折立温泉で3月1日に
越後の奇祭「百八灯」湯の里雪まつりが3月1日、魚沼市の折立温泉で行われる。
百八灯祭りは折立温泉で江戸時代初期、寛永年間の初めから行われているという伝統ある行事。稲荷大明神に豊年万作を祈願する前夜祭で、山の麓にある小さな稲荷様の社(やしろ)から山頂に向けて、それぞれの農家から集められたワラを置き、夜を待ってそれに点火、暗い夜空に無数の火を浮び上がらせ、幻想的な光景を見せてくれる。
当夜は、魚沼マレットゴルフ場の特設おまつり広場で午後6時から名物の6人搗きの餅つきや、郷土芸能ショーが行われ、会場ではやきそば、豚汁、もち、そばなどの無料サービス、景品つきの福餅まきもある。
メインイベントの百八灯は午後7時30分から。8時からは花火の打ち上げとなる。今回は新たに椅子、テーブル付きの指定席(限定30席・500円)も設けられる。