魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

「水の郷工業団地」第2期造成

2016-06-28 | ’16 魚沼市のニュース
今年度は用地買収を



魚沼市では、第1期造成分が完売のはこびとなった同市十日町の「水の郷工業団地」の第2期造成を行うことにした。土地購入費などの工業団地造成事業費9億2500万円を計上した平成28年度魚沼市工業団地造成事業特別会計補正予算が現在開会中の市議会定例会で可決された。
 水の郷工業団地は平成21年度に造成され、14・1㌶を分譲。22年にはテーブルマーク株式会社、24年にはホリカフーズ株式会社が団地内に建設した新工場での操業を開始しているほか、今年3月には大手製菓会社、株式会社ブルボンが工場立地基本協定を締結するとともに、ホリカフーズが事業拡張のための協定を締結したことにより、第1期分の用地が完売のはこびとなった。
 第2期造成は、既存団地の西側に13・1㌶の用地を求め、11・2㌶を分譲する計画。補正予算の可決を受けて市では現在、用地買収に向け地権者との協議を進めているところで、今年度内に用地買収を行い、29年度には造成工事に着手したいとしている。
 水の郷工業団地は、良質で豊富な地下水と強固な地盤、化石燃料に比べて二酸化炭素や大気汚染物質の排出量が少ない液化天然ガス(LNG)の市直営施設が設置されていることなどがセールスポイント。また、17号浦佐バイパスの整備、関越自動車道大和スマートインターから近いことなど交通アクセスも良く、団地の第2期造成により、さらなる企業誘致が期待される。





パウンドケーキセレクション PS-10
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ブルボン

北魚沼地区支会ポンプ操法競技会

2016-06-28 | ’16 魚沼市のニュース
訓練の成果を競う



第52回新潟県消防協会北魚沼地区支会「ポンプ操法競技会」が6月19日、魚沼市のアルプス電気(株)駐車場で行なわれ、魚沼市と小千谷市の消防団員がポンプ操法の速さと正確さを競った。
 大会には、魚沼市と小千谷市の消防団からポンプ車の部に2チーム、小型ポンプの部に5チームが出場。実際に放水を行なう「水出し操法」により実施され、放水のための防火水槽が設置された会場で1チームずつ操法競技が実施された。
 この日は真夏のような陽射しを受けながら、出場した団員は皆きびきびとした動きでホースをつなぎ、この大会に向けて行ってきた訓練の成果を競っていた。
 競技は、放水までの時間や団員の行動の正確さ、総合審査による採点で審査が行なわれ、自動車ポンプの部では魚沼市消防団第1分団が優勝、小千谷市消防団第4分団が準優勝となり、小型ポンプの部では魚沼市消防団第7分団が優勝、小千谷市消防団第8分団が準優勝、小千谷市消防団第7分団が3位、魚沼市消防団第6分団が4位、同第3方面隊が5位となった。
 小型ポンプの部で優勝した魚沼市消防団第7分団は8月7日に糸魚川市で開催される県大会に出場する。





オレたち消防団!〈2〉オレたちがなぜ消防団を辞めないのか、ホントの理由を世間は知らない
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近代消防社

反射材など配布し注意呼びかけ

2016-06-28 | ’16 魚沼市のニュース
2件目の死亡事故発生


小出警察署管内では6月17日に今年2件目の死亡交通事故が発生、20日には小出署員らが市内のスーパー前で反射材やチラシを配布して買物客に事故防止を呼びかけた。
 同署管内では17日午後7時半過ぎ、井口新田地内の国道17号線上で、横断中の歩行者に交差点を右折しようとした自動車が衝突、歩行者の女性が死亡する事故が発生した。
 広報活動は原信小出東店とマルイ堀之内店の2カ所で行われ、原信小出東店では小出署員、交通安全指導員、市職員の5人が買物客に反射材や事故防止を呼びかけるチラシが入った袋を手渡すとともに、死亡事故が発生したことを知らせて交通事故への注意を促していた。
 同署では交通事故を防ぐには「余裕を持った行動、制限速度を守る」「ライトの早めの点灯、ハイビームの活用」「歩行者は反射材を身に付ける」「外出の際は明るい服装」をとしている。





交通事故を7割減らすたった2つの習慣
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北信越マレットゴルフ大会

2016-06-28 | ’16 魚沼市のニュース

4県から96人が参加



第10回「北信越マレットゴルフ大会」(主催=北信越マレットゴルフ協会)が6月19、20の両日、魚沼市下折立の魚沼マレットゴルフ場で開催され熱戦が展開された。
 マレットゴルフは、スティックとボールを使って、決められた打ち出し地点からカップへ、できるだけ少ない打数で入れることを競うスポーツ。魚沼市でもマレットゴルフ場が整備されたことにともない普及が図られている。
同大会には福井、石川、長野、新潟の4県から96人が参加した。
19日は11時30分からの開会式に続いて競技が開始され2日間に渡って腕前が競われ、県外からの参加者からは「魚沼は何度も来ているが、今回は芝が貼られコースがきれいになって良かった」などの声も聞かれていた。
両日ともに真夏のような暑さとなったが体調を崩す参加者もなく、参加すあはプレイを楽しんでいた。熱戦の結果、男子では石川県の齋藤和夫さん、女子では地元の富永ヨシ子さんが優勝した。




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ふるさとで工芸作品展

2016-06-28 | ’16 魚沼市のニュース

神奈川県在住の目黒功さん


魚沼市兎畑出身の目黒功さん(79)の工芸作品を展示した「ふるさと展」が6月29日まで同市今泉の広神コミュニティセンターで開催されている。
 目黒さんは中学校卒業後、ふるさとを離れて大工となり現在、神奈川県相模原市で工務店を経営している。工芸品は、親方から厳しくしつけられた伝統技術を活かして20年ほど前から作り続けている。作品は紙芝居の舞台や墨ツボ、木組み作品など多岐にわたる。
 「技術を持っている親方に出逢わなければできなった。技術は見て覚えたもので、今までにどれだけ失敗したか」と目黒さん。事業は息子さんが引き継いでいるが、現在も社長として現場にも出る現役。「何より体が丈夫なのでやってこれた。今でも寝転ぶのは正月だけ」と笑顔を見せる。
 趣味として続けている作品づくりは仕事から早く帰って来た時や、雨で仕事ができない時に行っている。「楽しくはないが、やっていれば時間が過ぎていく。まだ、未完成のものがいっぱいあるので、がんばって作っていきたい」と話していた。
 なお、目黒さんは同展開催を機に魚沼市に紙芝居の舞台7台を寄贈、19日には会場で感謝状が贈られた。
 開館時間は9時30分から21時30分(日曜・祝日16時30分まで)。入場無料。





工芸の見かた・感じかた―感動を呼ぶ、近現代の作家と作品
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大平市長が3選出馬表明

2016-06-19 | ’16 魚沼市のニュース

市議会一般質問の答弁で
魚沼市


魚沼市の大平悦子市長(59)は6月16日、任期満了に伴い11月27日告示、12月4日の日程で行われる同市長選に3選を目指して立候補する意向を表明した。
 同日行われた市議会の一般質問で遠藤徳一議員の質問に答えたもの。
この日の一般質問で「28年度の市長改選では今一度市民の信託を得て、行政計画や山積している諸問題に取り組む考えはあるか」と質問された大平市長は「8年の市政運営は、将来のまちづくりの基盤づくりに努めてきたものと思っています。今後は、魚沼市が将来にわたって輝き続けられるよう取り組んでいかなければなりません。それと同時に人口減少問題、過疎、高齢化に対応できる地域づくりのための仕組みを構築する必要があります。その実現のためにも、次の4年間が大事な時期となります。魚沼市の元気のため、再度出馬を表明させていただきます」と答弁し3選出馬の考えを明らかにした。
大平市長は旧小出町議、魚沼市議を経て平成20年の市長選で初当選。24年に再選している。富士短期大学経済学部卒。同市古新田。





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鹿砦社

ユリ咲き始める

2016-06-19 | ’16 魚沼市のニュース

月岡公園の花ひろば



魚沼市堀之内の月岡公園「花ひろば」上段のユリの花が咲き始めた。
 日本有数のユリの産地であることをアピールする「花ひろば」では、毎年上段と下段に分けて球根が植えられ、夏と秋にユリの花を楽しんでもらっている。  
花が咲き始めた上段の畑には毎年1万2000球の球根が植えられており、この時期次々と花を開かせていく。





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戸田組がドローンを寄贈

2016-06-19 | ’16 魚沼市のニュース
消防活動に役立てて




魚沼市葎沢の建設業、株式会社戸田組(戸田東一社長)では6月13日、魚沼市消防本部にドローン(無人航空機)1機を寄贈した。
 同社では、各種建設現場や山林などの調査にドローンを使用しており、その有効性を消防活動にも活かしてもらいたいと寄贈を申し出た。
 この日は戸田社長が消防本部を訪れ、椛沢一史消防長に目録を手渡し、魚沼市からは戸田社長に感謝状が贈られた。
 戸田社長は「建設現場の施工の状況や森林整備での山の状況がドローンを使うとリアルタイムで分かり、社員への説明もしやすい。このリアルタイムの状況把握が消防でも必要なのではないかと考え寄贈することにしました。山奥での事故の際は私どもも消防に頼るしかないので、役立てていただければ安心につながる」と話し、寄贈を受けた椛沢消防長は「近年、複雑多様化する災害を早期に鎮圧するためには災害の実態の把握が重要です。その中でも情報の収集は一番の要。今まで立ち入ることができなかった所でドローンが能力を発揮してくれると期待しています。魚沼市全体の安全安心に寄与すべく活用したい」とお礼を述べていた。





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全国ママさんバレー県予選会

2016-06-19 | ’16 魚沼市のニュース

小出M・Cが準優勝、北信越大会へ



第47回全国ママさんバレーボール大会新潟県予選会(新潟県バレーボール協会ら主催)が6月5日、村上市神林総合体育館で行われ、魚沼市の小出M・Cが準優勝となり7月に長野県で行なわれる北信越大会に出場することになった。
 同大会には県内から各地区予選会を勝ち上がった12チームが出場。魚沼地区代表として参加した小出M・Cは、長岡西陵(長岡地区)を2-0、秋桜VC(県央地区)を2-1、ファミリィー新発田(下越地区)2-0で破って決勝戦に進出。決勝戦では栖吉(長岡地区)に接戦の末0-2で敗れたものの準優勝となり7月16、17の両日、長野市のホワイトリングで開催される北信越大会に出場することになった。小出M・Cの北信越大会出場は3回目。メンバーは次のとおり(敬称略)。
【代表】富永直子【キャプテン】小川美奈子【選手】高野光絵、関矢二三子、森山光子、小玉藍、桑原わか子、内田操、中林敦子、大塩紀子、駒形愛、貝瀬真樹子、井口万希、広井幸枝、古田島小百合、戸田律子




確実に強くなる ママさんバレー絶対上達 (SPORTS LEVEL UP BOOK)
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実業之日本社

「風の波紋」を上映

2016-06-19 | 16’魚沼地域のイベント


7月に文化会館で



「阿賀に生きる」「阿賀の記憶」のスタッフたちが5年の歳月をかけてじっくりとつくりあげたドキュメンタリー映画「風の波紋」が7月22日から24日まで魚沼市小出郷文化会館で上映される。住民プロデュースによる魚沼映画の専門店の第130回上映会。
 映画の舞台は越後妻有の里山。この雪深い村に都会から移り住んだ木暮さん夫婦は、茅葺き屋根の古民家を修復し、見よう見まねで米を作って暮らしてきた。ゴリゴリと豆を挽いてコーヒーを淹れ、野山の恵みを食卓に並べる。草木染職人の松本さんは、山桜で染めた糸を夫婦並んで手織りする。色鮮やかな着物が仕立てあがるころ、娘さんが成人式を迎えた。
 悠々自適、気ままな田舎暮らしに見えるけれど、ときに自然は厳しい。冬ともなれば雪がしんしんと降り続け、来る日も来る日も雪かきに追われる。ひとりでは生きられない。茅葺きや稲刈りも協働作業だ。木暮さんのまわりには不思議と個性豊かな仲間が集まり、ことあるごとに囲炉裏を囲んで宴がはじまる。歌と笑い、もちろんお酒もかかせない。そうやって、ここでは新しいかたちの「結」がゆるやかに息づいている。
 ある春の朝、大きな地震がおきた。木暮さんの家も全壊したが、彼は再建を決意する。
 上映は22日が19時から、23日が10時、14時、19時から、24日が10時、14時から。料金は一般1000円、学生・シニア・友の会など800円。




雪国の幻灯会へようこそ――映画「風の波紋」の物語
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岩波書店

魚沼市で全国山菜サミット

2016-06-15 | ’16 魚沼市のニュース
講演やパネルディスカッション



第11回「全国山菜サミットin魚沼」が6月4日、魚沼市大白川の浅草山荘で開催された。
 全国山菜サミットは、全国各地域で山菜振興に取り組んでいる関係者の情報交換、技術交流を目的に毎年開催されており、今回の主催は山菜文化産業協会と魚沼市。魚沼市での開催は平成18年に続いて2回目となった。
 鬼面獅子山太鼓の演奏に続いて行われた開会式では魚沼市の大平悦子市長が「魚沼市は面積の84%が森林で豪雪地という環境にあり、山菜をはじめとする山の魅力があります。今日は山菜について勉強するとともに山菜を堪能していただきたい」と参加者を歓迎した。
 サミットでは、新潟県森林研究所の松本則行氏が「新潟の山菜と毒草事情」と題して講演、スイセンとニラ、バイケイソウ類とウルイ、イヌサフランとギョウジャニンニクなどを間違えて食べてしまった事例などを紹介するとともに、食べられる山菜であるが新潟であまり食べられていない山菜も紹介、「知らない山菜は食べない、あげない」と呼びかけた。
 この後は魚沼市森林組合の平井正尚組合長をコーディネーターにパネルディスカッションが行われ、入広瀬民宿旅館組合の浅井藤夫組合長からは「フキノトウは硬めに茹でて冷凍するが、茹でが足りないと黒くなるので注意している。ワラビは干すとゼンマイよりも美味しい」など山菜の保存の工夫などが紹介され、入広瀬商工会の目黒大成さんは山菜を使用した宿泊・飲食店向け新メニュー「山菜サンド」の取り組みを紹介、「始めたからには継続が大事なので、細くとも長く続け、多くの皆さんから入広瀬に来ていただきたい」と話した。
 なお、サミットでは山菜サンドの試食や交流会も行われ、翌日は大原山菜園も視察した。








<新版>おいしく食べる山菜・野草 (採り方・食べ方・効能がわかる)
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世界文化社

浅草岳の手ぬぐいを発売

2016-06-15 | ’16 魚沼市のニュース

登山の記念にいかが




「浅草岳登山の記念に手ぬぐいはいかが」。浅草岳スキーツアー実行委員会では「浅草岳オリジナル手ぬぐい」をこのほど発売した。
 同実行委員会では、今年浅草岳スキーツアーの60回を記念してオリジナル手ぬぐいを作成、参加者にプレゼントしたところ好評だったことから、デザインを一部変更して販売することになった。
 手ぬぐいには本染めで浅草岳の雪景色が描かれており価格は1000円(税込み)。入広瀬、大白川地区の旅館、民宿と道の駅「いりひろせ」で販売されている。





ヤマケイ山岳選書 ひとり歩きの登山技術 ヤマケイ山学選書
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山と溪谷社

守門中で「命の大切さを学ぶ教室」

2016-06-15 | ’16 魚沼市のニュース
被害者の心に寄り添って

犯罪被害者や遺族の心の痛みや思い、命の大切さについて理解を深める「命の大切さを学ぶ教室」が6月3日、魚沼市の守門中学校(青柳義昭校長・生徒59人)で開催された。
 この教室は、次代を担う中学生から、被害者が受けた心の痛みや、子どもを亡くした親の思い、生命の大切さなどへの理解を深めてもらうことにより、被害者を思いやる意識を育て、規範意識を向上させようと、新潟県警本部等が県内各地で開催しているもの。
 同校では昨年、同教室で犯罪被害者の遺族の話を聞いており、今回が2回目の開催となった。
 今回は県警本部犯罪被害者支援室の職員と教師による教室となり、全校生徒が集まった体育館では、まず弟を交通事故で亡くした女子中学生についてのビデオを上映。その後、被害者はどんな気持ちで、どんな状態だったか、被害者に何と声をかけるかなどを考えた。
 講師からは「被害者は周りから心情を理解してもらえず、言葉かけが傷つけてしまうこともあります。被害者の力になるには、どう思っているかを考え、相手の気持ちに寄り添うことが大事」との話があり、19歳の息子を暴行により亡くした母親の手記も朗読された。
 教室の最後には「私は今日の教室で、被害にあったり、悩んでいる人があったら、いつも通りの言葉を使って言葉をかけ、いつも通りに接してあげることが大事なことを学びました。今日は来ていただきありがとうございました」と生徒のお礼の言葉が述べられた。







いのちはなぜ大切なのか (ちくまプリマー新書)
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受講を機に炭焼き始める

2016-06-15 | ’16 魚沼市のニュース

市外から移住の中川さんと小野塚さん


炭焼き技術の伝承などを目的に魚沼市が平成25年度から実施している「魚沼!白炭塾」が今年も7月から10月まで4回にわたり計画されているが、白炭塾の受講を機に炭焼きの魅力に触れた2人の男性が、現在市内ただ一人の白炭職人である同市福山新田の橘福二さんのもとで技術の習得に汗を流している。
 中川宏さん(47)は神奈川県大和市の出身。20数年前に魚沼市に移住し、夏場は製材所に勤務、冬はスノーボードのインストラクターなどをしてきたが、白炭塾受講を機に橘さんのところに通うようになり、今年から炭焼きを本業とすることになった。「炭焼きは、いずれやりたいと思っていたが、白炭塾に参加するまで、触れるきっかけがなかった。炭焼きを通して色々な人と交流でき、ネットワークが広がることを期待している」と中川さん。「3人いる子どもに自分にしかできない体験をさせてやりたい」とも話していた。
 小野塚英幸さん(39)は長岡市の出身。県内外で調理師として働いてきたが、「大事なものとして一次産業をやってみたい、それも山に携わる仕事を」と昨年白炭塾を受講し、今年4月に福山新田に移住してきた。
 「収入は激減、生活できるか心配もあるが、自然から得るものを大切にしてお金に頼らない生活をしたい」と話す小野塚さん。「毎日あちこちが痛く、すでに炭焼きの大変さは身に染みているが、仕事が続けられれば永住したい」としていた。
 魚沼市では、炭焼きや紙すき、木工の伝統技能継承者と講師に補助金を交付する伝統技能継承支援事業を今年度から行っている。
 また、炭焼きが行われている木炭体験施設では、現在新しい白炭の窯の建設が進められており、橘さん、中川さん、小野塚さんの3人で今後、黒炭窯を含む3つの窯が運営される予定となっている。






炭やき教本―簡単窯から本格窯まで
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創森社

「わたしの尾瀬」写真展

2016-06-15 | ’16 魚沼市のニュース
美しい風景ゆっくり鑑賞



第20回NHK「わたしの尾瀬」写真展魚沼展が6月1日から7日まで魚沼市地域振興センターで開催された。
 この写真展は、本州最大の高層湿原「尾瀬」の素晴らしさと自然の大切さを知ってもらおうと、NHKの新潟、前橋、福島の各放送局と尾瀬保護財団が企画した第20回NHK「わたしの尾瀬」フォトコンテストに入賞した作品や尾瀬の自然保護に関する資料を展示しているもの。
コンテストには、「風景」「動植物」「人」「保護」の4部門に、全国各地から814点が寄せられ、写真展ではこのうち入賞作品51点が大型の写真パネルで展示された。
今回のコンテストでは、魚沼市の星義廣さんの作品「初冬の輝き」が風景の部で銀賞、星正太郎さんの「家族で一休み」が人の部で金賞を受賞している。
会場を訪れた人たちは尾瀬の美しい風景などを写しとめた作品をゆっくりと時間をかけて楽しんでいた。







尾瀬と周辺の山をあるく (大人の遠足BOOK)
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ジェイティビィパブリッシング