魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

佐藤雅一市長が初登庁

2016-12-23 | 2016魚沼市市長選...

市民に目を向けた行政をと訓示


12月4日の魚沼市長選挙で現職の大平悦子氏を破って初当選した佐藤雅一氏が12日、市役所に初登庁した。
 佐藤新市長の任期が始まるこの日、市役所小出庁舎1階には職員が集まり、新市長の登庁を待ち受けた。午前8時半前、徒歩で到着すると盛大な拍手で迎えられ、女性職員から花束を受けた佐藤氏は職員にあいさつした後、市長室に入り報道陣の質問を受けた。
 課長ら幹部職員への訓示で佐藤氏は「私は選挙戦を通じ、50か所の地域の皆さんと対話をさせていただきました。本当に多くの課題を持っておりまして、この魚沼を市民とともにしっかりとつくり上げるにあっては、皆さん方の力がどうしても必要だと思っています。皆さん方においては、行政のプロフェッショナルとしてしっかりとその任にあたっていただきたい。この地域は本当に広くて、毛細血管の先の方までしっかりと行政サービスが行き渡るには、まずもって皆さん方が一丸となって職務を遂行していただかなければ、毛細血管の先までしっかり血の通った行政はできないと思っていますので、プロとしての意識を持って人にあたってもらいたい。今まで、しっかり地域を見て来なかったという弊害も多くの皆さんから聞いていますので、その点も含めて皆さんから市民に目を向けて、市民とともに歩める市の行政にしてもらいたい。これからますますその重要性が認識されなければ、魚沼市はなかなか芽が出てこないと思っています。そのことを認識して皆さん方が一丸となってその任にあたっていただきたい。これから皆さん方の力を借りてしっかりとした行政を行っていきたい。よろしくお願いします」と述べた。




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佐藤雅一氏が初当選

2016-12-05 | 2016魚沼市市長選...
佐藤雅一氏が初当選
大平氏に240票差、接戦制す
魚沼市長選挙


任期満了に伴う魚沼市長選挙は12月4日に投票が行なわれ、即日開票の結果、元市議で新人の佐藤雅一氏(65)が、現職で3選を目指していた大平悦子氏(60)に240票の小差で初当選を果たした。
 新設する新庁舎の規模や大平市政2期8年間の評価、継続の是非を問う選挙となった今回の市長選。佐藤氏は、雪国に合ったシンプルな庁舎の建設、子育て世代への支援、地場産業の活性化、徹底した情報公開などを訴えてきた。
 同日午後9時すぎ、佐藤氏の支持者が集まった同市佐梨の選挙事務所に当選の報が届くと、集まっていた支持者は一気に喜びを爆発させ、歓喜の声を挙げた。笑顔で支持者と握手を交わした佐藤氏は「魚沼再起動です。多くの皆さん方と対話をしてきました。この対話がこれからの魚沼をつくっていきます。皆さん方と一緒に魚沼をつくっていきましょう。これでやっと魚沼市を変えていくことができます。皆さんの幸せのために一生懸命尽くします」とあいさつ、「庁舎建設は今の計画を見直して、今まで私が訴えてきた30億円以下の庁舎を目指し実行していきたい。人口減少については、若者が定住できる仕組みをつくることが減少に歯止めをかけるきっかけになる。市民の意見をしっかりと聞いてしっかりとした行政サービスができるよう仕組みを作っていきたい」と意気込みを語った。
 大平氏は、里山再生とバイオマス発電の推進、「食」での地域おこし、子育て支援、地域医療の推進などを掲げて選挙戦を展開。市議9人の支持を得て選挙戦を戦ったが、訴えは今ひとつ有権者に浸透せず、僅差で涙を飲んだ。
同市佐梨の大平氏の選挙事務所に敗戦が伝えられると大平氏は「私の力不足です。今まで積み上げてきたものを形にしていきたいとの思いでしたが、叶わないことになりました。今まで協力していただいた皆様には本当に申し訳なく思っています」と支持者に頭を下げた。
 当日有権者数3万2082、投票者数2万1783、投票率67・90%、無効435(持ち帰り0)
【佐藤氏略歴】小出郷広域事務組合総務課長、広域振興課長など歴任。魚沼市議1期。小出高卒。同市小出島。


魚沼市長選挙開票結果(選管確定)
当10,794 佐藤 雅一(65) 無新
 10,554 大平 悦子(60) 無現


魚沼市長選、投票はあす4日

2016-12-03 | 2016魚沼市市長選...
現職、新人の一騎打ち


任期満了伴う魚沼市長選挙が11月27日告示され、かねてより出馬を表明していた3選を目指す現職の大平悦子氏(60)と新人で元魚沼市議の佐藤雅一氏(65)の2氏が立候補。現職と新人の一騎打ちの激戦が展開されている。投票日はあす4日で、即日開票される。
 里山再生とバイオマス発電の推進、「食」で地域おこし、子育て支援、地域医療の推進などを掲げている大平氏は、本町などで「1期目、2期目それぞれ積み上げてきたものを3期目でしっかりと市民の皆さんにお示ししたい。喫緊の課題は人口減少問題。若者が返ってくる地域社会をつくるために生活の安定、職場の確保を進めていきます。魚沼市の豊かな環境を地域の発展につなげていくことが大切です」と支持を訴えた。
 雪国に合ったシンプル庁舎の建設、子育て世代への支援、地場産業の活性化、徹底した情報公開などを示している佐藤氏は、小出郵便局前で第一声を挙げ「50億円もする大きな庁舎を造ることは子ども、孫の時代までツケを回すことになります。維持経費の掛からない、皆さんの声を反映した庁舎を造るべき。子育て世代の支援、妊産婦の医療費助、子どもたちがしっかりと学習できる環境をつくり上げていきます」と訴えた。
 11月26日現在の選挙人名簿登録者数(有権者数)は3万2305人。投票は4日、市内28の投票所で行われる。投票時間は7時から18時。開票は19時30分から小出郷総合体育館で行われ、市長選の大勢が判明するのは21時ころと見られる。

【大平氏略歴】小出町教育委員、同町議1期、魚沼市議2期を経て平成20年に魚沼市長に初当選。富士短大卒。同市古新田。


【佐藤氏略歴】小出郷広域事務組合総務課長、広域振興課長など歴任。魚沼市議1期。小出高卒。同市小出島。



































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立候補予定者が公開討論会

2016-11-29 | 2016魚沼市市長選...
今後の市政への考えを語る



 一般社団法人魚沼青年会議所(星野泰裕理事長)では魚沼市長選挙に伴う「政策提言型公開討論会」を11月24日、魚沼市小出郷文化会館大ホールで開催、立候補予定者2人が市政の現状や課題についての考えを語った。
 公開討論会は、青年会議所が政策本位の選挙をすすめていく運動の一環として開催したもの。
討論会には魚沼市長選挙の立候補予定者である現職の大平悦子氏と元市議の佐藤雅一氏が出席、事前に行われた市民アンケートで市民の関心が高かった「医療・福祉・介護」、「庁舎再編計画」、「人口流出対策」、「結婚出産子育て」などについて考えを語った。
「医療・福祉・介護」について佐藤氏は「医療再編の箱物ばかりに偏っていたため肝心な中身のソフト事業が足りず介護難民の問題と医療資源の地域格差が大きく広がってしまった。その対策として10年先を見据えた中長期の計画の策定が急務。これと並行して介護難民の解消を確実に実行するため体制の強化を図っていく」、大平氏は「小出高校には医療専攻が設置され、医師や看護師を目指す人たちが魚沼で働いてくれる際は返さなくてよい医師等就学資金制度も整備しました。老人福祉では特別養護老人ホームあぶるま苑と、うかじ園の増床は実現することができました。少しずつですが福祉の充実も図っていきたい」と話した。
新庁舎再編計画について大平氏は「小出郷福祉センターは将来的に取り壊す計画になっており、新しい庁舎にその代替え機能として市民が使えるスペースを考えています。合併特例債の延長の理由は、防災機能の強化と市民との交流の場の確保です。既存施設の老朽化が進む中でその機能が新しい庁舎に含まれることで将来の負担を軽減していきたい」、佐藤氏は「今進められている新庁舎の計画には明確に反対の立場です。現在の計画が抱える課題は2つ。一つは新庁舎建設にかかる費用50億円は明らかに過大。二つ目に現在契約している設計企業体と行政担当者の間で、契約条件を満たしていないことを認識しながらも計画が続行されていることを認めるわけにはいかない」と考えを示した。
 また討論会では市の現状と課題についても2人の考えが語られ、会場を訪れた約350人の人たちは静かに耳を傾けていた。



魚沼市長選、告示まで1週間

2016-11-19 | 2016魚沼市市長選...
両陣営が総決起大会



11月27日の告示までおよそ1週間となった魚沼市長選。これまでに現職で3選を目指す大平悦子氏(60)と、新人で元市議の佐藤雅一氏(65)が出馬を表明、現職と新人の一騎打ちの公算が大きくなっている中、先週には両陣営が後援会の総決起大会を開催し選挙戦に向けて意気を挙げた。
 佐藤氏の総決起大会は10日に魚沼市地域振興センターで開かれ、約400人が集まった。
 大会では、岡部清太郎後援会長のあいさつ、皆川雄二県議の祝辞に続いて佐藤氏が「新庁舎は1万平方㍍でなく5千平方㍍あれば大丈夫。50億円の投資は大きすぎ、次世代に負担を残す」と話すとともに、第2子からの保育料無料化など子育て世代への積極的な支援、地場産業の活性化、観光資源の活用、災害に強いまちづくりなどの施策について語り「情報を前もって市民に提供し、皆さんの考えも含めて行政を進めていく。対話が将来に活きるようやっていきたい」と市民との対話を強調した。
 青年部長の櫻井馨氏、婦人部長の古田島小百合氏の激励の言葉に続いて「がんばろうコール」が行われた。
大平氏の総決起大会は13日、小出郷文化会館で開催され400人を超える人たちが参集した。
 遠藤実後援会長のあいさつ、皆川雄二県議、浅井守雄議長の祝辞に続き、小幡誠副市長、星勉教育長が激励の言葉を送った。
 大平氏は「東日本大震災を機に、国が防災機能を強化した庁舎にという方針を出し、合併特例債5年延長を最後のチャンスと考え提案させていただいた。どうか皆様からご理解いただきたい」と新庁舎建設に理解を求め、取り組んできた財政健全化、地域医療再編の成果を示すとともに、「魚沼市の食の豊かさは全国トップ。これを全国に発信して成長戦略にしたい。バイオマス発電事業は事業実施まであと一歩。継続、推進、発展のため3期目の4年間を」と力を込めた。







魚沼市長選予定者説明会

2016-11-05 | 2016魚沼市市長選...
大平、佐藤の2陣営出席



任期満了に伴い11月27日告示、12月4日投開票の日程で行われる魚沼市長選挙の立候補予定者説明会が1日、市役所小出庁舎で開かれた。
 説明会には、これまでに立候補を表明している3選を目指す現職の大平悦子氏(60)と、新人で元市議の佐藤雅一氏(65)の2陣営が出席。現職と新人による一騎討ちの公算が大きくなっている。
 なお、説明会には両陣営のほか、出馬の意思はないとする男性1人も出席した。

佐藤雅一氏が出馬表明

2016-09-13 | 2016魚沼市市長選...

任意満了の魚沼市長選挙


11月27日告示、12月4日投開票される魚沼市長選挙に立候補の意向を示していた元魚沼市議の佐藤雅一氏(65)が9月1日、魚沼市内で記者会見を開き、市長選に出馬することを正式に表明した。
 佐藤氏は「魚沼市が閉塞感を持っており、市役所と市民との溝が深くなっている。市民と対話をしながら進めていかなければならないことを常々考えていた。これを打開するには新たな風を市役所の中に吹き込まなければならない。人口減少に歯止めをかけるには地域全体が一体となって取り組まなければならない。市役所全体が市民に寄り添って、市民の意見を聞いて対話をしながら行政運営をしていくのが、これから求められる姿だと思っています」と出馬の理由について語った。
 また政策については「特に力を入れなければならないのは、若い世代が生活できる基盤づくり。この地域には温泉、自然など大きな財産があるので、これを活用しながら地域の産業が活性化するように行政運営をしたい。庁舎については、既存庁舎を活用することによって、現在の計画の60%くらいにコンパクトにできると思う」と語った。
 佐藤氏は、昭和52年に小出郷広域事務組合の職員となり広域振興課長、総務課長など歴任。平成21年から1期4年、魚沼市議を務めた。小出高卒。魚沼市小出島。
 魚沼市長選挙については現職の大平悦子氏が6月の市議会一般質問で、3選を目指して出馬を表明しており、現職と新人の一騎討ちの様相を呈してきた。

佐藤雅一元市議が出馬へ

2016-08-17 | 2016魚沼市市長選...

12月投開票の魚沼市長選挙

任期満了に伴い11月27日告示、12月4日投開票される魚沼市長選挙に元魚沼市議の佐藤雅一氏(65)が立候補の意向を明らかにした。8月5日に本紙の取材に答えたもの。
 佐藤氏は「今の市政は市民目線に立っておらず、独断で動いていることから閉塞感が生まれている。市民の意見を吸い上げて行政に反映していくシステムづくりが必要」と出馬の意向を固めたことについて語り、「市政に新しい風を吹き込みたい。地域産業の育成と活性化に取り組み、人口減に歯止めをかけたい。また、温泉や森林など魚沼市の財産を活用した基盤づくりを進め、能力や知識を持った人たちの魚沼市への移住も促進したい」と意気込みを語った。
 佐藤氏は、昭和52年に小出郷広域事務組合の職員となり広域振興課長、総務課長など歴任。平成21年から1期4年、魚沼市議を務めた。小出高卒。魚沼市小出島。
 魚沼市長選挙については大平悦子市長が6月の市議会一般質問で、3選を目指して出馬を表明しており、選挙戦となることが確実となった。