魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

消防、警察が合同救助訓練

2013-02-23 | インポート

冬山遭難に適切な対応を

Img_7689小出警察署と魚沼市消防本部合同の「冬山遭難救助訓練」が2月20日、湯之谷地区の慈眼寺山などで実施された。
 冬山遭難の発生時における実践的な捜索救助技術・救出方法の習得を目的としたこの訓練には、消防署員と小出署員約30人が参加した。
 訓練は、慈眼寺山で雪崩が発生し2人が巻き込まれたという想定で実施された。あらかじめ遭難者に見立てたダミー人形を雪の中に埋めて、救助隊が「ゾンデ」という捜索用の棒を使って遭難者を捜索する訓練から始まり、両署員が一列に並んで棒を雪に刺しながら慎重に進み遭難者を探した。
 また、救助された遭難者に対して低体温症などや外傷の応急処置方法の実技・説明が行われた後、遭難者を救助用のボートに乗せて搬送する訓練も実施。山の斜面ではロープを使ってボートを引き上げたり、下ろしたりする訓練も行われていた。
 小出署管内の昨年の山岳遭難は発生件数7件、遭難者11人、負傷者1人で死者は無かった。
 今冬も積雪が多く、これからの時期は雪崩の発生も多くなることから、参加した署員は雪崩、山岳遭難に備えて真剣に訓練に取り組んでいた。


ありがとう作文コンクール

2013-02-23 | インポート

優秀賞の4作品を発表
市民大学では蒲原さんが講演

Img_7514魚沼市教育委員会と同市青少年健全育成市民会議の共催で毎年行なわれている「ありがとう作文コンクール」の発表会と「うおぬま市民大学講演会」が2月16日、小出郷文化会館で開かれ、コンクールで優秀作品に選ばれた児童4人の作文が発表されたほか、医師で僧侶、俳人でもある蒲原宏さんが「医者・坊主・南瓜ばなし~ありがとうの七・五調人生~」と題して講演した。
 ありがとう作文コンクールは、日ごろの両親や家族、地域の人たちへの「ありがとう」の気持ちを作文につづることで、子どもたちの感謝の心をつちかい、感謝の気持ちを大切にしてもらおうと行なわれている。今年度は魚沼市内や友好都市の東京足立区から1197作品が寄せられ、審査の結果、優秀賞4作品と入選賞12作品が選ばれた。
 発表会では優秀賞に選ばれた小出小学校2年の貝瀬望愛さん、同校6年の大島周さん、足立区立古千谷小学校4年の藤田瞬成さんが作文を発表したほか、都合で出席できなかった広神東小学校3年の佐藤諒太郎さんの作品が代読された。発表に続いては松原道子教育長から3人に表彰状が手渡された。
Img_7542この後の、うおぬま市民大学講演会では、医師で僧侶、俳人でもある蒲原宏さんが「医者・坊主・南瓜ばなし~ありがとうの七・五調人生~」と題して講演した。
 医師になった経緯や戦争体験など自らの足跡から語り始めた蒲原さん。「人間の価値は虚と実があり、周辺我で判断することが多いが、これは仮のこと。本当の価値、本我は、やさしさ、思いやり、誠実、正直などの人柄が本当の人間の価値」と語るとともに、「人間は他人にありがとうと言える時は幸せ」とし、幸福の条件として「天災に遭わないこと」、「治安が良いこと」、「思想、信条、言論の自由があること」、「貧しくないこと」、「心身が並であること」、「人間関係がよいこと」の6つを上げ、「人間関係を上手くやるには、ありがとうという言葉を忘れてはいけない。言葉は人間の接着剤」とユーモアを交えながら話していた。
 なお、ありがとう作文の入選賞受賞者は次のとおり(敬称略)。
【1年生の部】星夏芽(小出)、伊能詞緒(足立区・東渕江)
【2年生の部】井上裕介(宇賀地)、山口永子(須原)
【3年生の部】須田陽奈子(宇賀地)、福井樹祐(足立区・千寿第八)
【4年生の部】星友喜(井口)、眞島莉帆(堀之内)
【5年生の部】星真緒(井口)、水落風歌(堀之内)
【6年生の部】佐藤琳(小出)、米山花純(井口)


魚沼市が新年度予算案発表

2013-02-23 | インポート

一般会計は2・6%増の256億円

Img_7681魚沼市は平成25年度当初予算案を2月19日、報道関係者に発表した。
 新年度予算案発表にあたり大平悦子市長は《1》持続可能な地域医療体制の確立《2》産業の発展と雇用創出の推進《3》教育力の強化《4》いきいきと暮らし続ける地域づくり《5》次の世代に安心して引き継ぐための取組の5項目を主な施策として掲げ、「持続可能な地域医療体制の確立」については「県立小出病院に代わる新病院の建設に着手するほか、福祉や介護との連携によって地域医療を支える仕組みづくりを推進します。また、食を通じた市民の健康づくりを柱として『食育推進事業』に取り組みます」とし、「産業の発展と雇用創出の推進」については「引き続き水の郷工業団地への優良企業の誘致を進めるほか、『ひとり家庭等の在宅就業支援事業』や魚沼市雇用創出推進協議会の行う研修などにより、求職中の方や起業を目指す方の支援をします」と述べるとともに、「魚沼市版緑の分権改革」をなど各種の農林業振興事業により1次産業での雇用の創出を図るとした。
 「教育力の強化」については「魚沼市子育てビジョン」に基づき、幼児期から青年期までの一貫した教育をさらに推進、学校教育では小中学校の施設整備を進めるほか、少子化が進む中、学区のあり方の再検討、「子ども医療費助成事業」を拡大するなど子育て環境の整備、子育て世代の支援にも取り組むとし、「いきいきと暮らし続ける地域づくり」については「地域との絆推進事業」や「コミュニティ活動支援事業」により、地域で支え合う共助の仕組みを再構築を支援。住環境や生活環境では「住宅リフォーム支援事業」の継続とともに魚沼市独自のコミュニティFM局開局に向けた支援、新たな斎場の建設、し尿・浄化槽汚泥下水道投入施設建設にも着手することとした。
 「次の世代に安心して引き継ぐための取組」としては公共施設の再編、財政健全化計画や定員適正化計画を見直し財政の健全化を進めるとした。
 発表された平成25年度予算案は一般会計が総額250億6600万円で、24年度当初予算と比較して6億4000万円、率にして2・6%の増加となっている。
 歳入のうち市税収入については、0・3%の増の39億5650万円を見込んでいる。地方交付税は1・7%減の119億円。市債は20%減の21億8560万円となっている。
 歳出について主な事業をあげると、地域医療関連では新病院整備事業(病院事業会計)に8億1750万円、新病院開院準備支援事業に2500万円、食育推進事業に100万円、産業・雇用関連では企業誘致対策事業に1440万円、ひとり家庭等の在宅就業支援事業に6400万円、「魚沼市版緑の分権改革」関連の4事業に合計2380万円、環境学習プログラムの受入体制強化と活動プログラムの充実を図る体験型観光推進事業に2000万円を計上している。
 教育関連では、小学校施設整備事業(広神東・広神西・入広瀬)に2440万円、中学校施設整備事業(守門・入広瀬)に1360万円、学区再編計画策定事業に27万円、中学卒業まで対象を拡充する子ども医療費助成事業に8360万円、地域づくり関連では地域との「絆」推進事業に3100万円、コミュニティ活動支援事業に1640万円、市道整備事業に9500万円、消防庁舎建設事業に10億8180万円、住宅リフォーム支援事業に5000万円、コミュティFM局支援事業に900万円、斎場建設事業に1億2140万円、南魚沼市・湯沢町と共同で行う、し尿・浄化槽汚泥下水道投入施設建設に6100万円を計上している。
 なお、一般会計と6つの特別会計、4つの企業会計を合計した予算総額は458億700万円で、前年度当初と比較して25億6400万円、5・9%の増加となっている。


小出小で雪まつり

2013-02-23 | インポート

校庭に幻想的なミニかまくら

Img_7631小出小学校では「青空子ども会雪まつり」を2月18日に開催、夕方には児童たちがグラウンドに作った「ミニかまくら」に火が灯された。
 この日はあいにくの雨の天候となったが、午後から同校の児童約600人がグラウンドに思い思いの形のミニかまくらを行った。
 魚沼交流ネットワークの会員もミニかまくら作りをお手伝い。夕方には自分の願いを書いた紙コップにローソクを入れて灯が点された。
 日が暮れると、児童たちのミニかまくらの明かりが闇夜に浮かび上がり、グラウンドに幻想的な風景が広がり、一旦帰宅した児童が家族と一緒にやってきて、その眺めを楽しんでいた。


魚沼市のカップルが写真の前撮り

2013-02-23 | インポート

ゲレンデにウエディングドレス

Img_75592月16日、雪が舞う小出スキー場にタキシードとウエディングドレスのカップルが出現、ゲレンデの注目を集めた。
 結婚式の衣装でスキー場にやって来たのは魚沼市小出島の会社員、広井春樹さん(26)と同市堀之内の下村美里さん(25)のカップル。
 ふたりは今年4月に結婚式を挙げることになっており、この日は事前にドレス姿などの写真を撮影する「前撮り」で小出スキー場にやってきた。
 スキー場での撮影は広井さんの希望によるもの。19歳の時から小出スキー学校で子どもたちにスノーボードを指導している広井さん。「大好きな小出スキー場で、子どもたちと一緒に写真を撮りたい」と前撮りの場所にスキー場を加えた。
 子どもたちのレッスンが終る時刻に合わせて夕方に行われた撮影。雪が降る中、カップルでの撮影が終るとスキー学校の子どもたちや関係者がふたりの周りに集り、一緒に写真に納まった。
 子どもたちに笑顔を見せながらも「寒い」と思わず声をあげていたふたり。撮影終了後は「皆さんから協力していただいて、上手く撮影できてよかった」と笑顔を見せていた。


2日に薬師スキーカーニバル

2013-02-23 | インポート

「Negicco」ライブも

Img_5992魚沼市の薬師スキー場恒例の「薬師スキーカーニバル」が3月2日に行われる。
 当日は11時30分からフリーマーケットが始まり、スキー学校無料レッスンやスノーモービル試乗会や仮装ソリレースや宝探しなどの雪上イベントも行なわれる。
 18時からはスキースクール授業映写会、18時30分には開会式となり夜店が開店、呼び物のたいまつ滑降は19時20分から。
 19時50分からは新潟発のアイドルユニット「Negicco」のライブが開かれ、20時20分からの花火大会に続いて20時45分からは、くじ付きの福餅撒与でカーニバルを締めくくる。


3月16日に生物多様性セミナー

2013-02-23 | インポート

自然環境調査の成果を報告

「魚沼市生物多様性セミナー」が3月16日、小出ボランティアセンター多目的室で開催される。
 魚沼市では、平成23年度から里山を中心とした自然環境の調査を実施しており、セミナーでは24年度に実施した市民参加型の植物相、鳥類、昆虫調査についての成果が報告される。
 セミナーでは、植物、昆虫調査のリーダー3人により調査報告が行われ、続いて元新潟大学教授の石沢進氏が「調査結果から見える魚沼の植物と今後の課題」、小出野鳥の会の桑原和寿氏が「魚沼の野鳥と環境」、新潟県立植物園副園長の倉重祐二氏が「市民と進める植物保全の取組事例」と題して講演する。
 また会場には魚沼の植物写真パネルや子ども環境フォーラムのパネル展示も行われる。時間は13時30分から15時30分まで。


干溝歌舞伎のビデオが完成

2013-02-23 | インポート

記念公演の全演目収録

Img_5856昨年12月に小出郷文化会館で行われた「干溝歌舞伎復活10周年記念公演」のビデオがこのほど出来上がった。
 公演では中学生2人による「やまびこ三番叟」、女歌舞伎の「弁天娘女男白浪」、蝶花楼馬楽さんの落語「小言幸兵衛」と踊り「深川」、これまでの大事な節目や10年前の復活公演でも上演されてきた特別な演目「菅原伝授手習鑑 寺子屋」が上演され、ビデオには全幕が収められている。
 DVD(2枚1組)とブルーレイ(1枚)があり、いずれも2500円。申し込み、問い合わせは干溝歌舞伎保存会《電》025-792-7001(ダイカネ・大平さん)まで。


ハッピーマウンテンスノー

2013-02-23 | お知らせ

古民家で雪国を体験
参加者を募集

419485_315750718480893_1354129452_n子どもたちが雪国の生活を体験してもらう「ハッピーマウンテンスノー」が3月16、17の両日、魚沼市入広瀬地区で開催されることになり、参加者が募集されている。
 このイベントは、日本有数の豪雪地帯で子どもたちから様々な体験をしてもらおうと魚沼寺子屋実行委員会が実施するもの。
 同市大栃山の古民家「手しごと手ほどき館」に泊まりながら雪遊びやスノーシューハイク、郷土料理、餅つき、地域の文化などを体験する内容で、参加対象は小学4年生から6年生。定員30人。参加費は8000円(1泊2日・現地までの交通費は除く)。
 申し込み、問い合わせは魚沼寺子屋実行委員会事務局(NPO法人野外教育学修センター魚沼伝習館内《電》025-793-7320へ。


鼓童和太鼓セミナー

2013-02-23 | お知らせ

3月3日に文化会館で

鼓童「和太鼓セミナー」が3月3日、小出郷文化会館で開催される。
 世界的に活躍している和太鼓集団「鼓童」の斎藤栄一さんを講師とした初心者向けのセミナーで、定員は20人(先着)。参加費は一般1000円、高校生以下500円。時間は10時から12時。申し込みは文化振興室《電》025-792-8811へ。


「天地明察」を上映

2013-02-23 | インポート

3月22日から文化会館

Photo_2江戸時代に日本初の暦作りに挑戦した安井算哲を描いた映画「天地明察」が3月22日から24日まで小出郷文化会館で上映される。住民プロデュースによる魚沼映画の専門店の第108回上映会。
 将軍に囲碁を教える名家の息子として生まれた算哲は学問への造詣も深いが、星を見る事が好きで囲碁の傍ら天文学、数学、暦学に没頭する。会津藩主・保科正之は、そんな算哲を見込み、新しい暦を作る大計画のリーダーに抜擢、算哲は大事業に戸惑いながらも持ち前の誠実さとひたむきさで果敢に立ち向かっていく。
 上映は22日が19時から、23日が10時、14時、19時から、24日が10時、14時から。料金は一般1000円、学生・シニア・友の会会員など800円。問い合わせは同館《電》025-792-8811へ。


花紬体験や人形展

2013-02-23 | インポート

鈴木牧之記念館

南魚沼市塩沢の鈴木牧之記念館では、牧之通りの「三国街道塩沢宿ひな雪見かざり」に合わせて「花紬たいけん」と「今福進・新創作人形展」を開催している。
 「花紬たいけん」は、塩沢紬の布を使ってストラップを作る「つむぎ細工コース」と、押花でキーホルダーや絵はがきを作る「押花コース」があり、体験日は2月23日、3月3日、4日、9日。時間は9時30分から11時30分、13時から15時。参加費は1回500円から。
 昭和の子どもたち遊びいろいろ「今福進・新創作人形展」は同市内に工房を構える今福さんの、昭和初期の子どもたちの遊びを表現した人形を展示しているもの。剣玉遊び、駒まわし、竹とんぼ、縄とび、蝉とりなど約50点が展示されている。3月25日まで。
 開館時間は9時から16時30分。火曜休館。観覧料は大人500円、小中高250円。


記者日記

2013-02-23 | インポート

1月26日から始まった「結・8万8千の雪灯り」も後半となる。このイベントは、3月9日まで魚沼市内で行われるイベントに合わせ、地区単位や市内全域で夜ローソクを灯してもらおうという取り組み。「1本はみんなのために、そしてもう1本は自分のために、4万4千の市民全員の想いを込めた8万8千の灯りで冬を彩りましょう」と毎年呼びかけられてきている。また、イベントのシンボルである大型の「結ローソク」は期間中、各地域の祭りやイベントでリレーされている▼今後の予定は2月23日、きょうが「須原スノーカーニバル」。須原スキー場を会場に多彩なイベントが行われる。また、雪灯りイベントとして今泉「結の灯り」が今泉公会堂近くの田んぼで行われる。毎回趣向を凝らした作品で話題のこのイベント、今回は尾瀬をイメージした作品が計画されている。24日には小平尾天満宮まつり。3月1日は、守門神社「宮原押合大祭」。守門神社の押合大祭は、無病息災、五穀豊穣を祈願して樽の中の木札を押し合いながら奪い合う。また、境内では一般の人たちも参加できる福餅も行なわれる。3月2日は薬師スキー場の「薬師スキーカーニバル」。たいまつ滑降や花火大会、福餅まきなど毎年楽しいイベントが行なわれている。翌3日は湯の里雪まつり「百八灯」。雪の山の尾根に灯される無数の火は幻想的な風景を見せてくれ、今年も雪・墨・画が制作される▼9日は大石の東方稲荷春季例祭「大百八灯」である。参道300メートルの両脇に1千本のロウソクを灯し参拝者を迎えてくれ、山肌には「大」の火文字が浮かび上がる。同じく9日には入広瀬地区でキャンドルリレー最終イベント「雪明り雪中行群」が行なわれ、「結8万8千の雪灯り」の結ローソクも火を納めることになる。魚沼の冬は長いが、これからの時期は、寒中とは違って寒さも緩み、天候に恵まれる日も多くなってくる。イベント会場を訪れて、魚沼の冬を楽しんでみてはいかがだろうか。


「古代の越後国古志郡-八幡林遺跡出土木簡とその時代-」

2013-02-23 | お知らせ

来月3日に記念講演会
県立歴史博物館

長岡市関原町の新潟県立歴史博物館では、冬季企画展「古代の越後国古志郡-八幡林遺跡出土木簡とその時代-」記念講演会を3月3日、同館講堂で開催する。
 同展は、奈良平安時代の越後国古志郡地域の歴史を、「沼垂城」の文字が見える木簡の出土で全国的に注目を集めた八幡林遺跡をはじめとした木簡などの出土文字資料を中心に紹介しているもので、記念講演会では山形大学人文学部准教授の三上喜孝氏が「出土文字資料から見た古代越後の社会」と題して講演する。
 13時30分開会、参加無料。申し込み、問い合わせは同館《電》0258-47-6135へ。


3月3日に折立温泉「百八灯」

2013-02-23 | インポート

豊作願う炎の祭典

Photo折立温泉「百八灯」が今年も3月3日、魚沼市の折立温泉の魚沼マレットゴルフ場で行われる。
 百八灯祭りは、折立温泉で江戸時代初期、寛永年間の初めから行われているという伝統ある行事。山の麓にある小さな稲荷様から山頂に向けて、ワラを置き、夜を待ってそれに点火、暗い夜空に無数の火を浮び上がらせ、幻想的な光景を見せてくれる。
 当夜は、魚沼マレットゴルフ場の特設おまつり広場で18時30分から、やきそば、豚汁、もち、そばなどの無料サービスが始まり、名物の6人搗きの餅つきや、雪のステージでの演芸大会も。
 メインイベントの百八灯は19時30分に点火。20時からは花火の打ち上げ、その後、福餅撒与となる。
 また、今年も会場では魚沼市青島の画家・早津剛さんが巨大な雪壁をキャンバスに墨絵を描く「雪・墨・画」が制作される。
 「雪・墨・画」は、会場に巨大な雪壁を造り、雪国の民家を描き続けている早津さんが農業用の散布機を使って炭の粉を吹き付けたり、噴霧器で墨汁を吹き付けた後、壁面を削って、雪の積もった茅葺民家を描き出していくもの。