魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

年末「寄稿コラム」

2008-12-25 | インポート

【舞台レビュー】
うおぬま超劇シリーズ
が~まるちょばの魅力
森野 古みち

1671 一言もしゃべらない。でも、舞台と客席はあっという間に一体となった。人を笑わせることが好きで好きでたまらない、全身でその思いを発信していたが~まるちょば。私も一緒に、パントマイムを身体中で楽しんだ。あの二人と同じ空間で同じ空気が吸えたなんて・・・初めての出会いで不覚にもすっかり心を奪われてしまった。芸能人などを「追っかけ」する人の気持ちがわかった気がする。て言うか、が~まるちょばの「追っかけ」になりたーい!
 が~まるちょばの魅力は、なんといっても卓越した舞台の構成力(専門用語では何て言うのか分からないけれど、一部、二部の組立ての上手さ)ではないか?
 一部ではマイムの芸の数々を披露。言葉を一言も発しないで観客ともおおいに絡む。途中でトイレに立つ親子を目ざとく見つけ○○○を差し出す辺り、唯モノではないしたたかさを感じた。そこはホールではなく、拍手喝采しながら大道芸を楽しんでいる道端や広場の雰囲気があった。
 一部の終わりは「ラーメン屋さん」と「やかん」のマイム。ラーメンはあんまり好物じゃなくて良くわからないシーンが多かったけれど冷蔵庫はしっかり見えた。ニヒルなラーメン屋さんの次は笑顔いっぱいのやかん。やかんの素直な一喜一憂が胸に響く。ちょっとした物語がある二つのマイムは、それまでの爆笑に次ぐ爆笑で高まった気持ちをじんわりと静めてくれた気がする。
 休憩をはさんで二部は「ボクサー」。これだけ長編のマイムは一部で観客の心をグサリと掴んだからこそ出来るのだと思う。いきなり一部の幕開けから「ボクサー」では盛り上がらないのでは? リングに倒れたボクサーがスローモーションでバウンドするマイムに圧倒され、ジャージ姿のおっちゃん→ワンピース姿の三つ編みの彼女、と変身の素早さ・上手さに思わずプッ!「恋はみずいろ」、「ある愛の詩」等々なつかしい曲がピッタリはまって感涙ものだった。
顔のしわが増えたかも知れない、涙で顔がボロボロになったかも知れない、でも、が~まるちょばに出会えて本当に良かった、心から「ありがとう。」小出郷文化会館で、また会いたいな。


高齢者とその家族の相談窓口

2008-12-25 | お知らせ

高齢者とその家族の相談窓口

 新潟県高齢者総合センター(新潟市中央区上所2-2-2新潟ユニゾンプラザ3階・社会福祉法人新潟県社会福祉協議会内)では、お年寄りや家族が抱える悩みごとや心配ごとの相談を無料で受けている。相談・予約・問い合わせ電話は025-285-4165。1月の相談日程は次のとおり。
【よろず相談】毎週月曜から金曜、9時~17時
【専門相談】(要予約)▼法律=13、19、26日▼医療=7日▼心の相談=21日▼公的年金・公的保険=6日▼税金=9日
 また、中高年に役立つテレホンサービス(《電》025-281-5550・24時間年中無休)の1月の予定は次のとおり。
「冬の節電アイディア」12月26日~1月12日
「確定申告で戻る税金」1月13日~


映画「LittleDJ」

2008-12-24 | お知らせ

来年1月24、25日に上映

Dj 心温まる感動の映画「LittleDJ~小さな恋の物語~」が来年1月24、25の両日、小出郷文化会館小ホールで上映される。
【物語】1977年、函館。野球とラジオのDJが大好きな少年・太郎(神木隆之介)は、海辺の病院に入院することになった。ある日、病院の隣の大先生の家から流れてくる音楽に興味を持ち大先生の部屋に忍び込み、DJの真似事に夢中になる太郎。大先生はお昼の放送でDJをすることを提案し、太郎は病院でDJになった。スピーカーから流れてくる太郎の声が、音楽が、病院で過ごす人々を元気付け、病院を優しい空気で包んでいく。そんな時に太郎は美しい少女たまき(福田麻由子)と出会う。二人の小さな恋が動き出した。しかし、太郎には時間がなかった。病院を抜け出したまきを函館山へと初めてデートに誘った日、太郎がすべてをかけて、たまきに伝えたかったこととは…。
 住民プロデュースによる「魚沼映画の専門店」の第82回上映会で、上映は1月24日が13時、16時、19時から。25日が13時と16時から。料金は一般1000円、学生・シニアほか800円。魚沼市・川口町PTA連絡協議会の共催で魚沼市と川口町の小中学生、PTA関係者は500円。チケットは同館で販売されている。


現代版画の遺産と未来展

2008-12-24 | お知らせ

20日から長岡市立中央図書館

 「現代版画の遺産と未来展」(主催=オオヤ版画コレクションズ)が12月20日から27日まで長岡市立中央図書館・美術センター(長岡市学校町)で開かれる。
 同展は、星襄一、池田満寿夫、斎藤清ら巨匠から新進気鋭の作家20人の作品約100点を展示するもの。時間は10時から16時30分。入場無料。


早津剛作品展

2008-12-23 | お知らせ

新年1月9日から長岡市で

Photo 消えゆく雪国の茅葺民家を描き続けている魚沼市青島の画家、早津剛さんの作品展が1月9日から21日まで長岡市本町のギャラリー沙蔵で開かれる。
 開館時間は10時から18時(最終日15時まで)。1月15日休館。入場無料。


ジュニアアスリートの栄養と食事

2008-12-23 | お知らせ

1月24日に特別講演会

 ジュニアアスリートの栄養と食事についての特別講演会が1月24日、小出郷福祉センター1階ホールで開かれる。
 この講演会は、魚沼市体育協会が今年度開催してきたスポーツ指導者養成講座の最終回企画として開かれる。
 講師は、オリンピック選手からプロ野球、バスケットボール、ゴルフなど幅広くアスリートの栄養サポートを担当している国立スポーツ科学センターの管理栄養士、海老久美子氏。演題は「ジュニアアスリートの栄養と食事~勝てる体をつくる野球食レシピ~」。時間は19時から21時。
 参加費は500円で、同講座の受講者と中学生以下は無料。参加者全員に教材として「勝てる体をつくる野球食レシピ36」(ベースボール・マガジン社刊・定価980円)がプレゼントされる。同協会では「講座の受講者に限らず、成長期の子どもを持つ保護者の皆さんから参加していただきたい」としている。申し込みは魚沼市体育協会事務局(堀之内体育館内)《電》025-794-6074へ。


魚沼市に求められる地域医療とは

2008-12-22 | ニュース

シンポジウムで意見出し合う

367_6725 シンポジウム「みんなで考える明日の地域医療」が12月14日、魚沼市地域振興センター2階コンベンションホールで開催され、地域医療の現状を再確認するとともに医師確保の方策や地域の課題などについて意見が発表された。
 このシンポジウムは魚沼市の地域医療を考える市民会議(関矢功会長)と魚沼市が開いたもの。
 シンポジウムでは、まず新潟大学医歯学総合病院医科総合診療部教授の鈴木栄一氏が「地域医療の現状と課題」と題して基調講演。新潟県の医療の現状を報告するとともに新医師臨床研修制度の問題点と今後について語り「多くの研修医が大都会の病院を希望しており、今の研修医の数では新潟の医師は増えていかない」と指摘し、医師確保のための新潟大学の取り組みを紹介した。
 魚沼市の地域医療を考える市民会議会長による市民会議の活動報告に続いて「魚沼市に求められる地域医療」をテーマとしたパネルディスカッションが行なわれた。
 庭山昌明氏(新潟県医師会理事)、布施克也氏(県立小出病院長)、佐藤貞一氏(魚沼市議会小出病院等対策調査特別委員長)、関矢功氏(魚沼市の地域医療を考える市民会議会長)をパネリストに、上村伯人氏(魚沼市の地域医療を考える市民会議委員)をコーディネター、基調講演講師の鈴木氏をアドバイザーに開かれたパネルディスカッションでは「医療機関完結型から地域完結型へと、地域医療の少ない地域では、地域全体で機能が欠けないようにしなければならない」「山間地では、お年寄りや車の無い人がどうやって診療を受けるかなど医療機関までの交通アクセスが課題となっている」「住民みんなの協力がなければ医療の再編はできない。魚沼市全体の合意をどう形成していくかが大事」などの意見が出されていた。


魚沼の方言をかるたに

2008-12-22 | お知らせ

市民らに作品を募集

 長い間魚沼地域で使われてきた方言を残し、次世代に伝えていこうと魚沼市文化協会では震災復興祈念「魚沼方言かるた」を作成することになり、市民らにかるたに使う「句」や「言葉」を募集する。
 方言かるたは、読み札の言葉を広く市民から募集し、絵札は小出郷文化会館の日本画講座の講師を務めている田中博之氏に依頼して制作する計画。
 かるたの言葉は、魚沼市在住、魚沼市出身または魚沼市内に勤務している人を対象に募集される。「とり追いの 歌も吹っ飛ぶ ごうっぷき」のように、魚沼地方の方言を使って、震災や地域の伝統行事、または地域の伝説にちなむ句や言葉を応募してもらうもので、五・七・五を基本とし、字あまり、字足らずも可。
 応募は五十音一文字につき2点以内とし、未発表のものに限る。所定の応募用紙に氏名、年齢、住所、電話番号と作品を記入し平成21年2月20日までに〒946-0023新潟県魚沼市干溝1848-1小出郷文化会館内魚沼市文化協会事務局《電》025-792-8811、FAX025-792-6776へ直接、または郵送、FAXで申し込むことになっている。
 同かるた作成委員会で審査を行ない、採用作品には5000円分の図書券、次点作品には2000円分の図書券が贈られる。応募用紙は市内の学校を通じて子どもたちに配布されるほか、全戸に配られることになっており、文化協会では多数の応募を呼びかけている。


師走

2008-12-21 | 魚沼百景

367_6739 今冬はこれまでに数回降雪があったが、未だに根雪にはなっていない。それどころかこのところは晴天に恵まれる日も多く、これが魚沼の師走かと疑いたくなるようだ。この日も晴天となり、青空をバックに越後三山が頂を白く輝かせていた。暖かい師走だ。


記者日記

2008-12-21 | 小出郷新聞コラム

 県内初の女性市長誕生という大きな変革に内外から注目が集まる魚沼市のこの一年を本紙の記事から振り返ってみた。雪不足のため昨年末なかなかオープンできないでいた市内のスキー場が年末ぎりぎりのまとまった雪でようやくオープンにこぎつけた記事などで本紙の平成20年は始まった▼1月23日には魚沼基幹病院(仮称)について、平成23年度の着工、27年6月頃の開院を目標とするなどの整備スケジュールを発表した。2月に行なわれた第57回全国高等学校スキー大会で小出高校が大活躍、女子5㌔クラシカルで本山郁未さんが優勝し学校対抗女子でも優勝した。3月2日からはこれまで在宅当番医制で行なわれていた休日一次救急診療を小出病院内で行なう「魚沼市休日救急診療室」が開設された▼2月23日には市民と行政の協力体制の確立のため、設立に向けた検討が進められてきた「魚沼市まちづくり委員会」が設立された。魚沼市、小千谷市を会場に全国都道府県代表のスポーツ少年団員と指導者が集う第5回「全国スポーツ少年団バレーボール交流大会」が開催されたのは3月26日から29日までだった▼魚沼市議会が議員定数を現行の26人から2人削減し24人にする条例案を賛成多数で可決したのは六月定例会最終日の7月11日。魚沼地域の医療整備の基本的な考え方や方向性について、総合的に協議、調整を行なう「魚沼地域医療整備協議会」の初会合が開かれたのは8月28日▼9月7日には「第28回全国豊かな海づくり大会」に出席された天皇陛下お手渡しのサクラマスの稚魚の放流祭が魚沼市伊勢島の魚野川鮭一括採補場で行なわれた。任期満了に伴う新潟県知事選挙は10月19日、投票が行なわれ無所属の現職・泉田裕彦氏が再選を果たした。11月9日には来年4月に須原小学校と統合する魚沼市立上条小学校の閉校記念式典が同校体育館で行われた▼振り返ると今年もいろいろありました。来年はどんな記事が紙面を飾るのだろう。


大平悦子市長が初登庁

2008-12-20 | ニュース

住民サービス向上など職員に訓示

366_6694 11月30日の魚沼市長選挙で初当選を果たし、県内初の女性首長となった大平悦子氏が12月12日、市役所に初登庁した。
 大平新市長の任期が始まるこの日、市役所小出庁舎玄関には多くの支持者が集まり新市長の登庁を待ち受けた。午前8時半前、自家用車で到着すると盛大な拍手で迎えられ、男性職員から花束を受けた大平氏は笑顔で庁舎に入っていった。
 1階のロビーで待ち受けていた職員に「より良い魚沼市にするために、みなさんの力を貸してください」とあいさつした後、市長室に入り報道陣の質問を受けた。
 課長ら幹部職員への訓示で大平氏は「皆さんに3点のお願いをいたします。先ず1点目は住民サービスの向上についてです。窓口業務での住民への対応は、さらに住民に対して明るく、親切、丁寧に対応していただきたい。みなさんの対応で市役所のイメージが変わります。私は行政経験がないので、これからみなさんからたくさんの経験と知恵をいただいて仕事に励んでいきたい。職員に対しても良き指導をしてもらい、さらに住民サービスの向上に努めていただきたい。2点目は優先順位の見直しです。住民の生命と財産を守ることが重要な課題。地域医療の問題、福祉の問題、産業の問題が、最も優先順位が高いと考えています。私自ら現場に入り、現場の人と話し合いを進めながら解決策を見出していきたい。3点目は情報公開を積極的に推し進めていくことです。官民一体という考え方からすれば、住民のみなさんに出来る限り情報を公開し、みなさんと一緒に考えていくという方法をとっていきたい」と述べた。


仮設屋根方式での建設を検討

2008-12-20 | ニュース

野外ステージワークショップ

367_6756 「奥只見レクリエーション都市公園小出地域(響きの森公園)」への野外ステージ新設を考える第3回ワークショップが12月16日、小出ボランティアセンターで開かれ、県魚沼地域振興局から示された基本計画案10案について検討、最終的に常設ステージの上に仮設屋根を設置する方式で計画を進めることになった。
 小出郷文化会館は、これまで響きの森公園雪のコロシアムを利用したイベントでは仮設のステージを設置して対応してきたが、毎年多額の費用が発生していることなどから、新潟県魚沼地域振興局の協力を得ながら、恒久的なステージ建設に向け研究を進めてきている。
 野外ステージ建設については当初、新潟県の事業による建設を想定していたが、その後、市が建設し県が2分の1を補助するという形に見直しが行なわれ、具体的な検討の結果このほど方向性が見えてきたことから、この日3回目のワークショップを開き市民の意見を聞くことになった。
 ワークショップでは、まず県魚沼地域振興局からステージの屋根について、固定式屋根、可動式屋根、仮設屋根という形式のほか雪対策などが異なる計画案10案が示され説明。市文化振興課からは建設コスト、ランニングコスト、景観への影響などから常設ステージの上に仮設屋根を必要な時に組み立てる方式を採用したい旨が示され、その後、参加者が小グループに分かれて意見を出し合った。検討の結果、参加者からは「何にでも使える使い勝手のよいステージに」「機材の出し入れ、障害のある出演者のためにスロープの設置も」など意見も出されたが、方式については同方式で賛同が得られた。
 仮設屋根方式の野外ステージは、文化会館前に面積約350平方メートルの常設ステージを建設、必要時にその上に組み立て式の屋根を設置するもので、ステージ建設費と上部部材購入費を合わせた全体の費用は3000万円程度、組み立て、解体とも1回の費用が約30万円と、建設費、ランニングコストも他の方式よりも低く、必要時しか屋根を設置しない事から景観への影響も少ない。


惜しまれつつ大木伐採

2008-12-19 | ニュース

四日町林昌寺のイチョウ

367_6774 樹齢が300年以上といわれ140年前の戊辰小出島戦争も見てきた魚沼市四日町の林昌寺のイチョウが12月17日、地域住民に惜しまれつつ伐採された。
 このイチョウの大木は樹高およそ30メートル、幹周り幹囲約5・6メートルという巨木であるが、近年樹勢が衰え、昨年からほとんど葉をつけない状況となったことから安全面などを考えて伐採されることになった。
 同寺の小池眞慈住職の読経などに続いて伐採作業が始まり、大型クレーンの先につけられた作業用のカゴに乗り込んだ作業員が手際よく枝を落としていく。枝がある程度なくなり幹に近づけるようになると、いよいよ幹にチェーンソーが入れられ、高さ30メートルの巨木が上の方から順に切られていく。
 林昌寺は戊辰小出島戦争で会津藩の奉行・町野源之助らが駐屯し戦った場所で、イチョウの巨木もその際に鉄砲の弾を受けたとみられている戦いの生き証人。作業を見守っていた小池住職は「寂しい姿をこれ以上見ているのも辛いし、事故でもあれば取り返しがつかないので、総代会を開き相談し決断した。長く地域を見守ってきたイチョウであり、銀杏を拾うなど人々から親しまれてきた木なので寂しい気がする」と思いを語っていた。


共通リフトシーズン券発売

2008-12-18 | お知らせ

市営スキー場

 魚沼市では「市営スキー場共通リフトシーズン券」を販売する。
 対象は市内に在住、または勤務している人で、大原、須原、小出、薬師、大湯温泉の市内5つの市営スキー場で利用できる。金額は子ども(高校生以下)15000円、シニア(55歳以上)20000円、大人27000円。
 申し込みは、本人の顔写真(縦3センチ×横2・4センチで裏面に氏名を記入)と身分を証明できるものを持参の上、備え付けの申込書に必要事項を記入して、各スキー場へ(高校生以下は保護者の同意印が必要)。スキー場オープン前も須原スキー場管理事務所、ゆ~パーク薬師、交流センターユピオで申し込みできる。