魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

地方再生戦略について学ぶ

2008-06-30 | ニュース

南魚沼市で「まちづくりシンポジウム」

343_4330 八色まちづくり協議会(中島正樹会長)と南魚沼市の主催による第1回「まちづくりシンポジウム」が6月21日、南魚沼市役所大和庁舎で開催された。

 同協議会は、「ネットワークで地域資源の活用」を目指し、地域のまちづくり活動団体、高等教育機関、有識者により昨年5月に設立。「市民力」で地域のグランドデザインを描くことを当面の目標として勉強会、視察などを重ねている。

今回のシンポジウムは、国が進めている「地方再生戦略」について理解を深め住民主体のまちづくりを進めようと開かれた。シンポジウムでは内閣府大臣官房審議官の舘逸志氏による基調講演のほか地域づくり団体の活動事例の紹介や意見交換が行なわれた。

「地域活性化におけるNPOの役割(まちづくりに対する国の考え方と市民の果たす役割)」と題したこの日の講演で舘氏は、構造改革特区制度の概要や、特区の規制緩和に加えて補助金改革、コンテスト方式による財政支援、税制優遇、情報・機会の提供や人材育成を対象施策とする地域再生法について説明した後「個人が中心の社会、グローバル化の中で地域を盛り上げるには住民と行政が連携することが重要であるとともに、若者が中心の新しいネットワークを作り地域の人のつながりを作ることが大切」と述べ、地域活性化に必要な要素として「若者の意見も尊重すること」「これまでの常識にとらわれないこと」などを挙げた。


青年海外協力隊でヨルダンに

2008-06-30 | ニュース

堀之内の臼井さんが市長を表敬

343_4303 青年海外協力隊員としてヨルダンに派遣される魚沼市堀之内の臼井茜さん(26)が出発を間近に控えた6月19日、魚沼市の星野芳昭市長を表敬訪問した。

 「いつかは海外で働きたい。人の役に立ちたい」と思っていた臼井さん。聖籠町の保健師の仕事を辞めてヨルダンに赴くことになった。派遣先は首都アンマンの南210キロにあるマアン県。マアン県下の母子保健センターの運営やサービスについて、医療従事者と一緒に考え向上を目指す活動を行うことになっている。 

ヨルダンは中東諸国の中では比較的落ち着いている国、電気、水道など生活環境も整っており、感染病も少ないということで「派遣先としては恵まれています。アラビア語も少しは話せるのであまり心配はありません。現地の人とふれあい友だちを多くつくりたい」と笑顔で抱負を語った。

臼井さんの期待に満ちた言葉を聞いた星野市長からは「体に気をつけて頑張ってください」という言葉が送られていた。派遣期間は2年間、23日にはヨルダンに向けて出発した。


いじめゼロを目指して

2008-06-29 | ニュース

堀之内の小中学生が集会

343_4311 魚沼市堀之内地区の小学校児童会と中学校生徒会の代表が「いじめゼロ運動」の取り組みを紹介し合う「いじめ根絶スクール集会」が6月19日、堀之内中学校体育館で開かれた。

 この集会は、同地区の宇賀地小学校と堀之内小学校の児童会と堀之内中学校の生徒会が、お互いの「いじめゼロ運動」の取り組みを紹介することで「いじめを無くそう」「いじめをしない」という意識を高揚させようと開かれた。

 集会には中学校の全校生徒と小学校の5、6年生が参加。「互いの学校の活動を理解し、自分の学校に取り入れて堀之内地区からいじめをなくしましょう」という中学校生徒会長のあいさつに続いて、各校の取り組みが紹介された。宇賀地小学校では、いじめについてのアンケートの実施や標語・ポスターづくり、いじめをテーマにした劇・人形劇の上演、あいさつ運動など、堀之内小学校では1年生と仲良くする取り組みなどが発表され、集会の最後には生徒、児童の代表がステージに上がって「私たちは人を思いやり、いじめをなくすことを誓います」という「いじめ根絶こども宣言」を参加した児童、生徒全員で朗読した。

 また、集会に続いては県警本部ハイテク犯罪対策室の大嶋隆義課長補佐が「ネットトラブルへの対応について」と題して講演。「携帯電話やパソコンは使い方を間違うと犯罪の被害に遭う。知らない人からのメールに返信したり、知らないサイトに接続することはとても危険です」と児童、生徒に注意を呼びかけた。


親も子も楽しめるファンタジー

2008-06-29 | お知らせ

劇団カッパ座公演「つるのおんがえし」

7月19日


劇団カッパ座公演「つるのおんがえし」が7月19日、小出郷文化会館大ホールで行なわれる。

 同劇団は1968年の誕生以来、表情豊かな等身大ぬいぐるみ人形を中心にあらゆる演劇を製作し、全国公園や海外公演、1983年の「おーい!はに丸」以来続いているNHK教育テレビ出演など子どもたちの夢を広げる活動を続けている。

 公演は魚沼カッパ友の会(桜井佑紀代表)・劇団カッパ座の主催、魚沼市の共催。上演される「つるのおんがえし」のリメイク版。「約束を守ること」「他者を思いやる心」の大切さを伝えながら、さらに大胆な演出を加えている。

 公演は1330分開場、14時開演。前売券は大人子ども共通で2000円。市内のプレイガイドは小出郷文化会館、蔦屋書店小出店、ヘアショップASAHI、プロミストランド、タナカ薬局、おくらや、馬場書店、山五商店、つるや商店。問い合わせは魚沼カッパ友の会(桜井さん)《電》025‐792‐5479へ。


地区内回って歴史を調査

2008-06-28 | ニュース

広神西小学校の6年生

342_4256 広神地区の歴史を学ぼうと広神西小学校の6年生が6月17日、地区内をバスで回って視察、調査を行なった。

 同小学校の6年生では来年創立30周年を迎えることから「広神検定ブック」の作成に取り組んでおり、そのクイズづくりの下調べもかねて地区に残る石碑などを視察する調査を行なったもの。

 この日は6年生49人が2台のバスに分乗して東中の供養塔や広神ダム建設地、小平尾の天満宮など回って地元の人たちから話を聞いた。このうち東中では広瀬郷の百姓と戦い戦死した下倉城主・小倉主膳正政熙の供養塔を訪ね、山口の大羽賀義雄さんから説明を聞いた。来年のNHK大河ドラマ「天地人」とも関係のある供養塔ということで、大羽賀さんは子どもたちの関心が湧くようにと直江兼続の「愛」の前立ての兜に陣羽織姿で説明し、子どもたちはメモを取りながら熱心に大羽賀さんの話に耳を傾けていた。

 同校の6年生ではこの日の調査をもとに、さらに地区の様々な事柄について調査していくことにしている。


幻想的な光とイベント楽しむ

2008-06-28 | ニュース

小出ホタルの里祭り

343_4348 幻想的なホタルの飛翔などを楽しむ第11回「小出ホタルの里祭り」が6月21日、小出中学校玄関前や若葉町を流れる「ホタル川」などで行われ、訪れた人たちが様々なイベントと幻想的なホタルの光を楽しんだ。

 小出中央地区コミュニティ協議会が、ホタルが棲みやすい環境の整備や、幼虫の放流などのボランティア活動を行って毎年開催しているこの祭り。今年も夕方から武道館ピロティーで地元の人たちによるワタアメや水ヨーヨー、記念マジックホルダー作りなどの夜店が開店し子どもたちの笑顔が集まった。

小出中学校前では主催者や星野芳昭市長ら来賓のあいさつに続いて小出中学校吹奏楽部が演奏を披露、宮崎駿映画のメドレーなどリズミカルな演奏に集まった人たちから盛大な拍手が送られた。また、会場の人たち全員でジェット風船を飛ばし祭りを盛り上げた。

 周囲が夕闇に包まれると会場の人たちは近くの「ホタル川」へと移動し目を凝らしてホタルが飛びはじめるのを待った。

川沿いに一つ、二つとほのかな光が見え始めると、その数は時間とともに増え、あちこちで「きれいだね」との声や歓声があがっていた。


写真展「幼年期から寿屋時代まで」

2008-06-27 | お知らせ

開高健メモリアルコーナー

Photo 魚沼市銀山平とゆかりの深い作家、開高健さんの業績や人となりを紹介する「開高健メモリアルコーナー」が今年も銀山平遊覧船発券所内に開設されている。

 開高さんは1957年「パニック」で文壇にデビューし58年には「裸の王様」で芥川賞を受賞。70年5月に始めて銀山平を訪れ、「フィッシュ・オン」で銀山湖(奥只見湖)を紹介したことからルアーフィッシングの聖地として有名になる一方、75年には釣りにより激減した魚を回復させるため「奥只見の魚を育てる会」が設立され会長に就任。禁漁期間の延長や禁漁河川の設定を提唱するなど銀山平の魚の保護にも大きな足跡を残した。

 メモリアルコーナーは「開高さんの業績と人となりにふれてもらおう」と奥只見旅館飲食店組合・開高健メモリアルコーナー運営委員会(上重哲代表)が開高健記念館と奥只見観光株式会社の協力を得て開設しているもの。今回は没後20年記念、写真展「幼年期から寿屋時代まで」と題した展示となっている。

コーナーは11月9日まで開設。時間は10時から1530分。入場無料。


つねって叩いて無礼講

2008-06-27 | お知らせ

30日に「しねり弁天たたき地蔵」

 「しねり弁天!」と声をかければ、しねって(つねる)よく、「たたき地蔵!」と叫べば叩くことができる奇祭、魚沼市小出地区の「しねり弁天たたき地蔵」が今年も6月30日の夜、諏訪町の弁天堂と稲荷町の地蔵様を中心ににぎやかに行なわれる。

 当日本町通りなどは15時ころから車両通行止めとなり、16時からは小学生による「よさこいソーラン」踊り、魚沼キッズミュージカルの歌やダンス、パラパラダンスが披露される。

お囃子や踊り手を伴った長さ2・3mのご神体が繰り出し祭りを盛り上げる「ご神体渡御」は18時からで、通りではフラダンスやよさこいソーラン踊りも行なわれ、唄と踊りが最高潮に達する2035分ころに、新婚さんを乗せたご神体が弁天様に突入する「金精様の婿入り」が行われ「魚沼太鼓」が演奏される。

祭りを締めくくるのは弁天堂前でのご利益札入りの福餅まき。その後に〆踊りとなる。


ツユクサ

2008-06-26 | 魚沼百景

342_4237 夏を思わせるような暑さを感じる日が今週も多かった。魚沼市の各地ではムラサキツユクサの花が見られるようになったが、この時期には珍しく晴れの日が多く、雨の似合うツユクサの花も今ひとつ雰囲気が出ない感じがする。晴天はありがたいのであるが…。


記者日記

2008-06-26 | 小出郷新聞コラム

第7回「枝折峠ヒルクライム」が8月3日に行われる。ヒルクライムは、上りだけのコースで速さを競う二輪車のレース。同大会は大湯温泉の奥只見レク都市公園をスタート、枝折峠をゴールとする全長14キロ、標高差750mのコースで毎年競われている。同区間は車で通っても急勾配のきついカーブでは車のギアを数段落とさなければならない。その道を自転車で走っていこうというのであるから、毎年参加者の脚力と体力には驚かされる▼昨年の総合1位となった人は14キロの坂道を3641秒で走りきり、その平均時速は22・9キロであった。とにかく体力的にきつい競技のように感じられるが、コースが上りだけのため、スピードが出なく安全であることから子どもから年配の人まで参加できる競技として、テレビでも紹介されていた。前回大会の出場者の最年長は74歳の男性であり、毎年最年長出場者は70歳を超えており、確かに年齢に関係なく出場できるスポーツのようだ。カラフルなウエアに身を包み、ヘルメット、サングラスで颯爽と走っていく姿は格好良く、自転車を見直してもいいかなと思わせてくれる▼筆者もそうであったが中学生までは自転車は大切な日ごろの足であったが、高校に入るとそれはバイクに取って代わられ、その後自動車へとなっていった。いつの間にか筆者にとって自転車はあまり乗る機会の無い乗り物になってしまっていたが、今年はちょっとした用を足しに近く出かける際には自転車を利用することが多くなった。今までは近くに出かける際にはミニバイクを使っていたが、今春から息子が乗るようになったため、仕方なく自転車を使っているというのが正直な理由である▼しかし、朝のうちは風が気持ちいいし、小回りもきき、道端に止めても邪魔にならないので結構重宝している。折りしもガソリンの高騰が家計に大きな負担を強いてきている今日である。エコのためにももう少し自転車に親しんでみようと思っている。


市内外から49人参加して

2008-06-25 | ニュース

広神俳句会35周年俳句大会

 広神俳句会(桑原美代子会長)の発足35周年記念俳句大会が6月15日、今泉の広神やなで開催された。

 当日は晴天に恵まれ魚沼市内外の俳句愛好家49人が参加した。午前9時30分に席題「万緑」「青田」が出題されると、参加者たちは思いおもいに句をつくり投句。1030分に締め切られると参加者たちよる選句が行なわれ、披講では各人が選んだ句が次々と読み上げられ点盛に記入されていった。表彰式では「青田風農魂すてぬ八十路かな」などの句で1位となった魚沼市の佐藤雄雪さんら受賞者に盛大な拍手が送られていた。成績は次のとおり。

【兼題】《1》荒川完石(南魚沼市)《2》酒井富三子(魚沼市)《3》杉本ナツ子(同)

【席題】《1》佐藤雄雪(魚沼市)《2》森山繁雄(同)《3》荒川完石(南魚沼市)


26日に修了式

2008-06-25 | お知らせ

国際大学

 南魚沼市の国際大学では今年の修了式を6月26日、同市浦佐のコミュニティーホール「さわらび」で行なう。

 修了式では、大学院国際関係学研究科の24か国87人、大学院国際経営学研究科MBAプログラムの20か国55人、合計35か国142人が2年間の修士課程を修了する予定。今回の修了予定者を加えた同学の修了者数は国際関係学研究科が1545人、国際経営学研究科1035人、合計2580人となる。午前1030分開式。


新作65点を一堂に

2008-06-24 | ニュース

白象会の作品展

342_4232 魚沼市の洋画研究グループ白象会の作品展が6月13日から15日まで小出郷福祉センターで開かれた。

 今回の作品展には会員14人から新作65点が出品された。近隣の風景や花、海外の遺跡などを描いた会員の個性溢れる作品が一堂に展示された会場を訪れた人たちは、会員から作品の説明を受けるなどして作品をゆっくりと鑑賞していた。


緑濃き上野の森に故郷の声!!

2008-06-24 | ニュース

東京小出会総会・懇親会

 

2 東京小出会(会長・波形邦夫)の総会・懇親会が6月15日、上野・精養軒で催された。

 今年の参加者は来賓を含め、昨年とほぼ同数の200人が参集、故郷小出からもバスで大勢駆け、在京の人たちと久し振りの再会を喜んだ。

 波形会長から伊倉退蔵名誉顧問の訃報が紹介された後、「今年もまた元気で皆さんとお会い出来て、本当に嬉しい」と挨拶があり、魚沼市を代表して星忠嗣副市長がお祝いの言葉を述べた。

 続いて「東京小出会」から80歳を迎えた5人の会員に、感謝とお礼の記念品が渡され、感想が一言づつ話された。

 会員からの要望もあって、今回は開会を1時間早めたことから、参加した人たちはゆっくりと歓談。恒例の大抽選会では、今年も多くのスポンサーのお陰で、参加者の大半に賞品が当たり、「魚沼米」や「後楽園観戦と宿泊」などの大型賞品に喜びの声が上がった。

 地元小出商工会が用意した懐かしい品々の販売も好評であった。また、囃子同好会の方々の演奏も会場に華を添え、最後にヨイヨサ踊りで閉幕。「また、来年、みんな元気で」と再会を誓っていた。


被災建物の被害拡大防止に協力

2008-06-23 | ニュース

魚沼市建築組合と防災協定

魚沼市

342_4201 魚沼市は魚沼市建築組合(竹田泰治組合長)と災害時における防災協定を結ぶことになり、6月13日に調印式を行った。

 協定は、災害時に魚沼市の求めに応じて同組合が《1》住宅等被災建築物による被害拡大防止のための要因の派遣《2》被災住宅等建築物の修繕及び再建に係る技術的相談に応じる窓口への相談員の派遣《3》被災建築物の応急危険度判定活動への支援などを行なうもの。

 この日の調印式では星野芳昭市長が「中越地震の際は危険度判定で大変お骨折りいただいた。災害があった時には大きな負担をかけることになりますが、協定に基づいてよろしくお願いしたい」とあいさつ。竹田組合長は「災害時には住民が一刻も早く生活の場に戻れるよう協力し、組合があって良かったと喜ばれるようにしたい」と述べていた。