魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

発電機の水車を設置

2015-10-26 | '15魚沼市のニュース

建設中の第二薮神発電所




東北電力が魚沼市大倉沢の薮神ダムで建設を進めている第二薮神発電所の発電機の水車を設置する作業が10月15日に行われ、その様子が報道関係者に公開された。
 第二薮神発電所は、破間川中流部にある同社の薮神ダムへ新設する最大出力4500キロワットの水力発電所。
薮神ダムでは、薮神発電所の最大使用水量が上流にある黒又川第一発電所の最大使用量より小さいことから、年間300日以上ダムゲートから放水しており、この未使用エネルギーを有効活用するため建設されている。
発電所は、薮神ダム右岸に新設する取水口から最大毎秒30立方メートルの取水を行い、有効落差約17メートルを使い発電を行った後、薮神ダム直下に放流する。
 この設置された水車の重量は約40トン。中にある直径約2メートルのステンレス製プロペラ水車を回してその上に設置される発電機で発電する。作業では、発電所建屋内クレーンを使って、ダムから引いた水を流し込む深さ約30メートルの縦穴にゆっくりと水車が下ろされ、地上から25メートルのところに設置されていった。
 平成25年11月から始まった同発電所建設の工事進捗率は現在48・7%。工事は12月には完了し、来年1月、2月に試験運転を行った後、3月の運転開始を予定している。
 第二薮神発電所建設所の吉田紀之所長は「近隣集落の皆さんの理解と協力をいただき、円滑に工事を進めることができた。発電機設置の節目を迎えられたことは皆さんの協力のお陰。よい発電所を造っていきたい」と話していた。

うおぬまパンストリート

2015-10-26 | '15魚沼市のニュース
アーケードは大賑わい



「まちのパン屋さん」が集まり自慢のパンを販売する「うおぬまパンストリート」が10月18日、魚沼市の本町商店街アーケード内で行われ、天候にも恵まれて大勢の人たちが訪れた。
 魚沼市まちづくり委員会地域産業振興部会では、商店街の賑わいづくりのため、今年7月に、魚沼市内の「まちのパン屋さん」が一堂に会したイベント「あつまれ!魚沼のおいしい『ご当地パン』」を小出ボランティアセンターで開催。大好評を得たことからその第2弾として実際に本町商店街で開催したもの。
 今回の参加店舗は、パン工房魚野川うさぎばたけのパン屋さん、むしやすめ工房桟歩道、BoulangerieChou*Chou、手づくりパン工房けやきの木の4店。
 当日は晴天に恵まれ、4店舗が通りの両側を使って出店。イベントが始まる10時30分の前からアーケード内にはパンを買い求める人たちが集まり大賑わい。販売が開始されると好みのパンを選んでは次々と買っていき、他のパン屋さんの列に並ぶ人も。
 この日も早い店では開始7分ほどで一旦売り切れとなる店もあり、4店とも30分ほどで売り切れとなる盛況ぶりだった。
 この日会場を訪れた女性は「前回は遅く行って買えなかったので、今日は早めに来ました。1か所で色々な店のパンが買えるところがいい」とこのイベントの魅力について話していた。
 主催したまちづくり委員会地域産業部会の林高志さんは「商店街の賑わいづくりのための取り組みで、今回は実際に商店街での販売を体験してもらいました。これを活性化につなげてほしい」と話していた。

魚沼特使三人展始まる

2015-10-26 | '15魚沼市のニュース
個性異なる作品集め




3人の魚沼特使の絵画作品を一堂に展示する「魚沼特使三人展」が10月18日から魚沼市須原の目黒邸資料館企画展示室で始まった。
 三人展を開いたのは、千葉大学教育学部講師で日本美術家連盟会員の田中博之さん、国画会会員・日本美術家連盟会員で読売カルチャーセンター等講師の星兼雄さん、JAG(日本芸術家協会)理事で、目黒家19代当主の目黒勲さん。
 三人展の開催は、同館の運営にも携わっている目黒さんが「特使として資料館のお役に立てることはないか」と考えて企画したもの。 
作品展には、星さんは魚沼や海外の風景などを描いた油彩画、田中さんは4曲1隻の屏風をはじめとする日本画、目黒さんは魚沼の風景などを描いた水彩画と様々なジャンルの作品31点が展示されている。
初日の18日には3人が会場を訪れ「展示点数も会場にぴったり。それぞれの個性が出ていて良い展覧会になった」と会場を見渡した。
「洋画と日本画を一緒に展示する展覧会は珍しい。親しみやすい展覧会なので多くの方々から観ていただきたい」(星さん)、「これをきっかけに地元の方々からも資料館に来てもらえればうれしい」(目黒さん)、「魚沼には美術の好きな方が多いと思うので、色々な技法に触れることで刺激になれば」(田中さん)と呼びかけていた。
三人展は11月8日まで開催。開館時間は9時から16時。入館料は大人200円、子ども100円。

太鼓演奏し須原小で交流

2015-10-26 | '15魚沼市のニュース

ドラムス奏者の永原元さん

 
魚沼市福山新田で「福山太鼓」の復活に取り組んだアフリカン打楽器・ドラムス奏者の永原元さんが10月21日、須原小学校を訪問、児童たちにアフリカン打楽器の演奏などを披露した。
永原さんは、長く演奏が途絶えていた「福山太鼓」に関心を持ち、昨年春からは福山新田の人たちとの交流を重ねながら練習を行い8月に復活の演奏を行った。
今回、演奏ツアーの移動中、隣の福島県まで来たことから「この機会にアフリカ・ケニアの音楽や踊りを子どもたちから楽しんでもらいたい」と同校に打診、授業に参加させてもらうことになった。
同校を訪れたのは永原さんとケニア出身のパーカッション奏者、ダンサーの3人。演奏は2学年ずつ3回にわたり行われた。
最初に音楽室に集まったのは1・2年生32人。永原さんは「ケニアは飛行機でも日本から30時間近くかかる遠い国。スワヒリ語では『こんにちは』を『ジャンボ』と言います」などケニアのことを紹介しながら太鼓の演奏を披露。長身で上半身裸のダンサーが登場すると、最初はびっくりした表情を見せた子どもたちであったが、すぐに親しくなり一緒にダンスを踊って笑顔を見せた。
演奏の合間には「ケニアでは昔、太鼓は音楽だけでなく、遠くの村から村に色々なことを合図で伝えることにも使った。だから一つの太鼓で低い音から高い音まで出ます」と太鼓の説明も行われ、子どもたちも一緒に歌ったり、ダンスをして楽しい時間を過ごした。
演奏を終えた永原さんは「須原小の子どもたちは吸収が早く、反応がよかった。いい笑顔を見ることができました」と話していた。

さけサンドウィッチ発売

2015-10-26 | '15魚沼市のニュース

魚沼市下島の「味乃家魚野川」

魚沼市下島の「味乃家魚野川」では、魚野川に上ってきた鮭を使った「さけサンドウィッチ」とソフトクリームをこのほど発売した。
 今年は魚野川の鮭が例年になく豊漁で、一括採捕を行っている魚沼漁協では10月15日までに3600尾余りを捕獲、500キロの卵を確保し、今年度の増殖目標数を達成した。しかし鮭の身の部分は味噌漬けで販売しても対応しきれない状況となっている。
 そこで相談を受けたのが「味乃家魚野川」の店主・覚張徹さん(65)。かねてから魚野川の鮭を使った料理を研究してきており、鮭をフライにしキャベツとともに自店で焼いているパンにはさんだサンドウィッチを作ってみたところ、臭みがなくさっぱりと美味しかったことから販売を開始した。
 サンドウィッチは2個入りのパックが280円(税込)、1個入りは150円。「子どもの頃、鮭はごちそうだった。4年かけて魚野川に戻ってきた鮭なので、美味しく料理できれば川を大切にする気持ちにつながるのでは」と覚張さん。フライにつけるソースにもこだわったという。
 また、ソフトクリームは鮭のクリーム煮をヒントに、焼いた鮭と辛みを抜いたカグラナンバンを細かくしてソフトクリームに入れたもの。ほのかに鮭の優しい味がするのが特徴で1個150円。「魚野川の鮭を食べてもらうことで、鮭の素晴らしさを見直してもらえればうれしい」と覚張さんは話していた。

「うおぬまダム周遊MAP」作成

2015-10-17 | '15魚沼市のニュース
必要な情報コンパクトに


魚沼地域振興局では、近年ダム施設を訪れる観光客が増加していることに着目し、魚沼市内のダムを訪れる人たちが必要とする情報を提供する「うおぬまダム周遊MAP」を作成、道の駅などで配布している。
 このマップは、市内のダムを訪れる観光客の周遊性を高め、地域経済の活性化につなげようとダム管理者や関係機関などの協力を得て作成されたもの。
 マップでは、市内7つのダムの諸元や撮影のおすすめポイント、ダムライター宮島咲氏執筆の「ダムの見どころ」のほか、ダムを周遊する際に必要なガソリンスタンド、コンビニ、主要な観光施設などの情報がコンパクトにまとめられている。
 このマップは、道の駅ゆのたに、道の駅いりひろせ、電源開発小出電力所、東北電力長岡技術センター土木課、魚沼市役所各庁舎、新潟県魚沼地域振興局企画振興部、同地域整備部で配布しており、同局では「数に限りがありますので、お早めに」としている。

中心市街地に新庁舎を

2015-10-17 | 庁舎再編整備構想

小出商工会が陳情


小出商工会(井口政秀会長)は「魚沼市新庁舎建設に関する陳情書」を10月13日、魚沼市に提出した。
 この陳情は、市民の利便性に優れた交通結節地に近く、地域活性化に資する中心市街地に市役所庁舎を建設してもらいたいとするもの。
 この日は井口会長はじめ正副会長3人が市役所を訪れ、大平悦子市長に陳情書を手渡した。
 同会では、「魚沼市総合計画では、中心市街地は賑わいづくりゾーンとして魚沼市地域活性化の牽引役を担うものと位置づけられており、市役所庁舎は市を代表するシンボルであり、街づくり地域活性化に大きな影響を与える」としている。また、小出庁舎跡地の活用も併せて要望された。
 陳情を受けた大平市長は「私たちも(庁舎を)造る際には、地域の活性化を考えていく必要があると思っています。小出庁舎については老朽化しているので取り壊しを考えていますが、その後のことはまだ決まっていません。地区として駐車場も必要なのでその点にも配慮した跡地利用を考えたい」と話していた。

囲炉裏端で昔ばなしをきく会

2015-10-17 | '15魚沼市のニュース
秋の夜長を楽しむ



第16回「囲炉裏端で昔ばなしを聞く会」が10月10日、魚沼市井口新田の湯之谷老人福祉センターで開催され、会場を訪れた人たち約100人がユーモアたっぷりに語られる昔話に楽しいひとときをすごした。
 この催しは「人が人に直接話し、やさしい心や生きる力を口伝えで行なうことの大切さを、昔語りを通して見直してもらおう」と有志による魚沼昔ばなしの会が毎年開いているもの。
 玄関前に灯されたロウソクが来場者を出迎え、会場には、ススキの穂や行灯、季節の花なども飾られ昔の雰囲気が再現される中、7人の同会の語り部が昔ばなしを披露した。
同会会長の山本初栄さんはこの夜「ごんぞう虫」という昔話を披露。「ごんぞう虫」は、母が病気になり食べるものがなくなった子どもが母の兄「ごんぞう」のところに金を借りに行くが断られてしまう。神社で泣いていると白ひげの爺さんが現れ、履いて転ぶと銭が出てくるという下駄をくれた。話を聞いた「ごんぞう」は、子どもの所から無理やり下駄を持って行き、何度も転びお金を出すが、その下駄は転ぶたびに身長が縮むというものだった。虫のようになってしまった「ごんぞう」は、声をかけた子どもの息でどこかに飛んで行ってしまい、子どもと母親はその後「ごんぞう」が出したお金で幸せに暮らすという物語。ハッピーエンドな結末のお話に会場の人たちは目を細めながら聞き入った。
また、今回も栃尾ろばた会の会員3人がゲスト出演し、「カエル爺さ」など楽しい話を披露して会場を笑わせていた。

里山まつり・環境フェア

2015-10-17 | '15魚沼市のニュース
多彩なイベント楽しむ



森林資源を活かした地域循環型の活力ある地域づくりを推進する第7回「うおぬま里山まつり」が10月10日、魚沼市干溝の響きの森公園で開催され、天候にも恵まれて賑わいを見せた。
まつりのオープニングでは鬼面獅子山太鼓の演奏が披露され、続いて伊米ヶ崎小学校の4年生が学習発表を行った。発表ではテレビのニュースをまねたスタイルで「森は空気をきれいにしてくれる」「動物のすみかになっている」「水をきれいにしてくれる」と森の働きを紹介し「森をもっと大切に使ってほしい」「魚沼の木の良さを発信してほしい」と呼びかけた。
会場では、おにぎり・きのこ汁の無料サービス、ビンゴ大会、植樹も行なわれ、「体験エリア」では、魚沼杉で作るマガジンラックやウッドバーニングの木製バッヂ作り、リース・コケ玉作りなどは親子で参加する人が多く、カンナくずプールでは歓声を上げて遊ぶ子どもたちの姿が見られていた。
「うおぬま市場」では薪ストーブ、木工品の展示・販売、魚沼きのこの展示即売、木炭・竹炭・薪の展示即売、「魚沼ブランド」推奨商品の販売が行われ、「食の広場」では魚沼の食材を使った駅弁・イワナ焼・とうもろこし焼き・飲み物なども販売された。
また、小出郷文化会館で同時開催された「環境フェア」では、広神西小学校のオキナグサ保全活動の事例発表をはじめ、自然環境保全調査の植物写真パネル・昆虫標本などの展示やエコドライブシミュレーター体験、おもちゃを修理する「おもちゃ病院」などが行われた。
会場ではこのほか魚沼市消費者協会の「秋のフリーマーケット」、小出食品衛生協会の「きのこ講習会」も開催され、講習会では「きのこは100グラムで何キロカロリーのエネルギーがあるか」「県内では平成元年から26年までにキノコによる食中毒が何件発生したか」などのクイズも行われ、楽しくキノコについて学んでいた。

第11回魚野清流杯剣道大会

2015-10-17 | '15魚沼市のニュース
小学生団体は男女とも小出優勝


第11回「魚野清流杯剣道大会」(魚沼市剣道連盟主催)が9月27日、魚沼市の小出郷総合体育館で行われ、少年少女剣士たちが熱戦を展開した。
 この大会は、魚沼地域の小学生、中学生が日ごろの練習の成果を競う大会。大会には魚沼地域から団体戦に39チーム、個人戦に100人の総勢204人が出場、熱戦を展開した。結果は次のとおり。
【団体戦】
▼小学生男子の部《1》小出剣道スポーツ少年団A《2》十日町剣友会《3》五十沢剣道クラブ、小出剣道スポーツ少年団B
▼小学生女子の部《1》小出剣道スポーツ少年団A《2》入広瀬剣道スポーツ少年団《3》剣柳会、湯之谷少年剣士会
▼中学生男子の部《1》小千谷市剣道スポーツ少年団《2》十日町南中学校A《3》小出中学校A、十日町南中学校B
▼中学生女子の部《1》小出中学校《2》塩沢中学校A《3》小千谷中学校、湯之谷中学校
【個人戦】
▼小学生男子の部《1》伊藤謙吾(小出)《2》浅井裕貴(入広瀬)《3》金井虹大(剣柳会)、岡部寛斎(小出)
▼小学生女子の部《1》大平詩桜(五十沢)《2》高島琴海(小千谷)《3》佐藤七海(小出)、井口遥心(同)
▼中学生男子の部《1》木嶋優志(小千谷)《2》大口良太(十日町)《3》桜井聖耶(小出)、若山拓夢(十日町)
▼中学生女子の部《1》南雲咲良(五十沢)《2》大平唯加(小出)《3》佐藤瀬那(湯之谷)、加藤凪紗(小出)

魚沼市の女性消防隊

2015-10-09 | '15魚沼市のニュース
初の全国大会出場に意欲



魚沼市消防団の女性消防隊が10月15日、神奈川県横浜市で開催される第22回全国女性消防操法大会に新潟県代表として出場することになっており、3日には大平悦子市長らによる操法の総見が消防本部で行われた。
 この大会は2年に一度開催され、北は北海道から南は沖縄まで全47隊が出場する。魚沼市消防団の出場は今回が初めて。
 操法は通常の可搬ポンプよりも軽量で、ホースも細い軽可搬ポンプを使用。1チーム7人のうち5人で操法を行う。大会では、手びろめにより二重巻ホース3本をつなぎ、標的に向けて放水する速さと正確さを競う。
 魚沼市消防団ではこの春に大会出場メンバーが決定され4月から3日に一度の練習を重ねてきていた。
 この日の総見では、大平市長や皆川雄二県議、団幹部ら見守る中、練習の成果が披露され、大平市長が「いよいよ大会が迫ってきました。皆さんの練習を見るたびに完成してきており、感動を覚えます。健康に十分に注意して大会に臨んでください」とチームを激励した。
 操法班長の五十嵐綾子さん(53)は「メンバーは皆仕事を持っており3日に一回の練習はきついが、選手がこのやり方を選んで続けてきました。目標としているタイムまで、あと数秒まで来ているので、さらに縮めて上位入賞を目指したい」と意気込みを語っていた。

魚沼市庁舎再編基本計画(案)

2015-10-09 | 庁舎再編整備構想
市民説明会を開催



魚沼市では、魚沼市庁舎再編基本計画(案)についての市民説明会を9月16日から10月7日まで市内6会場で開催した。
 同市では、これまで既存庁舎を活用した庁舎1本化の道を模索してきたが、昨年9月に大平悦子市長が方針を転換、今年6月に庁舎再編基本構想を策定し、このほど基本構想で示した理念や方針に基づき、建設候補地、機能、規模など今後の設計に向けた基本的な指針となる庁舎再編基本計画(案)を作成したことから市民説明会を開いたもの。
 説明会は9月16日の入広瀬庁舎3階多目的ホールを皮切りに10月7日の堀之内公民館まで市内6会場で開催された。
 このうち10月1日に魚沼市地域振興センターで開かれた説明会には約40人が集まった。
 会ではまず、大平悦子市長が「財政の健全化と市民の生活に直結している事業を優先して行ってきたが、財政も改善してきており、合併特例債で庁舎を建設し一本化を図りたい」とあいさつし、庁舎建設への理解を求めた。
 続いて、新庁舎建設候補地5か所をはじめ、新庁舎は延床面積10000平方メートル以内とし、フロア構成については、市民利用の多い窓口や市民交流エリアを低階層に、議場や執務室を中高層に配置すること、
庁舎建設にかかる財源は、新庁舎整備基金のほか、合併特例債を充てる予定で、事業費については他市を参考に47億2千万円(用地費など除く)を見込んでいることなど基本計画案が説明された。
 この後の質疑応答では、参加した市民から「箱物行政に失望している。慎重に財政計画を立ててほしい」、「議会のスペースを取りすぎている」、「一本化はやるべきだが、議会で広神庁舎周辺を追加提案したのは納得できない。市民から提案したら候補地にするのか」、「買物などもまとめてできる施設が良いと思う」などの質問や意見が出されていた。

コスモスジャンプ大会

2015-10-09 | '15魚沼市のニュース
一般は桜井(小出スキーク)が優勝



第11回「魚沼市コスモスジャンプ大会」(主催=魚沼市教育委員会)が10月4日、魚沼市営小出シャンツェ(K=50m・ミディアムヒル)で行なわれ、県内外の選手が豪快なジャンプを競った。
 大会には県内外の小学生から一般まで30人が出場、地元魚沼市からも2選手が出場した。
当日は曇り空となったが、参加した選手は元気よくジャンプ台を滑り降り、大きなアーチを描くジャンプの飛距離と飛形を競った。今回は小学生や女子の部も40メートルを超える大きなジャンプが見られ、会場の家族や見物の人たちから拍手が送られていた。結果は次のとおり。
▼小学の部《1》山崎叶太郎(上越教育大学附属小学校=45・5m、40m)《2》久保田廉太郎(野沢温泉小学校)《3》畔上すず(同)▼中学の部《1》畔上祥吾(野沢温泉中学校=46m、47・5m)《2》西方優人(同)《3》片桐隼人(同)▼女子の部《1》畔上沙那(野沢温泉中学校=44・5m、44・5m)《2》宮崎彩音(同)《3》久保田真知子
▼一般の部《1》桜井洋平(小出スキークラブ=45・5m、45・5m)《2》清水久之(妙高市役所)《3》小川顕(FIT SKI)

「鮭の味噌漬け」を販売中

2015-10-09 | '15魚沼市のニュース

魚沼漁協の鮭一括採捕場


魚野川の鮭漁が今年は例年よりも好調。魚沼漁業協同組合では魚野川の鮭を使った鮭の味噌漬けを10月2日から魚沼市伊勢島の同漁協鮭一括採捕場で販売している。
 同漁協では、さけ・ます採捕、増殖事業によりウライによる一括採捕を行っており、採卵後の鮭などを販売するとともに、毎年味噌漬けにして魚野川の鮭の味を楽しんでもらっている。
 今年の味噌漬けは、年配の人たちからのリクエストに応えて、味付けを少し濃くして作られている。値段は5切入り(500グラム)で500円(税込)。切り身を少し小さくし骨を抜いた「弁当用」も用意されている。また、ヤマメの味噌漬けも試験的に販売中。
 今年は一括採捕場での販売のほかにJA北魚沼の農産物直売所「百菜花ん」(同市中原)でも販売されており、百菜花んでの販売は採捕場での販売終了後も続けられる。
 鮭の一括採捕は、毎日100匹以上の鮭が捕れており豊漁。同漁協では「組合員が手間暇かけて作っている味噌漬けです。魚沼の食文化である魚野川の鮭を多くの皆さんから食べていただきたい」とPRしている。

ひきこもり支援従事者研修会

2015-10-09 | '15魚沼市のニュース
安心できる家庭環境を


保険・福祉・教育機関の支援者が、ひきこもりについて理解を深め、相談支援を行うための「若年層のひきこもり支援従事者研修会」が10月6日、魚沼市堀之内公民館で開催された。
 ひきこもりは若年層に始まることが多く、メンタルヘルスの課題が背景にあることが報告されており、ひきこもりから生じる二次障害として抗うつ、希死念慮などがあり、若年層の自殺予防対策としてのひきこもり支援が重要となっていることから、研修会は県魚沼地域振興局健康福祉部が開いたもの。
 研修会には行政・教育・相談支援機関の職員やひきこもり者の家族などが参加。新潟青陵大学看護部教授の斎藤まさ子氏が「ひきこもり支援~家族をどう支えるか~」と題して講義を行った。
 斎藤氏は講義で、ひきこもりの定義や不登校と引きこもりの関係、ひきこもりには多様な精神医学的背景があること、ひきこもりの長期化により二次的に生じる精神症状、ひきこもる若者像などを説明。行動を起こす前提となるものとして「安心してゆっくりできる家庭環境」を挙げ、「安心してゆっくりできる理解的対応の家庭環境は、ハードルを越え家庭外社会までのプロセスを支える土台」と指摘、「教育、医療、保健、福祉それぞれが抱え込まないで。連携の中で、連絡をとりながら、子どものときから支援を組み立てていくことが求められる」とした。
 この後の質疑応答では「登校拒否がひきこもりにならないためにはどうすればよいか」などの質問があり「少し心が弱いと思われる子や家族に声をかけていくことや、小学校から中学校へと情報をつなげることもよい」と答えられていた。
 なお、この研修会に続いては斎藤氏らによる相談会も行われた。