魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

傷んだ巨木3本を伐採

2014-11-30 | '14魚沼市のニュース


四日町諏訪神社


魚沼市四日町の諏訪神社は境内にケヤキ20本、杉40数本の樹林群で知られるが、このうちケヤキの巨木3本がこのほど伐採された。
 同神社境内のケヤキの神木の一部は近年樹勢が弱まり、これまでに樹木医の診断を受け傷んだ箇所を手当てしたり根元の土を柔らかくするなどの手立てを行ってきていたが、最近は木の皮が剥がれたり、雪の重みで枝が落下するなど痛みが著しくなってきたことから地元で協議した結果、安全を考えてケヤキの巨木3本を伐採することになったもの。今回伐採された巨木は大きいもので約27トンもの重量があった。


参加者が劇づくりに挑戦

2014-11-30 | '14魚沼市のニュース


魚沼市学校保健会の講演会


魚沼市学校保健会の主催による講演会が11月22日、魚沼市地域振興センターで開催され、英語芸術学校マーブル主宰で、キッズ・ミュージカル・プロジェクト「魚沼産☆夢ひかり」の演出を行っている小口真澄氏が「劇づくりを通して、今子供たちに伝えたいこと」をテーマにワークショップと講演を行った。
 講演会には親子で参加した人も多く、ワークショップでは「おにぎり体操」や相手を感じ取るゲームなどを行って親子や参加者同士のコミュニケーションづくりを行い、その後は参加者が実際に「浦島太郎」で劇づくりを体験。自分で演技を考えながら物語に場面を作っていった。
 ワークショップの後、小口さんは「私が気を付けているのは二本足でちゃんと立つことと声の出し方。深いところから声を出さないと伝わらない。劇はただ大きい声でセリフを間違えなければ良いというのが日本の定番ですが、ただ大きい声が大きいだけでは、やらされ感がある。その人の気持ちになって相手に伝えるのが演劇」と演劇について語るとともに「劇をやっていて嫌だと思うのは、『あーしろ』、『こーしろ』と子どもたちに言ってしまうこと。子どもたちが自分たちで考えて、何かをやっていく世界をつくって行くことが大切。最初の一歩だけを出させてあげて、後は子どもたちに任せる。二本足で立って、夢中になることは本当に素敵なこと。子どもは親が手をやかなくても夢中になればできる。夢ひかりの子どもたちの中にも素晴らしい力がある。子どもたちは体験を通して学んでいくので、大人はそのチャンスを与えなければならない」と話していた。


30日15時に開通

2014-11-30 | '14魚沼市のニュース


十日町地区の17号浦佐バイパス


国道17号浦佐バイパスの魚沼市十日町地区の約1・8kmの区間が11月30日15時に開通することになった。
 同バイパスは、南魚沼市市野江と魚沼市虫野を結ぶ延長6・6キロの計画。現在までに南魚沼市浦佐から魚沼市地内の県道雷土新田浦佐線までの2・2キロが開通している。
 今回、十日町地内の1・8kmが新たに開通することにより、魚沼市街地から来年6月開院予定の魚沼基幹病院への最短ルートとして機能するほか、冬期間のスムーズな通行、魚沼市の「水の郷工業団地」へのアクセスが向上することによる更なる企業誘致、「八色の森公園」への連絡性の向上などが期待されている。
 当日は10時から魚沼市地域振興センターと現地で開通式が行われ、挨拶、祝辞、記念演奏、テープカット、くす玉開披、開通パレードの後、15時から一般開放される。
 なお、今回の開通に合わせて十日町地内で同バイパスと国道17号を結ぶ市道宮田線の0・6kmも同時開通する。


魚沼市で褒賞授与式

2014-11-30 | '14魚沼市のニュース

永年の功労認められ

 

魚沼市褒賞授与式が11月23日、市役所小出庁舎で行なわれ、市褒章条例に基づく功労者17人と4団体に表彰状が贈られた。
 授与式には、市議会議員、褒章審査委員、市幹部職員が出席。まず大平悦子市長が「この10年間を振り返ると、大変な災害の中での10年でもありました。本日、褒章を授与させていただく皆様方から長きにわたり様々なお立場で尽力いただいたお陰で10年を迎えることができました。魚沼市はまだまだ未熟ではありますが、10年を機に皆様からまたお力をいただきながら新たな一歩を踏み出したい。これからの魚沼市のさらなる振興、発展に大いに皆様方からご尽力をいただきますようお願い申し上げるとともに、皆様の今後一層のご活躍を祈念しております」とあいさつした。
 授与式では、大平市長から受賞者一人ひとりに表彰状が手渡され、浅井守雄市議会議長の祝辞に続いて受賞者を代表して佐藤守氏が「今後はこの栄誉に恥じることのないよう一層精進し、また、皆様の心温まるご厚情を深く心に刻み、いささかなりともそのご厚情に報いたいと思います。日々の健康に留意し、元気で明るく楽しく過ごしてまいりたいと願っています」と謝辞を述べた。受賞者は次のとおり(敬称略)。
▼佐藤守(71・西名新田)=市議として地方自治行政の進展に尽力▼佐藤孝(75・東中)=旧運輸省航空局職員として永年にわたり運輸行政の進展に寄与▼町田昌(71・青島)=教師として多年にわたり学校教育の振興と発展に寄与▼佐藤義栄(65・古新田)=魚沼市消防職員として永年にわたり消防行政の進展に寄与▼八木貞子(68・下島)=統計調査員として永年にわたり円滑な調査に尽力▼大渕政田(77・青島)=保護司として永年にわたり更生保護活動に貢献▼桑原歡之亮(77・原虫野)=同▼桑原定治(86・古新田)=永年にわたり福祉ボランティア活動に尽力▼尾澤源吉(82・同)=社会福祉法人理事として永年にわたり福祉事業に貢献▼佐藤カオル(72・井口新田)=永年にわたり福祉ボランティア活動に尽力▼塩川重禧(81・板木)=土地改良区役員として永年にわたり事業の円滑な推進に尽力▼大平栄一(73・小出島)=同▼鈴木容子(55・魚野地)=永年にわたりユリ切花の生産技術向上販売拡大に取り組み農業振興に貢献▼中村良圓(85・井口新田)=幼稚園園長として永年にわたり魚沼市の教育・子育て支援に貢献▼山之内喜七(77・並柳)=魚沼市文化財保護審議会会長として永年にわたり文化財愛護精神の普及に貢献▼櫻井俊幸(59・小出島)=消防団員として永年にわたり消防行政の発展に貢献▼友野浩(56・堀之内)=同▼山田精工株式会社(今泉)=新技術の導入や社員の技術向上に取り組み産業振興に貢献▼有限会社田島屋商店(中島)=安全かつ高品質の施設管理を行うなど食品衛生の向上に貢献▼沙恵光会(中ノ島)=永年にわたり福祉ボランティア活動に尽力▼堀之内民謡保存会(根小屋)=同


次の10年を考えよう

2014-11-30 | '14魚沼市のニュース


12月7日に「まちづくり市民会議」

魚沼市まちづくり委員会(平井正尚会長)では「まちづくり市民会議」を12月7日、小出郷福祉センターで開催する。
 魚沼市では、市民と協働で平成28年度から始まる第二次魚沼市総合計画の基本構想原案を策定するため無作為抽出された市民2000人の中から応募した124人による「まちづくり未来会議」を今年7月から4回にわたり開催し、各分野について検討を進めている。
 まちづくり委員会ではより多くの市民から声を聴き、策定の参考とするため「まちづくり市民会議」を開催するもの。
 市民会議では《1》生活基盤《2》環境衛生・自然《3》健康・福祉《4》産業《5》教育・文化《6》市民協働・自治体運営の6分野について経過発表が行われ、グループに分かれて基本構想原案への意見交換を行うことになっている。13時30分開会。


サル・クマ対策から地域活性化を

2014-11-30 | '14南魚沼市のニュース


12月6日にシンポジウム


サル・クマ対策から始まる地域活性化を考えるシンポジウムが12月6日、南魚沼市黒土新田の北里大学保健衛生専門学院北里ホールで開催される。
 シンポジウムは、サル被害を克服し、耕作放棄された農地を復活させる動きが見られる南魚沼市船ケ沢新田をモデルケースに、サル・クマ対策の取り組みから始まる地域活性化について考える。
 基調講演ではNPO法人新潟ワイルドライフリサーチ会長の山本麻希氏が「鳥獣被害から始まる地域活性化~害獣から里山の恵みへのパラダイムシフト~」、北里大学保健衛生専門学院専任講師の木村明氏が「地元農産物の活用による教育機関と地域の連携」と題して講演する。
 地元産農産物を使ったスイーツの試食(有料・要予約)に続いてはパネルディスカッションと活動事例発表が行われる。パネリストは木村明氏、阿部和義氏(清水地区活性化委員会)、井口寛氏(八海山麓・水無渓谷研究会)、佐藤成孝氏(東地区地域づくり協議会)、高橋富美男氏(船ケ沢新田自然融和会)、コーディネーターは新潟県地域づくりアドバイザーの大滝聡氏、アドバイザーは山本麻希氏。
 13時30分開会。申し込み、問い合わせは南魚沼市産業振興部農林課《電》025-773-6663、南魚沼地域振興局健康福祉環境部環境センター環境課《電》025-772-8154へ。


南魚沼郡市児童生徒美術展

2014-11-30 | '14魚沼地域のイベント


12月12日から池田記念美術館

第59回「南魚沼郡市児童生徒美術展」(主催=南魚沼郡教育振興会図工美術部)が12月12日から23日まで南魚沼市浦佐の池田記念美術館で開催される。
 同展は南魚沼市と湯沢町の子どもたちの絵画や工作など約500点を展示するもので、13日10時からは新潟大学の佐藤哲夫教授による作品解説会が開かれる。期間中は入館無料。開館時間は9時から17時。水曜休館。


南魚沼市10周年記念コンサート

2014-11-30 | '14南魚沼市のニュース

 

ふるさと新潟の童謡


南魚沼市市制施行10周年記念コンサート「ふるさと新潟の童謡(うた)」が12月14日、南魚沼市民会館大ホールで開かれる。
 新潟ゆかりの童謡のコンサート。出演は芹洋子さん、鈴木規子さん(ソプラノ)、青山恵子さん(メゾソプラノ)、南魚沼市市制施行10周年記念合唱団。
 予定される曲目は「春よ来い」「夏の思い出」「里の秋」「雪山讃歌」「浜千鳥」「砂山」「花嫁人形」「南魚沼市歌~時代新たに~」など。司会はNSTアナウンサーの鈴木秀喜さん、FMゆきぐにアナウンサーの飯田麻里亜さん。
 13時30分開場、14時開演。全席自由で前売券は1000円(当日1200円)、高校生以下無料(要整理券)。3歳未満の入場は不可。チケットは同館および同館プレイガイドで販売されている。


鈴木牧之記念館が特別展

2014-11-30 | '14魚沼地域のイベント

「雪国の生活」写真で振り返る


南魚沼市塩沢の「鈴木牧之記念館」では、開館25周年記念特別展「雪国の生活」を12月28日まで開催している。
 平成元年5月に開館した同館は、別名「雪の文化館」とも言われ、鈴木牧之が著した「北越雪譜」など、牧之の遺墨や雪に関する資料を展示し、雪文化を発信している。
 現在、道路や駐車場には消雪パイプやロードヒーティングが整備され、住宅の屋根には融雪設備が開発されるなど、雪に対する様々な設備が普及してきているが、一昔前は、降り積もった雪に屋根から降ろされた雪が加わって住宅の二階の高さまでになり、二階から出入りをする人の光景も見られたもの。
 同特別展では、雪に対する設備がまだ普及していなかった時代の魚沼地域の昭和の風景、雪に向き合う人々の姿を写真パネルで紹介している。
 開館時間は9時から16時30分。火曜休館。入館料は一般500円、小・中・高校生250円。


小出が個人戦で健闘

2014-11-30 | '14魚沼市のニュース


県スポーツ少年団剣道大会

 

第34回新潟県スポーツ少年団総合体育大会第46回剣道大会が11月16日、上越市総合体育館で行われ、小出剣道スポーツ少年団が個人戦小学5・6年生男子の部で好成績を収めた。
 小学5・6年生男子の部には県内から41人が出場。小出剣道スポーツ少年団の岡部宇宙くんはトーナメント戦を勝ち上がり決勝戦に進出、決勝戦では勝利することはできなかったが準優勝となった。
 また、同剣道スポーツ少年団の大平鼓童くんも3位に入った。


日本各地の「白の世界」展示

2014-11-30 | '14魚沼地域のイベント


トミオカホワイト美術館


南魚沼市上薬師堂のトミオカホワイト美術館では、富岡惣一郎が描いた「白の世界」を展示する富岡惣一郎白の世界シリーズ「WinterAgain」を開催している。
 同展は、雪の白に魅せられた洋画家・富岡惣一郎が「白の世界」を描くため、誰も入ったことのない未踏の自然界、上空から見下ろした大地など、各地を取材し描き続けた日本各地の「白の世界」の作品38点を展示している。
 また、また、特別展として第69回新潟県美術展覧会(県展)で入賞、入選した南魚沼市、湯沢町の作家の作品や委員、無鑑査の作品を展示する「トミオカ南魚県展2014」(12月23日まで)も開かれている。
 開館時間は10時から17時。入館料は大人500円、小・中・高校生250円。水曜休館。


認知症専門医迎えて講演会

2014-11-30 | お知らせ


エンジョイスポーツクラブ魚沼

エンジョイスポーツクラブ魚沼では設立10周年記念イベントとして特別講演会を12月16日、魚沼市地域振興センターで開催する。
 講師は認知症医療の専門医で白根緑ヶ丘病院院長の佐野英孝氏。上村医院院長でエンジョイスポーツクラブ魚沼理事長の上村伯人氏を座長に「知って防ごう認知症」をテーマに講演する。
 14時開会。参加無料。参加申し込みは12月12日までに同クラブ事務局《電》025-793-7166へ。


住民健康講座

2014-11-30 | お知らせ


12月10日 小出病院で

 

医療を支えて育てる住民の学びの場「第22回住民健康講座」が12月10日、小出病院講堂で開かれる。

 講座では小出病院整形外科の白旗正幸氏が「整形外科の上手なかかり方」と題して講演するほか、守門診療所の寺田治男氏が「かぜの漢方治療」について講演する。
 時間は19時から21時で参加無料、申し込み不要。


「世襲戦隊カゾクマン」上演

2014-11-30 | '14魚沼地域のイベント


うおぬま超劇シリーズで12月14日

小学生が見て楽しく、大人が見ても面白い舞台公演を4回シリーズで楽しむことができる「うおぬま超劇シリーズ」の第4回プリエールプロデュース「世襲戦隊カゾクマン」が12月14日、魚沼市小出郷文化会館大ホールで上演される。
 作品はヒーローという宿命を背負ってしまった、とある一家の歴史の物語。一家を率いてきた父と母は世代交代を考えていた。しかし子供たちは密かに思っている。今どき世襲なんて……。しかも「カゾクマン」って……。「家族」って何だ?「世襲」って何だ?「戦隊ヒーローお茶の間劇」って何だ!?
 出演は山口良一(東京ヴォードヴィルショー)、熊谷真実、芋洗坂係長、西山水木、曽世海司(StudioLife)、岡田達也(演劇集団キャラメルボックス)、上田桃子(文学座)、梨澤彗以子(張ち切れパンダ)。
 13時30分開場、14時開演。
 前売券は一般3800円、学生2500円(全席指定・未就学児入場不可・当日各500円増)。チケットは小出郷文化会館または公演チケットサイトConfetti(カンフェティ)で。


記者日記

2014-11-30 | 小出郷新聞コラム

11月15日には標高の高い地区で初雪が降り、魚沼市にも本格的な冬が着々と近づいてきている。魚沼の冬は長く厳しい。暖冬少雪で正月に雪がなかったり、年末年始に降った雪がその後消えて小正月に雪が無かったりということも以前はあったが、ここ数年大雪を体験し、大雪の大変さを改めて知らされた。さて、今冬は果たして大雪になるのだろうか、ということが、今現在の魚沼の人たちの最大の関心事ではないだろうか▼本格的な冬の訪れはどうしても憂鬱な気分になってしまいがちだ。しかし、雪国の冬は辛いだけではなく、スキーやスノーボードなどのウインタースポーツをはじめ、様々なイベントなど楽しみなことも少なくない。しかし、スキー人口の減少、冬のレジャーの多様化などからどこのスキー場も経営は厳しいようだ。スキーブームの終焉とバブルの崩壊、長く続く景気低迷で来場者数は年を負うごとに現象の一途をたどっていたが、近年わずかであるが回復の兆しもあるとも聞かれる▼筆者もシーズンに数回はスキー場に足を運んでいるが、スキーブームだった頃はリフト乗り場には長蛇の列ができ、乗るまでに随分と待たされたものだった。食堂もお昼時を過ぎても空いている席を見つけるのが大変だったが、今ではそんな混雑振りは近隣のスキー場では見ることがなくなった。客の側からすれば、ゲレンデもすいていて滑りやすいし、リフト待ちもあまりしなくて良い。食堂も待たなくて利用できるのであるからありがたいとも言えるが、肝心のスキー場自体の存続が危ぶまれるようになっては元も子もない▼魚沼市では市営スキー場の再編で、5つの市営スキー場が昨シーズンからすべて民営化された。状況は厳しいと思われるが、大いに知恵をひねって、様々な方策を講じてゲレンデに賑わいを取り戻したいものだ。そのためにも今年の冬が除雪作業に追われることなく、スキー場も雪不足にならない程度の積雪になってもらいたいと願っている。