ソリ遊びなど雪国を体験
東京・足立区と姉妹都市提携を結んでいるオーストラリア・ベルモント市の使節団が1月20、21の両日、魚沼市を訪れ雪国体験を行った。
ベルモント市は西オーストラリア州の州都パースの中に位置している水と緑の豊かな町。昭和59年に足立区と姉妹都市提携を結び、61年からそれぞれの学生によるホームステイを開始し学生交流を行っている。
例年はベルモント市の中学生らによる使節団が足立区を訪れ、交流活動の一環として友好都市提携を結んでいる魚沼市に毎年雪国体験にやってきているが、今年は姉妹都市提携30周年を記念してフィル・マークス市長をはじめ副市長、市議会議員、最高行政官(CEO)、姉妹都市協会会長ら24人が足立区を訪れ、この日、足立区の職員とともに魚沼市を訪問した。
ゆ~パーク薬師で開かれた歓迎式では、魚沼市の中川太一副市長が「真夏のオーストラリアから真冬の魚沼に来られてビックリされたのではないでしょうか。わずかな時間ですが雪の魚沼を楽しんでいっていただきたい」と歓迎。昨年に続いて魚沼市を訪れたベルモント市のマークス市長が「パースは気温40度でしたが、素晴らしい雪景色に感動しています。魚沼は私たちの姉妹都市と思っています」とあいさつした。
昼食の後は薬師スキー場での雪国体験が行われ、使節団の一行はスノーモービルやリフト、Eボートの試乗やソリ滑りなどを体験し歓声をあげた。
ベルモント市CEOのスチュワート・コールさんは「56歳で初めて雪を見た。こんな素晴らしい景色はなく、すごく楽しい。足立区と魚沼市が友好関係を持っていてくれてありがたい」と笑顔で話していた。