週刊ベースボール」は創刊された。以後50年間、休みなく現在まで2800号以上発行され、長嶋茂雄、王貞治、川上哲治、稲尾和久、中西太など数々の名プレーヤーの活躍を全国の野球ファンに伝え愛されてきた。
今回の展覧会では「週刊ベースボール」の創刊号から2008年までの2800冊の中から200冊ほどをピックアップして展示するほか、「ベースボール・マガジン」、長嶋茂雄愛用のグローブ(サイン入り)、王貞治700号ホームラン記念ボール、2000年日本シリーズ王、長嶋サイン入り公式使用球なども併せて展示される。
また、期間を区切って創刊号から2007年までのバックナンバーすべてを自由に閲覧できる「バックナンバー閲覧コーナー」も開設される。
入館料は大人500円、高校生以下無料。週刊ベースボール創刊50周年記念誌と入館チケットがセットになった特別チケット(大人1000円、高校生以下500円)もある。問い合わせは同館《電》025-780-4080へ。