魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

目標は100年継続する産地

2008-04-30 | ニュース

ほりのうち花き組合が記念大会

335_3556 ほりのうち花き園芸組合(森山英昭組合長)の創立60周年記念大会が4月22日、魚沼市の会館魚新で開催された。

 同組合は、昭和23年、花に将来性を見出した有志8人で設立されて以来、世界初のピンクのスカシユリの育成、学術的に交配不可能とされていた異種間交配のユリの作出、球根冷蔵技術とユリ抑制栽培技術の確立、各種生産資材の試験研究など組合員の努力により発展し、平成16年には日本農業賞集団の部で大賞を受賞、ユリ切花を主体とする全国有数の花の産地を築き上げた。

 記念大会には組合員や関係者約200人が出席、開会のあいさつで森山組合長は「60年という年月を経て、当組合は全国に誇れる高い品質、マーケットに影響力のある出荷量、多彩な品目、大勢の組合員のへこたれない根性、そして若い後継者たちという大きな財産を得ました。先人たちの労苦に報い、後継者たちと共に産地を維持発展させるため『100年継続する産地』を目標に掲げ、今後とも努力します」と決意を述べた。

 星野芳昭市長、皆川雄二県議らの祝辞に続いて、組合60周年のあゆみが映像で紹介され、市場14社と運送会社、第5代組合長の滝沢恩さん、花卉公園の管理を行なってきた古田島茂治さん、花卉普及に尽力した水島明さんに感謝状が贈られた。

 また、大会の最後には「産地体制の改革、生産基盤の整備を行い、先駆者の夢、思い、そして技術をしっかりと引継ぎながら、産地一丸となって豊かな地域づくりに貢献していくことを宣言します」と大会宣言を行った。


「人権の花」運動で花の種

2008-04-30 | ニュース

広神西小と入広瀬小に贈る

 法務省と人権擁護委員連合会では、人権思想の啓発活動の一環として、全国の小学生を対象に「人権の花」運動を実施しており、4月23日には魚沼市の広神西小学校と入広瀬小学校に花の球根や種、プランターなどが贈られた。

 この運動は、小学生がお互いに協力して花を育てることを通して、児童の情操を豊かにするとともに、人を思いやることの大切さを学んでもらおうと行なわれているもの。

 両校に贈られたのはマリーゴールドなど5種類の花の種とダリアの球根、「人権の花運動・ともだちをたいせつに」の標語が書かれたプランター7個、肥料、培養土など。新潟地方法務局南魚沼支局の八木英俊支局長が両校を訪問し、児童にプランターなどを手渡した。

 広神西小学校では、この花を1年生が育てることになり、児童の代表2人は花の種などを受け取ると「大事に育てます」とお礼を述べ、同校の笠原正校長は「地域の人たちにも見てもらえる場所に置きたい」としていた。


カタクリ

2008-04-29 | 魚沼百景

335_3596 先週末から今週前半は魚沼市内での桜の見ごろだった。各地の桜が一斉に咲き揃い何処も見事だった。その一方で広神地区のカタクリの群生地を訪れてみると、ここも花の盛り。薄紫色の花が所狭しと咲いていて、桜の花と競っているようだった。


記者日記

2008-04-29 | 小出郷新聞コラム

小出郷文化会館の目玉イベント、「うおぬま響きの森コンサートシリーズ」。「かつてない、最高のシーズンがはじまる…」を歌い文句とした今年は、5月22日が「ドゥドゥ・ニジャエ・ローズ・パーカッション・オーケストラ」、9月1日が「佐野成宏テノール・リサイタル」、11月2日が「アイスランド交響楽団」とジョセフ・リン(ヴァイオリニスト)、アリス=紗良・オット(ピアニスト)の共演というラインナップである▼この中で筆者が特に楽しみにしているのがジョセフ・リンとアリス=紗良・オットが共演するアイルランド交響楽団のコンサートだ。以前、このコラムでも紹介したがアメリカ出身のヴァイオリニスト、ジョセフ・リンは、2003年9月に魚沼を始めて訪れ、同館でリサイタルを開き、その際に小紙のインタビューに応じてくれた▼初めて訪れた小出郷(当時)の印象について尋ねると「小出郷のひとたちは温かい心と深い文化に触れることができてうれしかった」と語り、約700人が訪れたリサイタルについては「第一に聴衆の多いことに驚いた。そして演奏を始めてすぐに聴衆の温かい気持ちを感じた」と話してくれたジョセフ・リンは、中越地震の翌年、再び魚沼を訪れチャリティーコンサートを開いてくれた。▼アリス=紗良・オットは同年12月、ピアノCDライブ・レコーディングを小出郷文化会館大ホールで行なっている。コンサートは、本格世界デビューCDの録音のため同年2月に開催の予定だったが、本人の急病のため開演1時間前に中止となり、10か月後に再度計画されたもの▼コンサートに開催にあたり「体調が回復するまで約1週間魚沼市に滞在させていただき皆様の温かいお心に触れ、中越地震のひどい被害を目の当たりにしました。お世話になった魚沼の皆様へのお礼と応援の気持ちを込めて弾かせていただきます」と魚沼市民にメッセージをくれたアリス=紗良・オットは、躍動的で素晴らしい演奏を披露してくれた。


「豪農目黒家の酒造り」展

2008-04-28 | お知らせ

目黒邸資料館で開催中

335_3548 「豪農目黒家の酒造り」展が5月20日まで魚沼市須原の目黒邸資料館企画展示室で開かれている。

 目黒家では江戸時代前期の寛文13年(1673)に酒屋を始めたと系図書きに記載されており、今から310年前の元禄11年(1698)の須原村の年貢割付状には、酒の営業税を納めていたことが載っている。

 酒は目黒家の主屋の裏手にあった酒蔵で造られ、原料の酒米は酒蔵の隣の水車小屋で精米を行なっていたとされている。酒造りは明治の末まで行なわれ、大正2年(1913)目黒家から酒造権が離れ、屋敷とは別の場所に建築された酒蔵で「玉川屋酒店」として営業を開始。その後、玉川醸造株式会社、玉川酒造株式会社と変わったが、魚沼地方の酒として今日まで親しまれている。

 開催中の「豪農目黒家の酒造り」展は、この目黒家の酒造りの歩みを、目黒家所蔵の文書を主体に、守門郷土史研究会の解読文を添えて展示しているもので、主屋の天井に保存されていた酒米を蒸したと思われる大釜や祝い事の時に用いられた指樽なども展示されている。

 開館時間は9時から16時。入館料は一般200円(目黒邸共通500円)、小学生100円(同100円)。


詩集「谷間のムラから」出版

2008-04-28 | ニュース

魚沼市二分の岡部清さん

 魚沼市二分の岡部清さん(76)はこの程、詩集「谷間のムラから」を出版した。

 岡部さんは長年、農作業や炭焼き、出稼ぎの合間に詩を作り続けてきた農民詩人。昭和51年に詩集「山奥のムラの証言」、同56年に評論及び随想集「現代に生きる」を出版しているほか、新聞、雑誌などに多数執筆している。

 岡部さんの詩は土や汗、生活の匂いがすると同時に、時の為政者に鋭い視線を向けており、出版された「谷間のムラから」には昭和30年代から今までに作られた詩37篇が納められている。価格は1000円。問い合わせは岡部さん《電》025-797-3365へ。


設立30周年と施設竣工祝う

2008-04-27 | ニュース

魚沼更生福祉会が記念式典

336_3606 魚沼市などで障害者福祉施設を運営している社会福祉法人魚沼更生福祉会(角屋禮士理事長)の法人設立30周年と堀之内工芸新築移転竣工を祝う記念式典が4月23日、魚沼市堀之内公民館で開かれた。

 同法人は昭和51年に社会福祉法人として認可され、翌52年には新潟県のミニコロニー構想に基づく知的障害者更生施設の第1号「六花園」を堀之内に開設以来、堀之内工芸、湯之谷工芸、ひろかみ工芸の3つの知的障害者通所授産施設、グループホーム5か所、障害児者相談支援センターの運営など、障害を持つ人たちとその家族への支援を積極的に進めてきた。

336_3621 また、昭和57年に開所した堀之内工芸は建物の老朽化に伴い、新たに根小屋地内に移転新築されることになり、今春、鉄骨造平屋建て819平方メートルの施設と車庫・倉庫が完成した。

 記念式典には関係者や施設利用者が出席、角屋理事長は式辞で「発足当初の『共に働き、共に生きる、開拓の精神で汗をかこう』を合言葉に、これからも利用者の生命の尊厳と自由な自己実現のために地域の人たちと手を携え歩んでいくことを誓います」と決意を述べた。

 来賓の祝辞では県福祉保健部の石上和男部長が「法人設立30周年を契機として、これまでに培った豊富な知識と経験を活かし、地域福祉の拠点として生涯福祉の向上に尽力くださることを期待しています」と述べたのに続いて、堀之内工芸の施工業者や、これまで施設運営に協力してきた団体、企業、個人に感謝状が贈られた。

 式典の最後のお礼の言葉では、施設利用者の代表が「六花園の仕事は大変ですが、みんな嫌だと言わずにがんばっています。それはみんな六花園で安心して暮らしているからです。これからも安心して暮らせるよう私たちを応援してください」、堀之内工芸家族会の上田眞蔵会長が「堀之内工芸も新しい体制でスタートしましたが、現実は厳しい。今後とも私たちの子どもたちが明るくて楽しい生活ができるよう皆様の力強いご支援、ご理解をお願いします」と述べた。


若者のための仕事相談所

2008-04-27 | ニュース

「ジョブカフェうおぬま」開設

 若者のための仕事相談所「ジョブカフェうおぬま」が5月9日から魚沼市の小出郷福祉センターで開設される。

 「ジョブカフェ」は、新潟県が行なっている若者のための就職支援サービスセンター。現在、新潟市と長岡に開設されており、今年度は魚沼市で定期的に出張相談会が開かれることになった。

 開設日は5月が9日と23日、6月以降は毎月第2金曜日に開かれる。時間は10時から16時まで。ジョブカフェは「やりたい仕事を見つけたい」、「あの仕事に就くには、どうすればいいの?」、「転職をしたい」という若者たちの仕事相談所。専任の「キャリア・カウンセラー」との個別相談をはじめ、仕事を探している若者に様々なサポートメニューを無料で提供する。

 利用の対象は高校生、大学生、短大生、各種学校生、フリーターなど34歳未満の人。利用はすべて無料。相談の定員は1日5人で、相談時間は1人50分を予定している。

相談の予約は開催日の前々日までに市役所商工観光課《電》792-9753、問い合わせはジョブカフェながおか《電》0258-38-6181へ。


ヘリ遊覧など多彩なイベント

2008-04-26 | お知らせ

小出公園さくら・つつじまつり

5月5日



 春の恒例イベント「小出公園さくら・つつじまつり」が5月5日、青島の小出公園で行われる。

 まつりでは毎年好評の「ヘリコプター遊覧」が行われるほか、公園内のグラウンドで様々なイベントが実施される。

 「ヘリコプター遊覧」は9時30分から16時までで、ヘリコプター乗り場までのシャトル便が運行される。受付は第2駐車場で、料金は大人3500円、子ども(12歳未満)3000円。ヘリコプター搭乗者には見晴らしの湯「こまみ」の無料入浴券が当たる抽選会もある。定員300人。

このほか公園グラウンドではふわふわ遊具(9時30分~1530分・無料)や大型リフト車体験試乗(同)、動く乗り物(汽車ポッポ・ゴジラ)小出高校吹奏楽部演奏会、無料餅配布(10時、12時、14時)、「よさこいソーラン踊り」が行われ、会場では、商工会川西支部による鮎の塩焼や飲み物の販売、魚沼更生園、わかあゆ社、またたびの家、やいろの里などの露店も多数出店される。

また、当日は第15回魚沼ライオンズ杯争奪ジャンプ大会が小出シャンツェで行なわれる。競技開始9時30分。


六十里越が再開通

2008-04-26 | ニュース

5月1011日にイベント実施

 冬期閉鎖が続いていた国道252号線福島県境の「六十里越・雪わり街道」が4月24日に再開通した。

 同区間は山間部を通ることや、積雪が多いことから冬期閉鎖となる期間が長いが、新潟、福島両県の観光、経済に大きな役割を果たしていることから、地元ではゴールデンウィーク前の再開通を毎年関係機関に要望している。

 24日の開通は記録的な少雪だった昨年と同じであるが、大雪だった平成18年より19日、平成17年より1か月早い。

 平成1811月に只見町観光まちづくり協会の公募により「雪わり街道」と愛称がつけられている同区間。魚沼市と只見町の観光関係者は再開通イベントを5月1011の両日、魚沼市大栃山の「道の駅いりひろせ」で開催予定。「六十里まんじゅう」2008個の無料配布や只見・魚沼の物産販売を行なうことにしている。


桜づつみウォーキング

2008-04-25 | お知らせ

4月27日、参加者募集中

 「春の河畔をウォーキングしませんか」と4月27日に実施される「桜づつみウォーキング」の参加者が募集されている。

魚野川資料館がスタートゴールで、コースは青島大橋折り返しの4キロと、福山橋折り返しの8キロがある。9時30分から開会式、9時45分スタート。小雨決行。定員は先着300人で、参加費200円(小学生以上)。参加者にはきのこ汁のサービス、協賛2社からの参加賞がある。申し込みはエンジョイスポーツクラブ魚沼《電》025-792-6919へ。


灯りアートコンテスト表彰式

2008-04-24 | ニュース

ロジェクト結実行委員会

334_3479 この冬に「結8万8千の雪灯り」を展開してきた「プロジェクト結」実行委員会(桜井俊幸実行委員長)の委員会が4月11日、神湯温泉倶楽部で開かれた。

 会ではまず、桜井実行委員長が「石の上にも3年というが、結8万8千の雪灯りでは各家庭で工夫して灯してもらえるようになり、アートコンテストは作品も昨年の3倍を超え素晴らしい作品を作っていただいた。将来的には大地の芸術祭を越える灯りのアートになればと期待しています」とあいさつ、続いて魚沼市、市観光協会との共催で実施された「結の灯りアートコンテスト」の表彰式となり、金賞に選ばれた「井口公園に止まったネコバス」を制作した井口青年会らに賞状と賞金が手渡された。同コンテストには28作品の応募があり、金賞など8つの賞が選ばれたほか、その他の作品には奨励賞が贈られた。

 会では、この冬市内全域で取り組まれた「結8万8千の雪灯り」の実績報告があり、今年も震災メモリアルライブを10月に開催することを確認した。


記者日記

2008-04-24 | 小出郷新聞コラム

魚沼市では15日に堀之内地区の稲荷町地内で熊が出没、魚沼市、小出警察署などが注意を呼びかけている。越冬を控えた晩秋から初冬はツキノワグマが活発に採餌活動を行う時期であり熊の出没が魚沼市でもよくあるが、この時期は本来熊の出没はあまり無い時期であるし、今回出没した場所はこれまでに熊が出たことがなかった場所ということだ。しかし、その近くには月岡公園や堀之内高校もあり、注意が求められている▼熊の被害防止には熊と出会わないようにすることが一番。熊の目撃情報を事前に確認することや、山に入る際には、熊よけの鈴や携帯ラジオなど音の出るものを身につけること、山を歩く時は樹木に爪あとや地面に糞や足跡がないか木をつけること、熊が活動する朝夕・黎明薄暮期を避けて行動することなどが呼びかけられている▼また、熊に人間の食べ物を覚えさせないため残飯、ゴミ等は山から持ち帰ること。熊を呼び寄せる原因となる残飯等の生ゴミ、不要となった農作物、果実等を家の周りや農地に放置することも注意したい。集落や農地の周辺の森林や荒廃地の下草や雑木の刈り払いを行い、見通しを良くすることで熊が出没しにくい環境をつくることも対策の一つだという。以前、家庭の燃料として柴を利用していた頃、里山はきれいに整備され、それを境として熊は人間の里には降りて来なかったが、今は里山がなくなったことから、山と里の区別が分からず出てきてしまうとも言われている▼熊は本来おとなしく人間と距離をとって生活している動物。熊による人身被害は人間にとっても、その後捕獲される熊にとっても不幸なこと。実際に魚沼市でも今年すでに三ツ又で1頭が捕獲されているという。本格的な春を迎え、魚沼はこれから山菜取りのシーズンとなるが、出かける際は山での事故はもとより熊にも気をつけて山菜取りを楽しんでもらいたいと思う。人間にとっても熊にとっても不幸にならないように。


絵画展や馬頭琴コンサート

2008-04-23 | お知らせ

26日から「モンゴル交流文化祭」

池田記念美術館



 南魚沼市浦佐の池田記念美術館では「モンゴル交流文化祭」を開催する。

 この催しは、同館を管理・運営する池田記念財団の創立10周年を記念して新潟県モンゴル友好親善協会と南魚沼アジア交流会の協力を得て実施されるもの。

 モンゴル交流文化祭では、新潟県モンゴル友好親善協会設立20周年を記念した「草原の夢モンゴル絵画展」が4月26日から6月22日まで開かれるのをはじめ、4月29日午後2時からは新潟県モンゴル友好親善協会の木村毅会長の講演会が同館多目的ホールで開かれる。

 また、5月11日午後2時からは「馬頭琴ミニコンサート」(前売り大人1700円、高校生以下700円)が同館エントランスホールで開催されるほか、6月21日午後1時からはドキュメンタリー映画「プージェー」の上映会が行なわれる。

 会場では「写真で見るモンゴルの今」南魚沼アジア交流会パネル展も開かれ、5月11日午後0時30分からは同会によるギャラリートークも行なわれる。


年度更新手続きはお早めに!

2008-04-23 | お知らせ

労働保険料・一般拠出金

 4月1日から5月20日まで労働保険料・一般拠出金の年度更新期間となっており「まだ、お済でない方は、お早めに手続きをしてください」と呼びかけられている。

 年度更新手続きについての詳しい問い合わせは小出労働基準監督署《電》025-792-0241へ。

 なお、「一般拠出金」とは、「石綿による健康被害者の救済に関する法律」により、石綿(アスベスト)健康被害者の救済費用に充てるため、事業主に負担してもらうもの。