中越地震の教訓活かして
平成26年度「魚沼市総合防災訓練」が10月19日、宇賀地小学校をメイン会場に市内全域で実施された。
中越地震の教訓を活かすべく実施されているこの防災訓練。今回のメイン会場となった宇賀地地区では住民や消防ら約400人が参加し、各種訓練が実施されたのをはじめ、市内全域では約4500人が参加して避難訓練などが実施された。
訓練は、8時にマグニチュード7・1の地震が発生したという想定で行なわれ、市内全域では自主防災組織ごとに避難訓練や住民の安否の確認、要支援者の避難支援などの訓練が行われた。
また、主会場の宇賀地小学校では地元住民によるアルファ米を使った炊き出し訓練や避難者の応急手当講習会も行われ、消火器による初期消火訓練、チェーンソーを使った倒壊家屋からの救出・搬送訓練、積み土のう工による水防訓練などが続いた。
会場では降雨体験車による大雨の体験や3Dによる土石流体験、濃煙体験なども行われ、参加した人たちは災害に備え、訓練に真剣に取り組んでいた。