魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

奇祭「雪中花水祝」

2016-02-25 | ’16 魚沼市のニュース
18人の新婿に神水




魚沼市堀之内の奇祭「雪中花水祝」が2月11日、八幡宮境内を中心に行われ、メイン行事の水祝の儀では、18人の新婿に冷たい神水が浴びせられた。
 鈴木牧之の「北越雪譜」の中でも登場する「雪中花水祝」は、前年に結婚した新婿の家を行列が順に回り、新婿の頭から花水(御神水)を浴びせ、夫婦和合、子宝が授かるようにと祈願する神事。明治7年には県から公序良俗に反する旧習だとの達しがあり廃止されたが、昭和63年に旧堀之内町の商工会や観光協会などによって115年ぶりに復活された。
 例年雪に見舞われることが多いこの祭りであるが、今年は日中から青空が広がる好天となった。和太鼓の演奏や、よさこいソーラン踊りが八幡宮境内や通りで行われ、新婿を迎える行列が通りを練り歩いた。
猿田彦命や今年成人する人たちによる巫女、還暦を迎える裃姿の人たちによる行列が賑やかに通りを練り歩き、再び八幡宮に帰ってくると、いよいよメインイベントの水祝の儀。
百八灯の灯火が取り囲む雪の祭壇に、18人の新婿が一人ずつ呼ばれると、裃の人たちが持った手桶の水が勢い良く浴びせられる。境内の人たちからはワーッと歓声があがり、冷たさに耐える新婿の表情やガッツポーズに会場の声援が送られていた。
境内ではこの後、厄年や還暦の人たち新婿などによる祝餅撒与が行われたほか、花火の打上げも行われ奇祭を楽しんでいた。

魚沼市が新年度予算案発表

2016-02-25 | ’16 魚沼市のニュース
一般会計は3・5%減の287億円



魚沼市は平成28年度当初予算案を2月17日、報道関係者に発表した。同市の平成28年度一般会計予算案は287億1000万円で、前年度当初予算額297億6千万円と比較して10億5000万円、3・5%の減額となった。予算減額については、斎場建設、魚沼学園建築工事の完了によるところが大きい。
一般会計と特別会計、企業会計を合わせた市全体の予算規模は487億6200万円で、前年度比11億9580万円、2・4%の減額となった。
 新年度予算案発表にあたり大平悦子市長は第二次魚沼市総合計画前期基本計画の重点施策として①「人口減少問題の対策」雇用の創出、就業の場の確保、結婚・出産・子育ての支援②「地域資源の活用」食のまちづくりの推進、地域資源を活かした産業おこし③「将来に向けたまちづくりの推進」市民参加の推進とコミュニティの充実強化、「魚沼市版コンパクトなまちづくり」の推進の3点を示した。
「人口減少問題対策」の「雇用の創出、就業の場の確保」として介護人材の確保のため初任者研修を市内で実施するなどの「介護人材確保支援事業」や新規就労者の生活費や住宅費を支援する「新規就農者援助事業」、新規起業に補助金を交付する「新規起業支援事業」、「企業誘致対策事業」などを行うこととしており、「結婚・出産・子育ての支援」では、これまでの入院医療費2分の1助成を拡大し、通院外来も助成対象とする「妊産婦医療費助成事業」やセミナーやイベント開催のほか婚活サポーター人材を育成する「魚沼出会いサポート事業」、教育委員会学校教育課学務班に「ひきこもり対策担当」を配置し新たにひきこもり対策支援事業に取り組むなどの「不登校・いじめ問題対策事業」などを行う。
「地域資源の活用」の「食のまちづくりの推進」では、食のイベント開催など多様な事業を行う「食でつながる元気なまちづくり事業」をはじめ、魚沼産農産物などの市外への販路拡大を支援する「地産地消・販路拡大推進事業」、健康づくりや生きがいづくりの動機づけとして「健康ポイント」を新設する「健康づくり支援事業」など。「地域資源を活かした産業おこし」では、炭焼きや紙すき、木工の技能継承者と指導者を支援する「魚沼市伝統技能継承事業」や地元産木材の消費拡大を図る「魚沼市産木材の家づくり事業」、新たな商品開発や販路拡大を支援する「魚沼市産材活用促進事業」などを行うことにしている。
「将来に向けたまちづくりの推進」の「市民参加の推進とコミュニティの充実・強化」では、移住定住コンシェルジュの育成や移住者への家賃補助などを行う「移住定住促進事業」をはじめ、農村の持続可能性を実現するためのフィールドワーク等を行う「農村文明創生事業」、「住宅リフォーム支援事業」など。「『魚沼市版コンパクトなまちづくり』の推進では、新庁舎建設に着手するとともに現庁舎のあり方を検討する「庁舎再編整備事業」、コンパクトなまちづくりと地域拠点の形成を目指し計画づくりを進める「都市再構築戦略事業」、良好な景観形成のための景観計画策定に向けて基礎調査を行う「景観計画策定事業」などを計画している。
このほか大規模ハード事業としては庁舎再編整備をはじめ、南魚沼市、湯沢町と連携した「新ごみ処理施設建設事業」と「し尿・浄化槽汚泥下水道施設建設事業」、来年4月開校に向けて工事を進める「井口小学校建設事業」、墓地公園、ペット霊園などの周辺整備を行う「斎場建設事業」、外構工事、正面玄関エントランス工事などを行う「小出病院整備事業」を進めることにしている。
この新年度予算案は23日に招集される市議会定例会で審議される。

小松みゆきさんが講演会

2016-02-25 | ’16 魚沼市のニュース
母との13年間は青春



2月12日から14日まで魚沼市で上映会が開かれた映画「ベトナムの風に吹かれて」の原作者、小松みゆきさんの講演会が上映会初日の12日、魚沼市小出郷文化会館小ホールで開かれ、満席となった会場の人たちが小松さんの公演に耳を傾けた。
 小松さんは1947年生まれ、魚沼市竜光出身。出版社で働きながら高校、短大を卒業。出版社、法律事務所で働いた後、92年に日本での仕事を辞めベトナムへ日本語教師として赴く。01年に父親が亡くなり、認知症で介護が必要な母親を周囲の反対を押し切ってベトナムで介護することを決めた。07年にはベトナムでの母親の介護生活のエピソードを綴った「越後のBaちゃんベトナムへ行く」を出版。昨年、著書を映画化した「ベトナムの風に吹かれて」が公開された。
 講演ではまず、小中学校時代の写真をスクリーンで紹介した小松さん。「最後はどうせ死ぬならもっと生きられるところへとベトナムに母と一緒に行った。ベトナムの人はお年寄りを大事にするので、母は居心地が良くなり、連れてきて良かったと思った」とベトナムでの介護生活について話すとともに「母と一緒の13年間は私にとって青春だった気がする。ピンチが私にとってはチャンスになった。それが無ければ本も書かなかったし、映画になることもなかった」と語っていた。
 また、映画の上映会も盛況で2日目2回目の上映からは会場を小ホールから大ホールに変更して行われた。


ベトナムの風に吹かれて (角川文庫)
小松みゆき
KADOKAWA/角川書店

須原小学校で冬祭り

2016-02-25 | ’16 魚沼市のニュース
地域の人と一緒に賽の神



須原小学校では「須原小学校冬祭り」を2月17日にグラウンドで開催、児童たちが雪上レクリエーションや賽の神を楽しんだ。
 今年の冬祭りでは、守門地域活性化委員会が「雪国の伝統文化を子どもたちに継承する事業」として協力し賽の神が行われた。
 賽の神の実施に当たっては、1、2年生が賽の神で焼いて食べる餅を事前に搗き、3、4年生は飾り団子づくり、5年生が稲作学習でとっておいたワラを使って当日6年生が賽の神をつくるなど地域の人たちと一緒に準備を進めてきた。
 この日は雪の天候となったが児童たちは午後から雪上のビーチフラッグスや鬼ごっこなどの雪上レクリエーションを楽しんだ。
 その後の賽の神では、まず地域の人たちから「賽の神は作物が豊作となる五穀豊穣や家内安全を祈る伝統行事です」など説明があり、児童たちがお参りした後に賽の神に点火された。
 盛大な煙を上げて賽の神が燃え上がると書初めを燃やしたり、餅を焼くなどしながら児童たちは伝統行事を楽しんでいた。

活動報告し今後の展望も

2016-02-25 | ’16 魚沼市のニュース

魚沼市の地域おこし協力隊


第2回「魚沼市地域おこし協力隊活動報告会」が2月16日、広神コミュニティセンターで開催された。
 地域おこし協力隊は、都市住民など地域外の人材を地域社会の新たな担い手として受け入れ、地域の維持・強化を図る取り組みで、魚沼市では現在4人を任用している。
 報告会の第1部では武川学さん(赴任地・竜光)、田渕一平太さん(同・福山新田)、井上円花さん(同・大白川)、大野久美子さん(同・横根)の4人の隊員がこれまでの活動を報告した。
 報告では、各隊員が行ってきた田舎体験受入のサポートや各地への朝市の出展、農作物の販売ルートの開拓や感謝の振る米祭の開催、「魚沼食べる通信」の発行や東京工業大学との地域PR動画の作成、ハーブ香園を核とした土産物・集客イベントの考案や首都大学東京の学生との連携について報告した。
 また、「冬場の仕事を確立するための基盤を作りたい」、「ハーブ香園で今までできなかった活動を行い、集客を増やしたい」など今後の取り組みについて話すとともに「地元の人が、自分が主体となって腹を括ってもらいたい」など、これまでの活動を通して思ったことなども紹介した。
 また、第2部では元長岡市山古志支所長で「株式会社山古志アルパカ村」社長の青木勝さんと協力隊員をパネラー、魚沼市政策参与の渡辺斉さんをコーディネーターとしたパネルディスカッションも開かれ、今後行政に望むことや地域の人たちへの思いなどが語られていた。

災害時緊急情報放送で協定

2016-02-14 | ’16 魚沼市のニュース

魚沼市とエフエム魚沼が締結

魚沼市と昨年12月に開局したコミュニティFM局、エフエム魚沼株式会社で「災害時等おける緊急情報放送に関する協定」が結ばれることになり2月9日に魚沼市役所で調印式が行われた。
 協定は、魚沼市内に災害が発生、または発生するおそれがある場合、エフエム魚沼の電波を利用して市内に迅速に災害情報や防災情報等を放送することにより被害の軽減、市民の安全確保に寄与ことを目的としたもの。緊急情報放送では「エフエムうおぬま」が予定している番組放送に優先して、災害および防災に関する放送を行う。市が無償で貸与している緊急防災ラジオは最大音量で自動的に起動する。
 調印式では魚沼市の大平悦子市長とエフエム魚沼株式会社の瀧澤博忠社長が協定書に調印した。
 大平市長は「魚沼市では災害時に対応するために緊急告知ラジオを配布しており、現在市内の65%の世帯に配布されています。多くの方から緊急告知ラジオを利用してもらい緊急時に対応していただきたい。今まで多くの災害があった中で、どれだけ住民に対して情報提供できたかというと、不十分なところがたくさんありました。こうした情報発信によって、さらに多くの方々への避難情報、災害情報を発信できることを、本当にうれしく思っています」とあいさつし、瀧澤社長は「私どもは緊急情報放送、地域の安心安全を守る放送事業者としての使命を十分理解して、日々社員も練習をしながら緊急災害に備えていきたい。常日頃からFMラジオを聞いていただき、また緊急時にはそのラジオによって、速やかな行動をとっていただけるよう、これから努力していきます」と述べた。

尾瀬ルート活性化委員会が学習会

2016-02-14 | ’16 魚沼市のニュース
生物多様性を活かし生きる方法


尾瀬ルート活性化委員会(星雅彦会長)では、第4回「考えよう魚沼の自然と未来」学習会を2月9日、魚沼市地域振興センターで開催した。
 この学習会は、魚沼の自然が将来にわたり魅力的であり続けるようにするため、自然の保護・活用による地域振興はどうあるべきかを考えようと開かれているもので、今回は会員を中心に魚沼自然大学の会員や一般の人たちなど約80人が参加した。
 学習会ではまず、国連生物多様性の10年市民ネットワーク代表の坂田昌子さんが「未来につなぐ地域の底力はどこにある?-生物多様性を活かして生きる方法-」と題して講演した。
 坂田さんは「生物多様性とは生き物だけの話ではない」とし、生き物が消えると、それを食べる文化、使う文化、祭る文化など伝統的文化が消えてしまうこと、全国どこに行っても同じような風景、同じような食べ物になってしまい地域の特徴が消えること、職業の多様性や言語の多様性もなくなることを説明。多様性を利用した活用した事例として、田んぼを使って魚を育てるようになった琵琶湖の「魚のゆりかご水田」や、塩づくりや醤油づくりなど自然環境を活用した仕事を様々な人たちが始めたことから観光客が増加している福岡県糸島市の事例を紹介した。
 また、「生物多様性を活かして生きるには?」として「環境と経済を対立させる考え方はもう古い。生物多様性が豊かになれば、衣食住から観光、地域経済、雇用、教育、健康も豊かになる。若者に来てほしくて『若者向け』イベントを考えるのは間違い。年寄りをはじめ地元民が生き生きとしているところに若者は集まってくる」と指摘していた。
 また、魚沼自然大学会長の星雅美さんからは里山環境調査実施の経緯や現在までの調査の概要が説明されるとともに自然の保護と活用の事例として永久禁漁区となっている北ノ岐川について説明。「北ノ岐川で魚を保護して、奥只見湖の釣りで育った魚を活用している」と紹介した。
 学習会ではこの後、①生物多様性と地域経済②生物多様性と観光③生物多様性と健康④生物多様性と教育の4つのテーマについてワークショップも行われた。

熱戦繰り広げた国際雪合戦大会

2016-02-14 | ’16 魚沼市のイベント
県内外から201チーム参戦


小出雪まつり第28回「国際雪合戦大会」が2月7日、魚沼市干溝の県立響きの森公園、雪のコロシアムで開催され、県内外から参戦したチームが雪上でパフォーマンスと熱戦を展開した。
 今大会には、大人の部180チーム、子供の部21チームの合計201チームが出場した。
大会は1チーム5人で対戦、各選手男子3ポイント、女子5ポイントの持ち点があり、雪玉が当たるたびに減点、ポイント0で失格となるルール。
 当日は雪の天候となり、会場では4つのコートで一斉に試合が開始され、熱戦が会場を沸かせた。有力チームなどが実力を発揮する中で、趣向を凝らしたコスチュームで会場を楽しませるチームも多く、様々な着ぐるみや、赤塚不二夫のマンガなどアニメのキャラクターなどの衣装で登場したチーム、勝敗そっちのけで観衆を笑わせるチームなどが会場を訪れた人を楽しませた。
また、会場には雪国の味覚を提供する「うまいものストリート」、雪洞ゾーンが開設、コスプレ写真コンテスト、大抽選会、餅まきなども行われて大会を盛り上げていた。
大会の結果は、大人の部では「NAKARAス」(十日町市)が優勝、「PricelessB」(魚沼市)が準優勝、「ハーフロックファミリー」(同)が3位、「若葉の枯葉隊」(同)が4位となり、子どもの部では「チームやまびこ」(魚沼市)が優勝、「ミノリゴン」(東京都)が準優勝、「五十嵐ルーザーズ」(新潟市)が3位、「小出青空A」が4位となった。
実行委員長賞は「ウルトラの星横浜ベリー」(東京都)、審判長特別賞は「なめこたんカレー&えのきたんシチュー」(群馬県)に贈られた。
 コスプレ写真コンテストでは東京都から参加しスターウォーズのキャラクターに扮した「Artom」が優勝、神奈川県の「湘南台冬将軍・おそ松」が2位、魚沼市の「チーム456」が3位となった。

堀之内中で薬物乱用防止教室

2016-02-14 | ’16 魚沼市のニュース
学校薬剤師が生徒に講話


堀之内中学校(下村正人校長)では、中学生に薬物に関する正しい知識を身に付けてもらい、将来にわたって薬物に手を出さないという決意を固めてもらう「薬物乱用防止教室」を2月8、9の両日、同校集会室で開催した。
 教室は、元有名野球選手が覚せい剤所持で逮捕され、社会的に薬物乱用への関心が高まっていることから全校生徒を対象に開かれた。
 8日には3年生約80人が学校薬剤師の宮正伻さんの講話に耳を傾けた。
 この日の講話で宮さんは「なぜ、麻薬が悪いかというと、脳の動脈や静脈が硬くなってゆで卵のような脳になってしまう。2、3年続けると、その後長い間止めても頭がダメになってしまう。考える力がなくなる。血液の機能も働かなくなり、寿命も短くなる」と麻薬の怖さを語るとともに「良い人生を送るためには肉体をつくるとともに心もつくってください。心をつくるということは非常に困ったとき、ついていないときに、それを克服する方法を習うこと。精神をしっかりさせることをお父さん、お母さんから学んでください。若い頃にしっかり体と心をつくった人は立派な人生を送ることができる」と生徒たちに話していた。
 講話の後、生徒たちは「これからの人生は長いので、体だけでなく心も成長したい」などの決意をカードに書いていた。

川内村長の遠藤氏迎え講演会

2016-02-14 | ’16 魚沼市のイベント
被災地の現状と課題
2月28日


 東日本大震災の被災地である福島県双葉郡川内村の村長、遠藤雄幸氏を講師に招いての「市民講演会」が2月28日、魚沼市小出郷文化会館小ホールで開催される。
 講演会は、魚沼市まちづくり委員会(平井正尚会長)が開くもの。東日本大震災から5年を迎えるにあたり、被災地の復旧・復興の最前線に立った首長を迎え、その実体験、悩み、復興への足取りと村の再生などについて語ってもらい、新潟県中越地震の被災地でもある魚沼市のこれからの人と人とのつながり、支え合いを考えるきっかけづくりにしようと開かれる。
 川内村は、福島第一原発事故のあった大熊町に隣接し、その影響により村全体が放射能汚染地域となったため、平成23年3月17日以降全村避難。仮役場を郡山市に設置していたが、24年4月に役場機能を村に戻した。現在一部村民が帰還しているが村の一部が避難指示解除準備区域に指定されている。
 講師の遠藤氏は昭和30年生まれ、同村出身。福島大学教育学部卒。同村議を経て16年4月に川内村長に就任。現在3期目。
 講演会は14時(開場13時30分)からで、演題は「震災・原発事故から5年 川内村の現状と課題」~復興への熱い思いと足どり 迷ったら一歩前へ~。入場無料。申し込み不要。問い合わせは魚沼市役所企画政策課まちづくり室☎025-792-9752へ。

コンビニで証明書類交付

2016-02-07 | ’16 魚沼市のニュース

個人番号カード利用し2月から

魚沼市では、個人番号カードを利用したコンビニエンスストアでの各種証明書の交付を2月1日から開始した。
 個人番号カードを利用して、全国のコンビニエンスストアのマルチコピー機で住民票などの証明書が取れるサービス。個人番号カードは、ICチップが搭載された写真付きカード。本人の身分証明書類として利用できるほか、今後様々な新しいサービスが展開され、郵便やスマートホンからも申請できる。
 サービスを提供できるコンビニはセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、セーブオン(一部店舗を除く)の全国の店舗。
 交付は、年末年始とメンテナンス時を除き6時30分から23時まで行われ、発行できる証明書は住民票の写し(魚沼市に住民登録がある人)、印鑑証明書、所得証明書、課税証明書。発行手数料はいずれも300円。
 なお、サービスを利用できるのは利用者証明用の電子証明書入りの個人番号カードで、所得証明書、課税証明書は最新年度のみの発行となる。
戸籍謄本・抄本の発行については現在準備中。
 同様のサービスを南魚沼市でも2月1日から開始した。

教え子たちが追悼コンサート

2016-02-07 | ’16 魚沼市のニュース
恩師の思い出かみしめ


「住安昭十郎先生メモリアルコンサート・教え子たちの追悼演奏会」が1月31日、魚沼市小出郷文化会館小ホールで開催された。
 住安昭十郎さんは長く小学校の教員を務め小出小学校ではトランペット鼓隊の結成に尽力。また、現在も続いている「音楽の夕べ」の開催にも力を注ぐなど地域の文化振興に貢献し昨年5月に亡くなった。
 コンサートは住安さんの教え子ら有志による実行委員会が開いたもので、ステージに献花台を設けた会場には約300人が訪れた。
 在りし日の住安さんの姿をスクリーンに映し出したメモリアルムービーが上映された後、実行委員会代表の今井雅巳さんが「この演奏会は、先生への思いを出演する皆様が演奏に乗せて伝える企画になっています。先生は湿っぽい会は嫌いと思いますので、明るく楽しくこの時間をお過ごしください」とあいさつした。
 コンサートの前半では、実行委員のひとりである佐藤孝子さんとやまびこコーラス、魚沼市音楽協会、かめらーた魚沼が合唱を披露。後半では住安さんのかつての同僚で柏崎フィルハーモニー管弦楽団団長の渡邊隆樹さんのヴァイオリン演奏をはじめ、教え子で藤原歌劇団正団員の高波礼子さんはドラマ「坂の上の雲」のテーマや「愛の讃歌」などを独唱。日本フィルハーモニー交響楽団副主席奏者の星野究さんは「夜空のトランペット」、「トランペット吹きの子守歌」など3曲を澄んだ音色で演奏、「先生には感謝の気持ちでいっぱいで、亡くなられたことは本当に残念。安らかにお休みいただきたい」との言葉を添えていた。



母校、小出小で演奏を披露
星野究さんと高波礼子さん



 小出小学校の卒業生で日本フィルハーモニー交響楽団副主席奏者の星野究さん(トランペット)と藤原歌劇団正団員の高波礼子さん(ソプラノ)のふたりが2月1日、同校を訪れ6年生62人に演奏と歌唱を披露した。
 星野さんと高波さんはともに同校の昭和49年度の卒業生。6年生は今年度、先輩を講師に招いた授業を行ってきており、今回コンサート出演のため星野さんが魚沼市を訪れるのを機に同校へ招くことができた。
 音楽室に集まった児童を前に、まず高波さんが「スキー」、「荒城の月」、歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」などを室内に響き渡る豊かな声量で歌い「大きな声を出すにはご飯をいっぱい食べて、くよくよしない。そして練習すること」と児童たちに話した。
 星野さんは「夜空のトランペット」、「歌の翼に」など3曲を澄んだ音色で演奏し「夢を持つことは立派なこと。それに向かって頑張ってほしい。そして夢が目標に変わったら努力してください。私もオーケストラに入るまで5年かかった」と語りかけた。
 演奏後は児童から「高い声はどこから出しているの」、「トランペットを吹く時に喉が膨らんだり縮んだりしているのはどうして」などの質問があり、「全身を使って声を出しています」、「吹くために空気を溜めるから膨らみます。膨らまない人もいます」と答えていた。
 母校の小出小学校で初めて演奏した星野さんと高波さん。「母校は身内のようだから、そこでの演奏は考えたこともなかった。演奏できてよかった(星野)」、「チャンスを作っていただいてありがたく思っています(高波)」と笑顔を見せていた。



新春小・中学生書道展

2016-02-07 | ’16 魚沼市のニュース
児童生徒の力作一堂に



平成27年度魚沼市新春小・中学生書道展(魚沼市教育委員会ら主催)が1月30、31の両日、魚沼市の小出郷福祉センター1階で開催された。
 この書道展は魚沼市の小学3年生から中学3年生までを対象に毎年開かれているもので、昨年度から県立小出特別支援学校からも出品されている。書道展には入賞作品56点はじめ入選作品、小出特別支援学校からの作品合計730点が一堂に展示された。
また、30日10時からは小出郷福祉センター2階第1研修室で表彰式が行なわれ、角屋禮士教育委員長が「丁寧な字、きれいな字、上手な字は人間の一生にとって財産です。これからも皆さんが字の練習を続けて上手な字が書けるよう励んでいただきたい」とあいさつし、入賞した児童生徒に賞状が手渡された。
また、審査員からは「校内審査を経ているので作品全体がきれいで、少しずつレベルが上がってきている。書道ではしっかり見て、人の話を聞いて、分からないことは聞くことが大切。積極的に見て、聞いて、質問してもらえればうれしい」などの講評があった。
書道展の会場には児童生徒や父母らが訪れ、自分の子どもの作品を写真に収める姿も見られていた。

雪洞まつりがスタート

2016-02-07 | ’16 魚沼市のイベント
魚沼の冬を楽しもう




魚沼市では昨年まで行われてきた「結」8万8千の雪灯りに代わって、今年から新たに結の灯り「魚沼雪洞(ゆきんどう)まつり」が行われることになり、1月30日にはオープニングイベントが小出商工会館で開催された。
 昨年までこのイベントを行ってきたプロジェクト結実行委員会は震災後10年を節目に解散、同実行委員会を中心に新たに集落やコミュニティ協議会を加えた「結の灯り」実行委員会(三友泰彦実行委員長)を組織して、地域でかまくらをつくり、ロウソクを灯すイベントを行っていくことになった。
 オープニングイベントには70人ほどが集まり、三友実行委員長が「去年までと少し形を変えて再スタートすることになりました。是非、皆さんからこの後行われるイベントに合わせて灯りを灯していただきながらそれぞれの祭りに参加していただければと思っています。みんなで魚沼の冬を楽しく過ごしていきたい」とあいさつ。点灯式では三友実行委員長と大平悦子市長がイベントのシンボルである「結ロウソク」に点火、参加者が一人2本ずつロウソクに火を灯し、会場の外に並べていった。
続くコンサートでは、魚沼市在住の人たちによるバンド「SINCE1963」が「海の声」や「フライ ミー トゥ ザ ムーン」などの曲を披露、会場ではアルコール類などの販売も行われ、会場を訪れた人たちはほろ酔い気分で演奏を楽しんでいた。
 同実行員会では、1月31日から3月12日までに市内で開催される地域のイベントに参加しロウソクを灯すことが呼びかけており、雪洞まつりイベントは次のとおり。
▼2月6日=小出雪祭りスキーカーニバル、国際雪合戦前夜祭▼11日=雪中花水祝▼12日=小出小学校青空子ども会雪まつり▼14日=バレンタインごんげん雪物語▼20日=大湯温泉スキーカーニバル、吹雪の神湯昔語りの夜▼2月下旬=上条コミュニティ協議会雪まつり▼24日=小平尾天満宮まつり▼27日=雪明かり雪中行群(入広瀬)▼3月5日=湯之谷薬師スキーカーニバル、須原スノーカーニバル、須原コミュニティ協議会目黒邸雪灯篭▼6日=うかぢ春よこいまつり、湯の里雪まつり「百八灯」、守門神社春まつり▼12日=東方稲荷春季例祭大百八灯(大石)▼

魚沼市の「ありがとう作文」

2016-02-07 | ’16 魚沼市のニュース
27日に作品発表と表彰式



魚沼市教育委員会と同市青少年健全育成市民会議らの共催で毎年行なわれている第11回「ありがとう作文」の優秀賞と入選賞がこのほど発表された。
 このコンクールは、日ごろの両親や家族、地域の人たちへの「ありがとう」の気持ちを作文につづることで、子どもたちの感謝の心をつちかい、感謝の気持ちを大切にしてもらおうと行なわれている。夏休みの期間に作品を募集。今回は市内の小学校から1085作品が寄せられ、審査の結果、優秀賞4作品と入選賞10作品が決定された。2月27日に小出郷文化会館小ホールで開催される「うおぬま市民大学第3回講演会」で優秀賞作品の発表会と表彰式が行なわれる。13時開会。入賞作品は次のとおり(敬称略)。
【優秀賞】「だいすきなめぐみせんせい」星美来(井口小1年)▼「たまごやき」森山なつめ(堀之内小2年)▼「お母さんありがとう!」荒井日向(伊米ヶ崎小3年)▼「保健室の永井先生、ありがとう」小宮山芽生(堀之内小5年)
【入選賞】▼「ママありがとう」五十嵐ののか(堀之内小1年)▼「ありがとう、お父さん、お母さん」下村泉輝(宇賀地小2年)▼「おかあさんへ」仲丸葉(広神西小2年)▼「いつもやさしいお父さん」岡村亜莉(堀之内小3年)▼「やさしい大谷先生」田中愛子(井口小4年)▼「陽生と望未へ」大平尚生(須原小4年)▼「『友達は大切』と教えてくれたおさななじみ」豊島羽音(堀之内小5年)▼「小川かんとくありがとう」貝瀬敬太(広神東小5年)▼「家庭教師」星茉夏(小出小6年)▼「あきらめずに考えればできる」佐藤七海(同)