旅館の人たちらが調理法を研修
新潟県魚沼地域振興局と魚沼市、JA北魚沼が利用拡大を図っている魚沼産コシヒカリ米粉を使った「米粉ピザ」の調理研修会が11月20日、大湯温泉の交流センターユピオで開かれた。
この研修会は、市内の宿泊施設関係者が米粉を使った料理を研修、今後各施設で米粉料理を提供してもらおうと魚沼市観光協会が主催、同地域振興局が後援して開催された。
JA北魚沼女性部長の韮沢芳子さん、営農課の穴沢文子さんを講師に開かれた研修には7人が参加。レシピの説明に続いて調理に入り米粉にグルテン、塩、砂糖、オリーブ油、ドライイーストを入れた生地を作る。小麦粉に比べて米粉は弾力があることら、しっかりとこねることが必要。生地を伸ばす際には米粉のもちもち感を出すためにあまり薄くしすぎないのがポイントで、生地の表面にオリーブ油を塗ったり、焼きあがったピザに弾力を出すためにフライパンで焼くなどの工夫がされている。
参加した人たちは、手馴れた手つきで生地を伸ばし、トッピングの具材を刻みながらも米粉料理のポイントをチェックし、その後の試食会では米粉ならではの、もちもち感のあるピザの食感を楽しんでいた。