魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

消防本部がリフトからの救出訓練

2017-12-16 | 17'魚沼市のニュー...
スキーシーズンに備え


 本格的なスキー、スノボシーズンを前に魚沼市消防本部ではスキーリフトからの救助訓練を12月7日、須原スキー場で実施した。
 訓練は、スキーシーズン前に毎年、スキー場の人たちと一緒に行われているもので、この日は消防署員10人が参加、高速4人乗りリフトを使って行われた。
 訓練は停止したリフトからスキー客を救出するもので、隊員は3人1組となり救助活動を開始。2人がリフトの支柱に上り、うち1人がロールキャブという器具を使ってケーブルにぶら下がって搬器まで移動。搬器のところまで行くと、サバイバースリングという用具をスキー客役の署員に付け、地上の隊員と協力しながらスキー客を搬器から降ろしていった。
 訓練にあたった署員は安全確認を確実に行いながら、迅速な動きでリフトからの救出作業を繰り返していた。
 この訓練は8日にも実施されたほか、15日にも行われ、万が一の事態に備えることになっている。

飲酒運転の根絶を

2017-12-16 | 17'魚沼市のニュー...

飲食店訪問し協力呼びかけ



 飲酒の機会が多くなる年末の飲酒運転を防止しようと、魚沼市交通安全協会と魚沼市、小出警察署では、管内の飲食店を訪問し、飲酒運転撲滅への協力を呼びかける活動を12月8日に実施した。
 この活動は、11日から20日まで「冬の交通事故防止運動」が実施されるのに合わせて行われたもの。管内の飲食店を協会員と市職員、署員がいっしょに訪問し、チラシ、ポスターなどを配布して、酒を飲んだ人が車を運転して帰ることのないように、店の人からも気をつけてもらうよう呼びかけた。
 広神コミュニティセンターで行われた出発式では交通安全協会の貝瀬甲一会長が「今日、飲食店を回ることで、飲酒運転防止に飲食店からも協力してもらえると思います。暗い中ですので気をつけて行ってください」とあいさつ。小出署の岡村厚署長が「管内の交通事故は件数は減少していますが、死者数は昨年と同じ5人、傷者は増加しており交通事故抑止は重要な課題。飲酒運転をしない、させない地域づくりを」と協力を呼びかけた。
式の最後には参加者を代表して交通安全協会入広瀬支部支部長の渡辺隆さんが「飲酒運転は絶対しない。また、運転する人に酒を提供しないよう、これから飲食店を訪問し、飲酒運転根絶を呼びかけてきます」と出発にあたっての決意を述べた。
 この後は参加者約60人が3、4人の班に分かれて出発。雪や雨は降らないものの冷え込みの厳しい中、参加者は市内の飲食店171店を訪問し酒運転根絶への協力を呼びかけた。

積立金を学校などに寄付

2017-12-16 | 17'魚沼市のニュー...

解散した奥只見・佐梨川地域振興組合


 平成16年に解散された奥只見・佐梨川地域振興組合の積立金総額約330万円が12月13日、湯之谷小学校と湯之谷中学校、湯之谷商工会に寄付された。
 奥只見・佐梨川地域振興組合は奥只見ダム、大鳥ダム増設工事や当時準備段階だった佐梨川総合開発計画(湯之谷揚水発電計画)の地元需要に対応する窓口の一本化を図り地域産業の活性化を進めようと、湯之谷商工会が中心となって小出地区や地域外の業者も含めた120社あまりにより平成6年に結成された。
 2つの増設工事が進む中、同組合では揚水発電工事に対応するため組合事務所や体制整備のため、受注額から組合費を徴取し積み立ててきたが、揚水発電計画は電力需要が伸びないなどの理由で中止となってしまった。
 これにより平成16年に組合は解散、積立金については湯之谷地域の振興に寄与することを条件に当時の役員会に一任された。
 その後、積立金は湯之谷商工会が中心となって行われるイベント補助などに活用されてきたが、解散後相当な時間も経過、当時の役員の数も減ってきていることから、今回積立金を子どもたちのために役立ててもらおうと湯之谷小学校と湯之谷中学校に各100万円、残金約130万円を湯之谷商工会に寄付することになった。
 この日は関係者が湯之谷小学校を訪れ、元副理事長の遠藤実氏と三友泰彦氏から湯之谷小学校の山之内方史校長、湯之谷中学校の五十嵐一浩校長、湯之谷商工会の内田幹夫会長に寄付金が手渡された。
 寄付金の活用法について湯之谷小学校は児童が体を動かすための施設整備、湯之谷中学校は来年創立50周年迎えることから記念体育祭でスポーツタオルと地元の大沢和紙を使った記念品を生徒に配布することを考えており、湯之谷商工会では地域振興のため交流人口拡大に活用していくことにしている。

「錯覚展」パート2

2017-12-16 | 17'魚沼市のニュー...

池田記念美術館で開催中



 南魚沼市浦佐の池田記念美術館では冬季特別展示「錯覚展-不可能立体の不条理世界Part2-」を開催している。
 前回、大好評だった「錯覚展」の第2弾。東京大学名誉教授、明治大学研究・知財戦略機構特任教授の杉原厚吉氏が制作した実際とは違うように見えてしまう錯視立体を展示しているもの。本当のことがわかっていても、それとは別のものを見てしまう脳の不条理な振る舞いを体感する展示。鏡に映すと、直接見た姿とはまったく別の姿が見えてくる立体や、立体自体はありふれた形に見えるのに、そこの玉を転がしたり、棒を挿入したりする動きを加えると、ありえないことが起こってくる立体など新作や未公開作品を多数展示している。3月27日まで開催。
 開館時間は9時から17時。入館料は大人500円、高校生以下無料。水曜休館(年末年始は12月25日から1月5日まで休館)。

こどもウインタークーポン発行

2017-12-16 | 17'魚沼市のニュー...
スキー場毎にお得なサービス


 魚沼市内のスキー場と5つの日帰り温泉で利用できる子ども向けのお得なクーポン「こどもウンタークーポンin魚沼」が今冬新たに発行された。
 魚沼市内の6スキー場ではこれまで割安でリフト券と交換できるゲレンデ共通チケットを販売してきたが、今冬からこれに代わる新たな子ども(小学生以下)向けのサービスとしてこのクーポンを発行することになった。
 クーポンを持参すると各スキー場で子どもを対象とした割引サービス、日帰り温泉で大人も含めた割引が受けられる。
 サービス内容は▼「そり貸し出し無料」須原・小出・薬師・大湯温泉・奥只見丸山の各スキー場▼「レンタルスキー&スノボセット半額」奥只見丸山スキー場▼「土・日・祝日限定小学生リフト一日券700円OFF」須原スキー場▼「スノーストライダー2時間無料」小出スキー場▼「特別PM券(12時~17時)を500円で提供」薬師スキー場▼「子どもリフト一日券+スキーレンタル無料」大湯温泉スキー場▼「日帰り温泉100円OFF(大人・子ども共通)」対象施設=神湯温泉倶楽部、ゆ~パーク薬師、交流センターユピオ、寿和温泉、見晴らしの湯こまみ
 このクーポンは魚沼市観光協会はじめ各スキー場などで配布されている。

星周一さんに署長感謝状

2017-12-16 | 17'魚沼市のニュー...
山岳遭難救助に協力




 小出警察署(岡村厚署長)は12月13日、長年にわたり山岳遭難救助活動に協力してきている魚沼市葎沢の星周一さん(82)に感謝状を贈った。
 星さんは魚沼市下折立(鷹ノ巣)で山荘を経営しており、同地域において山岳遭難が発生した際には、携帯電話や無線が通じない地域であることから、同山荘の通信機器を連絡手段として提供しているほか、山荘を現地部隊の活動拠点として提供するなど、長年にわたり警察活動に協力、山岳遭難救助活動に大きく貢献している。
 この日は星さんが小出署を訪れ岡村署長から感謝状が手渡された。
 感謝状を受け取った星さんは「今後とも体が続く限り頑張っていき、遭難救助活動にも協力していきたい」と話し、岡村署長からは「鷹ノ巣は携帯電話や無線が通じないところで、星さんの協力で命を救われた方も相当数いる。地域の通信手段の最後の砦として今後と警察活動にご協力いただきたい」とお礼の言葉が送られていた。

小出・奥只見線期成同盟会が総会

2017-12-10 | 17'魚沼市のニュー...
住民の総意、熱意で前進を


 国道352号バイパス(主要地方道小出奥只見線、葎沢・湯之谷芋川間)早期開通促進期成同盟会の総会が12月3日、魚沼市地域振興センターで開催された。
 魚沼市湯之谷地区では東西を結ぶ道路が国道352号しかなく、集中豪雨や雪崩などによる通行止めによる孤立化が住民の不安となっている。このため国道352号のバイパスとしての役割を担う主要地方道小出・奥只見線整備事業が昭和63年に開始され、平成22年度完成を目途に工事が進められてきたが、葎沢・湯之谷芋川間については平成17年の狐沢橋の下部工事以後、事業休止となっている。
 期成同盟会は、地域を挙げて同路線の早期開通に向けた取り組みを行うため、区長会や地元市議を中心に設立されたもので、総会には約100人が出席した。
 総会ではまず、佐藤喜郎会長が「この工事本体工事に入るにはかなり厳しいハードルがあると考えていますが、一方では地域の安全安心、防災、振興の確保は至上命題となっています。持続した地域全体の盛り上がりが工事の早期着工には不可欠です。3社協議を継続的に進めながら前進を図っていきたい」とあいさつした。
 本県選出国会議員、皆川雄二県議、佐藤雅一市長らのあいさつに続いて議事が行われ、取り組みの経過が報告されるとともに今後の活動について協議した。
 同期成同盟会では今後、県魚沼地域振興局、魚沼市との3者協議会を継続し工事再開に向けた検討、調整をはじめ、地域住民の総意と熱意の醸成のための活動、長岡地域の期成同盟会と連携した活動などを進めることとしている。

念願の街路灯を設置

2017-12-10 | 17'魚沼市のニュー...

只見線薮神駅の通路




 JR只見線、薮神駅の通路にこのほど街路灯が設置され、12月1日夕方には地元今泉区や広神商工会などの関係者が集まり街路灯の設置を喜んだ。
 薮神駅から県道米沢・今泉線までの広神商工会脇を通る通路はこれまで街路灯がなく、夜になると乗降客は真っ暗の通路を歩いていた。地区では街路灯の設置を望む声が随分昔から聞かれていたが、街路灯を設置する電柱などが無いことから実現されないでいた。
 今回、商工会が商工会館の壁を設置場所として提供、今泉区が街路灯を設置することになった。
 この日は、小出発17時10分の只見行きの列車が到着する時刻に合せて関係者が通路に集まり、明るくなった通路を確認。列車が到着すると列車を降りてきた人たちが安全になった通路を歩いて家路についていた。

LED街路灯を寄贈

2017-12-10 | 17'魚沼市のニュー...

東北電力魚沼営業所




 東北電力株式会社魚沼営業所(村山仁彦所長)は12月1日、魚沼市にLED街路灯を寄贈した。
 東北電力の街路灯の寄贈は、街路灯の増設活動を展開した「街を明るくする運動」の取り組みの中で、地域繁栄への奉仕として昭和40年から始まり、その後、昭和63年に「新しい街づくり運動」と名称が変更されて毎年続けられてきていた。平成23年から東日本大震災のため3年間休止されたが26年から再開された。
 今回、魚沼市にはLEDの街路灯40灯が贈られることになり、市役所小出庁舎を訪れた村山所長より佐藤雅一市長に目録が手渡された。
 LEDの街路灯は20ワットの蛍光灯と同じ明るさを約10ワットで得ることができ消費電力が少ないことや長寿命、虫も集まりにくいなどのメリットがあり、寄贈を受けた佐藤市長は「魚沼市では3年計画で街路灯のLED化を進めており、寄贈いただきありがたい」とお礼を述べていた。
 魚沼営業所では魚沼市のほか湯沢町に20灯、南魚沼市に40灯の街路灯を寄贈している。

若返りトレーニング教室が勉強会

2017-12-10 | 17'魚沼市のニュー...
社会参加や運動が大切


 NPO法人エンジョイスポーツクラブ魚沼では「若トレ総会」を12月1日、小出郷福祉センターで開催した。
 「若トレ総会」は、同法人が魚沼市から委託を受けて実施している介護予防事業「若返りトレーニング教室」の勉強会で、会には教室の利用者ら約80人が参加した。
 勉強会ではまず、同法人の理事長で上村医院院長の上村伯人氏が地域包括ケアシステムについて講話。続いて魚沼市社会福祉協議会の横山京子氏が「若トレパワーが地域をかえる」と題して講演した。
 横山氏は「これからはいかに健康で過ごす期間をながくすることができるか、健康寿命を長くすることが最重要」と話し、健康寿命のための3つの柱として「社会参加」「身体活動」「栄養」の3点を示した。
 また、老人クラブ、ラジオ体操、地域の茶の間など魚沼市内の高齢者の活動を紹介。この日伝えたかったこととして「継続的な運動」「仲間づくり」「生きがいづくり」の3つを強調していた。
 会ではこの後、参加者を8~10人くらいのグループに分けて社会参加をテーマにグループワークが行われ、今やっている活動やこれからやってみたい活動などについて意見交換が行われていた。

タクシー運転手の山本さんに感謝状

2017-12-10 | 17'魚沼市のニュー...
特殊詐欺不審者情報を通報


 小出警察署(岡村厚署長)は12月6日、特殊詐欺(未遂)事件の不審者情報を通報し被疑者逮捕に貢献した、ひかり交通株式会社の運転手、山本学さん(48)に感謝状を贈った。
 小出署では11月27日、警察官を騙った特殊詐欺前兆電話が魚沼市内で相次いだことからコンビニ、銀行、タクシー等にファックスなどで注意を呼びかけていた。
 その内容を確認して乗務していた山本さんは、途中不審な乗客を乗せ、降車後の行動もおかしかったことから警察に通報。小出署員がその不審者を発見し、特殊詐欺(未遂)事件被疑者として逮捕したもの。被疑者は魚沼市居住の70歳代女性に電話をかけ女性宅で現金300万円を受け取ろうとしたが、現金を受け取る前に小出署員に発見されたため未遂に終わった。
 岡村署長から感謝状を受け取った山本さんは「他所のなまりがあり、仕事で来たにしてはスーツが着慣れていなかったので、最初からおかしいと思った。仕事なのに行先の名前の読み方を間違っていたり、玄関で降ろしたのに中に入らずウロウロしていたので、会社でファックスを見直し、再度様子を見に行き、間違っても良いと思って電話しました」と当時の様子を話すとともに「良いことをしたという実感がなかったが感謝状をいただいて実感がわいてきた。逮捕に貢献できてよかった」と話していた。
岡村署長は「よそに行ってしまうとすぐに捕まえることができなかったので、早く連絡をもらってよかった。お手柄中のお手柄。前兆電話の通報が多数あったこともあり、地域と関係機関との連携で逮捕できた事例で、地域の犯罪抑止力にもなる」と山本さんの迅速な対応に感謝していた。