魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

公共施設再編整備計画の素案

2017-03-19 | 庁舎再編整備構想
意見交換会で市民に説明


 魚沼市では、魚沼市公共施設再編整備計画(素案)についての意見交換会を3月6日から14日まで市内6会場で開催した。
 同市では、平成28年2月に庁舎も含めた公共施設等の総合的な管理に関する基本的な方針を定めた「魚沼市公共施設等総合管理計画」を策定、公共施設再編整備計画は総合管理計画で示された基本的な方針を実行に移すための具体的な方針と行動計画を定めるもので、その素案がまとまったことから市民の意見を聴くために意見交換会が開かれた。
 10日、小出ボランティアセンターで開かれた意見交換会ではまず、佐藤雅一市長が「それぞれの地域の思いがあって施設が建設されているので、その思いを無くさないようにしながら、将来的な負担も考えなくてはならない。忌憚のないご意見をいただきながら、これからの魚沼市をつくっていきたい」とあいさつした。
 続いて担当課から公共施設再編整備計画素案の概要や、直営、譲渡・貸付、指定管理または管理委託、解体または廃止など各施設の最終年方針や第1期計画として2020年までの短期目標スケジュールを示した再編整備アクションプランが説明された。
 説明後、会場の参加者からは「小出公民館解体後の小出公民館のあり方についてどう考えているのか。小出北部公民館に機能を移すのでなく前向きな議論を」「魚沼市には石器・土器、生活民具、古文書などの文化遺産があるので、公開して活用できる場を検討してほしい」「災害時に避難する場所は大事であり、補強して残せるものは残して欲しい」などの質問、意見が出されていた。
 また、6日に入広瀬地区で開かれた意見交換会では「庁舎についてはすぐにかいたいではなく、住民の利用頻度の高い事務だけでも残して欲しい」「小学校の一室を利用するなどして何か残して欲しい」などの声が聞かれていた。

東方稲荷春季例祭「大百八灯」

2017-03-19 | 17'魚沼市のニュー...
幻想的なロウソクの灯


 魚沼市大石の東方稲荷春季例祭「大百八灯」が3月11日に行なわれ、参拝に訪れた人たちが幻想的な光景や地元の有志による出店の味を楽しんだ。
この祭りは、本来は豊作を祈願して旧暦2月の最初の午の日に行事であるが、同地区では現在、毎年3月の第2土曜日に行なっている。
雪の天候も夕方には回復したこの日、鳥居が並ぶ参道や周辺の道路約300メートルには無数のロウソクの火が灯され、幻想的な風景が参拝者を迎えた。
また、例年神社近くの山肌に設けられる「大」の火文字は、今年も雪が少ないため神社下の田んぼで行われ、午後6時頃火が灯されると、平らな雪原に大きな「大」の文字がくっきりと浮かび上がり、その眺めを写真に収める人の姿も見られていた。

まつりに向けシートかけ作業

2017-03-19 | 17'魚沼市のニュー...
巨大な雪の山出現



 7月22、23日に開催される「うおぬま夏の雪まつり」に向けた雪山のシートかけ作業が3月15日、魚沼市大湯温泉の奥只見レクリーション都市公園大湯地域で行われた。
 夏の雪まつりは、冬に積もった雪を大量に積み上げ、特殊シートで覆って夏まで保存して、夏に冷たい雪の感触を楽しんでもらうイベント。一昨年からより多くの人たちから足を運んでもらえるよう、利便性の良い大湯温泉を主会場に開催されている。
 公園内にある交流センター「ユピオ」の脇には、屋根から落ちた雪や駐車場の雪を集めて巨大な雪山が造られ、この日は観光関係者らによる夏の雪まつり実行委員会のメンバーと建設業者ら約40人が雪山に保存用のシートかける作業を行った。
 シートを高い雪山に吊り上げるクレーンやシートを運搬するタイヤショベルを使って作業は行われた。
 ネットと特殊シートを二重、三重に重ねてかけていく作業は、なかなかの大仕事で、斜面から滑り落ちないように足元に注意しながら進められた。
クレーンでシートが雪山に吊り上げられると、作業にあたった人たちは手際よく広げていき、シートがかけ終ると風でシートが飛ばされないようブロックでしっかりと押さえていった。
昨年は記録的な少雪となったため、集められた雪は例年より少なくなったが、今年は昨年を上回る雪が確保され、関係者はまつりに向けより多くの雪が残ることに期待をかけている。

第6回魚沼市俳句大会

2017-03-19 | 17'魚沼市のニュー...
市内外の愛好者42人集い



 第6回うおぬま俳句大会が3月13日、魚沼市小出ボランティアセンターで開催された。
 大会は魚沼市文芸協会(山之内喜七会長)が毎年開催しているもので、今回は市内外から42人の愛好者が集まった。
 大会開催にあたり行われた兼題句の募集では99人から489句の応募があり、13人の選者により選が行われ243句の入選句が選ばれた。
 大会当日は、「雪解」「卒業」の席題で参加者が作句し提出、選者と投句者全員の互選により選句が行なわれた。
 大会ではまず、山之内会長が「長い歴史に培われた俳句を私も命ある限り作りたいと思っています。今日は大いに楽しんで明日の糧にしてください」とあいさつ。続いて披講と採点、成績発表、表彰式が行なわれた。成績は次のとおり(3位まで)。
【兼題】①櫻井詩子(魚沼市)②渡辺幸子(小千谷市)③荒川完石(南魚沼市)
《高得点句》(六点句)
待春や鏡明るき試着室(櫻井詩子)
(五点句)
八海山に雪が来て急かる畑じまひ(小池旦子)
茹であがる菜のあおあおと春立てり(林照江)
給食の大釜に炊く今年米(宮田義石)
何かいふことありそうなマスクの眼(渡辺徳治)
【席題】①関誠(南魚沼市)②羽賀晴子(魚沼市)③大島いと女(魚沼市)
《最高得点句》
卒業や窓に校歌の山聳え(羽賀晴子)

須原スキー場でカーニバル

2017-03-19 | 17'魚沼市のニュー...
雪上花火やたいまつ滑降



 須原スノーカーニバルが3月11、12の両日、魚沼市の須原スキー場で開催され、11日夜には雪上ステージでのダンスパフォーマンスや花火、たいまつ滑降などが行われ訪れた人たちを楽しませた。
 11日、ゲレンデや施設内ではスキー学校の無料講習や守門中学校吹奏楽部コンサート、抽選会などが訪れた人たちを楽しませ、テント村ではたこ焼きや焼きそばなどが食欲を誘った。
ゲレンデに夕闇が迫る特設雪上ステージでは鬼面獅子山太鼓の演奏やよさこい、キッズダンスパフォーマンスが披露され、ゲレンデの人たちを楽しませた。
この日は夕方には天候が回復し山頂から幻想的な光の列が滑り降りる「大たいまつ滑降」もくっきりと見え、会場からは「きれいだね」との声が。
この後は花火が夜空に大輪の花を咲かせ、この日のカーニバルの最後には福餅撒きも行われた。
また、近くにある国重要文化財、目黒邸ではこの夜、雪灯篭がカーニバルに合わせて作られ、目黒邸のライトアップも実施。訪れた人たちの目を楽しませるとともに、今回初めて夜に邸内を無料公開した。

うかぢ春よこい祭り

2017-03-13 | 17'魚沼市のニュー...
千五百本の雪灯り楽しむ



 宇賀地コミュニティ協議会では「うかぢ春よこい祭り」を3月5日、宇賀地小学校グラウンドで開催、夜には1500本のロウソクの灯が幻想的な眺めを見せた。
 祭りは15時に開会、開会式に続いて「スノーキャンドルマウンテン競技大会」が行われた。この大会は、スコップやバケツなどを使って雪を積み上げ、その高さと芸術性を競うもの。また、5人一組で雪像をつくる「ホワイトアートコンテスト」も行われ、参加した人たちが思い思いの雪の芸術を作っていった。
 この後は、1500本のロウソクを会場に設置する「結の灯り広場」づくりが行われ、17時30分に点灯されると闇夜にユリの花をイメージした幻想的な光が浮かび上がった。
 会場では甘酒やトン汁の無料サービスも行われ、クライマックスには花火も打ち上げられて、会場を訪れた人たちは春の足音も近づく冬の一日を楽しんでいた。

折立温泉で伝統の「百八灯」

2017-03-13 | 17'魚沼市のニュー...
山の尾根に幻想的な火



 雪に浮かぶ幻想的な炎の祭典。湯之谷温泉郷折立温泉「百八灯」が3月5日、魚沼市の折立温泉で行われ、山の稜線に幻想的な光が浮かび上がった。
 百八灯祭りは折立温泉で江戸時代初期、寛永年間の初めから行われているという伝統ある行事。山の麓にある小さな稲荷様の社から山頂に向けて、農家から集められたワラを置き、夜を待ってそれに点火、暗い夜空に無数の火を浮び上がらせる。
 この日は日中、青空が広がる好天に恵まれた。まつりが始まる夕方になるとマレットゴルフ場のおまつり広場では観光客や近隣の人たちが大勢訪れ、新潟市出身の演歌歌手、葉月みなみさんの歌謡ショーや名物の6人搗きの餅つき、保育園児のパフォーマンスなど地元の芸能などを楽しみながら甘酒、豚汁などの夜店の味に舌鼓を打った。
 メインイベントの百八灯に点火されると、赤々と燃えるワラの火により暗い夜空に山の稜線がくっきりと浮かび上がった。会場では「百八灯、百八灯、百の米が一斗五升、十文酒が十六杯、十六杯」と囃子が歌われ、今年の豊作が願われ、夜空に大輪の花を咲かせる花火大会、景品付きの福餅まきも行われ、会場は賑わっていた。

魚沼市生物多様性セミナー

2017-03-13 | 17'魚沼市のニュー...
28年度の調査結果報告



 「魚沼市生物多様性セミナー」が3月4日、小出郷福祉センターで開催され、平成28年度の同市の自然環境保全調査の結果が報告された。
 魚沼市では、平成21年度の市政施行5周年を機に自然環境都市を宣言し、自然環境を柱とした「まちづくり」に取り組むことを表明。そのための第一歩として身の周りの自然をよく知るために水辺や里山を中心とした植物相調査を実施している。調査6年目となる平成28年度は引き続き植物、鳥類の調査が行われたほか、新たに両生類の調査も市民の協力により実施された。
 セミナーはその調査の報告会として開かれたもの。昨年度に引き続き田河川、平地山、小深沢で実施された植物の調査報告を行った魚沼自然大学の武藤光佳さんは、小深沢川では今年度新たに75種の植物を確認、2年間の合計で514種が確認されたことのなどを報告した。
 鳥類の調査を行った小出野鳥の会の桑原和寿さんは、こまみの湯周辺、杉ノ入沢、小平尾、魚野川周辺、長松で調査を行い、33科67種の鳥類を確認したことを報告、「今年度新規に調査を行った長松ではワシ、タカ、オオタカ、ハヤブサなどの猛禽類がたくさん見られた」とした。
新たに両生類の調査を行った魚沼昆虫同好会の横山正樹さんは、干溝大池川沿い地区、湯之谷芋川から折立又新田地区、池平から中子沢地区の3地区で調査を行いサンショウウオ科、イモリ科、アマガエル科など5科10種の両生類を確認したことを報告した。
セミナーでは調査報告に続いて長岡市立科学博物館動物研究室の金安健一氏が「カタツムリの世界」と題して講演した。
また会場には魚沼の植物・鳥類写真パネルや昆虫の標本、環境学習のパネル展示も行われた。

魚沼地域振興局がガイドブック作成

2017-03-13 | 17'魚沼市のニュー...
地元ものづくり企業を紹介


 新潟県魚沼地域振興局では、地元の高校生らに魚沼市内のものづくり企業を紹介する「ものづくり企業ガイドブック魚沼2017」を2月に刊行した。
 魚沼市内では平成27年7月に、ものづくり人材の確保や若者の地元定着を進めるためハローワーク、魚沼地域振興局、魚沼市、市内高校・テクノスクール、魚沼市ものづくり振興協議会等による「魚沼地域ものづくり人材確保対策検討会議」を設置。ガイドブックは、この会議での意見を踏まえ、まず魚沼市内の高校生等や保護者から地元ものづくり企業について知ってもらおうと作成されることになった。
 作成にあたっては、魚沼市内に事業所があるものづくり企業を対象に掲載企業を公募したところ24社の応募があった。
 ガイドブックでは24社の企業概要・沿革、経営方針、事業内容、平成30年3月の新規学卒者採用見込みなどが紹介されているほか、求める人材や企業からのメッセージも掲載、掲載事業所の所在地が分かるマップも添えられている。
 今回初めても取り組みとして900部作成されたガイドブックは小出高校・堀之内高校・塩沢商工高校の1、2年生をはじめ県内機械系テクノスクールの1年生、長岡市・小千谷市・南魚沼市の高校進路指導室などに配布されることになっている。

おばたのお兄さんが魚沼特使に

2017-03-13 | 17'魚沼市のニュー...
魚沼の魅力広く伝えたい


 全国に魚沼市の情報を発信する「魚沼特使」に魚沼市出身のお笑い芸人、おばたのお兄さん(本名=小幡和貴さん)が3月1日付で新たに委嘱されることになり6日、市役所で委嘱状の交付と名刺の贈呈が行われた。
 おばたのお兄さんは、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の芸人。東京NSC18期生で、2013年にお笑いコンビ「ひので」でデビュー。16年1月のコンビ解散後は、おばたのお兄さんとして活動。現在、小栗旬のものまねで注目を集めている。
 委嘱式では、会場に小栗旬のものまねで、おばたのお兄さんが登場すると佐藤雅一市長から委嘱状と魚沼特使の名刺が手渡された。
 佐藤市長からは「町内が一緒で子どもの頃から知っているので、委嘱するのも気恥ずかしい感じがする。これまでにも和貴さんからは魚沼市の宣伝をしていただいておりますが、特使になったことから、これからもしっかりとPRをお願いしたい」と期待を込めたあいさつがあり、おばたのお兄さんからは「生まれてから高校卒業まで18年間、魚沼で育ち、雪合戦やスキーカーニバルなど様々なイベントに参加させていただきました。五感で楽しめる地、食も美味しいので、この地を全国の方々に広められる機会を与えてくださってありがたく思っています。自分が素敵だと思ったところを余すことなく伝えたい」と意気込みを語っていた。
 「魚沼特使」は、魚沼市の出身者や関わりの深い人たちから魚沼市の魅力を伝えてもらうおうと委嘱されており、現在、おばたのお兄さんを含め40人が委嘱されている。

神湯温泉で昔語りの夜

2017-03-05 | 17'魚沼市のニュー...
怖い話や可笑しい話




 冬の夜に昔話に耳を傾ける「吹雪の神湯・昔語りの夜」が2月25日、魚沼市清本の神湯とふれあいの里大広間で開かれ、訪れた人たちがじっくりと昔話を楽しんだ。
 「魚沼雪洞まつり」のイベントとして同実行委員会と同施設が毎年開催しているこのイベント。今回は語り部として魚沼昔ばなしの会員10人が出演、例年より演目も多く、会場には子どもから年配の人たちまで約100人が訪れた。
 日中は青空も広がる天候となったこの夜、会場前の雪の壁には今年も「結」の文字がローソクで描かれ来場者を迎えた。
 トップバッターでステージに上がった佐藤愛子さんは「松吉と山姥」という少し怖い話を披露。山姥に運んでいた大根や馬を喰われた松吉は森の一軒家に逃げ込んだが、そこは山姥の家。押し入れに隠れていると山姥が帰ってきて釜の中に入って寝たのを見た松吉は、馬の敵を討とうと大きな石を蓋の上に載せ火をつけたので山姥が焼け死んでしまうという物語。
 また、山本初栄さんは、婆さんが大好きな甘酒を、留守の間に飲もうとした嫁が、甕に停まっていた顔が婆さんにそっくりな蜘蛛を袋に入れると、婆さんの具合が急に悪くなる「婆さと甘酒」というコミカルな話しで会場を笑わせていた。

プロジェクト8のつどい

2017-03-05 | 17'魚沼市のニュー...
健康づくりを楽しく学ぶ



 健康寿命の延伸を目指す「プロジェクト8」などについて学ぶ「プロジェクト8のつどい」が2月25日、魚沼市立小出病院講堂で開催された。
魚沼地域では、糖尿病があっても健康な人生を全うでき、合併症医療で地域医療経済が破たんしないために、全ての糖尿病患者の「HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)」を8%以下にという目標を定めた「プロジェクト8」に取り組んでいる。この取り組みは、糖尿病の発症予防や重症化予防を通じて、健康寿命の延伸を目指すもの。つどいは毎年、新潟県魚沼地域振興局健康福祉部が開催しており、今回は事業所の事業主や健康管理担当者、一般住民約50人が参加した。
つどいでは、まず魚沼地域糖尿病対策推進会議会長で上村医院院長の上村伯人氏が「健康づくりとプロジェクト8」と題して講話。まず、高血圧に関係する主な生活習慣として塩分のとり過ぎを指摘し、現在の半分を目標に1~2割ぐらいずつ徐々に減らしていくことや、野菜・くだもの・豆類・いも類などカリウムの多い食品を増やすことなどをアドバイスした。
また、プロジェクト8については、治療を受けない人に案内を出すようになって治療を受ける人が多くなっていることなど取り組みの成果を紹介。「同じ米でも粉にすると血糖値が上がりやすく、パンは油と砂糖が入っているので気を付けて。糖尿病・メタボ対策はごはん食をしっかり噛んで」と話した。
NPO法人エンジョイスポーツ魚沼健康運動指導士の星俊寛氏からは家庭でできる簡単運動3つが紹介され、新潟県労働衛生医学協会小出検診センター管理栄養士の田村かおり氏からは、同じものを食べても量・タイミングによってからだでの反応が違うことが紹介され、「食事の最初に野菜を食べましょう」「ゆっくりとよく噛んで食べましょう」と呼びかけられていた。
また、昼食時には1食当たり約600㌔カロリー、塩分2㌘未満のヘルシー弁当の試食も行われた。

演奏で火の用心呼びかけ

2017-03-05 | 17'魚沼市のニュー...

魚沼市消防本部が美雪園で


 魚沼市消防本部では、音楽を通じて火災予防を呼びかける「火の用心コンサート」を2月25日、魚沼市和田の特別養護老人ホーム美雪園で開催した。
 このコンサートは市内の保育園や高齢者施設などで開かれているもので、美雪園では入居者が誕生日を迎えたことを祝い毎月開かれている「長寿会」に合せて開かれた。
 2月の長寿会では101歳を迎えた人をはじめ8人の入居者の誕生日が祝われた後コンサートとなり、消防音楽隊が「北国の春」や「見上げてごらん夜の星を」、美空ひばりメドレー、「水戸黄門」、「暴れん坊将軍」のテーマなどお馴染みの曲を次々と演奏、集まった約50人の入居者の中には「音楽を聞くのは大好き」と手拍子を打つ姿も見られていた。
 また、演奏の合間には森山祥一消防署長が「火災が起きると煙が発生し、それを吸い込むと動けなくなるので避難訓練は大切です」、「住宅用火災警報器の設置により火災による死者が随分減っています。まだ設置していない方は是非設置を」と入居者や職員に呼びかけていた。

講談で「成年後見制度」学ぶ

2017-03-05 | 17'魚沼市のニュー...

神田織音さん迎え講演会



 魚沼市と魚沼市社会福祉協議会では、成年後見制度理解促進研修・啓発事業として講演会を3月1日、小出ボランティアセンターで開催した。
 「成年後見制度」は、認知症や知的障がい、精神障がいなどにより判断能力が不十分な人たちに代わって、預貯金などの財産を管理したり、介護サービスなどに関する契約を結んだりすることで保護し、自分らしく暮らせるように支援する制度。
 講談で学ぶ「成年後見制度」と銘打った講演会では、講談師の神田織音さんが実話をもとに創作した講談を披露した。
 第1話では認知症の老姉妹を狙ったリフォーム詐欺事件が紹介され、老姉妹の家を訪れたリフォーム業者が巧妙な話術で姉妹と親しくなり、白アリがいるなどの嘘をついて次々と契約を結ぶ一方、他の悪徳業者も群がり3年間で姉妹の蓄えは底をつき、家を担保にサラ金から借金し、家を差し押さえられてしまうが、その後、成年後見制度を使い、失った財産を取り戻すことができたこと、姉の死後、認知症が進んだ妹の生活を、身上を重視しながら支えていくために後見人が行ったことなどが語られた。また、第2話では障害者の事例も紹介された。
 講談に続いては南魚沼法律事務所の弁護士、黒岩海映さんによる「成年後見制度について」の説明、魚沼市社会福祉協議会職員による「法人後見支援事業について」の説明が行われていた。

上条雪まつり

2017-03-05 | 17'魚沼市のニュー...
雪の時計台が出現




 上条コミュニティ協議会では「上条雪まつり」を3月2日、上条運動公園(旧上条小学校グラウンド)で開催、訪れた人たちは大きな雪像や福餅まきなどを楽しんだ。
 会場には大きな時計台の雪像が出現、ミニ雪像コンテストには16組が参加し、トトロやウルトラセブン、可愛い猫、モアイ像など思い思いの雪像を作成。審査の結果、山田歩穂さん(長鳥)が作ったピコ太郎のリアルな雪像「ピコッ」が市長賞、松永怜さん(群馬県前橋市)の「アイガモと棚田」が会長賞、渋川区の「渋川親子鳥」が実行委員長賞に選ばれた。
 日中は滑り台やちびっこ宝探しなどのイベントも行われた雪まつり。夜になると雪像にロウソクの火が点され、闇夜に時計台が浮かび上がり会場はファンタジックな光景に。テントでは温かい食べ物のサービスも行われ、ミニ花火大会や福餅まきなども楽しまれていた。