魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

子育ての駅かたっくり

2018-03-28 | 18'魚沼市のニュース
5月5日の開館を予定



 魚沼市では、響きの森公園内にある旧総合ビジターセンター「かたっくり」を、地域全体で子育てに参加する「子育ての駅」として再整備を進めており、今年5月5日の開館を予定している。
 「子育ての駅かたっくり」にはボルダリング、スラックライン、エアトランポリンなどの遊具を備えた子ども活動スペースをはじめ、イベントなどを行う団体活動スペース、多目的スペース、クッキングスタジオが整備される計画で、このうちクッキングスタジオは平成31年度供用開始となっている。
 開館時間は9時30分から18時30分までで、季節などにより変動もある。休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)と12月31日から1月3日までとされている。

児童の絵で只見線応援

2018-03-28 | 18'魚沼市のニュース

須原小学校がポスター作成


 須原小学校では、児童の絵を活用した「只見線応援ポスター」をこのほど作成、3月20日には同校の3年生が魚沼市観光協会を訪問し、完成したポスターを手渡した。
 同校では、昨年「だんだんど~も只見線沿線元気会議が実施した「只見線応援絵画コンクール展」に全校児童89人が応募した。また、同校の3年生(18人)は総合的な学習で只見線などについて学習しており、学習の成果を形にしようと児童の描いた絵画を載せた「只見線応援ポスター」が作成されることになった。
 完成したポスターには同校の児童が只見線を描いた89枚の絵が載せられており、中央のキャッチコピー「只見線に乗って魚沼の自然・食・行事を楽しもう‼」は3年生が考えた。
 新潟県観光協会の補助金によりポスターは300枚作成され、このうち50枚を市内のホテルや旅館に貼ってもらおうと、この日児童が持参したもの。
 観光協会を訪れた児童は「多くの人に只見線に乗ってもらい外の景色を楽しんでもらいたい」「魚沼市の行事に参加してほしい」「須原スキー場に来てもらいナイターやカーニバルを楽しんでもらいたい」とポスターに込めた思いを一人ひとりが話し、協会の職員にポスターを手渡した。
 職員からは「魚沼市には素敵なところがいっぱいあるので一緒に観光を盛り上げていきましょう」とお礼が述べられていた。
 このポスターは、このほか市内の小中学校に配布したり、只見線の駅に貼るなどして只見線を応援することになっている。

2年間の学習成果発表

2018-03-28 | 18'魚沼市のニュース

小出高校医療専攻の生徒


 県立小出高校(勝山宏子校長)では平成26年度に設置された医療専攻の生徒がプログラムで学んだことを発表する「医療専攻発表会」を3月22日、小出病院講堂で開催した。
 「医療専攻」は、魚沼地域の医療従事者の育成を目的に設置されたもので、卒業後、看護師、保健師、臨床検査技師などの医療関係の仕事に就きたいと考えている生徒が選択している。
 生徒たちは総合的な学習の時間などを使って、外部講師を招いての講演会、医療現場での体験・見学、上級学校の見学などを行うとともに、「急性期医療」「周産期医療」「たばこ」「食事と健康」「在宅医療」のテーマに分かれての研究にもグループで取り組んできた。
 発表会では、勝山校長が「この春、医療専攻第2期生26人が卒業し、65%の生徒が医療系の大学、専門学校に進学しました。今日発表する2年生24人も昨年度から様々なプログラムに取り組んできました。将来地域医療を支えるものになりたいと意欲と自覚を持って真剣に取り組んできた研究の成果をご覧いただき、それぞれの視点からご助言をいただきたい」とあいさつした。
 続く発表では生徒たちが研究を行ってきた5つのテーマをグループごとに発表した。
 この中で「急性期医療」をテーマに研究してきたグループは急性期医療の現状や急性期医療に関わる職種、発症から回復期までの流れ、AEDの重要性などを紹介、「私たちが今やっておくべきことは、たくさんのことを経験し向上心を持つこと、色々な世代の人と会話をしたりボランティア活動に参加したりしてコミュニケーション能力を高めること、失敗を恐れずに挑戦していくことです。学んだことは、ドクターヘリは患者さんを早く病院に届けるというよりも、医師と看護師を早く現場に届けるためということ。AEDは呼吸が止まってからでなく、正常な呼吸をしていなかったら使用しなければならないこと」と発表し「技術も必要だけど患者さんに心から寄り添える医療従事者になりたいと思いました」と感想を述べていた。
 発表終了後は、小出病院の布施克也院長から講評とアドバイスが述べられた。

第7回うおぬま俳句大会

2018-03-28 | 18'魚沼市のニュース
市内外の愛好者38人集い



 第7回うおぬま俳句大会が3月17日、魚沼市小出ボランティアセンターで開催された。
 大会は今年度、魚沼市文芸協会から組織替えを行った魚沼市俳句協会(大島詠志会長)が毎年開催しているもので、今回は市内外から38人の愛好者が集まった。
 大会開催にあたり行われた兼題句の募集では94人から482句の応募があり、15人の選者により選が行われ191句の入選句が選ばれた。
 大会当日は、「野火」「残雪」の席題で参加者が作句し提出、選者と投句者全員の互選により選句が行なわれた。
 大会ではまず、大島会長のあいさつに続いて披講と採点、成績発表が行われ、表彰式では選者の阿部汀歩さんと山本浩さんから講評が述べられた。成績は次のとおり(3位まで)。
【兼題】①中澤昭一(長岡市)②櫻井詩子(魚沼市)③高橋満(同)
《高得点句》(七点句)
切り花の色組み合はす四温かな    (秋山保子)
反り返る駅弁売りの冬帽子     
      (大島詠志)
サングラス外して嫁に戻りけり    (中澤昭一)
【席題】①荒川完石(南魚沼市)②大島いと女(魚沼市)③櫻井詩子(同)
《最高得点句》
ままごとのできる日和や残り雪    (森山繁雄)

これからの魚沼を考える集い

2018-03-28 | 18'魚沼市のニュース
10年後20年後見据えて


 高齢化、少子化を見据えた地域づくりについて考える「これからの魚沼を考える集い」が3月15日、魚沼市地域振興センターで開催された。
 集いは、魚沼市と魚沼市社会福祉協議会が開いたもので約170人が参加した。
 第1部ではNPO法人新潟NPO協会理事・事務局長の石本貴之氏が「10年後20年後を見据えた地域づくり」と題して講演した。
 この日の講演で石本氏は、人口減少で地域の担い手が減少し、支えが必要な人が増えてくることを指摘し「行政がすべてをやっていく時代ではなくなっている」と述べた。
 また、小学校区など複数の集落が集まる基礎的な生活圏の中で、分散している様々な生活サービスや地域活動の場などを「合わせ技」でつなぎ、人やモノ、サービスの循環を図ることで、生活を支える新しい地域運営の仕組みをつくろうとする取り組み「小さな拠点」や「地域運営組織」について説明した。
 また、住民主体の組織が成果を挙げている全国各地の取り組みも紹介した。
 第2部では、元気すもんプロジェクトチーム代表の横山正樹氏がこれまでの取り組みを紹介。下条地区コミュニティ協議会代表の今井康博氏、伊米ヶ崎共和国代表の八海昭夫氏、虫野区お隣どうし・お助け隊事務局長の山田克利氏、魚沼市社会福祉協議会の阿部直実氏をパネリストに迎えてのディスカッションも行われた。

魚沼地域振興局がガイドブック刊行

2018-03-18 | 18'魚沼市のニュース
地元ものづくり企業紹介


 新潟県魚沼地域振興局では、地元の高校生らに魚沼市内のものづくり企業を紹介する「ものづくり企業ガイドブック魚沼2018」を刊行した。
 魚沼市内では平成27年7月に、ものづくり人材の確保や若者の地元定着を進めるためハローワーク、魚沼地域振興局、魚沼市、市内高校・テクノスクール、魚沼市ものづくり振興協議会等による「魚沼地域ものづくり人材確保対策検討会議」を設置。ガイドブックは、この会議での意見を踏まえ、まず魚沼市内の高校生等や保護者から地元ものづくり企業について知ってもらおうと昨年度から刊行されている。
 作成にあたっては、魚沼市内に事業所があるものづくり企業を対象に掲載企業を公募、25社の応募があった。
 ガイドブックでは25社の企業概要、事業内容などが紹介されているほか、求める人材や企業のアピールポイントを掲載している。若手社員や採用担当者からのメッセージも載せられており、掲載事業所の所在地が分かるマップも添えられている。
 1100部作成されたガイドブックは小出高校・堀之内高校・塩沢商工高校の1、2年生をはじめ県内機械系テクノスクールの1年生、長岡市・小千谷市・南魚沼市の高校進路指導室などに配布されることになっている。

まつりに向けシートかけ作業

2018-03-18 | 18'魚沼市のニュース
巨大な雪の山出現



 7月21、22日に開催される「うおぬま夏の雪まつり」に向けた雪山のシートかけ作業が3月14日、魚沼市大湯温泉の奥只見レクリーション都市公園大湯地域で行われた。
 夏の雪まつりは、冬に積もった雪を大量に積み上げ、特殊シートで覆って夏まで保存して、夏に冷たい雪の感触を楽しんでもらうイベント。毎年、大湯温泉を主会場に開催されている。
 公園内にある交流センター「ユピオ」の脇には、屋根から落ちた雪や駐車場の雪を集めて巨大な雪山が造られ、この日は観光関係者らによる夏の雪まつり実行委員会のメンバーと建設業者ら約50人が雪山に保存用のシートかける作業を行った。
 シートを高い雪山に吊り上げるクレーンやシートを運搬するタイヤショベルを使って作業は行われた。
 ネットと特殊シートを二重、三重に重ねてかけていく作業は、なかなかの大仕事で、斜面から滑り落ちないように足元に注意しながら進められた。
クレーンでシートが雪山に吊り上げられると、作業にあたった人たちは手際よく広げていき、シートがかけ終ると風でシートが飛ばされないようブロックでしっかりと押さえていった。
今冬は大雪だったことから昨年のおよそ1・5倍の雪が確保され、関係者は「今年の冬は寒かったことから雪が締まっていて、保存方法もうまくなったので、雪の量をあまり減らさずにまつりを迎えられるのでは」と期待をかけていた。

東方稲荷春季例祭「大百八灯」

2018-03-18 | 18'魚沼市のニュース
幻想的なロウソクの灯


 魚沼市大石の東方稲荷春季例祭「大百八灯」が3月10日に行なわれ、参拝に訪れた人たちが幻想的な光景や地元の有志による出店の味を楽しんだ。
この祭りは、本来は豊作を祈願して旧暦2月の最初の午の日に行う行事であるが、同地区では現在、毎年3月の第2土曜日に行なっている。
終日晴天に恵まれたこの日、夕方には鳥居が並ぶ参道や周辺の道路約300メートルには無数のロウソクの火が灯され、幻想的な風景が参拝者を迎えた。
また、例年神社近くの山肌に設けられる「大」の火文字は、今年も神社下の田んぼで行われ、午後6時頃火が灯されると、平らな雪原に大きな「大」の文字がくっきりと浮かび上がり、その眺めを写真に収める人の姿も見られていた。

魚沼市生物多様性セミナー

2018-03-18 | 18'魚沼市のニュース
29年度の調査結果報告



 「魚沼市生物多様性セミナー」が3月10日、小出郷福祉センターで開催され、平成29年度の同市の自然環境保全調査の結果が報告された。
 魚沼市では、平成21年度の市政施行5周年を機に自然環境都市を宣言し、自然環境を柱とした「まちづくり」に取り組むことを表明。そのための第一歩として身の周りの自然をよく知るために水辺や里山を中心とした植物相調査を実施している。調査7年目となる平成29年度は引き続き植物、鳥類、両生類の調査が市民の協力により実施された。
 セミナーはその調査の報告会として開かれたもの。鳥屋ガ峰での植物調査の中間報告を行った魚沼自然大学の武藤光佳さんは、根小屋沢、外山、山頂など全部で18回の調査を行った結果590種が確認されたことのなどを報告。ユキグニミツバ、ムラサキケマンやミチノクエンゴサクなど観て楽しめる花を紹介した。
 鳥類の調査を行った小出野鳥の会の桑原和寿さんは、杉ノ入沢、魚野地、銀山平、魚野川周辺で調査を行い、32科64種の鳥類を確認したことを報告、「調査を通して大きな変化がなかったようであるが、渡り鳥の移動の時期に動きが感じられる種もあった」とするとともに今年度の話題としてコウノトリが飛来したことを紹介した。
両生類の調査を行った魚沼昆虫同好会の横山正樹さんは、堀之内・守門・入広瀬の3地区で調査を行いサンショウウオ科、イモリ科、アマガエル科など6科13種の両生類を確認したことを報告。両生類の生息には山麓周辺の水辺環境、水田の水辺環境が重要であることを指摘した。
セミナーでは調査報告に続いて長年にわたり市内で活動している桜井一政さん(山菜採り)、森山右文さん(アユ釣り)、浅井春樹さん(狩猟)の3人をパネリストに迎えてパネルディスカッションが開かれた。
パネルディスカッションでは富永弘さんをコーディネーターに3人から山菜採り、アユ釣り、狩猟の魅力や良い成果をあがるためのコツ、注意しなければならないことなどが語られた。注意することについて山菜採りは「しっかりとした装備が必要で、最低限スパイクのついた地下足袋を」、釣りでは「竿にカミナリが落ちやすいので注意している。鉄砲水が心配される時はすぐに上がるようにしている」、狩猟では「奥山の危険な所に行くので、疲れないよう良いルートを通るようにする」と話されていた。
また会場には魚沼の植物・鳥類写真パネルや昆虫の標本、環境学習のパネル展示も行われた。

魚沼市で成年後見の講演会

2018-03-18 | 18'魚沼市のニュース
笑って制度について学ぶ



 成年後見制度を学ぶ講演会「笑って学べる~成年後見笑百科~」が3月3日、魚沼市地域振興センターコンベンションホールで開催され、参加した人たちが楽しく成年後見制度について理解を深めた。
 成年後見制度は、認知症や障害などにより判断能力が不十分な人の権利を守り、生活を支援する制度。
 今回の講演会では、新潟お笑い集団NAMARAの芸人を招き、NHKの「生活笑百科」のスタイルで成年後見制度を楽しく分かりやすく紹介した。
 第1部では不幸予防士の渋井保之氏(元裁判所主席書記官)が「成年後見制度について」と題して成年後見制度を説明した。
 第2部では渋井氏とミココロコミックの金子ボボさん、高橋なんぐさんにより「成年後見笑百科」が行われ、「成年後見が開始されている母が大量に買った高額な着物の売買契約は、キャンセルできる、できない?」、「成年被後見人本人のお金で、家族旅行ができる?」のシチュエーションで漫才が行われ、会場を笑わせた後、渋井氏が「成年後見制度を利用しているとクーリングオフの8日間の制約がなくキャンセルできる」、「生活費や借金などは払っても問題ないが、その他は家庭裁判所に相談を」と説明していた。
 講演会の後は魚沼市社会福祉協議会における法人後見の取り組みの紹介や個別相談会も開かれた。

薬師スキーカーニバル

2018-03-11 | 18'魚沼市のニュース
冬の夜彩るたいまつ滑降



 「薬師スキーカーニバル」が3月3日、魚沼市の薬師スキー場で行われ、雪上イベントや夜のたいまつ滑降、花火大会などが訪れた人たちを楽しませた。
 同スキー場の恒例イベント。青空が広がった日中にはなぞときゲームやスキー学校の無料レッスン、スノーモービル試乗体験が行われた。
夕方になるとカーニバルも本番、会場を訪れた人たちは焼き鳥、とん汁、クレープなどの夜店の味を楽しんだりしながら雪上でのひと時をすごす。
メインイベントの「たいまつ滑降」では、LEDのたいまつを持ったスキー学校の子どもたちや指導員がゲレンデを3つのコースに分かれて滑り降りると、「たいまつ」の灯りがくっきりと見え、幻想的な光景を作り出していた。
どんど焼きや餅のサービスも行われ、雪のステージでは湯之谷中学校音楽部の生徒たちが合唱を披露した。
花火大会では冬の空に咲く大輪の花が会場の人たちの目を楽しませ、クライマックスにはくじ付き福餅撒与も行われ盛り上がりを見せていた。



折立温泉で伝統の「百八灯」

2018-03-11 | 18'魚沼市のニュース
山の尾根に幻想的な火



 雪に浮かぶ幻想的な炎の祭典。湯之谷温泉郷折立温泉「百八灯」が3月4日、魚沼市の折立温泉で行われ、山の稜線に幻想的な光が浮かび上がった。
 百八灯祭りは折立温泉で江戸時代初期、寛永年間の初めから行われているという伝統ある行事。山の麓にある小さな稲荷様の社から山頂に向けて、農家から集められたワラを置き、夜を待ってそれに点火、暗い夜空に無数の火を浮び上がらせる。
 この日は日中、青空が広がる好天に恵まれた。まつりが始まる夕方になるとマレットゴルフ場のおまつり広場では観光客や近隣の人たちが大勢訪れ、新潟市出身の演歌歌手、葉月みなみさんの歌謡ショーや名物の6人搗きの餅つき、保育園児のパフォーマンスなど地元の芸能などを楽しみながら甘酒、豚汁などの夜店の味に舌鼓を打った。
 また、今年は3年ぶりに画家の早津剛さんが雪の壁に水墨画を描く「雪・墨・画」が復活。今回は火焔土器を東京オリンピック・パラリンピックの聖火台にしようという運動に協力し、魚沼市堀之内の正安寺遺跡から出土した火焔型土器が雪のステージのバックに描かれた。
 メインイベントの百八灯に点火されると、赤々と燃えるワラの火により暗い夜空に山の稜線がくっきりと浮かび上がった。「雪・墨・画」の火焔型土器の上にも炎があがり、会場では「百八灯、百八灯、百の米が一斗五升、十文酒が十六杯、十六杯」と囃子が歌われ、今年の豊作が願われ、夜空に大輪の花を咲かせる花火大会、景品付きの福餅まきも行われていた。

新ナンバー導入を断念

2018-03-11 | 18'魚沼市のニュース

アンケート結果踏まえ実行委

 魚沼圏域版新ナンバープレートの導入を進める同実行委員会(南魚沼市、魚沼市、十日町市、津南町)が3月2日、南魚沼市役所で開かれ、2月に実施された住民アンケート調査の結果を踏まえ新ナンバープレート導入を断念することを決めた。
 この日の委員会ではまず、2月に3市1町で実施されたアンケート調査の集計結果が報告された。
 アンケートは無作為に抽出した18歳以上の住民合計1万1千人に調査票を送付、6167人から回答があった。集計結果では「雪国魚沼ナンバーがよい」が915、「どちらかといえば雪国魚沼ナンバーがよい」が326、「どちらでもよい」が620、「長岡ナンバーのままがよい」3664、「どちらかといえば長岡ナンバーがよい」が609となり、「長岡ナンバーのままがよい」と「どちらかといえば長岡ナンバーがよい」の合計が約7割を占める結果となった。
 この結果を踏まえたこの日の委員会では「7割が長岡ナンバーを希望しており尊重しなければならない」「結果を真摯に受け止めたい」などの意見が出され、新ナンバープレート導入を断念することになった。
 委員会の最後に実行委員長である林茂男南魚沼市長は「ご当地ナンバーを導入して、これまでには無かった地域連携の枠組みを確かなものにしていきたいとの思いで取り組んだ。賛同していただいた皆さんには大変申し訳ない結果となりましたが、今回新しい挑戦に皆さんで向かっていけた気持ちの原点を忘れることなく、これからも様々な課題に取り組みたい」と述べた。

高圧洗浄機を寄贈

2018-03-11 | 18'魚沼市のニュース

信越郵便局長会が魚沼市社協に


 一般財団法人信越郵便局長協会では地域貢献事業の一環として3月5日、魚沼市社会福祉協議会にエンジン式高圧洗浄機1台を寄贈した。
 贈呈式には、同会理事の田中進越後田沢郵便局長はじめ市内の郵便局長が出席。田中局長から魚沼市社会福祉協議会の櫻井伸一会長に目録が手渡された。
 田中局長が「これからも郵便局が地域の皆様とともに発展できるよう様々な活動に取り組みたい。高圧洗浄機は日頃の福祉業務に活用してください」とあいさつすると、櫻井会長からは「魚沼市では昨年、大雨による大きな被害があり、泥を片付ける作業に苦労しました。今回、高圧洗浄機を寄贈いただき、力強く感じています。今後の迅速な被災者支援に役立てていきます」とお礼が述べられていた。

伝統技能学んだ「魚沼!紙漉塾」

2018-03-04 | 18'魚沼市のニュース
一連の作業を2日間で体験


 魚沼市大沢地区に伝わる手漉き和紙の技能を学ぶ「魚沼!紙漉塾」が2月24、25の両日、同市大沢の友新工房で開催された。
 古来より日本各地で行われていた手漉き和紙作りは、明治時代器械製紙が導入されて以降、その数は減少し、魚沼市でも大沢地区に残るのみとなっている。
 紙漉塾は、失われつつある紙漉きの伝統技能を体験してもらうとともに、手漉き和紙の良さをより多くの人から知ってもらおうと、今回初めて開かれたもので魚沼市内を主体に18人が受講した。
 紙漉塾では、原料となる楮(こうぞ)の皮むきから、楮を叩いて繊維をほぐす作業、紙を漉いて乾かすまでの一連の手漉き和紙作りの作業を2日間の行程で学んだ。
 このうち1日目には紙を漉くまでの作業が行われ、参加した人たちは同工房の星吉寛さん、小野塚秀幸さんの指導により楮の皮むき、皮を繊維にするため木槌などで叩く作業などを体験。紙漉き体験では星さんらの指導を受けながら参加者が簀(す)を、コウゾの繊維とトロロアオイ、水を混ぜたものが入った漉き舟の中に入れ、繊維が平になるように慎重な面持ちで簀を動かしていた。
 1日目の作業を終えた参加からは「ちぎり絵を習っているので和紙に興味があって参加しました。大沢和紙は知っていましたが、体験する機会は無かったので貴重な体験になりました。細かな工程があり大変な作業だと思いました」との感想が聞かれていた。