魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

1年2か月ぶりに開園

2012-10-13 | 7.28-30新潟県福島県豪雨魚沼市関連

県立浅草山麓エコ・ミュージアム

昨年7月末の新潟・福島豪雨災害により休園していた魚沼市大白川の新潟県立浅草山麓エコ・ミュージアムが10月1日に開園した。
 同園は新潟・福島豪雨災害で園内外が被災、アクセス道路である県道浅草山大白川停車場線も施設付近で不通となるなどして休園が続いていたが、災害復旧工事が完了し約1年2か月ぶりに開園された。
 同園は、越後三山只見国定公園・浅草岳北麓に位置し、自然観察や野外教育などの拠点施設として環境庁・新潟県により平成13年に整備された環境学習施設で、魚沼市教育委員会が管理している。16ヘクタールの自然林の中に総延長約3キロの観察道があり、開園期間中は自然観察指導員が常駐し、さまざまな学習プログラムを提供している。
 また、エコ・ミュージアム周辺には林野庁と魚沼市とが利用協定を結んだ教育林「浅草山麓遊々の森」の整備が進んでいる。面積は230・42ヘクタールで東京ドームの約50倍。今年11月中旬には完成の予定で、完成後は市教育委員会が管理し、森林環境教育の学び場として市民や子どもたちに利用される予定となっている。
 エコ・ミュージアムの開園時間は9時から17時まで、入園無料(野外料理等の体験プログラムは実費)。園内のセンター施設には水洗トイレ、駐車場、休憩室がある。10月上旬はエゾリンドウの花、中旬からはブナの紅葉が見ごろを迎える。なお、11月上旬には冬期閉園の予定。


23日に全面通行止め解除

2012-07-21 | 7.28-30新潟県福島県豪雨魚沼市関連

田子倉地内の国道252号

昨年7月の新潟・福島豪雨で全面通行止めとなっていた福島県只見町地内の国道252号が23日正午から通行を再開することになり、およそ一年ぶりに魚沼市から福島県への通り抜けが可能となる。
 国道252号の福島県只見町大字田子倉字鬼面山地内(県境)から大字石伏字上富渕地内までの14・4kmは新潟・福島豪雨により被災し、昨年7月29日から通行止めが続いていた。
 このうち只見町役場側から田子倉湖船着場までの3kmについては6月28日に通行止めが解除され、23日には残る鬼面山地内から後山地内までの11・4kmの通行止めが解除されることになった。
 なお、今回の通行止め解除区間内では災害復旧工事のため片側規制実施箇所がある。


北山たけしチャリティーゴルフ

2011-10-29 | 7.28-30新潟県福島県豪雨魚沼市関連

募金など魚沼市に寄付

Img_1268「北山たけし福祉チャリティーゴルフ大会」が10月17日、魚沼市の越後ゴルフ倶楽部で開催され、参加者から寄せられた募金などが21日、魚沼市に寄付された。
 歌手の北山たけしさんを迎えて開催された大会には市内外から110人が参加、北山さんの師匠で義父の北島三郎さんの夫人の大野雅子さんも駆けつけた。
 この日は大会会長の星忠和さんと実行委員長の井上平一郎さんが市役所を訪れ、「魚沼市の福祉に役立てて」と参加者からの募金と、北山さんが所属する北島音楽事務所からの寄付金、合計15万円を大平市長に手渡した。
 なお、同大会では終了後に北山さんがクラブハウスで歌を4曲披露して参加者を喜ばせたほか、全員に北山さんのCDがプレゼントされた。


水害見舞いに福島のJAから桃

2011-08-27 | 7.28-30新潟県福島県豪雨魚沼市関連

販売収益を義援金として魚沼市に

Img_9224_3JA北魚沼が被災地支援として継続して米を送っている福島県のJA新ふくしま(吾妻雄二組合長)から新潟・福島豪雨の水害見舞いとして特産の桃1トンがJA北魚沼に届けられ、この桃を販売した収益が8月22日、義援金として魚沼市に贈られた。
 JA北魚沼では、東日本大震災の発生により緊急支援物資として1世帯3kgの玄米の無償提供を組合員に呼びかけ、集った米を精米しJA新ふくしまに継続して届けている。また、出荷制限や風評被害を受けている福島県産の野菜を応援しようと、米を届けた際に野菜などを買い付け、帰りのトラックに積んで直売所で販売する応援セールを4月から定期的に実施している。
 この協力関係から今回の豪雨災害で大きな被害を受けた魚沼市民とJA北魚沼へとJA新ふくしまから福島県特産の桃1トンが届けれられたもので、JA北魚沼ではこの桃を直売所「うおぬま百菜花ん」で特売し、その収益を豪雨災害の義援金として魚沼市に届けた。
 この日はJA北魚沼の坂大貞次経営管理委員会会長らが市役所を訪れ、大平悦子市長に義援金20万円を手渡した。
 大平市長は「震災の被災地から支援をいただき、申し訳ないよう。これからもお互いに被害があった地域として協力していきたい」と話し、坂大会長は「今月は桃、これからは梨、リンゴと、こちらに無い農産物を直売所で販売し支援していきたい」としていた。


プレミアム商品券を発行

2011-08-20 | 7.28-30新潟県福島県豪雨魚沼市関連

被災者には見舞金として交付

魚沼市の大平悦子市長は8月11日に臨時記者会見を開き、新潟・福島豪雨及び東日本大震災による被災者支援と地域経済の活性化を目的として20%のプレミアムが付いた「プレミアム商品券」を発行する考えを示した。
 「元気だそう魚沼!!プレミアム商品券“結”」と銘打たれた商品券は1000円の券が12枚綴りとなった1セットが1万円で販売され、1セットあたり2000円のプレミアムが付けられるもの。発行は2万セット限定で販売総額2億円、額面総額は2億4000万円。魚沼市商工会連絡協議会より発行される予定で、プレミアム分の4000万円は被災者支援と地域活性化を目的に、魚沼市が補助金として支援する。
 購入できるのは魚沼市内在住者、勤務者、在京郷人会会員、魚沼市に避難している被災者に限られており、公平性、平等性などに配慮して発売は2回に分けて行なわれる。
 第1回発売は10月16日から29日までで、1世帯2セットまで。第2回販売は10月30日から来年1月15日までで、先着順に1世帯3セットまで購入でき、売り切れとなった時点で販売終了となる。商品券の有効期限は平成24年1月15日までの予定。
 販売場所は魚沼市内6つの商工会(堀之内、小出、湯之谷、広神、守門、入広瀬)。なお、加盟登録店については魚沼市内で営業している商工業者であれば6商工会の会員以外も加盟店に登録できる。
 なお、商品券購入時に1セットにつき200円を新潟・福島豪雨、東日本大震災の義援金として募金してもらうことにし、協力を呼びかける。
 また、魚沼市では市内の豪雨被災者にプレミアム商品券を見舞金として交付することにしている。床上浸水以上の被災者には一律10万円、床下浸水の被災者に一律3万円のプレミアム商品券を交付するもので、このための予算には約5000万円が見込まれている。
 プレミアム商品券発行の補助金及び被災者への交付のための予算は市議会9月定例会に提案される。


大震災の避難者から見舞金

2011-08-20 | 7.28-30新潟県福島県豪雨魚沼市関連

お世話になったお礼に

Img_0807東日本大震災で一時、南相馬市から魚沼市に避難していた人たちが8月15日に魚沼市役所を訪れ、今回の豪雨災害の見舞金を同市に届けた。
 見舞金として11万円を魚沼市に届けたのは南相馬市の佐藤廣さんほか16人。佐藤さんらは魚沼市で不自由ない避難生活を送らせてもらったことから、地元に戻ってから何か恩返しができないかと思っていたところ、豪雨災害が発生。魚沼の人たちから笑顔を取り戻してもらいたいと話し合い、見舞金を贈ることになったという。
 この日は佐藤さんら3人が市役所を訪れ、「復興に向けてお互いに頑張りましょう」と書かれた手紙とともに見舞金を市職員に手渡した。


被災者支援で要望書

2011-08-20 | 7.28-30新潟県福島県豪雨魚沼市関連

魚沼市長が県知事に提出

魚沼市の大平悦子市長は8月19日、「平成23年7月新潟・福島豪雨」による被災者支援等について新潟県知事に要望書を提出した。
 要望内容は次のとおり。▼国による財政措置について▼事務手続きの簡素化及び事業期間の延長について▼災害援護資金の貸付限度額の拡大及び制度の特例措置について▼災害救助法に基づく救助の期間の延長について▼抜本的な河川改修について▼JRの早期全面復旧について▼小規模企業者(零細商工業者)への復旧支援策について▼小規模企業(零細商工業者)の再建に係る補助制度の創設について▼電気事業法に基づく電気の使用制限の対象解除について▼農業共済制度の特例措置について▼ない水面漁業の支援について


松戸市の団体が洗浄機など持参

2011-08-13 | 7.28-30新潟県福島県豪雨魚沼市関連

水害の後片付けに役立てて

Img_87727月末の豪雨で大きな被害を受けた魚沼市であるが、イベントなどで交流がある千葉県松戸市の団体「江戸川倶楽部」から8月4日、水害で溜まった泥を流すための高圧洗浄機などが持参された。
 同団体は、松戸市の江戸川を有効活用し、地域の発展とまちづくりのための各種イベントなどを企画・運営している。同団体のイベントに魚沼市の雪を提供したことから交流が始まり、魚沼市のイベントに松戸市からツアーを組んで訪れたりしている。
 今回の水害では、同団体から「何かお手伝いできることはないか」との申し入れが魚沼市地域づくり振興公社にあり、泥の清掃に使う高圧洗浄機2台を寄贈してもらうことになったほか、水500リットルが入るタンクやポンプ、発電機など一式を貸してもらうことになった。
 これら機材は、同団体の会員が軽トラックに積んで、この日魚沼市まで運ばれてきた。
 寄贈された洗浄機と借りている機材は、一式を軽トラックに積んで水害を受けた人たちに貸し出されている。機材についての問い合わせは魚沼市地域づくり振興公社湯之谷事務所《電》792-3514へ。


新潟県・福島県豪雨のまとめ

2011-08-06 | 7.28-30新潟県福島県豪雨魚沼市関連

記録的な豪雨で甚大な被害
住家床上浸水282件、床下は935件
魚沼市


Img_8545_3Img_8577_3東北地方に停滞した前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、県内は7月28日から記録的な大雨が降り、魚沼市でも家屋の浸水や土砂災害など甚大な被害を受けた。
 魚沼市では今回の大雨で28日21時に水害対策本部を設置、内水位の上昇により浸水の危険性が高まったことにより沢田、青島、羽根川、四日町、若葉町に避難勧告を発令、29日6時には一旦、全域の避難勧告が解除された。
 しかし、雨は断続的に降り続き29日18時30分には破間川ダム越流により破間川の水位が上昇する見込みから田中、雁坂下、中島、中島新田、今泉、下倉の738世帯、2591人に避難勧告を発令、20時30分には東野名の14世帯、30人にも発令。23時25分には魚野川の水位の上昇が見込まれることから下島、堀之内宮原、竜光、四日町、羽根川、青島、佐梨明神、古新田など30地域の2767世帯、8815人に避難勧告が出された。
 さらに30日4時44分には堤防決壊のおそれから長堀新田から下流の738世帯、2591人、5時25分には魚野川沿岸の堀之内、小出地域の2024世帯、6225人に避難指示が発令された。
 市では市内の12か所に避難所を開設、30日7時の時点で514世帯、1209人が避難したほか、集会所、公民館など11か所に270人が自主避難した。避難指示、避難勧告は同日14時に解除された。
 この大雨により魚野川などが増水、川沿いの地域では支川などの水が溢れ、下島、竜光、四日町、羽根川、青島、古新田など多くの地域で冠水、長堀新田地内では破間川の堤防が決壊し下流地域が冠水、中家地内でも羽根川が破堤した。
 奥只見シルバーラインでは複数か所で土砂崩れが発生し全面通行止めとなっているほか、国道252号の末沢から福島方面、国道352号の駒の湯三叉路から福島方面が通行止めとなっている。
 魚沼市内では、山沿いの地域で土砂崩れや道路への土砂流出が多数発生し、通行止めとなった道路もあり、栃尾又温泉や大白川などが一時孤立した。
 30日には、シルバーラインと国道352号の通行止めにより奥只見地域に孤立していた宿泊客や住民ら173人が自衛隊のヘリコプター5機で湯之谷中学校まで搬送された。
 魚沼市がまとめた8月2日現在の被害状況は、人的被害が軽傷者2人。建物被害は住家の床上浸水が282件、床下浸水が935件となっているほか、公共建物の一部損壊1件、床上浸水1件、学校等の床上浸水1件、床下浸水1件、病院の床上浸水1件、社会福祉施設の床上浸水2件など。
 農林関係では水稲の冠水・浸水が市全体の作付け面のおよそ1割にあたる273ヘクタール、農業用施設の被害が364件、林道99件。商工関係では商業で111件、工業で57件とう甚大な被害となっている。


魚沼市7.28水害に伴う障害物(土砂等)除去について

2011-08-01 | 7.28-30新潟県福島県豪雨魚沼市関連

この度の水害における自治会内の障害物(土砂等)の除去が必要な場合、下記のとおり市で取扱いするように決定いたしました。

1.適用期間
  災害救助法適用日(平成23年7月29日)を含め10日間(平成23年8月7日まで)
  (ただし、状況により延長もありえます)

2.対象範囲
  この度の水害により、土砂及び障害物が運びこまれている住居地及び
  集会所等の公共施設

3.除去の方法
  ・地元区長より業者へ依頼してください。
  ・業者へ委託した場合には、着手前、施工中、完了の写真提出(各1枚ずつ)が
   請求の際に必要です。写真撮影は、委託業者にお願いして下さい。
  ・作業完了後、上記の写真と請求書(魚沼市長宛)、作業日報(任意の様式で
   構いません)をまちづくり室に提出してください。
  ※委託業者が見つからない場合等はまちづくり室までご連絡ください。

4.自治会の除去費用負担
  基本的にありません。

※連絡先は


市民課 まちづくり室
○TEL 792-9752 FAX 793-1016
○メールアドレス chiiki@city.uonuma.niigata.jp


魚沼市に災害救助法が適用

2011-08-01 | 7.28-30新潟県福島県豪雨魚沼市関連

今回の豪雨被害で魚沼市に災害救助法が適用されました。

魚沼市の被害状況

床上浸水   282棟

床下浸水   935棟

(7/30 16:00現在)

主な国県道の通行止め

国道352号(枝折峠)
国道252号(末沢~福島方面)
奥只見シルバーライン

尚、奥只見地域に取り残されていた宿泊客等は174名全員を7/31、14:15に自衛隊ヘリ5機で無事救出されました。


魚沼市の避難所開設情報

2011-07-30 | 7.28-30新潟県福島県豪雨魚沼市関連

◆避難所及び避難対象地区

子育て支援センターぱぴぷ、小出郷体育館(336世帯・893人)
 横町1丁目、横町2丁目、中ノ島、谷地町、日渡、小出栄町、羽根川一、
 羽根川二、羽根川住宅、羽根川三、羽根川四、中田町、県営羽根川住宅一、
 県営羽根川住宅二、四日町

○小出公民館(小出庁舎脇)(79世帯・192人)
 小出旭町、川西

○交流センターこまみ・青島農村婦人の家(212世帯・630人)
 青島住宅、青島東住宅、県営青島住宅、青島東、青島下
 ※ご自宅に戻られた方がいらっしゃいますので、
   こまみでも再度受入が可能となりました。

○小出小学校(131世帯354人)
 沢田一、沢田二、佐梨明神町

○古新田集落センター(191世帯559人)
 ・古新田

○武道館(20世帯59人)
 ・南新町

○堀之内体育館(735世帯2,398人)
 堀之内本町、下町一、下町二、小町、上仲町、八幡町、堀之内宮原町、
 宮原住宅、河原町、浦之島、前島町、大石新田、田戸、新田、立、桜又

○宇賀地小学校(306世帯1,110人)
 竜光一、新道島、下新田、下島一、和長島、三明塚、徳田

⇒その他、なかよし保育園も開設いたしました。

○田中農環センター
 ・田中(151世帯 568人)
 ・雁坂下(108世帯 362人)

広神体育センター・広神東小学校
 ・中島(187世帯638人)
 ・中島新田(45世帯153人)
 ・今泉(193世帯700人)

龍泉寺
 ・下倉(54世帯170人)

西名集落センター

・東野名(14世帯30人)

その他各自治会の判断で自主避難場所を開設していますので確認ください。



各自治会の判断で各地にも自主避難場所を開設しています。


破間川・羽根川が決壊

2011-07-30 | 7.28-30新潟県福島県豪雨魚沼市関連

今朝4時頃、魚沼市内の長堀新田地区(旧広神)で破間川が氾濫・決壊しました。

Map

羽根川は中家集落上流で決壊。

また、長岡市(旧川口)内魚野川が西川口付近で堤防を越えて溢れています。

その他の魚沼市内決壊情報http://www.city.uonuma.niigata.jp/modules/momenttopic/index.php?content_id=178

<魚野川堀之内地区の水位http://www.river.go.jp/nrpc0305gDisp.do?mode=&officeCode=21535&obsrvtnPointCode=14&timeAxis=60