南魚沼きりざいDE愛隊
ご当地グルメでまちおこし活動をしている南魚沼市の「南魚沼きりざいDE愛隊」が5月11日、「B-1グランプリ」を開催している愛Bリーグ(ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会)の本部加盟団体となり、11月9、10日に愛知県豊川市で開催される「B-1グランプリ」全国大会に県内の団体としては初めて参加することになった。
「南魚沼きりざいDE愛隊」は、郷土料理「きりざい」を基にしたご当地グルメ「南魚沼きりざい丼」を通じ、同市を全国に発信するため結成された官民協働によるまちづくり団体。
「きりざい」は、刻んだ野沢菜漬けと納豆を混ぜたもので、家庭によって、たくわんや炒りゴマ、ニンジンを入れるなどの具材のバリエーションも豊富。戦国時代から食べられてきたとも言われる昔から家庭にあった郷土料理。同市では学校給食で月に1回出されているのをはじめ、市内の飲食店・旅館など22か所でメニューに加えられており、「南魚沼きりざいDE愛隊」では県内外で活動を行ってきていた。
22日は「南魚沼きりざいDE愛隊」が市役所を訪れ、井口一郎市長に本部加盟団体資格決定通知書を手渡し、本部加盟団体となったことが報告された。
報告を受けた井口市長は「厳しい基準を3年かけてクリアした。市も一緒になって全国大会開催を目指したい」と期待をかけていた。
なお、6月29日には愛Bリーグ関東甲信越支部会議が南魚沼市役所で開かれることになっている。