魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

モチモチ感が魅力の米粉ピザ

2008-11-30 | ニュース

旅館の人たちらが調理法を研修

363_6336 新潟県魚沼地域振興局と魚沼市、JA北魚沼が利用拡大を図っている魚沼産コシヒカリ米粉を使った「米粉ピザ」の調理研修会が11月20日、大湯温泉の交流センターユピオで開かれた。
 この研修会は、市内の宿泊施設関係者が米粉を使った料理を研修、今後各施設で米粉料理を提供してもらおうと魚沼市観光協会が主催、同地域振興局が後援して開催された。
 JA北魚沼女性部長の韮沢芳子さん、営農課の穴沢文子さんを講師に開かれた研修には7人が参加。レシピの説明に続いて調理に入り米粉にグルテン、塩、砂糖、オリーブ油、ドライイーストを入れた生地を作る。小麦粉に比べて米粉は弾力があることら、しっかりとこねることが必要。生地を伸ばす際には米粉のもちもち感を出すためにあまり薄くしすぎないのがポイントで、生地の表面にオリーブ油を塗ったり、焼きあがったピザに弾力を出すためにフライパンで焼くなどの工夫がされている。
 参加した人たちは、手馴れた手つきで生地を伸ばし、トッピングの具材を刻みながらも米粉料理のポイントをチェックし、その後の試食会では米粉ならではの、もちもち感のあるピザの食感を楽しんでいた。


永年の功労認められ

2008-11-30 | ニュース

魚沼市で褒賞授与式

 魚沼市褒賞授与式が11月23日、市役所小出庁舎で行なわれ、市褒章条例に基づく功労者13人と2つの団体に表彰状が贈られた。
 授与式では、まず星野芳昭市長から一人ひとりに表彰状を手渡され、佐藤守市議会議長からの祝辞に続いて、受賞者を代表して関昇一氏から謝辞が述べられた。受賞者は次のとおり(敬称略)。
▽関昇一(78・葎沢)選挙管理委員会委員長、明るい選挙推進協議会会長として永年にわたり選挙の適正執行や投票率の向上等に尽力
▽角屋禮士(67・和長島)堀之内町教育長及び魚沼市教育委員長として永年にわたり教育全般の振興発展に寄与
▽藤岡武(65・本町)守門地区の小中学校及び幼稚園の薬剤師として永年にわたり児童生徒の健康管理、保健指導に尽力
▽早川ハルエ(75・堀之内)民生児童委員として永年にわたり地域住民の生活安定のため様々な問題についてその解決に尽力
▽中林良夫(76・堀之内)主任児童委員として永年にわたり地域の児童健全育成のため様々な問題について解決に向け尽力
▽関昭平(81・葎沢)社会福法人魚沼福祉会理事として永年にわたり介護保険事業携わり市の福祉保健行政の伸展に寄与
▽山田清(74・堀之内)社会福祉法人魚沼福祉会理事長及び理事として永年にわたり介護保険事業に携わり市の福祉保健行政の伸展に寄与
▽佐藤トヨ(67・青島)統計調査員として永年にわたり各種統計調査に従事し国民生活の基礎となる統計に大いに貢献
▽田端スミ(58・四日町)統計調査員として永年にわたり各種統計調査に従事し国民生活の基礎となる統計に大いに貢献
▽富永和吉(72・下折立)統計調査員として永年にわたり各種統計調査に従事し国民生活の基礎となる統計に大いに貢献
▽櫻井文一(79・小出島)新潟県県行造林協会会長として永年にわたり県行造林事業の伸展及び森林の保全と育成に尽力し平成20年度新潟県知事表彰を受賞するなど農林行政の発展に尽力
▽宮卓雄(80・佐梨)教員及びスキー学校指導員として永年にわたりスキーの指導に情熱を傾け優秀な選手を育成するとともに指導者養成にも取り組むなどスキーの競技力向上と普及発展に寄与
▽米山征史(66・日渡新田)小出郷広域事務組合消防司令等として永年にわたり消防業務に精励し平成20年春の危険業務従事者叙勲を受章するなど消防行政の伸展に貢献
▽御嶽山遊会(堀之内)永年にわたり御嶽山周辺の遊歩道・登山道及び月岡公園の整備・管理を行い平成20年度第13回新潟県環境賞(県知事表彰)を受賞するなど視線環境保護や美化活動に貢献
▽大の阪の会(堀之内)国指定重要無形文化財「大の阪」保存団体として永年にわたり保存伝承と後継者の育成に努めるなど文化の振興に貢献


奥只見丸山スキー場オープン

2008-11-29 | ニュース

初滑り営業は1月4日まで

 豊富な積雪で天然雪ではどこよりも早くどこよりも遅くまで楽しめるスキー場として知られる奥只見丸山スキー場が11月27日から初滑り営業を開始した。
 同スキー場の11月中の営業開始は2年連続、初滑り営業は平成21年1月4日までを予定している。


現職、新人の一騎打ち

2008-11-29 | ニュース

魚沼市長選、あす30日に投票

364_6417364_6418 任期満了伴う魚沼市長選挙が11月23日告示され、かねてより出馬を表明していた前魚沼市議の大平悦子氏(52)と再選を目指す現職の星野芳昭氏(71)が立候補。現職と新人の一騎打ちの激戦が展開されている。投票日はあす30日で、即日開票される。
 大平氏は「魚沼市になって住民サービスが低下したという声が多くの人から聞かれる。魚沼市は今、600億円以上の借金を抱えている。これからまずやることは財政の建て直しです。財政を立て直して住民サービスを向上させなければならない。今新しい庁舎建設の問題がありますが、小出病院の建て直し、交通手段の充実などそれより必要なものが多くある。庁舎は今ある建物を使えばよい。地元の産業への支援・育成により雇用の促進を図りたい。子育て・教育・人材育成に力を注ぎたい」と支持を訴えている。
 星野氏は「今まで小学6年まで実施してきた医療費の助成を今後中学3年まで延ばすなど県下をリードする子育て環境を整備したい。市庁舎は委員会から一本化するという方向が出されたところで、その方法はこれから検討するもの。地域医療では基幹病院と小出病院で住み分けを行いサービスが低下しないようにしたい。財政では借金も年々減らしてきている。有機センターは魚沼米の評価向上とゴミの削減に活用する。今まで市民の皆さんと検討してきた重点施策は次の4年間で実現したい」と支持を呼びかけている。
 11月22日現在の有権者数は34743人。投票は30日、市内29の投票所で行われる。投票時間については堀之内・小出・湯之谷・広神地区の投票所は午後8時まで、守門地区と入広瀬地区の9投票所は午後6時までの繰り上げ投票となる。

魚沼市長選挙立候補者(届け出順)
大平 悦子 52 無新 会社員
星野 芳明 71 無現 市 長

【大平氏略歴】小出町教育委員、小出町議1期を経て魚沼市議2期。富士短大卒。同市古新田。
【星野氏略歴】堀之内町総務課長などを経て堀之内町長3期、魚沼市長1期。長岡農高卒。同市根小屋。


地域の力の重要性を強調

2008-11-28 | ニュース

新潟の地域医療を考えるシンポジウム

362_6207 魚沼の医療の現状を知り、医療について住民として出来ることを考える「新潟の地域医療を考えるシンポジウムin魚沼」が11月16日、魚沼市地域振興センターで開かれた。
 このシンポジウムは新潟の地域医療を考える会と連合新潟が開いたもの。
 シンポジウムではまず、県立小出病院長の布施克也氏が「地域の力で守る地域の医療」をテーマで講演。医師・スタッフの不足と偏在、自治体財政の危機など地域医療の現状と医療再編成を紹介し、医療にはコストがかかるが、コスト削減は国策であること、公共財産である医療を守るにはコンビニ受診の抑制や、かかりつけ医を持つことなど一定のルールが必要であることを指摘。「健康を医師任せでなく、自分で管理することができる人が多くなると地域の医療はリッチになる。医療再編成をチャンスに魚沼がよりハッピーなまちになることを目指してほしい」と述べた。
 千葉県のNPO法人地域医療を育てる会の大野英雄氏は、地域の医療状況に危機感を感じ「医療に関心を持ち、自分達の出来ることからはじめよう」と医療現場の声や問題解決のために住民は何ができるのかを紹介する情報誌の発行や、若手医師のコミュニケーションスキル向上のための研修の実施などにより、医師不足の千葉県立東金病院に医師が集まり始めた課程、お年寄りに健康の大切さを訴える巡回市民講座など取り組みを紹介。「自分が変われば地域が変わる。地域が変われば医療が変わる。もう、お客様ではいられない」と地域住民の意識の重要性を強調した。
 守門診療所看護師の榎本昌美氏は、小規模診療所である守門診療所の現状と課題を紹介。その後は3氏をパネラーとした意見交換会を開いて地域医療について考えた。


記者日記

2008-11-28 | 小出郷新聞コラム

先週いよいよ平地でも初雪が降り、魚沼市にも本格的な冬がやってきた。魚沼の冬は長く厳しい。ここ10数年は暖冬少雪傾向でそんな感覚は幾分薄れていたが、中越地震後、2年連続で大雪を体験し、大雪の大変さを改めて知らされた。その次の冬は一転して記録的な暖冬少雪で日常の生活は極めて楽な冬であった。さて、今冬は果たして大雪になるのだろうか、2年続きの少雪になるのだろうかということが、今現在の魚沼の人たちの最大の関心事ではないだろうか▼本格的な冬の訪れはどうしても憂鬱な気分になってしまいがちだ。しかし、雪国の冬は辛いだけではなく、スキーやスノーボードなどのウインタースポーツをはじめ、様々なイベントなど楽しみなことも少なくない。しかし、スキー人口の減少、冬のレジャーの多様化などからどこのスキー場も経営は厳しいようだ。スキーブームの終焉とバブルの崩壊、長く続く景気低迷で来場者数は年を負うごとに現象の一途をたどっている▼市内のどこのスキー場でも使えるお得なチケットとして毎シーズン発売されている「魚沼ゲレンデ共通チケット」が今シーズンも22日から発売される。一般のスキーヤー、ボーダーはもとより、シーズンに何度と無く練習に訪れる人たちがまとめて購入するケースもあり作シーズンが限定700枚を完売、利用が多くなっている。市内のスキー場を訪れる人たちの減少傾向の中、この共通チケットのパンフレットでは「魚沼でひそかに練習、魚沼でかくれて練習」魚沼のスキー場でうまくなりませんかと呼びかけている▼ゲレンデが比較的空いているスキー場ということを逆手に取った呼びかけ。空いているゲレンデは練習にも向いているし、割安なチケットもある。そこで密かに練習を積んでスキー、スノボを上手くなってということだ。本格的なシーズンも間近。「魚沼でうまくなってやるー」というスキーヤー、スノーボーダーがこの冬に増えてくれればと思う。


ハイレベルな熱戦展開

2008-11-27 | ニュース

北信越スポ少バレーボール

361_6194 全国スポーツ少年団バレーボール交流大会の出場権をかけた第28回北信越ブロックスポーツ少年団バレーボール大会(男子)が11月15、16の両日、魚沼市の堀之内体育館で行われ、北信越各県の代表チームが熱戦を展開した。
 同大会には、小学4年から6年までの男子で編成された北信越5県代表の鯖江男子(福井)、郷(石川)、上平(富山)、三水ジュニア(長野)、グリーンファイターズ(新潟)と開催地の魚沼ボーイズの合計6チームが出場。
 大会は15日に予選リーグ、16日には予選の1位、2位、3位同士が対戦する順位決定戦が行なわれ、さすが県代表同士の対戦と思わせるハイレベルな試合を展開、熱戦の結果、長野代表の三水ジュニアが福井代表の鯖江男子を破って優勝、来年3月に埼玉県で開催される第6回全国スポーツ少年団バレーボール交流大会に北信越ブロック代表として出場することになった。
 魚沼市内唯一の小学生男子バレーボールチームとして地元を代表して出場した魚沼ボーイズは県代表のチームとは力の差はあったものの、父母らの声援を受けて善戦していた。


ボランティア団体らが活動紹介

2008-11-27 | ニュース

魚沼市ボランティア大会

362_6271 第4回魚沼市ボランティア大会(魚沼市社会福祉協議会ら主催)が11月18日、魚沼市地域振興センターで開かれ、ボランティア活動の紹介や講演が行われた。
 大会には魚沼市内でボランティア活動をしている人たちなど約350人が参加した。
 活動紹介では、小出高校福祉クラブ「つなゆだ」、須原小学校、広神中学校の3校をはじめ、NPO法人魚沼交流ネットワーク、御嶽山遊会、湯之谷工芸喫茶ボランティア、NPO法人笑顔の里、楽舞入広瀬の5団体が活動の紹介を行なった。
 このうち楽舞入広瀬・フォークダンスクラブめごい会・スマイルで活動している浅井美代子さんは、手話付きで「手のひらを太陽に」を披露した後、近隣の特別養護老人ホームやデイサービスセンターでのボランティア活動を紹介。「ボランティアの輪の拡がりを実感している。会員から足腰が丈夫になったとか元気になったという声を聞いてもう少しがんばろうと思っています」と発表した。
 大会では昼食後、上越市で生涯学習活動を行なっている外ノ池一さんが「生き生きと生きる」をテーマに講演した。


県内外から84社が参加

2008-11-26 | ニュース

魚沼地域ビジネス交流会

361_6150 新たなビジネスチャンスの開拓を目指す企業のための情報交換会「魚沼地域ビジネス交流会」が11月12日、魚沼市地域振興センターで開催され、県内外から84社122人が参加した。
 この交流会は魚沼市、南魚沼市、湯沢町と各商工会、民間の異業種交流会などによる実行委員会が異業種交流によるビジネスチャンス拡大を目的とした交流・商談会。参加企業の内訳は魚沼市と南魚沼市内が47社、その他の県内が31社、県外が6社となった。
 交流会では、これまでグループ別交流会の後、個別商談会が行なわれてきていたが、今回は個別交流・個別商談会から始まり、参加企業が関心のある企業を指名して会場のテーブルを囲んで商談を行なった。
 第2部では前新潟県知事で新潟国際情報大学学長の平山征夫氏が「今こそ求められる地域の自立~地域における新たな産業おこし~」をテーマに講演し、ビジネスアドバイスを行なった。
 また、この後は、郷土料理、地酒による商談・交流パーティーも開かれ、和やかに情報交換が行われていた。


技能五輪全国体で敢闘賞

2008-11-26 | ニュース

葎沢の高橋さんが入賞報告

362_6236 10月31日から11月3日まで千葉県で開催された第46回技能五輪全国大会建築大工部門で敢闘賞に入賞した魚沼市葎沢の高橋正裕さん(20)が18日、市役所を訪れ星野芳昭市長に入賞を報告した。
 来訪を受けた星野市長は「全国大会に出場するだけでも立派。入賞は名誉なことですね」と高橋さんに市の褒賞条例に基づく表彰状を贈った。
 「入賞を仕事の励みとし、この地域のリーダーとなるようがんばってください」と今後の活躍が期待される言葉が贈られると、高橋さんは「緊張したが実力は出せた。優勝したかったので少し悔しい。機会があったらまた挑戦したい」と話すとともに「早く大工として一人前になりたい」と抱負を語っていた。
 高橋さんは今年3月に魚沼テクノスクールを修了、葎沢の有限会社戸田工務店に勤務している。


古希迎え居合道に挑戦

2008-11-25 | ニュース

半年で見事初段に合格
渋川の渡辺忠房さん

362_6256 魚沼市渋川の渡辺忠房さん(70)は古希を迎えた今年5月から居合道を始め、今月16日に柏崎市で行なわれた昇段審査会で見事初段に合格した。
 渡辺さんは長年勤めた会社を定年退職後、農業に就いたが、長年のデスクワークで体力がなく夜中に足がつることもしばしば。そんな中、義兄に勧められて平成14年から始めたのが真向法体操。最初は自分の体の固さに驚いたが7年目となった今では足におなかが付くようになり、体の調子も良くなった。
 そんな渡辺さんが新たな挑戦として選んだのが同じ道場で行なわれている居合道。週2回きちんと稽古に通い続け、始めて半年ほどで初段となることができた。
 「居合道は実際にやってみると大変難しいが面白い。何でもっと早く始めなかったのかと思う」と渡辺さん。「奥が深いので挑戦したくなり、いつまでも続けられそう。日々稽古を積んで上達したい」とますます意欲が湧いてきている。
 渡辺さんが通う志誠館道場の星野友昭館長は「居合道は歳をとってからも出来る武道だが、歳をとると挑戦する気持ちを持つことが難しい。始めて半年での初段は立派」と話していた。


来年2月7日に東京公演

2008-11-25 | ニュース

キッズミュージカル「ピーターパン」

 「魚沼産☆夢ひかり」によるキッズ・ミュージカル「ピーターパン」が来年2月7日、東京・豊島区の「みらい座いけぶくろ」(豊島公会堂)で上演されることになった。
 「ピーターパン」は魚沼産☆夢ひかりの第3弾公演として今年7月12、13の両日、小出郷文化会館で上演され、その後、10月にはダンスシーンに地元参加者を加えて柏崎市でも公演された。
 東京公演は、「みらいへとつなぐとしまとの文化交流事業」として行なわれるもので、17時開演(16時30分開場)。料金は一般2500円、としま未来友の会・中学生以下など2000円、3歳以下無料。としまみらいチケットセンター《電》03-3590-5321、小出郷文化会館《電》025-792-8811へ。


ゲレンデ共通チケット

2008-11-24 | お知らせ

限定700枚、22日から発売開始

362_6279 魚沼市内の6つのスキー場で使えるお得なチケット「魚沼ゲレンデ共通チケット」が今シーズンも今日11月22日から販売を開始する。
 このチケットはリフト1日券の大人2枚と子ども2枚の引換券をセットにしたもので、価格は8000円。希望するスキー場のリフト券売り場で1日券と交換できる。大人2人、子ども2人の家族4人での利用や、子ども券2枚を大人券1枚としても使えることから大人3人グループでのスキーにお得なチケット。余っても切り離して別な日、別なスキー場でも使える。また、日帰り温泉施設の入浴割引券も付いている。
 利用できるスキー場は魚沼市の奥只見丸山スキー場、須原スキー場、小出スキー場、大湯温泉スキー場、薬師スキー場、大原スキー場の6か所。限定700枚、販売は来年3月15日まで。
 チケットは南魚沼市浦佐駅西口の大阪屋(《電》025-777-2233・要事前連絡)、魚沼市総合ビジターセンター「かたっくり」(《電》025-792-9222)、魚沼市観光協会(奥只見郷インフォメーションセンター内《電》025-792-7300)、山下商事石油部(魚沼市渋川《電》025-797-2083)で販売される。


スポーツ、温泉で健康づくりを

2008-11-24 | ニュース

シンポジウムで市民に呼びかけ

361_6159 「魚沼地域の資源を活用した健康づくりシンポジウム」が11月13日、魚沼市地域振興センターで開催された。
 シンポジウムは13、14の両日開催された健康ビジネスサミット「うおぬま会議」のフリンジ・イベント。市民から地域の現状に理解を深めてもらうとともに、「健康づくりの大切さ」「健康のツールである温泉とスポーツ」に焦点をあて交流を拡大しようと魚沼市内の関連団体や魚沼市による実行委員会が開いた。
 新潟医療福祉大学学長の高橋栄明氏はイントロダクションで「地元で医師になる人を作らないと医師が確保できない。診てもらうだけではなく病院のことを考える応援団になってもらわないと良い病院にはならない。魚沼は医師不足ではあるが住民の健康状態は良い。医療だけが人の命を救えるわけではなく、皆さんの健康づくりが大切です」と住民の健康づくりの取り組みの重要性を指摘した。
 シンポジストの新潟医療福祉大学健康スポーツ学科の山地啓司氏は「健康は意外と手近なところにあり、自分の努力にかかっている。人間は運動しないと病気にかかってしまう。皆さん積極的に歩いてください。たくましく生きるためには外界との交流も必要で、魚沼はその環境に恵まれた土地です」と述べ、エンジョイスポーツクラブ魚沼理事長の上村伯人氏は、高齢者の筋力トレーニングなど総合型地域スポーツクラブによる地域の健康づくりの取り組みを紹介。「高齢になってもトレーニングを継続することで体力が上がる。運動は無理をせずサンマ(時間・空間・仲間)づくりから。医療が要らなくなるのが一番良い医療です」と会場に呼びかけた。
 魚沼市食生活改善推進協議会長の桑原久美氏は同協議会の活動を紹介。「安全で安心できる食を多くの人に伝え市民の活力づくりをしたい」と延べ、温泉ソムリエで栃尾又温泉自在館社長の星雅彦氏は「温泉の効果は温熱効果、転地効果などのほか規則正しい生活ができるということもいわれている。温泉を健康づくりに役立ててもらいたい」と述べた。


2氏が地域づくりを語る

2008-11-24 | ニュース

363_6314_2 まちづくり講演会に500人参集

魚沼市の地域づくりを語る「魚沼市まちづくり講演会」が11月19日、魚沼市地域振興センター2階コンベンションホールで開催され、元魚沼市議の大平悦子氏と魚沼市長の星野芳昭氏がこれからのまちづくりについて語った。
 この講演会は魚沼市まちづくり研究会が開いたもので、会場には約500人が集まった。会ではまず、両氏が魚沼市の地域づくりに対する夢や思いを語った。
 大平氏は「市内で活動する中で現場の声を市政に反映したいと思ったが、議会でもそれは難しいと感じた。今の魚沼市はまず、節約に努め限られた予算の中で本当に必要なものをやっていくべき。有機センター、ケーブルテレビ、工業団地はうまくいかなかった際の危機対策がないまま進められている。新庁舎建設よりも消雪パイプの老朽化の対応が先だと思う。すべての基本は人材育成、それに投資すべきであり、必ず20年、30年後に花が咲く。雇用の場の確保として地元企業、地場産業を活性化したい。行政経験はないが、民間で働いた経験があり、行政に民間の感覚を取り入れていきたい。市政は住民へのサービスに尽きると思います。今魚沼市は変わらなければなりません。夢を夢のまま終わらせるのではなく、実現するために夢を見ましょう」と語った。
 続いて星野氏は「各プロジェクトの計画にあたって住民の代表から意見をいただきながら、この4年間でようやくその方向性が見出されてきた。市の財政は厳しいが、借金の3分の1強は合併前の下水道整備のもの。19年度が返済のピークで、これから下がってくる。これは生活環境がよくなった財産と考えてもらいたい。財政は厳しくても先を見てやるべきことはやらなければならない。人口が減少している中で、子どもを生み育てられる環境づくりを最重点課題とする必要があり、魚沼市は子育て環境では県下をリードしている。入院、通院の補助はこれから中学3年まで延ばしたい。有機センターには賛否があるが、魚沼米の評価が下がってきている中、土壌に有機を入れて評価、値段を上げていくこと、ゴミの減量に取り組み有効に活用したい」と語った。
 これに続いては主催者が予め用意した7項目の質問に両氏が答えた。地域医療体制の再構築について星野氏は「要は魚沼地域の医療サービスが低下しないことが大切。基幹病院に医師から来てもらえる環境を整備し、小出病院は魚沼市の保健、医療、福祉の拠点として残していきたい」とし、大平氏は「小出病院はどんな形であれ守っていかなくてはならない。そして基幹病院を退院した回復期の患者のために訪問介護や在宅医療も進めたい」と答えた。
 最優先に取り組む課題について星野氏は「地域ごとに心配事を受ける相談窓口が必要となってきている。市民の悩みに行政としても取り組んでいきたい。人口減少への対応、集落を守ることにも方策を考えたい」とし、大平氏は「第一は財政再建。そのための一歩が新庁舎を作らないこと。命にかかわることでまったがきかない病院問題。雇用の促進として地場産業の支援、教育に力を入れたい」とした。