魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

東湯之谷小で卒業式と閉校式

2010-03-27 | インポート

最後の卒業生が巣立ち

100_81204月に井口小学校と統合する東湯之谷小学校(中俣友子校長・児童41人)の最後の卒業式と閉校式が3月19日、同校体育館で行われ、同校の54年の歴史に幕が降ろされた。
 卒業式では、東湯之谷小学校の最後の卒業生となる9人の児童に中俣校長から一人ずつ卒業証書が手渡され、「この学校で友だちの大切さを学びました」、「中学校では友だちと支えあい協力してがんばります」と同校での思い出と中学校での抱負を発表し、会場の父母に花を一輪の花を贈った。
 中俣校長は「最後の卒業生として皆さんが先頭になって活躍する姿は、在校生の目に強く焼き付いています。中学校ででも頑張りたい、やり遂げたい気持ちを大切に一つのことをひた向きにやり遂げてください」と式辞で、はなむけの言葉を贈った。
 「教育目標の、高く、明るく、たくましくを忘れることなく未来に羽ばたいてください」との大平悦子市長のお祝いの言葉に続いて、卒業生が「皆さんと過ごした6年間を忘れません。東湯之谷小学校の伝統を大切にして井口小学校でもがんばってください」とお別れの言葉を述べると、卒業生や在校生の保護者の中には目頭を押さえる人の姿も見られた。
100_8140卒業式に続いて行なわれた閉校式では、大平市長が「井口小学校で子どもたちが健全に育っていくことで地域の期待に応えていきたい。新生井口小学校がたくましく歩みを始めることを願っています」と式辞を述べ、中俣校長が「皆さんの心の中には東湯之谷小学校で育った宝物がいっぱい詰まっています。4月からは井口小学校の皆と力を合わせ、2つの宝を一緒にした自慢の学校をつくっていきましょう」と児童に語りかけた後、中俣校長から大平市長に校旗が返納された。


千葉・松戸市の江戸川カッパ市

2010-03-27 | インポート

魚沼市から雪プレゼント

Dsc_0048千葉県松戸市の江戸川河川敷で3月22日に開催された第3回江戸川カッパ市「雪の国ものがたり」に魚沼市から雪が運び込まれ、来場者がソリ遊びや雪の感触を楽しんだ。
 松戸市への雪のプレゼントは、中越地区の自治体と首都圏地域の自治体による大災害時の広域共助の取り組みが縁で尾瀬魚沼ルート活性化協議会が行なったもの。
 前日に魚沼市内で積み込まれたダンプ2台の雪が、イベント当日に会場の河川敷に運び込まれ、小さな雪のスロープがつくられた。当日のイベント来場者は約4000人。魚沼から運ばれた雪はソリ遊びやミニ雪だるま作りに活用され、子どもたちなど来場者から大好評。会場ではシイタケやワサビ、こんにゃくなど魚沼産の物産販売や折立名物の6人搗きの餅つきも披露され、搗きたての餅が来場者に振舞われるなどして松戸市民に魚沼市がPRされた。
 魚沼市からのこの雪のプレゼントの企画をきっかけに、今月7日に折立温泉で開催された湯の里雪まつり「百八灯」には松戸市からバスツアーで30人が訪れたほか、7月には尾瀬へのバスツアーも企画されており、魚沼市と松戸市の交流が今後深まることが期待されている。


県調理技能士会が六花園慰問

2010-03-27 | インポート

プロの料理楽しんで

100_8168魚沼市堀之内の知的障害者更生施設・六花園(中澤和雄園長・利用者51人)に3月24日、新潟県調理技能士会(山田信夫会長・会員85人)の会員が昼食ボランティアの慰問に訪れた。
 同会は、1級調理技能士を中心にそれを目指す調理技能士の会。福祉施設の利用者らにプロの味を提供する昼食ボランティアは、会の発足以来行なっている活動で、今年で20年目となる。
 この日は山田会長はじめ地元会員の大塚桂三さんら会員10人が六花園を訪れ、会員が手分けして仕込んできた料理を仕上げて盛り付けていった。
 メニューは、エビフライ、メンチカツ、ポテトサラダをメインに、ゴマ豆腐のあんかけ、ミニグラタン、精進寿司、そば、ショートケーキ。厨房では会員が手際よく料理を盛り付け、約70人分の食事を作っていった。
 同園の中澤園長は「昼食のボランティア慰問は今回が初めて。利用者は食事が楽しみで、慰問の日を楽しみにしていました」と同会の活動に感謝していた。


干溝歌舞伎、鹿芝居を上演

2010-03-27 | インポート

野外ステージこけら落とし
5月23日

Photo昨年、響きの森公園に建設された野外ステージのこけら落としとなる越後魚沼干溝歌舞伎と鹿芝居の公演が5月23日に行なわれることになり、このほどチケットの販売が始まった。
 公演は野外ステージの上に魚沼杉で本格的な芝居の舞台をつくって行なわれる野外での歌舞伎公演。上演される歌舞伎のための両花道もつくられる。
 演目は「やまびこ三番叟」、「新版歌祭文 野崎村 お染久松」、「白浪五人男」、鹿芝居「仮名手本忠臣蔵 七段目一力茶屋の場」。
 野崎村の配役は油屋娘お染=星野邦子、油屋丁稚久松=大平文一、百姓久作娘お光=大平均、百姓久作=貝瀬英昭、油屋番頭小助=樋口光、油屋下女およし=十見千晶、同おなか=星理沙、油屋後家お常=高野俊治、船頭音松=橘誠、駕籠かき風太=八海昭夫、同権三=浅井守雄
 鹿芝居は「噺家芝居」を縮めたものといわれ、噺家が役者さながらに芸達者ぶりを発揮したり、噺家ならではのくすぐりやアドリブが楽しい、粋でおかしい芝居。出演は蝶花楼馬楽、金原亭馬生、林家正雀、古今亭菊春、金原亭世之介ら。
 公演は午後2時開場、3時開演。木戸銭は桟敷席が5000円、升席4000円、松席3000円、竹席2000円、梅席1000円で、収益の一部をカーボンオフセットに寄付する。チケットは小出郷文化会館はじめ各プレイガイドで発売されている。問い合わせは同館《電》025-792-8811へ。


小出高スキー部が市役所訪問

2010-03-27 | インポート

インターハイ等成績を報告

100_8176今シーズン、各種大会で好成績を収めた小出高校スキー部の生徒が3月24日、魚沼市役所を訪れ、大平悦子市長に大会の結果を報告した。
 2月の全国高等学校スキー大会(インターハイ)のクロスカントリースキーで櫻井剛さん(3年)が男子15キロフリーで2位、女子リレーが5位入賞、男子リレーが9位入賞したのをはじめ、全国高校選抜スキー大会では櫻井さんが男子10キロフリーで優勝、10キロクラシカルで8位入賞、全日本ジュニアスキー選手権大会では田中北人さん(3年)が高校男子10キロクラシカルで4位入賞、全日本選手権大会では女子リレーで5位入賞するなど同校スキー部は今シーズンも活躍を見せた。
 この日、宮沢豊彦監督とともに市役所を訪れたのは星野広志さん(2年)、星野琴子さん(同)、村田愛美さん(同)、櫻井柾さん(1年)、河邉澪奈さん(1年)の1、2年生5人。
 まず、宮沢監督から今シーズンの成績が報告され、生徒たちからは「今年は成績を残せなかったが、来年は頼れる先輩になりたい」、「リレーはよかったが、個人では力の差を感じた。来シーズンはインターハイで入賞したい」、「来シーズン悔いが残らないように、しっかり練習したい」とシーズンの反省と来シーズンに向けた意気込みが語られた。
 報告を受けた大平悦子市長は「ご苦労さまでした。いつも素晴らしい成績を挙げてもらい市としてもうれしい」と笑顔で生徒たちの活躍を称えた。


堀之内高校で卒業式

2010-03-27 | インポート

64人が学び舎巣立つ

100_8098県立堀之内高校(山本純治校長)の第35回卒業式が3月18日に行われ、卒業生64人が通いなれた学び舎を巣立った。
 単位制に移行して7年目となる今年、卒業を迎えたのは4年次生5人と3年次生59人。式ではまず、卒業生一人ひとりに山本校長から卒業証書が手渡され「慌てず騒がず一歩一歩進めば必ず道は開けます。決して諦めず努力を続けてください。常に感謝の気持ちを忘れず、いつかは感謝されるよう日々鍛えてくだし」と式辞が述べられた。
 皆川雄二県議、伊藤義敬PTA会長らの祝辞に続いて、在校生代表が「新たな生活に不安があるかもしれませんが、堀之内高校での生活を思い出し一歩一歩前に進んでください」と送辞を贈ると、卒業生を代表して田澤翔子さんが「これから進む道は平坦なものではありませんが、ここで学んだ知識と経験を胸に、今後の人生を切り開いていきます」と力強く答辞を述べた。


記者日記

2010-03-27 | 小出郷新聞コラム

今年度も残すところわずかとなり、季節も寒く長い魚沼の冬も終わりを迎えようとしている。この冬も魚沼市の各地では様々な冬のイベントが繰り広げられた。さすがにそのすべてのイベントを取材することはできなかったが、今冬もいくつかのイベントに足を運びシャッターを切り、その雰囲気を体感してきた▼2月11日には恒例の奇祭「雪中花水祝」が行なわれた。この祭りはアマチュアカメラマンに人気があり、毎年撮影場所の確保に苦労するのであるが、今年は主催者の計らいで報道関係者用の撮影場所を確保してもらった。照明用に作られた雪の台の上だ。祭壇からは少し距離があるが、高さがあるため祭壇はよく見え、望遠レンズを使えば、そこそこの写真は撮ることができる場所。残念ながら当日は祭壇が霞むほどの雪の天候となったため、すっきりとした写真は撮ることができなかったが、これまでとはまた違った写真を撮ることができた。天候が悪かったのが悔やまれたが、祭壇の前で「押しくらまんじゅう」をしながらの撮影よりは楽だった▼2月14日の小出国際雪合戦は晴天だったが、今冬取材に出かけたイベントは天候に恵まれないものが多かったように思う。3月入ってからのイベントのため、比較的天候がよくなることが多い湯の里雪祭り「百八灯」も今年は雪模様、冬のイベントの最後を締めくくって行われる雪明り雪中行群も今年は雪混じりの天気だった。天気にはなかなか恵まれなかったが、今冬は積雪が多かったことや毎年実施されているアートコンテストが市民に浸透してきたのか、各イベントなどで作られる雪を利用したロウソクのアートは立派なものが多かった。つくる人たちは大変なのだと思われるが、魚沼の冬の夜の新たな楽しみとなってきた感がある▼今月29日には魚沼市第4回「結の灯りアートコンテスト」の審査が行なわれることになっている。審査結果もさることながら、どんな作品が今冬造られたのか写真を見るのも楽しみだ。



<魚沼百景>

100_8169「ふきのとう」

 雪深い魚沼に春の訪れを感じさせてくれるものの一つにフキノトウがある。まだ茶褐色の地面に出てきたフキノトウの淡い緑は目に鮮やかで、その姿は可愛らしくもある。今年はまだ積雪も多く残っているが、これからは各地で写真のような姿が見られる季節になる。


子宮頸がんワクチン公費助成

2010-03-27 | 子宮頸がんワクチン公費助成

説明会で接種呼びかけ

100_8151魚沼市が接種の公費助成を行なう子宮頸がんワクチンについての第1回目の説明会が3月19日、市役所守門庁舎で開催された。
 子宮頸がんは子宮の入口にできるがんで、最近では特に若い女性に増加していることが問題となっている。感染前のワクチンの接種により原因の約7割を占める2種類のウイルスの感染を予防でき、ワクチン接種と検診により100%防ぐことができる。
 子宮頸がんワクチン接種費用の公費助成は、魚沼市が全国に先駆けて実施を表明したもの。同市では平成22年度から中学1年生の女子を対象にワクチン接種費用の全額助成を行なうことにしているが、接種は任意であり、接種を受けてもらうためには、まず、対象となる女子や保護者から子宮頸がんについて知ってもらうことが大切であるとして説明会を開いているもの。
 この日の説明会には対象となる児童や保護者、関係者など約30人が出席した。
 説明会ではまず、小出病院副院長の鈴木孝明医師が「子宮頸がんはアジアでの発症が多く、日本はドイツと並んで世界トップクラス。若い人にとっては一番危ないがん。ワクチンで7割を防ぐことができ、検診を行うことで100%防ぐことができる」と子宮頸がんと同ワクチンについて説明。市からは助成対象や実施時期、接種までの流れが説明された。
 この後、参加した保護者からは「ワクチンを打った後どれくらいで検診を受けた方がよいのか」、「インフルエンザのワクチンのように接種後30分くらいは帰れないのか」など質問され、「今、日本では検診は2年に1回、20歳以上を対象としています」、「接種後30分は副反応をみたい」と答えられていた。
 説明を聞いた保護者は「ワクチンの副作用が気になり説明を聞きに来た。子どもには接種させたいと思っている」と話していた。
 この説明会は3月30日に小出ボランティアセンター多目的室でも開かれる。
 時間は19時から20時30分。問い合わせは魚沼市役所福祉保健課健康増進室《電》797-4803へ。


桜井明子美人画展

2010-03-27 | インポート

4月2日から小さい記念館

魚沼市親柄の小さい記念館では「桜井明子美人画展」を4月2日から4日まで開催する。
 桜井さんは魚沼市長堀新田在住。6年ほど前から本格的に創作活動に取り組み、会社勤めの傍らアクリル画で美人画を描いてきている。作品展には15点ほどを展示する予定。9時から17時30分。入場無料。問い合わせは同館《電》025-799-2004へ。


小出養護学校で卒業式

2010-03-27 | インポート

新たな門出にエール

100_8154魚沼市十日町の県立小出養護学校(高橋晃校長・児童生徒136人)では第24回卒業式を3月24日、同校体育館で行い、児童、生徒の新たな門出を祝った。
 同校の今年度の卒業生は小学部6人、中学部11人、高等部23人。今年度高等部では例年よりも大幅に多い7人が就職、実社会に出ていくほか、15人が通所施設で働くなど新しい生活をスタートさせる。
 卒業式では高橋校長から卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡され、先生から学校生活の様子が紹介された。
 式辞に立った高橋校長は「楽しいことに挑戦してほしい。あせらず一生挑戦してほしい。人は自分のやり方でしかやっていけない。友だちや家族がいることを忘れないでほしい」という言葉を卒業生に贈った。
 来賓祝辞では桑原定治後援会長が「お父さん、お母さん、先生方、友だち、地域の皆さんのことを忘れずに自分の道に向かって胸を張って元気に生きていってください」と卒業生にエールを送り、在校生が「卒業おめでとう」と呼びかけると、卒業生からは「私たちは自分の道を夢と希望を持って歩んでいきます」と大きな声で応えられていた。


再編見直しの請願採択

2010-03-27 | スキー場再編問題

スキー場会計予算等に付帯決議
魚沼市議会

 
魚沼市議会は定例会本会議(最終日)を3月18日に開き、平成22年度一般会計予算と同スキー場事業特別会計予算については原案の通り可決された後、議員発議により予算に対する付帯決議が提案され、賛成多数で可決された。また、魚沼市スキー協会、魚沼市観光協会、エンジョイスポーツクラブ魚沼から出されていた、市民が参加する再編計画検討委員会を設置し計画の見直しを求める「魚沼市営スキー場再編計画」見直しについての請願を採択した。
 一般会計予算に対する付帯決議は「平成22年度魚沼市一般会計予算において、財政健全化と地元企業との給与格差の是正を考慮し、次年度以降は職員給与費と時間外勤務手当等の削減を講ずること」という内容。 
 スキー場事業特別会計に対する付帯決議は「関係団体等から提出された『魚沼市営スキー場再編計画見直しについて請願書』が採択されたこと等を踏まえ、5つのスキー場を同じテーブルで協議し、『残せる議論』を進めるなかで、地元との協議、対話を尊重して進めること。また、大湯温泉スキー場事業においても予算措置を講ずること」というもの。
 市が昨年末に発表した市営スキー場再編計画で大湯温泉スキー場の運営から21年度をもって撤退することを打ち出したことから22年度スキー場事業特別会計予算には同スキー場に予算措置がされていなかった。
 しかし、議会内でもスキー場再編計画の見直しを求める声が大きく、同スキー場の予算措置がされていない予算への反発が強かったため、大平市長は予算審査特別委員会での答弁で、「今後の協議の結果いかんでは大湯温泉スキー場についても補正(で予算措置すること)がありうる」との考えを示した。
 付帯決議はそれを受けて提案され、議会内でも賛否はあったものの賛成多数で可決されたもの。なお、付帯決議は法律的に拘束力を有するものではないが、尊重することが求められる。


泉田知事迎えオープン祝う

2010-03-27 | インポート

奥只見丸山スキー場

P1030626魚沼市の奥只見丸山スキー場の再オープンをPRするイベント「スキーの新潟・春スキーオープニングin奥只見丸山」が3月20日、泉田裕彦新潟県知事を迎えて行なわれ、多くのスキーヤー、スノーボーダーで賑わいをみせた。
 終日青空が広がる絶好の春スキー日和となったこの日、ゲレンデ中腹のブナ平ヒュッテ前特設ステージでは泉田知事、三友泰彦魚沼市観光協会長のあいさつに続いてテープカットが行なわれ、再オープンを祝った。
P1030662セレモニーに続いては、普段言えない思いをスキー場の中心で相手に伝える「スキーちゅうin奥只見丸山スキー場」が行なわれ、県内外の13組が参加してゲレンデを盛り上げたほか、地元の食材をアピールする野外パーティーも開かれた。


小出郷図書館本町の空き店舗に移転

2010-03-19 | インポート

老朽化した小出郷図書館
今夏の開館を予定

100_7968魚沼市は同市井口新田の小出郷図書館を平成22年度に本町の空き店舗へ移転することにした。
 小出郷図書館は、昭和60年度に旧日本道路公団事務所だった建物を使って開設された。25年を経過して建物は老朽化が著しくなってきたことや、用地の借地期限が近づいてきていることから、22年度に本町の空き店舗(旧サクライ靴店)に移転することになった。
 移転する建物は鉄骨造4階建で、このうち1階と2階が図書館として借りられる。床面積は1、2階合わせて約800平方メートルで、現在の図書館のおよそ2倍の床面積となる。
 現在、小出郷図書館の蔵書は約3万3000冊。同市では、4月から内部の改装など移転の準備を始め、遅くとも今年7月中には開館させたいとしている。
 同図書館の本町への移転は中心街の活性化に役立つのではないかと地元からも歓迎されている。


東方稲荷春季例祭「大百八灯」

2010-03-19 | インポート

幻想的な千本のロウソクの灯

100_3850魚沼市大石の東方稲荷春季例祭「大百八灯」が3月13日に行なわれ、参拝に訪れた人たちが幻想的な光景や地元の有志による出店の味を楽しんだ。
 この祭りは本来は豊作を祈願して旧暦2月の最初の午の日に行事であり、同地区では現在、毎年3月の第2土曜日に行なわれている。
 この日はあいにくの雨模様の天候となったが、参道300メートルの両脇や周辺の道路沿いには1千本のロウソクを灯され参拝者を迎えた。また、祭りの最後には山肌に「大」の火文字が浮かび上がった。


雪明かり雪中行群

2010-03-19 | インポート

夜の道を楽しく歩く

100_8033魚沼市入広瀬の冬の夜を楽しむ「雪明かり雪中行群」が3月13日に行われ、多くの人たちがローソクが灯された夜の道を楽しみながら歩いた。
 このイベントは、大栃山のスポーツセンターから、ゴールの横根「みずほ会館」までの約3キロの道路沿いにローソクの火を灯し、その眺めを楽しみながら夜の道を家族や友だちと一緒に歩くというイベント。
 あいにく雪の天候となったこの日であったが、夕方にはスポーツセンター前に参加者が続々と集まり、ローソクが灯されたセンター脇の雪原で開会式が行われた。この冬に行なわれてきた「結8万8千の雪灯り」の最終イベントということで、開会式では大平悦子市長らによる結ロウソクの点火セレモニーも実施され、さいの神に火がつけられるとスタート。参加者がゴールを目指して歩き出した。
 コースの途中でも住民によるお酒などのサービスが行われ、ゆっくりと足を進める参加者。ゴールの横根では雪まつりが開かれてにぎわいをみせた。
 みずほ会館前には大きな雪のステージが作られ、よさこいソーラン踊りを披露。打ちたてのソバ、トン汁などのサービスが行なわれ、次々と到着する参加者を迎えた。また、会場では1月から実施されてきた結8万8千の雪灯りキャンドルリレーの火納め式も行なわれた。
 なお、雪中行群恒例の大きな火文字は、今回場所を鷹待山に移し「結」の文字が夜空に浮び上がらせた。