市民に目を向けた行政をと訓示
12月4日の魚沼市長選挙で現職の大平悦子氏を破って初当選した佐藤雅一氏が12日、市役所に初登庁した。
佐藤新市長の任期が始まるこの日、市役所小出庁舎1階には職員が集まり、新市長の登庁を待ち受けた。午前8時半前、徒歩で到着すると盛大な拍手で迎えられ、女性職員から花束を受けた佐藤氏は職員にあいさつした後、市長室に入り報道陣の質問を受けた。
課長ら幹部職員への訓示で佐藤氏は「私は選挙戦を通じ、50か所の地域の皆さんと対話をさせていただきました。本当に多くの課題を持っておりまして、この魚沼を市民とともにしっかりとつくり上げるにあっては、皆さん方の力がどうしても必要だと思っています。皆さん方においては、行政のプロフェッショナルとしてしっかりとその任にあたっていただきたい。この地域は本当に広くて、毛細血管の先の方までしっかりと行政サービスが行き渡るには、まずもって皆さん方が一丸となって職務を遂行していただかなければ、毛細血管の先までしっかり血の通った行政はできないと思っていますので、プロとしての意識を持って人にあたってもらいたい。今まで、しっかり地域を見て来なかったという弊害も多くの皆さんから聞いていますので、その点も含めて皆さんから市民に目を向けて、市民とともに歩める市の行政にしてもらいたい。これからますますその重要性が認識されなければ、魚沼市はなかなか芽が出てこないと思っています。そのことを認識して皆さん方が一丸となってその任にあたっていただきたい。これから皆さん方の力を借りてしっかりとした行政を行っていきたい。よろしくお願いします」と述べた。
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