奥只見で開通式、ツアーも実施
昨年8月に尾瀬国立公園として独立した尾瀬への魚沼からのルートが明日6月1日に開通する。
本県唯一の尾瀬ルートである魚沼からのルートは、奥只見まで定期バスや車で行き、尾瀬口まで奥只見湖の定期船、そこから先は予約バスを利用する様々な交通手段によるルート。船で尾瀬に向かうということが特色となっており、新幹線を利用すれば首都圏から日帰りで尾瀬を訪れることができる。
尾瀬国立公園誕生を機に県や地元の魚沼市、市観光協会、湯之谷温泉郷・尾瀬ルート活性化委員会などでは魚沼からの尾瀬ルートのPRに務めており、1日には奥只見遊覧船乗り場で開通式を行なわれる。
9時からの開通式では主催者の湯之谷温泉郷・尾瀬ルート活性化委員会会長あいさつ、来賓の祝辞に続いて関係者がテープカット、井口小学校鼓笛隊の演奏で開通を祝う。その後、定期船初乗りの入山者を参加者と鼓笛隊の演奏で見送ることになっている。
また、魚沼からの尾瀬ルート開通に合わせて湯之谷温泉郷・尾瀬ルート活性化委員会では「魚沼のごっつぉパーティーと奥只見郷ネイチャーガイドと船で行く尾瀬ツアー」を企画した。ツアーは開通前日の5月31日「魚沼のごっつぉパーティー」を開催、魚沼の郷土料理を楽しむとともに、奥只見郷ネイチャーガイドによる尾瀬ガイダンスや田植え・わら細工・山の幸染めの体験オプションが行なわれる。
6月1日の「奥只見郷ネイチャーガイドと行く尾瀬ツアーは」、尾瀬ルート開通式に参加した後、定期船で尾瀬へと向かう。「写真家・和泉澤宣彦先生と行く奥只見・尾瀬撮影ツアー」、画家・早津剛先生と行く尾瀬スケッチツアー」もオプションで用意され、約70人が参加することになっている。