小出商店街組合連合会
中小企業庁が実施している「はばたく商店街30選」に小出商店街組合連合会の取り組みとして「魚沼職人大學」が選出され、4月14日には魚沼職人大學学長の杵渕豊さんらが市役所を訪れ佐藤雅一市長に受賞を報告した。
「はばたく商店街30選」は、地域の特性・ニーズを把握し創意工夫を凝らした取り組みにより、地域コミュニケーションの担い手として商店街の活性化や地域の発展に貢献している商店街の取り組み事例を中小企業庁が選定し表彰しているもの。
魚沼職人大學は、商店街の若手経営者が商店街をキャンパスに見立て、店主やスタッフが「教授」になり、商いで培ったプロとしての専門知識や職人技を集約・クローズアップし、お客様や他店舗に伝えることを目的に設立された。
商店街を舞台に、季節に合わせた装飾やキャンペーンの展開、職人動画の発信などに取り組み、商店主の「顔の見える」魅力的な店づくりに取り組んでいる。
また、昨年6月には、ほりのうちキャンパスも開校し、その取り組みが広がりを見せている。
この日は杵渕学長、磯部真聡副学長、商店街組合連合会の井口俊幸会長が市役所を訪れ、賞状などを佐藤市長に披露した。
魚沼職人大學の名誉学長である佐藤市長は「取り組みが評価されての受賞であり、これからさらに充実していくよう皆さんの手腕に期待しています」と受賞を喜び、杵渕学長は「私たちとしてはまず、自分たちの店を良くして、繁盛店を増やして、まちを盛り上げていきたい」とさらなる意欲をみせていた。